今回のテーマは「ミラーワーク」です。
鏡に向かってえいえいおーです。
※この記事は、ルイーズ・L・ヘイさんというスピリチュアル界隈ではめちゃくちゃ有名な講演家さんが、生み出したミラーワークで自己肯定感を高める実践方法をご紹介する内容になります。
ルイーズ・ヘイさんは、3年ほど前に齢90歳にしてこの世を去っている方なのですが、今もなお、その著書は、全世界で自己愛に関する教科書になっていると個人的には思います。
御年60歳にて、出版社ヘイハウスを設立し、引き寄せの法則の始祖といわれるようなエスター・ヒックス、オラクルカードで有名なドリーン・バーチュー、奇跡のコースで知られるアラン・コーエンなどなど、
スピリチュアル界隈の大基盤となるような作家さんたちを輩出し、スピリチュアルの世界をもっとも豊かにした人の1人だと勝手に思います。(You can heal your lifeはヒーリングブックの決定版といっても過言ではないと思います。)
そんなルイーズ・ヘイさんが自己愛を育んだり、ヘルシーな自己肯定感を育む方法の1つとしてご紹介しているのがミラーワークとなります。彼女の代名詞ともいえます。
- ついつい自分を否定的に捉える人
- 自己肯定感を高めたいけど具体的な方法を知りたい人
- 人生を自分で変えたい人
- お金をかけずに自己愛を育みたい人
ミラーワークは、ルイーズヘイのテクニックの代名詞ともいわれ、自己愛、セルフケア、他人との関係をヘルシーなものにするのを目的としたセルフヒーリングの1つです。
詳しいミラーワークのやり方は後述しますが、とてもシンプルにいってしまうと、
用意するのは鏡のみです。(今だったら、鏡ではなくても、自分の顔がみれるスマホとかPCでもOKかなと。)
「〇〇(自分の名前)、愛しているよ。本当に愛している。」
これを鏡に映った自分に対して、一日に何度もいうだけです。
ここの「愛している」は、別に文字通りじゃなくても、大好きだよ!とかめっちゃすごいよ。とかいつも頑張ってくれてありがとうとか。なんでもいいみたいです。好きなフレーズで。
毎日一定時間鏡を覗き込み、優しく話しかけるだけでOKならお金もかけずにできそうな気がしませんか?
そして、このミラーワークでは、より思いやりのある寛容な自分とのつながりを育むことができます。
ミラーワークの1つには、5分間、なにもせずただ鏡に映る自分の目をみつめる。的なことがあります。
自分で自分をみつめることで大きく分けて2つのことが起きるようです。
①ネガティブな感情と向き合う
ルイーズヘイは、ミラーワークによって、
鏡はあなたの感情を反射させます。また、あなたが何に抵抗しているのか、な反対に何がオープンでスムーズなものなのかを認識させます。
あなたが人生を豊かに満ちた体験としたいのであれば、どんな思い込みを手放す必要があるのかがはっきりとわかります。
と述べています。
つまり、ミラーワークによって、内側の批評家が表面化し、自分のネガティブな感情、つまづいているところなんかが浮き彫りになり、
素直な自分自身になるためどんな思い込みがあるかを特定できる予感です。
②本来の自分と出会う
本来の自分というと、いろんな解釈が出てきますが、インナーチャイルド、魂、ハイヤーセルフ、直感などなどの言葉で言い表します。
自分の人生がスムーズにいかないとき、ルイーズヘイの言葉を借りるなら、自分の内側か外側に「抵抗している」ものがあります。
ミラーワークによって、その「抵抗しているもの」を切り替えることによって、本来のスムーズな流れ、あるいはオープンな自分に巡りあえるというわけです。
余談ですが、最も古い歴史は、紀元前6000年から8000年にさかのぼるそうです。現在のトルコ、アナトリア地域で、古代の鏡が発見されています。その古い鏡には黒曜石がつかわれています。
しかも、その黒曜石は、自分の影の部分を統合、心理的な浄化や保護を象徴する石と言われています。
本当に紀元前6000年前にミラーワーク的なやつがあったかは令和のぼくらは知る由もないんですがなんかロマンですね。
