今回のテーマは、「スピリチュアルと科学」です
もっとわかりやすく言えよ!
※この記事は、科学や量子力学で目に見えない世界、精神世界、スピリチュアルを証明することに対するなんとなくぼくが感じている違和感を共有して、すみわけなんかをみていく内容になります。
スピリチュアルで言われるところの波動、量子力学分野の素粒子、不確定性原理なんかは、目に見えない世界がガチで証明されたで!なんてけっこうスピスピ言っている人がドヤると思うんです。
一方で、それ、科学でいうところの不確定性原理と違うから!科学をそんなことに使わないでくれ!なんていう人もいると思うんです。科学とスピリチュアルって水と油のように交わらないモノという認識がけっこう強いように感じますが、
ぼくの感覚では両方おもろい。これに尽きます。だからどちらかをどちらかで、その正当性・妥当性を証明するような類でなくていいのではないでしょうか?みなさんはどう感じていますか?
科学と量子力学とは?
ぼくは別に科学者でも理系めっちゃ好きやで。というわけでもないので、認識齟齬がじゃっかんあると思いますが、なるべくわかりやすく、科学における量子力学を少し説明していきます。
量子とはなにか?
量子は簡単にいえば、物質をつくるめっちゃ小さい単位のことですね。ポイントはめっちゃ小さい、ミクロな単位ということです。ここは覚えておいてください。
もちろん、人間の目にはみえません。1000000000000000分の1くらいです。
量子の種類には、電子とか光子、ニュートリノなんていうかっこいいやつもおります。
量子力学とは?
ぼくらが目に見えるものに関しては、だいたいどんな規則やルールがあって、どういう動きをするかがわかっています。つまり、地球においては重力があるから物は落ちるとか、水に熱を加えると蒸気になるとか、そういう類のやつです。
ただ、このめっちゃ小さい量子になると、どういう動きをするか摩訶不思議なんですね。これまでのぼくらが目で捉えられるモノの単位におけるルールや規則が適用されなくなるんです。え?まじ意味不明な動きするやん。って感じですかね。
そこでこのミクロすぎる量子がどんな動きをするかに関して科学者が実験してみようぜ!っていうやつが量子力学ですね。
二重スリットと量子の性質
このめっちゃ小さい量子には、粒子と波動の二重性があるとわかっています。つまり、めちゃくちゃ小さな粒。であると同時に、波のような性質も持っている。ってことですね。
ここにおける波は、確率波と呼ばれていて、若干ぼくらが想像する波とは違うニュアンスもあるのですが、今回はそこは置いておきましょう。
量子が粒的なやつと波的な性質があるとわかったのは20世紀でもっとも美しい実験とされた二重スリット実験です。干渉縞とかそういう言葉がでてきますよね。観測するとかうんちゃらとか。
もう少し、詳しくは以下の関連記事で言及していますので興味がある方は読んでみてください。
不確定性原理とは?
スピリチュアル系の人がこの量子力学において、よく用いるのは、不確定性原理なので、少し触れておきます。
不確定性原理の定義
量子力学における粒子と波動の二重性を古典論的な立場から理解するため,ウェルナー・カルル・ハイゼンベルクが導いた原理。
たとえば一つの電子の位置 x と運動量 p を測定したとき,その不確かさをそれぞれΔx,Δp とすると,ΔxΔp≧h/4π(h はプランク定数)という不確定性関係が成り立つことが示される。by コトバンク
正直、???連続ですよね。ぼくも意味が分かりません(笑)
ざっくり、大枠で捉えると科学は規則やルールを観察・観測する学問です。AというモノにBを加えたらCになる。AにBをしたらCという動きをする。みたいな感じですね。
これを不確定性原理に落とし込んでみましょう。端的にいうと、粒子(量子)くらい小さくなると、位置と運動量を同時に決めることはできない法則。みたいな説明にはなるのですが、
もう少しくだけた表現をすると、量子の動きをみていると、位置と動きがバラバラ(反比例)になる。そんなイメージです。
ニュートン(古典)力学では、例えば車が時速60キロで走れば3時間後には、今のところから180キロ地点におるで。ってことになるんですが、
これを不確定性原理からいうと、車をめっちゃ小さい粒子にして、時速60キロで走らせても180キロ地点にはいないで。って感じです。
とても粗い説明ですが、なんとなくイメージは掴めたでしょうか?
シュレディンガー方程式とは?
