今回のテーマはメンタルつよしです。
イエス!メンタル!!
※この記事はメンタルが強い人、精神的なタフさを持っている人の特徴を15個ほどピックアップしつつメンタルつよつよになる方法などをシェアしていく内容になります。
メンタルってなんだよというといわゆる精神的なエナジーですよね。
日本語だと打たれ強いとかそういう解釈が多い印象です。ただ、今回扱うメンタルが強い人というのはぼくは、打たれ強いだけだと不十分で、より自分を深くしっているインテリジェントな人って定義した方が適切な気がします。
理由としては、打たれ強い打たれ弱いなんていうのは性質の一部であり、それをどう活かすかをわかったほうがやっぱりタフになると思うからです。
日本語だといろんなニュアンスを醸し出すメンタルですが、今回は内なるパワーをなかなか信じられない人が自分の内面の力を見出せるきっかけになると嬉しいです。
- メンタルが強いってなによ?
- メンタルが強い人の特徴
- メンタルが強い人になるには?
- まとめ
メンタルが強いってなに?
まずはメンタルが強いを定義してみます。
打たれ強い人ではないと思う
メンタルが強い=精神的に打たれ強い人、という定義はよくされますが、ぼくはそれでは不十分だと思っています。
心理学でいうところのレジリエンスが抵抗力や回復力なども含むのがわりと妥当なラインだと思います。(もっといろいろと含んでいいと思いますけどね。)
理由としては、サンドバックにされても立ち上がり、クヨクヨしないことだけが強さだというよりも、いかに自分の安心安全領域を知っていて、どうやれば自分は復活するかを知れる人のほうが利便性が高さそうだからです。
クヨクヨしてしまう自分を認めることも強さなんですよね。
なので、ぼくが思うメンタルが強い人というのはわりと自分を知っていて、ありのままの自分にイエスといえるような人だと勝手に思っています。
(今回の記事でも、打たれ強い、逆境に強いという意味だけではないメンタルが強いという言葉にしてみます。)
メンタルが強い人の特徴15選
メンタルが強い人といっても、いろいろな要素があると個人的には思います。特徴と題して今回は数ある要素の中で、メンタルが強さを構築するいくつかの要素を絞って紹介してみます。
- 勇気
- 好奇心
- やさしさ
- 愛
- インテリジェンス
- 創造性
- 感謝
- リーダーシップ
- 慎重さ
- ユーモア(軽薄さ)
- 謙遜
- 誠実さ
- チームワーク
- スピリチュアリティ
- 諦めない心
特徴っていう言葉で表すなら勇気があるとかに置き換えて読んでみてください。
①勇気
ここでいう勇気とは恐れない。とかではなく、恐れを抱えながらも自分が困難だったり、苦手と思える状況に立ち向かったり、向き合ったりできる勇気のことです。
シンプルにリスクをとるマインドのことともいえるでしょう。
②好奇心
こちらは、新しいことを学びたいとする意欲、関心のマインドです。好奇心の反対を文字通りみると、無関心になりますが、それはひいては無気力とか無力感につながると感じます。
なので、好奇心があると、メンタルが健全な状態に近いようなイメージです。
③優しさ
メンタルを構成する要素の1つであるという意見がわりとある印象です。
やさしさというのは、自分に対してはもちろんですが、他人に対してもですね。(心のバウンダリーを無視して)なんでもかんでも言うことを聞くということではなく、相手をちゃんと受け入れるのは強いといえるでしょう。
④愛
もう、文句なしに構成する要素に入っていいと思います。
愛にはいろいろな種類がありますが、すべてメンタル強いに結びつくものだとぼくは思いますよ。もちろんですが、他人に対してだけではなくありのままの自分を愛することも入ります。
⑤インテリジェンス
インテリジェンスは日本語に訳すと、知性とか知能になります。
ただ、頭がいいとか回転が速いとかそういう部類ではなく、新しいアイディアを受け入れる心だったり、世界に対する関心や知識欲をここでは差すとしておきましょう。頭がいいでもいいですけどね。
⑥創造性
クリエイティブは、センスのある人を指すみたいな言い回しがありますが、ここでは、それよりも想像力、問題に対しての解決力(問題ではなく解決をみる心)、経験や知識を活用することを意味しておきます。
