今回は「エックハルトトール」の引用です。
安定のヨーダ感。
※この記事は、エックハルトトールが著書やインタビューなどから言っていた名言集を紹介し尽くす内容です。
エックハルト・トールは、スピリチュアル、精神世界の作家、講演家として知られています。世界で最も影響を与えるスピリチュアルマスターと言ってもまったく過言ではありません。
彼の著書には、the power of nowなど本当に全世界で読まれまくっている有名な本がたくさんあります。ぼく自身、いろいろなスピリチュアル系の本を読んだり、オンラインでみたりきいたりするのですが、the:原点というのが、
このエックハルト・トールです。
人生にはうまくいくときもあれば、そうではない困難に直面するようなタイミングもあります。そのすべてにあなたのエッセンスが詰まっていることをもう一度思い出してみましょう。
- エックハルト・トールが好きな人
- 人生で迷子になりがちな人
- いろいろなことがうまくいっていない人
- 自分を信じてみたい人
人生の意味をスピリチュアルから切り取ると、本当にいろいろな視点がありますが、共通項が1つあります。
それは自分自身の創造と自己実現です。もうちょっとスピリチュアル寄りするとソース(宇宙)の自己実現です。
もう少しかみ砕いた表現をすると、自分がいったいぜんたい何者であるかを知るということです。
この自己実現を達成する手段として、大雑把に分けて2つのパターンがあります。
1つは、人生で何かを成し遂げるぞなどという内側から外側に向けて自分を表現するようなものです。これは創造的な部分です。
もう1つは、その反対で、自分の内側に深く入り、ただただ肉体として存在することに自分のエッセンスを見出すいわば外側から内側に向けて自己実現をするかたちです。
前者の目的をもつ魂は、例えば大きなプロジェクトをやってみたり、自分以外と積極的に関係性を結んでいく中で、自分っていったい全体何者なんだろう?ということを学びます。
後者の目的をもつ魂は、例えば、ガーデニングを楽しんだり、ささやかな日常に感謝したり、ただあることを楽しむことで世界に貢献します。
つまり、形あるものの創造と、形のないエッセンスの認識(自己実現)の両方を通じて、自分自身を知ること、そしてそれが宇宙の目的であり、その一部としてぼくらが今ここに生まれてきた理由になります。
なんだかよくわからないと思うけど、とにかく何かを成し遂げたいぞ!と思ってくる人もいれば、今ここは完璧なんだよとそれを味わう人もいるってことです。あらゆる創造のパターンが宇宙です。それがつまるところあなたのエッセンスです。
人生の目的が良い感じに創造と自己実現の両方を成すということが分かったところでエックハルトトールの名言集でもみながら良い感じのバイブレーションに包まれてみてください。
①「今この瞬間」こそがもっとも大切なものである
いやあ、今ここが大事なんだよ。と言葉ではわかっていてもついつい僕らは過去や未来に目を向ける。そしてこれこそが人生におけるもっとも大きな思い込みや信念の1つなんですよね。
次の瞬間や過去の瞬間にこそ教訓があるなんてのは幻想というのは個人的にはめちゃくちゃ刺さるんですよ。
②置かれた場所でこそ花咲く
今ここの意識を持ったとしてもどうしようもないときもあるんですよ。
ただ、その時3つの選択肢によって花が咲くと彼は言いたいんでしょうね。
③今ここにイエスをいう
これは、そうなんですよ。笑
内側での摩擦や抵抗に気が付くには、今ここにイエスと言う必要があります。そして、人生そのものに反対のエネルギーをぶつけていることを認めることこそが人生で最もした方がいい失敗になると個人的には思います。
イエスと自分にいうと、いろんなプロセスがあるにせよ、すべてのエネルギーが自分のために動いていることに気が付くんですよ。それを見守るのがミソです。
④人生は、意識の進化に最も役立つ経験を与えてくれます
人生でどんなことがあるにせよ、それはあなたの意識の進化に役立つことだといわれます。
