今回のテーマは「スピリチュアルにおける考え」です。
どっちも摩訶不思議!
※この記事は、スピリチュアルにおける様々な考えについて、20世紀と21世紀にポピュラーな考えを比較してみる内容になります。
チャネリングなどのサイキック能力、アカシックレコードからスターシードまで、スピリチュアルの世界にはいろいろな解釈と概念があります。
どれが正解でどれが不正解という話ではなく、ぼくは自分が納得できたり、共感できる考えを取り入れたら良いと真面目に思っています。
20世紀寄りのスピリチュアルは古くダメです。21世紀にシフトしましょう。という話ではもちろんありません。
バランスよく自分のチャンネル合わせをしていくのがおすすめです。紙媒体の本に良い点もあり、電子書籍にも良い点があります。
そんなイメージで読んでみてください。
今回のお話の流れ!
- 20世紀スピリチュアルと21世紀スピリチュアル
- 時間概念
- 前世や過去世
- 魂レベル
- スターシード
- アセンションや覚醒
- チャネリングやサイキック能力
- ハイヤーセルフ
- アカシックレコード
- ワンネス
- まとめ
20世紀と21世紀のスピリチュアルの違い
まずは大枠での特徴の違いをみていきましょう。
ちなみに、ここでいうスピリチュアルは精神世界とかみえない世界と大雑把なものです。
20世紀Ver.のスピリチュアル
まずは、20世紀くらいの主な特徴や考えを挙げてみます。
- 特別である
- 選民思想チック
- 分離
- 時間がかかるモノ
- 一定、固定タイプ
- 誇張しがち
- 優劣強め
- etc..
簡単に言ってしまえば、ぼくらが神様に抱くようなイメージです。
みえない世界は特別で、上と下にしっかり分かれている。そんな考えが主流でした。
21世紀Ver.のスピリチュアル
次に、21世紀くらいの主な特徴や考えをみてみましょう。
- 特別ではない
- 一体・調和
- 瞬時に起こる、今ここ
- 柔軟(フレキシブル)
- バリエーション豊富
- ノージャッジメント寄り
- etc..
要約すると、自由で輪郭が曖昧な考えが多いという感じです。
みえない世界は、特別ではなく、柔軟性に溢れ、全体性を見出す考えがメインです。
どっちが本質?
この手の話に、どちらが正しい、間違いだ。という価値判断基準は非常に個人的な話に集約されます。
どちらも一長一短があります。
例えばですが、20世紀よりは固定なのでわかりやすいです。21世紀よりはなんでもアリなのでわかりにくいのかもしれません。 究極、ただの好みです。
ぼくはわりと、21世紀寄りの考えに共感することが多いです。(もちろん20世紀寄りの考えも嫌いではないです。)
スピリチュアルにおける時間概念の違い
ここからは、個々をテーマにどんな違いがあるかみていきます。
まずは「時間」です。
20世紀スピリチュアルの「時間」
時間については20世紀くらいまでは、以下のような考えが主流でした。
- 過去・現在・未来は分かれている
- 時間は直線的できしかない(過去→未来へ)
- etc..
「時間」に対する考えは、過去から未来に流れるもの。という考えが20世紀バージョンのスピリチュアルです。まあ、ぼくらが体感しているものと一緒です。
そこから派生して、スターシードや転生、アカシックレコードをみています。
21世紀スピリチュアルの「時間」
一方で、21世紀では、「時間」の概念は少しアップデートされています。
- 過去・現在・未来は同時に存在する
- 時間は歪曲的なものである。
- etc..
みなさんが、よく聞く「今ここにすべてがある。」という考えです。
この観点から、スターシードやアカシックレコードをみることももちろん可能です。
エックハルト・トールの「今」とバシャールの並行現実世界「パラレルワールド」
前世や過去世、生まれ変わりの違い
次に、「生まれ変わり」という解釈の違いをみてみましょう。
20世紀スピリチュアルの前世・生まれ変わり
20世紀くらいまでは、以下のような考えが主流でした。
- 魂は生まれ変わる
- 過去世と現世は明確に分かれている
- etc..