創造性がない人はいませんから。
⑦感謝の気持ち
感謝できる人はシンプルに強い気がします。ただ、注意しておきたいのは、例えば自分が傷つけられたのにありがとう!とか、殴られて感謝!とかではもちろんないですよね。笑
あらゆる出来事の中で落ち込んだり、ネガティブな感情がでてきてもいいので、次第に復活していくことを決める意志としての感謝も含んでいいと思います。
⑧リーダーシップ
物事や自分、他人をけん引する力のことですね。
ぼくはメンタル面でいうと、組織を引っ張る力というよりは、自分の人生を自らの意思で引っ張ると決める力のことのような気がします。
⑨慎重さ
勇気と無謀を混同してはいけない。というやつですね。
恐れを抱えつつもどうすれば自分はそこに立ち向かえるだろうかと考えられる力のことだと思います。
⑩ユーモア
こちらは、深刻になりすぎないというやつで、いい意味でどうにもならないことはどうにもならないということを人間をやっていると学ぶ機会はたくさんあります。
すべてを自分のコントロール下に置かなくても案外へっちゃらです。
⑪謙遜
謙遜の直接的な意味は、へりくだることにはなりますが、ここでいう謙遜や謙虚さというのは、自分の弱さを認めること、そして限界を知ることです。
自分の限界を超えてまで何者かになろうとするとメンタルはしばしばボロボロになりやすいです。理由としては、自分の不足感を原動力として使うことになるからです。
⑫誠実
これは自分に正直にあるマインドのことですね。(ある意味他人にもだと思います。)
自分の言っていること、思っていることと、実際の行動を合わせるような言動の一致といってもいいでしょう。
⑬チームワーク
チームワークというのは、自分を押し殺して、他人合わせるマインドのことではなく、自分と同じくらいに他人も周りも尊重するマインドのことだと個人的には感じます。
ハーモニーです。
⑭スピリチュアリティ
スピリチュアリティと言っても多岐にわたる意味合いを含みますが、ここでいうスピリチュアリティは、自分が創造主の一部であると感じること。
あるいは、その創造主≒自分であることとするような心です。なぜこれがマインドつよつよにつながるかというと、自分が完璧でベストな存在だと感じられるようになる第一歩だからです。
⑮あきらめない心
壁や困難が訪れても粘り強く諦めないマインドのことです。
ただし、「執着心」とこの諦めない心はしばしば混同されがちなので注意しておきましょう。
メンタルが強い人になる習慣!精神的に強くなる10の方法
メンタルがヘルシーな状態や様々な構成要素がわかったところで次にどうやって精神的に強い人になるかみたいな方法論の話をします。
この辺りは千差万別でいろいろなアプローチがありますが、ここでは考え方や心持ちなどを紹介してみます。
①楽観
自分の人生をわりとライトに考えて楽観傾向にあるとき、希望が湧いてくることが多くないでしょうか?
未来を楽観視することによって、人生に希望ができ、それが自分に対する自信と落ち着きを付与すると個人的には思います。
反対に、悲観的なゾーンにいると、希望よりも不安要素が強くなり、最悪のケースを想定します。
注意しておきたいのは、無理に楽観視したり、ポジティブになる必要はないということです。
将来何が起こるかわからないけど、まあなんとかなるさ。とか、今のままの自分でも十分だよなあとぼんやり感じられるゾーンを大事にしておきたいですね。
そうなれないから困るんじゃないか!という人は以下の記事でも読んで不安への向き合い方の参考にしてみてください。
②過去の過ちにこだわらない
人間なので誰でもミスしたり過ちを犯すことはあります。でも、そのミスや過ちがいかにダメだったか。自分がいかに優れていないかを言い聞かせる内面の批判家になるのは生産的とはいえないですよね。
罪悪感と恥の監獄に自分を閉じ込めて固くカギをするようなものです。
マインドが強くなるという状態においては、勇気をもって間違いや弱さを認め先に進むと決意する意志のことだとネイティブインディアンっぽい人が言っていた気がします。
③問題ではなく解決をみる
メンタルがぼろぼろの状態では視野が極端に狭くなり、問題がどれだけひどいか、状況がどれだけ悪いかに焦点が合いがちになります。