もう少しだけ、量子力学の話をします。シュレディンガー方程式は、量子力学における基礎的な方程式です。
位置と動きにある程度の法則性のある(解明された)観測や観察ならニュートンの運動方程式が成り立ちます。mr=Fですね。
量子力学だとこのいわば「常識」が通用しないので、新たに方程式つくってそこから分析してみようで。っていうのがシュレディンガー方程式です。数式は少し複雑で余計に頭が混乱すると思うので省きますね(笑)
なんとなく、イメージだけ掴めてもらえればうれしいです。とにもかくにも、量子力学は、物質の最小単位がどんな動きや反応を起こすのかっていうとてもミクロな世界からマクロな世界を捉えたろ。って感じの学問です。
これをスピリチュアル的な人は科学でも目に見えない世界を証明している!とか言いつつ、科学者っぽい人たちは、いやいやそもそもそういうんじゃないからなんてやりあっている図式が微妙にあると思っています。
引き寄せの法則は量子力学で説明・証明できるって本当?嘘?
ぼくは、量子力学のプロでもないし、引き寄せの法則のプロでもないので、そもそもこんな話、徒労に終わる感が否めませんが、少しだけ両者の意見をみていきましょう。
スピリチュアルにおける引き寄せの法則
引き寄せの法則は、簡単に言えば、思ったことが現実になる。これですね。このブログでも何度もピックアップしているし、引き寄せの法則知ってるで!っていう人がほとんどだと思うので端折ります。
つまり、ぼくらのすべては見えない量子で構成されていて、それがどんな動きをするかはわからん(ことはわかっている)から、人間の意識でなんでも思い通りになっちゃいます。
そして、人間の意識は意識と無意識、顕在意識と潜在意識があって、潜在意識が多くを占めています→潜在意識を変える方法は・・・なんて続きますね。
かなり強引さを引き出しているような感じですかね。量子力学に引き寄せの法則出すとやっぱりけっこう都合の良い解釈っぽいなという印象は否めませんね。(笑)
量子力学における引き寄せの法則
量子力学に引き寄せの法則なんてものはもちろんないんですが、量子力学の前提はミクロの世界です。これ、マクロの世界になるともうニュートン力学あるからお役ごめん。って感じになるんです。先ほど言った、運動と位置ですね。
ここでいうミクロ=目に見えない世界、マクロ=目に見える世界と大枠で捉えてもいいです。
つまり、量子力学や不確定性原理からいうと、ぼくらの世界が人間の意識で位置が決まったり、運動量が左右されるなんて前提条件が吹き飛びますね(笑)だって、ミクロの世界の学問ですので。
なんとなく、両者の主張するところがわかってきたでしょうか?まあ、本当にどっちでもいいんですけどね(笑)
スピリチュアルを証明する量子力学はないかも?
そもそも、スピリチュアルとは。というところも共通認識や定義が分かれるところだとぼくはけっこう思っているので、なんとも・・のところはありますが、スピリチュアルって証明しなくて良くないですかね?
そもそも、量子力学は、あらゆるものの最小単位、量子くんを分析する学問で、目に見えない世界=スピリチュアルやで。スピリチュアル証明するで。ってなる必要はぼくはないと感じています。
元も子もないことを言ってしまえば、証明できたからと言ってなんなのか。ってことですよね(笑)
ハイゼンベルクの不確定性原理や二重スリット実験を初めて知った時はけっこう興奮したし、スピリチュアルっぽい感じで意識の力、目に見えないおばけや宇宙人と遭遇したときもやっぱり興奮しましたよ、ぼくは。だって方向性は違えど両方おもしろいじゃないですかね。
だから、スピリチュアルを科学で量子力学で説明や証明するのも、反対に科学や量子力学でスピリチュアルを叩くのもぼくはパワー使うところ、エネルギー注ぐところそこじゃなくて良いんではないかな。というような感覚がありますよ。
みなさんはどう思いますか?
スピリチュアルと科学の違いや位置づけは?
スピリチュアルも科学も量子力学もぼくはとても魅力を感じます。人間とは?物質とは?なんなのか。そこにルールや法則性はあるのか?そもそも宇宙とは?みたいな話にもつながってくるので、ロマン感じますよね。めっちゃロマンです(笑)
ぼくなりのスピリチュアルと科学の位置づけを共有しておきます。まあ、蓼食う虫も好き好き。これに尽きますよね。
目に見える世界と見えない世界
スピリチュアルと科学をざっくり、目に見える世界と見えない世界でわけてみましょう。もちろん、かなり大雑把に分けています。
例えば、ヒーリングやサイキックっぽいのをスピリチュアルとしたら、目に見えるぼくらが使用できるヒーリンググッズ、セージ・お香、パワーストーン、質の高い飲食物は科学です。
すべてはエネルギーやぼくらは意識体っぽいでという考えをスピリチュアルとしたら、好きな場所でなんか心地いいなとか壮大な自然で胸がスーーーってする感情は科学です。
ね?両方とても素敵じゃないですかね?そして、ぼくの感覚では両極端に位置するモノとか、相反するモノではないですね。
スピリチュアルとテクノロジーが融合すると?