なので、結論から言ってしまうと、自分の抵抗していたものを浮き彫りにしスムーズな流れに乗ることによって自己肯定感が育まれたり、自己愛が芽生えたり、人によっては人生(の解釈)が変わるなんてことも全然起き得ると思います。
デメリットはその過程がわりと辛い人もいるのかなと。
しかもほぼタダみたいなもんでそれができるわけですから、やらない手はないと個人的には思います。
ミラーワークがなかなか優秀なテクニックらしいことがわかったところで、今度はその詳細をみてみましょう。
ミラーワークの公式方法みたいなものは先ほどご紹介したルイーズヘイの著書「Mirror work 21 Days to Heal Your Life」を読むのが良いと思います。(日本語版は意味わからない値段なので英語版がおすすめ。)
まずはミラーワークの基本原則的なものをご覧ください。
- 自分にしっくりくる言葉を用いる(以下で解説します)
- 毎日最低2分は行う
- 他に邪魔が入らないようにプライベートな空間でや行う
- 感情的になっていい。解放させた方がよい
- 感じたことをメモしたり、書き留める(日記をつける)
ステップ①ミラーワークをする時間をだんだんと長くしてみる
ミラーワークは長ければ長いほど、その深い変化や反応が望めるといわれます。
なので、最低を2分とし、そこから慣れてきたら、5分、10分、30分とやってみてましょう。
それが自分で選んで自分のためだけに贅沢に使える時間≒エネルギーとなっていきます。
ステップ②自分にとっての最適な時間をみつける
ミラーワークはいつやってもいいとされていますが、基本的には寝る前に行う人が多いようです。
個人的には朝、ご家族や同居人がいる方は、少し早めに起きて怪しいんですけど、モーニングルーティンの1つにするのもありだと思います。
鏡でなくてもセルフィーでも全然いいので、1人でゆったり自分を解放できる時間を確保しましょう。
ステップ③自分にしっくりくるアファメーション(言葉)をつくる
言葉というのは、言わずもがなエネルギーなので、ぼくたちが自分で生み出し自分でそれを享受できるツールの1つです。
なかでもアファメーション、意図、宣言は、マインドコントロール的なネガティブな意味ではなく、自分の中にあるポジティブな意思を現実化できるものだと思っています。
基本的にはポジティブなワード、例えば「私(自分の名前でも可)には美しい魂や心があります。」とか「私には無限の可能性があります。」などをピックアップしておくのが好ましいです。
でも、鏡の前に立つと、なんて悲惨な顔をしているんだ。とか、なんかシワが増えて老いた?みたいなネガティブな考えがでてくるときもあります。
そんなときは、無理にそれでも美しいと思えとぼくは思いません。そんなときは、「シワが増えて老いた私でも大丈夫です。そんな私を受け入れ、美しくなる道がわかっています。美しくなる準備の途中にいます」
みたいに、否定した自分を受け止める。できそうなら、肯定にもっていく。という感じが良いでしょう。受け止めるだけでもいいんですよ。
アファメーション。自分にしっくりくる言葉リストみたいなのをいくつか作っておいて、毎日1つそれを言うとか、1週間に1つのルーティンにするとかいろいろとしっくりくる方向性を発見していきましょう。
ミラーワークの言葉選びでは、例えば以下のようなものがあります。
- 私は自分を愛しています。
- 私は自分を愛することを学んでいます。
- 私には思いやりがあります。
- 私には素直さ、誠実さがあります。
- 私は愛される価値があります。
- 今の私は100%十分です。
- 私は、今まさにこの瞬間を生きています。
- 怖い、不安、嫉妬などの感情を持っても大丈夫です。
- 自分がどれだけユニークかをわかっていて大好きです。
- 私は美しい存在です。
- 私には豊かさがあります。
- 私は、自分の直感、知恵を信頼しています。
- 私は、宇宙とつながり創造主で生きる感覚を理解しています。
- 私は本来の自分にオープンです。
- etc..