意識の進化とはエネルギーにはグラデーションがあることを知り、今この瞬間を味わうことにあります。
要するにどんな経験もプロセスで学びと気づきにあふれているということです。
⑤真剣にならない
これはエックハルトトールのマインド理論なんですよ。
人生で起こることはすべて中立だけど、そこに付加価値をつけるのがマインドでありエゴの役割になります。それが良いか悪いかは別にして、もしそのマインドに支配された心で世界をみつめていて、それが自分を縛る何かになっているのであれば、
解放することでパワーオブナウがわかっていきます。
⑥愛とはあなたの外側にあるものではありません。
愛とは何かと言われると、この世界、この宇宙で最もパワフルかつ、ぼくらのつながりを表す最大公約数的なエネルギーです。
宇宙における愛とは当たり前かつ当然にいつでもただそこにある全肯定エナジーなんですよ。
分離の反対です。
⑦ネガティブなことを考えれば考えるほど、あなたの心はネガティブなものに取りつかれます。
ネガティブ思考になるのは、人間の防衛本能によるものです。
危険を感じ取れないとサバイブできなかったんですよ、原始の時代はね。ただもう、ぼくらは令和時代にいるので、そんなに危機感マックスにならなくてもなんとかなるものです。
だって、なんとかなるからです。
⑧不平不満を言うと、自分が被害者になります。
自分の状況や現状、過去の環境や待遇、その他すべてに不平不満はつきものです。
不平不満はこの世界を拒絶することにもなるので、離れるか受け入れるかの選択をぼくらはできます。
大切なことは、ブロッコリーにマヨネーズかけるかかけないかくらいいつもシンプルなんですよ。
⑨過去を尊重することと、それに没頭することの間には、絶妙なバランスがあります。
過去に執着し、しがみつく時期があります。どうしても離れないことがあります。
再びそこから脱却して今ある自分に気が付くにはそのトリガーを探すことです。それが許しなんですよ。
⑩手放すには、強さと勇気が必要です。
物事を手放すことと、それが喪失することはイコールと考えられがちですが、そうではないんです。
あなたのバイブレーションにあったものがいつも周りにあるんですよ。
それを手放すことが良いとか悪いとかそういう話ではなく、本当に自分にとって必要かどうかを吟味するその時間とエネルギーこそがこの人生におけるエッセンスになるということです。
⑪あなたの本質は存在であって、行為ではありません。
花は咲くから美しいのか?と言われると、美しいとジャッジメントするのはいつも周りと自分です。
咲かなくても咲いても花は花なんですよ。それは、人間が生まれるはるか前からある普遍的なものなんですよ。
⑫自分自身や他人を定義することをやめる
いやあ、刺さりますね。ぼくらは何らかの形で定義したり、定義されたりを繰り返しながら自分のアイデンティティとも呼べるものを確保していくんですが、その定義や分類って一ミリもあの世には持って帰れませんからね。
それによって、ネガティブな経験と自分そのものを同一視するのはあるあるだけど、それクレイジーだからよろしくってことです。こういうのがエックハルトトールの好きなところなんですよね。
⑬あなたのマインド以上のものがあなたです。
マインド、感情や思考の厄介なところは、それが自分のすべてだと思い込ませるのが得意なことにあります。
あらゆる出来事には背景があり、その奥や先にはただありのままの自分がいます。それが内なるかみさまです。
⑭真の愛があるところにはエゴはありません。
異性や同性におけるパートナーシップにおいても、友人関係においても、エゴや利害関係のある関係性は自然に消滅するか、互いに苦しい何かを抱えながらカルマティックな感じになるのが落ちです。
オーセンティックなあり方を自分にも相手にもできるような関係性がいいですよね。
⑮戦うものは何でも強固になり、抵抗するものは居座り続けます。
この抵抗しない、戦わないは、現実から逃避するのとは似て非なるものです。
自分のダメなところ、良いところをすべて抵抗せずにそして戦わずに全部まとめて受け入れるということです。そこには抵抗していたエゴがあることに気付くでしょう。
