ヒーリング基礎講座開催11月20日~

子供のころ親に教わりたかった人生で大切にしたいこと

まめたろう
まめたろう

親の価値観を引き継ぐ?引き継がない?

たっかぶり
たっかぶり

愛がゆえにですな。

※この記事は、「ほとんど」の両親が子供におそらく言わないであろう5つくらいのことを個人的な主観で並べて、それ教わりたかったなあ。と勝手に振り返ってみる内容になります。

生まれたばかりのひよこは最初に目に入ったものを「親」として認識します。人間はというと、物心がつくかつかないかくらいに親として認識するらしいです。(たいてい母親を先に認識するよ。)

物理的な影響はもちろんですが、見えない部分、例えば感情やエネルギーの部分においても、ぼくらは親(あるいはそれに近い肉親)から引き継いで世界をみることが多いと心理学やスピリチュアルの分野でいわれています。

ぼく自身を鑑みても確かに親(や家族)の価値観を自分に適応させることは本当に多い気がします。それが良いことか悪いことかは星の数だけ答えがあるとして、

親が与える影響の問題は、(ネガティブだろうとポジティブだろうと)それが本当に「その子」にとって正解かどうかわからないのに最大公約数だけが正解だと思わせることにあるとぼくは感じています。

言い換えれば、その基準や正解を自分が満たしていれば優で満たしていなければ劣になっちゃうところですね。

なので、今回は、別に自分にとって正解じゃなければ、最大公約数に入らない人もたくさんいていいんだよ。という観点からいろんな考え方を紹介してみます。

今、実際に親をやっている人も、親の面倒をみている人も、まさに親から面食らっているわ。という人もいろんな人のヒントになれば嬉しいです。

今回のお話の流れ
  1. 親の人生観と子供の価値観
  2. 親に教わりたかった人生の教訓5つ
  3. まとめ

親の人生観は子供の人生に影響を与える?

親の価値観が子供の人生に影響を与えることはぼくらの実感としてもそうですし、心理学でも言われていることですね。

人生脚本と親

TA(交流分析)の提唱者で、カナダの精神科医、エリックバーンは、人間は幼少期に「自分はこう生きるのだ。」と無意識に自分の価値観を形成するといい、それを人生脚本と名付けています。

彼によると、人生脚本とは、

人生早期に親の影響の下に発達し、現在も進行中のプログラムを言い、個人の人生の最も重要な局面で、どう行動すべきか指図するものである

と定義されます。厳密に言えば、両親(とその他の体験や影響を与える人々)です。

彼の理論を少し拡大解釈するのであれば、幼少期に教わった価値観に基づいてぼくらは世界をみていることになります。

ちなみに、スピリチュアルな分野では、これを代々さかのぼりまくって、これを家系のカルマといいます。

つまり、親が培った価値観の元はその親にあるということですね。

親の価値観を引き継ぐ2パターン

個人的な今までの経験ですが、この親の価値観を引き継ぐにおいては、2パターンあると思っています。

1つは、文字通り引き継ぐパターンです。親の価値観を自分にとっても正しい価値のあるものとし、模範解答にしていくパターンです。

もう1つは、反対に反面教師とするパターンです。こちらは親が嫌いだ(だった)から自分はそうならないようにしようとするパターンです。

例えば、「お金は汚いもの。」という価値観を親が持っているとしましょう。

前者のパターンでは、文字通りお金は汚いものと思うので、お金を得ることに抵抗感があったり、お金持ちが嫌いだったりがリアクションとしてでてきます。

後者のパターンでは、お金で苦労している両親はダサい。となるので、お金持ちになろうと頑張ったり、お金得ている人にあこがれを抱くことがリアクションとしてできます。

自分にとってのバランスを探す

ぼく自身の結論から先回りしていうと、親が影響を与えることは確かにあるとして、それが自分にとっての正解かバランスをとれる価値観になるのかどうかを本当に見極める必要があるだけだと思います。

何が正解という話は、あくまで社会や親の価値観に基づいての正解であって、結局は自分がどう生きたいかそして、自分の個性や感性、環境はどういうものかを知るひとつのきっかけになるだけです。

言葉にするならそんなものですが、これが実際に自分の目の前にもし、がんじがらめにあるとしたらそれは人生をかけてゆっくり外したり、ほどいたりしていくものです。

ファミリーカルマとは?家系・先祖のカルマを解消する役割をもつ人へ

親に教わりたかった人生で大切なこと

親の影響がまあまあ甚大であることがわかったうえで、今回の主要テーマである人生で大切なことにいってみようと思います。

もし、人生が親のせいでめちゃくちゃになってしまったという人がいるなら、何を教わりたかったか知っておきたかったか妄想しながら読んでみてください。

①豊かさを手にいれるために苦労はいらない

英語でいえば「Money doesn’t grow on trees.」ということわざです。古き良き日本人マインドだと、お金を手に入れるためには頑張らない(苦労しない)といけない。という類のあれです。