例えばですが、50年前は○○星、現在は地球人。100年前は、アメリカ人、現在は日本人。なんてイメージです。
時間概念が直線的なので転生もそれに準じます。
21世紀スピリチュアルの前世・生まれ変わり
- 生まれ変わりもあるにはある。
- 前世と現世は同時に今ここにある。
- etc..
生まれ変わりがない。と否定はしていませんが、今ここにすべてが同時に存在する。という考えを転生にも適用させることが多いです。
例えばですが、「今ここ」に、魔女だった前世が20パーセント、宇宙人っぽい未来世が40パーセント、残りは地球人の現世です。なんてイメージです。
前世を知る7つの方法!自分の前世記憶を調べ思い出すカルマ解消とは?
魂レベルや魂年齢における違い
魂レベル編です。
20世紀スピリチュアルの魂レベル
魂レベルがあるとするのが20世紀です。
- 魂にレベルや年齢はある。
- 魂レベルが高い人は人生辛め
- 人間は魂を成長するために生まれる
- 魂レベルの高低≒波動の高低
- etc..
乗り越えられない試練はない系のコンセプトから魂レベルを見ることが多いです。
21世紀スピリチュアルの魂レベル
魂にレベルも年齢もないかも。という意見もあります。
- 魂にレベルや年齢はない。
- 個性やグラデーションの違い
- 「1つ」からの派生
- etc..
時間概念が歪曲なので、魂をレベル的に捉えることは矛盾するというコンセプトが多いです。
スターシードやライトワーカー、宇宙由来の魂の違い
スターシード編です。
スターシード(20世紀Ver)
スターシードは宇宙から来る魂で英雄主義的な考えが目立ちます。
- 宇宙人の生まれ変わり
- 地球のアセンションをサポート
- スターシードは苦労する
- 特別で人口の○○割!
- etc..
地球→波動低い、宇宙→波動高いなどの固定的な考えや、スターシードはアセンションのサポートします。的なヒーローイズムでエゴい意見が目立ちます。
スターシード(21世紀Ver)
スターシードは、わりと全員かも。って意見が多いです。
- 今この時点でのエネルギー
- 自分探しの1つのツール
- 「1つ」からの派生
- 全員スターシード色があるかも
- etc..
21世紀はフラクタルな視点を適用させることが多いので、スターシードも一緒です。
今、この時点で、地球人の成分、宇宙人の成分の比率的な考えが多いです。アセンションも特に言及することはないです。
アセンションにおける違い
アセンション、覚醒編です。
20世紀的なアセンション
こちらもがっちりした考えが好まれます。
- 地球の次元上昇
- 低次元から高次元へ
- 目に見える<目に見えないが絶対大事!
- 選民思想チック、特別感がある
- 時間がかかり、痛みや苦労・犠牲を伴う
- etc..
次元上昇を、特別な人に起こる「現象」や「出来事」に捉える説明が多いのと、特別感がわりと強い意見がポピュラーです。
21世紀的なアセンション
こちらは、周波数の違いで捉える文脈がメインです。
- 時間の幻想を破ること
- 起こるモノではなく、選択すること
- 愛と光の波動領域
- 「自分」がわかる道のり
- 自分と他の境界線があいまいになる過程
- etc..
アセンションの定義は本当に多岐にわたるものですが、21世紀寄りでは、何か起こるイベント的な要素は少なく、自分の内側をアップデートさせていくもの。という
意見がわりと多くなります。
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目覚め、覚醒における違い
目覚め、アウェイクニング、覚醒編です。
目覚め、覚醒(20世紀寄り)
- 修行が必要
- 痛みや苦しみを伴う
- 目覚めると素晴らしい
- サイキック能力が身につく
- 幸せになれる
- etc..
なにをもって「目覚め」とするかは本当に人それぞれですが、サイキックな側面だったり、幸福論につなげがちな意見があります。
目覚めや覚醒(21世紀寄り)
- 誰でもできる
- 時間はかからず、今この瞬間起こる
- 条件や定義はない
- 「自分」がわかる道のり
- etc..