自己肯定感を高めるワードから少しスピリチュアルっぽいワードまで、なんでもいいので自分に対して励ましのエールを送るイメージでやってみましょう。
そして、大事なのは、自分に嘘をつかないことです。自分を愛している。と言えない日もありますよ。全然ね。
なのでそんなときは、私は自分を愛することを学びます。とか今はできなくても、学びたいです。みたいにゆるやかな言葉をチョイスしてあげましょう。
ステップ④しっくりくる言葉を繰り返す
ミラーワークは声を出すべきか否かという疑問が上がるひとも多いのですが、ぼくはどっちでもいいと思います。
声に出すことがしっくりくる日もあれば、頭のなかで反芻することで良い感じのエネルギーフロウがつくれるときもあるからです。
回数に関しては、達成できそうな現実的な回数、2分なら最低10回。と決めて、やるみたいな感じでいいでしょう。
100回以上やるとめちゃくちゃいいみたいな意見もよくあるんですが、ぼくは量より質派なので、ただただ自分をいつわってよくわかないけどやってみるかより、ミラーワークのときは穏やかに噛みしめつつやっていく方が
効率が良い気がしています。
自分自身の目を自分で直視しつつ、自分で選んだ言葉の主語を自分の名前に変更することで無意識(潜在意識)に強烈に響くといわれます。ここは試しながら自分の心地いいものを探してみましょう。
ステップ⑤感情を解放し受け止める
ミラーワークを続けていると、前述したとおり、自分でみるのを避けていた古傷がうずき、あふれ出ることがあります。
それは幼いころ抑圧した感情や記憶かもしれませんし、社会にでていくうえで身に着けていたありのままではない自分かもしれません。
これはミラーワークがとてもポジティブに働いている証拠なので、きつくなったら少し休みつつ自分のペースで続けてみることが大事です。
そして、(性差別主義者ではないんですが、)一般的に男性の方が女性に比べ、感情の解放がへたくそと言われます。論理立てて物事を考えるよう条件づけられることが多いからです。
もし、頭で考えすぎて、このミラーワークをやっている自分に気が付いたらもう少し感覚的な方を使うことを意識してみましょう。
この過程でインナーチャイルドの古傷に出会う人も多いはず。
ステップ⑥頭、胸、お腹に手を置く
心というのは、頭、心臓(胸)、腸にあると最近では言われます。
なので、ミラーワークを終えたら、自分に思いやりをもつ、安心感を与えるという意味で、頭、胸、お腹にどちらの手でもいいのでおいてみてください。
この単純な作業で、本来の自分のエネルギーフロウが具体化されることになります。(自分の全体に浸透します。)
ステップ⑦気づきや発見をメモ&書き留める
あとで振り返る必要が出てくるかどうかは別にして、自分の感情を言葉として書くことで、ボディ、マインド、スピリットの整理ができるといわれます。
ひとことだけでもいいし、言葉として成り立っていなくてもいいので、
ミラーワークをやって、生まれた感情、どういう思考回路が出てきたのか、どう感じたのかなどなど自分にまつわる何かをかいてみましょう。
感想(結果)を書くよりも、気持ちや思考に焦点をあてておくのがいいです。
もし、古い記憶とか、そんなことあったかな?みたいな自分を疑うシチュエーションがでてきたとしてもそれは妄想ではなく重要なメッセージなので、ぜひ書き留めましょう。
めちゃくちゃシンプルですが、はるか昔から行われていたとされるミラーワークはけっこう良いテクニックの1つです。ルイーズヘイの著書は21日間と書いてありますが、最低そのくらいはやってみるといいでしょう。
ぼくも昔毎日やっていたことがあって、思い出したので今回書いてみました。せっかく書いたので今日からまたやっていこうと思っています。
よくアスリートとか経営者が俺はできる。私はすごい。みたいなことを毎日言うみたいな話を聞くのですが、ミラーワークはその深いバージョンだと思ってもらってOKかなと思います。
こんなんで人生変わるわけないじゃんと思う人は、人生変わるわけないとあきらめている自分を受け入れ、人生を変えるきっかけを学びます。みたいにミラーワークやるといいでしょう。
思考が現実化するとこの界隈では言われますが、エネルギーフロウの滞りがスムーズになれば、もちろんみえる世界も変化していくと思いますよ。
抜本的に変わるかは謎ですし、運がめちゃくちゃよくなるかは知りませんが、自分のしっくりくるものに目が入りやすくなるでしょう。
ぜひぜひただできるミラーワークお試しあれ。
いつも読んでくださってありがとうございます。
ちょうど今たまたま鏡を見ながら、なんか今日の顔良い感じと自分を褒めていたところに今回のブログを拝見し、タイミングの良さに驚きました‼︎ これを機に私もじっくりと実践してみようかと思います、ありがとうございます♪
いつもありがとうございます~!
ぼくも実践中です!ぜひやってみましょう!☺