もしかしたら、ぼくらの親の世代はそうだったといえます。そういう社会やシステムを築くためにそういう価値観をもった人材が必要だったからでしょうね。

いまや21世紀になったので、お金、もっと広く言えば豊かさというのは、苦労してコツコツ働いたものだけが手に入れるものではなくなりましたよね。

さらに言えば、お金=豊かさと定義するかどうかも人によっては曖昧なラインな気がします。

なので子供に言っておきたいのは、豊かさは今ここで手に入るとかスピリチュアルマスターなことは未熟すぎるぼくには言えませんが1つ確かなのは

自分にとっての豊かさを自分で決めていいということです。もし、世界がそれにノーと言ってもぼくはイエスと言える親でありたいです。というと言い過ぎですけどね。

スピリチュアルにおける豊かさとは?豊かさの定義を比較検討してみた

②長いものに巻かれなくても大丈夫

社会のレールに適合していないぼくがいうと説得力のかけらもないんですが、

流行に乗ったり、長いものに巻かれなくても人間案外へっちゃらということはこの30年間くらいで学んだことの大きな1つです。

親の価値観のネガティブな側面を一言で表すなら、ぼくは「こうすべき」とか「こうすべきじゃない」の強固なオリジナルルールに尽きると思います。

そんなものは自分の世界で決めても案外いいんですよ。

③自分の価値は自分で決める

他人に冷たくなりなさいとか、周りを省みなくていいとかそういうことではもちろんありません。

ただ、本来なら自分で決めていいことはたくさんあると拙い今までの人生経験上たくさんあると思っています。

例えばですが、

  • 感情
  • 価値観
  • 気付き
  • 選択
  • 行動
  • 限界
  • 能力
  • 思考パターン
  • ピュアな欲求
  • 愛とか愛情
  • 肉体

つまるところ、自分の境界線の内側にあるものは声を大にしてもいいと子供にいってあげたいですね。

心の境界線を引く7つの方法!バウンダリーは健全な人間関係に必須?

④自分にとっての喜びは周りの喜びになる

人間なのであらゆる関係の中で誰かを傷つけてしまったり、誰かをないがしろにしてしまうシチュエーションがあると思います。(すべての人のニーズを完璧に満たすには未熟すぎる人類ですから。)

ただ、ぼくらは比較的、誰かのために生きよ。〇〇みたくなれ。と教わることが多いような気がします。(もちろんそうじゃない人もたくさんいますけどね。)

なので、もし自分を犠牲にしたり、蔑むことで平和や調和、周りをたてているのであればそれはヘルシーじゃないのでやめておきましょう。

自分をベストフレンドにしても別に誰も傷つかない世界線もたくさんあるのは知っておきたいです。

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⑤ラベルは貼ってもはがしてもいい

いわゆるレッテルを他人にも自分にも貼る必要はないということです。厳密に言えば、そのレッテル(変な肩書)を貼るのもはがしても自由だということです。

例えば、男であればこうしなきゃいけない。とか女であればこうなるべきとかそういう類ですね。

世俗的なあれこれもあれば地域的なあれこれもあるはずです。

もちろん、それを身に着けることで楽になることもありますが、ぼくの個人的な意見をいうと自由が狭まるという観点でいえばけっこう厄介です。

結局親に教わりたいことって・・

つまるところぼくは親(だけでなくこの世界も含むけどね。)から教わりたいことって、人間は面白いという1点に尽きると思います。

スピリチュアルな言い回しをすれば、世界は自由と愛に満ちているなんて感じでしょうか。

昨今は親ガチャなんて言葉がソーシャルメディアやTV界隈をにぎわせることもある日本です。

確かに親を(自覚的に)選ぶことは難しいのですが、それでもどんな環境であれ、魂の一部がイエスと言ったから今ここにいる気がしてなりません。

親なのに、親だからこそと思うことも日々たくさんあるとは思いますが、受け取ったものも引き継ぐものもあくまで自分やその相手にとってはどうかを問う人でありたいですね。

親は自分の人生を創造するきっかけにはなるかもね

親や自分が育ってきた環境においては本当に様々なケースがあると思います。

多種多様なケースをこれまで見聞きしてきましたが、共通項をあげるとすると正解なんてない。ということだと思います。

冒頭でも言いましたが、親が与える影響で問題なところは、本来ならば正解は星の数ほどあってもいいはずなのに、最大公約数だけがなぜか正解に思わされるところだと思います。

そして、その「正解」が自分にとってはどうかを吟味する前に、「善悪」あるいは「優劣」だと信じ込まされる(自分で盲目的に信じてしまう)人生はけっこうきついです。

きっかけやフック、あらゆる言動のトリガーに親がいるとして、それが自分に合わないものであればゆるりとアンインストールしていき自分を再構築していきたいですよね。

そして、ぼくなんかが生物学上の親をやっているわけなんですが、あくまで息子と自分にとってはどうかを常に問い続けられるようなマインドは持ちたい限りでございます。

こんな堅苦しいことを言いつつ最近は、マンイーターというニンテンドースイッチのサメがいろんな生物を食べて食物連鎖の頂点に立つまでを描いたちょいグロ?なゲームを息子とやっています。

(人生初のゲームにしてエキセントリックなチョイスをした息子の将来はすこぶるやばそうですね。)

大きく(強く)なるには犠牲を伴う。弱肉強食みたいな側面で切り取るのではなく、自分の選択と意志次第で食べる側にも食べられる側にも、あるいは、そのゲームから抜け出すことも可能なんだよ。

ということをマンイーターを通じて学べたらと思います笑

おすすめのニンテンドースイッチのソフトがあれば教えてください。

話が全然違う方向にいってしまったけど、いつも読んでくださってありがとうございます。

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