21世紀的な目覚めは、特に条件や定義があるものではなく、自分の視点や視野が広がるプロセスを指摘していることがメインになっている印象です。
チャネリングなどのサイキック能力の違い
ザ・サイキック能力についてです。
20世紀版サイキック能力
こちらは、ギフトとしての「才能」としてがメインです。
- 特別な人しかやるべきではない(危険)
- 過去生や未来、アカシックレコードがみえる
- メッセージを見える、聞こえる
- 高次元の存在が素晴らしい
- 正しい作法ややり方でしか無理
- etc..
危険、特別、条件付きがわりとメインな概念で捉えていくのが20世紀のサイキック能力です。
21世紀版サイキック能力
フラクタルな意見が多いです。
- 誰でもできる(やっている)
- 高次元も肉体も一緒
- 作法ややり方にルールはなく自由
- 情報は完璧にわかる必要がない
- 五感や直感の延長線
- 「今」ここに関するメッセージ
- etc..
チャネリングをはじめとした目に見えないものを捉えるものはそれが先天的だろうと後天的だろうと、すべて一緒で、
みんながフラクタルな内側の宇宙にアクセスしている状態をサイキックとすることが多いです。
ハイヤーセルフなどの高次元の違い
「高次」の概念が広くなります。
20世紀の高次の存在
こちらも特別で、上下関係が目立ちます。
- 素晴らしい
- 神
- 上下関係がある
- 高次の存在は導くもの
- 救世主
- etc..
目に見えない存在は、高尚な存在である。というコンセプトがベースにあります。
21世紀の高次の存在
こちらは、フラットな目線が多いです。
- 高低ではなく「違い」
- 自分の「素」に近いもの
- 常に「今」ここにいる
- 導くよりはサポーター的存在
- みんなにいる
- etc..
高次の存在やハイヤーセルフを神様的に捉えるよりはもう少しやわらかく見据える印象です。
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アカシックレコードの違い
アカシックレコード編です。
20世紀のアカシックレコード
- 特別な人がアクセス可能
- 宇宙の図書館、記録庫
- 自分の外側にあるもの
- etc..
時間概念が直線的なところから、アカシックレコードという概念をみていくイメージです。
21世紀のアカシックレコード
- 誰でもできる(やっている)
- 今ここにあるもの
- 自分の内側にあるもの
- etc..
いまここにすべてあって、常にアップロード&アップデートされ続けるクラウド上のデータベースというコンセプトが近いですかね。
アカシックレコードに繋がりリーディングする簡単な方法はたった1つ
ワンネスにおける違い
ワンネスバージョンです。
20世紀的ワンネス
- すべては「1つ」
- その1つとそれ以外は別物
- 神様?
- etc..
20世紀寄りの考えでは、大元は1つ。までは21世紀も一緒なんですが、そこの分離が強いイメージです。
21世紀的ワンネス
- 宇宙=私、私=宇宙
- ヒエラルキーはない
- エネルギーの源
- etc..
21世紀的ワンネスは、 「神が自身を経験するため」 という要素をもちつつ、神と私(ミクロとマクロ)の違いがほぼない概念がベースです。
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まとめ:スピリチュアルっていろんな解釈できておもろいです。
スピリチュアルの概念でわりと、疑問が多くなりそうなものを今回はピックアップしてみました。もちろん、まだまだあります。
ちなみに、20世紀と21世紀的と分けたのは、実際にそう。というものもあればぼくが勝手に解釈したものもあります。
大切なのは、20世紀は古くダメとか、21世紀は新しく良いものとすぐに判断しないことだと感じます。
正解や不正解ではなく、自分のハートに聞いたり、面白さを見出したり、共感できるものを適用させるのをわりとおすすめします。
スピリチュアルを発信している媒体は今日日、めちゃくちゃあります。20世紀と21世紀で明確に分けられるものばかりではなく、
中には、20世紀の成分が36%、21世紀の成分が63%、残りの1%が22世紀的!なんて価値観もあります。
(この言い回しは21世紀的です。)
20世紀→21世紀は、フィクス(固定)からフラクタル(柔軟)な視点のスピリチュアルに変化しましたが、22世紀はどうなるんでしょうね?
話しのネタが尽きなさそうです。
ぜひぜひバランスよく、大いに暇つぶしがてらいろんな考えを妄想していきましょう。
質問や意見があればコメントにてお待ちしております。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。