そうすることで解決に向かったり、心が解放されるならばいいのですが、そんなケースは結構稀だと思います。
何がダメかに時間を費やし粗探しを続けるよりも、何ができるかを考えてみましょう。
④自分なりの「勇気」を学ぶ
メンタルが強い状態とは、恐れもなく自信にみなぎりクヨクヨしない状態です。という人は多いかもしれませんがぼくは決してそうは思いません。むしろそんな自信たっぷりな人ってレアだと思いますよ。
ぼくなりに勇気を定義すると、自分の内面の恐れが人生を支配することを許可しないということ。そして、恐怖心を抱えてもいいから物事に向き合うことの2つの側面があると感じています。
要するに自分のコンフォートゾーン(ネガティブな意味であきらめる、これでいいか。仕方ないなど。)を抜ける意志のことです。
⑤自分の信仰心をはぐくむ
宗教を信じなさい。神を信じなさい。とかそういう話ではもちろんありません。
信仰する対象については外側にいる神様だろうと、内側にいる神様だろうとどちらでもいいんですが、自分が不十分な存在ではなく完全に満ち足りた存在であるというマインドを育む、使うということです。
ぼくは外側にいる「何か」というよりは、内側にいる静かだけど強い神さまは信じていたりもします。
⑥自分に責任を持つ
ここでいう責任とはすべて自分のせいである!と背負いこむような重い責任感ではありません。(もちろんそう思うことでタフになれる人はそうした方がいいかもしれません。)
むしろ、自らの意思で自分の人生に答えることのできる能力のことです。素直さや誠実性ともいえます。
⑦コミュニティ、頼れる人をみつける
同じ目標や目的、同じエネルギー感で歩める仲間というのはとても助けになります。(互いにとって)
自分が孤立してしまうと、すべて自分で背負うことになるのがきついですよね。頼るのも頼られるのも上手になるのがメンタルが強い人だとぼくは勝手に思いますよ。
⑧体の健康を心がける
スピリチュアル的に言わなくとも、心と身体が一定の関わりをもつという研究データはたくさんあります。例えば恐怖心によって、心臓の疾患が多い傾向にあったり、免疫疾患をわずらうなどですね。
週に何度か運動をする、自分の身体が調子がいいルーティンや食生活を知ることはひいてはメンタルの強さを構築することになるでしょう。
⑨弱さや恐れを認める
だれしも恐怖心や自分のダメなところがあります。
そのありのままのダメなところもいいところもさらけ出すことで、自分に対して誠実になり、さらには周りからも誠実さが受け取れるといわれます。
怖がってもダメでもいいからそれにコントロールされない自分を見出していきましょう。
⑩自分の心をマインドフルにする
マインドフルというのは、簡単に言えばありのままを受け取ることです。物事を善悪で判断せず、認識して流れていく心持ですね。
マインドフルになる方法としては、瞑想、エクササイズ、読書、新しいことを試す、呼吸法、ジャーナリングなどポピュラーになっています。
マインドを強くする方法まとめ
少し長くなったのでまとめてみましょう。
- 希望をもつ
- 過去の過ちにすがらない
- 問題ではなく解決をみる
- 「勇気」を定義する
- 「信仰心」を育む
- 「責任」をもつ
- コミュニティや帰属意識をみにつける
- 身体の健康を意識する
- 弱さや恐れを認める
- マインドフル
今回は、いろいろな角度からメンタル強いをみにつける方法をご紹介しましたが、参考になれば嬉しいです。
自分のメンタルが強い状態がふつうかも
何か困難があったり、自分に辛いことがあると、その理由を主には外側に探して、あーでもないこーでもないと打ちひしがれるのは仕方のないことです。
ただ、そこから回復したり、抵抗できる力を養えるのも人間のまた素晴らしいところでもありますよね。
アメリカの詩人であるロバート・フロストは
「人生で学んだすべてを私は3語にまとめられる。それは「何があっても人生には続きがある」ということだ。」
ロバート・フロスト
という名言を残してあちらの世界にトリップしたそうです。
そうなんですよ。it goes onなので、全然大丈夫です。
みなさんはメンタルつよつよになるためにどんなことをエッセンスとしているでしょうか?いつも読んでくださってありがとうございます。