科学やそう、ここで思い当たるのがみんな大好き関暁夫ちゃんですよね。精神テクノロジー文明です(笑)
今後、もしかしたらミクロの世界の量子力学がニュートン力学を凌駕する分野が出てくるかもしれません。常識や定説とされていたことが覆る可能性もあります。
スピリチュアルについてもまったく同じです。ハイヤーセルフや宇宙人、意識パワーはぼくの体験や感覚では「証明」できてそれらは在るのですが、もしかしたら、え?それやっぱなし!ってことがあるかもしれませんよね。
だからといって、科学はやっぱり偽物、スピリチュアルは本物、逆に、科学が本物、スピリチュアルは偽物ってことにみなさんはなるでしょうか?ここがやっぱりぼくらの面白いところなのかとぼくは思っています。
精神テクノロジー文明
少し、話を変えて、せっかく科学がでてきたので精神テクノロジー文明にも触れていきます。関暁夫ちゃんがテンション高めに捉える精神テクノロジー文明ですが、AIや科学技術で、ぼくらのサイキック能力を開花させたり、精神性を高めるなんて感じのやつです。
これについてもぼくは一緒で、どっちもおもろい。そして、例えば、AIやテクノロジーでテレポーテーションや透視能力ができればそれはとても面白いし、逆にAIやテクノロジーがきっかけにならずサイキックに目覚めてもおもしろくないですかね?
どちらがより優れていて、どちらがより劣っているかとかそういう文脈で捉えるよりも、どっちもおもろくて楽しそうだね。色々やってみたらいいんじゃない?っていう感覚でいた方がよりこれからの変化や過程を楽しめるよな気がぼくはしています。
まあ、ぼくはマイクロチップは埋めませんけどね(笑)
ぼくらの科学文明はこれからめちゃくちゃ進歩するかもしれません。それと同時に、やっぱりわからないことがでてきて、スピリチュアルっぽい考え方や感覚も必要になってくるかもしれません。医療分野でも一緒です。
それで、ぼくらの感情とか生活とか、感覚がちょっとだけでも視点が変わったり、常識やルールがアップデートされたらとても楽しそうな世界になるとぼくは思います。人の好みは大変興味深いところではありますよね。
まとめ:スピリチュアルを科学や量子力学で証明できるって本当?嘘?
今回の記事は、スピリチュアルにおける科学や量子力学のお話でした。
ぼくの結論としては、繰り返しにはなりますが、どうでもいい&どちらもおもろい。になります。科学的なことを否定して、あるいはたまに擁護してスピリチュアル的な解釈の引き出しにするのも、スピリチュアルで科学を使うなよ。乙。っていうのも、
なんか違和感があります。どちらも学問や考え方、在り方だったり方程式として、ぼくは等号不等号でくくれるようなモノではないと感じています。科学のおかげでこうやってPCに文字を打ち込められるわけですし。
反対にスピリチュアルのおかげでぼくは人間ってなんじゃろ?現実ってなんじゃろ?自分ってなにかな?宇宙人おるんかな?とかロマン溢れる毎日を過ごせているので、両方ありがてえ。です(笑)
あと、そもそも証明できたからと言って、実現できたからと言ってそれがなんなのか。ってところは大いにありますよね(笑)大事なのは1人1人の感性だし、感覚だし、好みですし。科学もスピリチュアルもフラクタルな部分ですよね。
自分の感覚や感情部分、知識や好奇心の部分に蓋をつけずに、閉じ込めることさえしなければ、もっと色々なことを楽しめる場がぼくらがいるところなので、これからもとても楽しみですよね。
みなさんはどう思いますか?
いつも読んでくださってありがとうございます!
はじめまして。
たまたま気になったので「スピリチュアルと科学」で検索したら1番にヒットし拝見いたしました。
私は幼少期から父親の霊感の強さに振り回されてきた人生で、これをどうにか科学的に証明できないか!とあれこれ模索してきました。
自身がウツや癌になり、治療家となって医学や量子力学、最近ではアインシュタインの最後の手紙の分析と、スピリチュアル的な瞑想などから独自の理論を組み立て証明に励んでおります。
ご興味があればHPからご覧頂けたらと思います。
よろしくお願いします。