⑯他者に対する力とは、弱さをオープンにできる強さです。
強さとは自分のダメなところや嫌なところをもオープンにする意志=「弱さ」です。これは名言です。
今ここを感じるとき、取り繕う必要のない圧倒的かつ壮大な事実にぼくらは気付くことができます。
⑰すべての依存症は痛みに始まり、痛みに終わる
依存傾向の思い込みを突き詰めると〇〇なしではだめだ。という自分への拒否感や拒絶感、無価値感などにいきつくことが多いです。
そんなものはないってことに気が付くためにぼくらは生まれてきているのかもしれません。
⑱排他性は神の愛ではなく、エゴの「愛」です。
気を付けておきたいのは、エゴの愛はダメで神の愛の方が素晴らしいというエゴい判断ではありません。
ただ、そこにあるものを感じ取るのが愛で、その強弱があるよね。とマスタートールは言いたいんだと個人的には思いますよ。
肉体がなくなれば、どんなものにも共通点を見出すと彼は言いますが、それが愛なんだと思います。
⑲オーセンティック生きることを求める。
最近ぼくはこのオーセンティックというもつ言葉のパワーに惹かれます。
人生の中で、何かを演じるのは多少は仕方のないことでしょう。親としての自分、子どもとのしての自分、日本人としての自分、会社のとある立場での自分。
いろいろな側面をぼくらはもっているのですが、オーセンティックでありのままの自分でいても、楽なところに常にいたいですよね。
⑳私たちは神を神として「見る」のではなく、神を自分たちのありのままとしてみます。
要するに神=宇宙は自分そのものであることを表すスピリチュアル界隈では切っても切れない教訓だと思います。
㉑求めることは幸福のアンチテーゼである。
ここは色々な解釈に分かれると思うのですが、大金やラグジュアリーな生活、豊富な人間関係などを求めてはいけないと禁止しているということではないと思います。
求めるということは、自分がそれを持っていないということを無意識では認識している状態とイコールなので、求めずに、それらが欲しければ自分の願望として宇宙に届けていいんですよ。求めているってことは渇望ですから。
そもそも幸福というのはそこにあるものに気が付く方がエネルギー的な要素としては大きいですからね。
ただ、内なる平和になると、大金と大金じゃない状態には境界線はなくなるよ。って話です。内なる平和というのは今この瞬間です。
㉒ あなたが与えるものは、あなたが得るものです。
宇宙にいる僕らに共通するものですね。
得たものは与えたもの。与えたものは得るものなんですよ。惜しみなく貰って、惜しみなく与えましょう。
なにを?
エネルギー(≒すべてのもの)を。です。
㉓何もしないよりは、どんな行動をとっても良い。
コンフォートゾーンを抜けようとするときに、恐怖心や不安感情から行動をやめてしまう自分がいます。
周りからの声を気にして、思い立ったことを否定しまう自分がいます。
失敗は成功の母と言われても失敗するのはいやなのが人間です。
でも、ぼくらは消滅することはないので、有限な肉体を使って、無限の魂をベースに自分の音を奏でても何の問題もないんですよ。
㉔マインドは、正しく使えば優れた道具です。
ここでいう、マインドとは思考、感情、心の動きなどです。
新しいことを始めるのがこわいとか、この仕事や関係がうまくいくだろうかという不安などですね。
これらのマインドに自分を支配させるのではなく、自分がマインドマスターになることが人間的な世界を楽しくするコツの1つです。
なかなかマインドマスターにはなれないんですが、ちょっとずつやっていきましょう。
㉕心配は時間の無駄です。
心配は、何かが欠けているのでは?という幻想からくるとトール氏は話すことが多い印象です。
心配はしてもいいんだけど、しすぎたらエゴやマインドに支配されるから距離感が大事だよねと個人的には思います。
㉖人間の心の構造が変わらなければ、常に同じ世界を作り直すことになります。
意識が先ってやつですね。
マインドから見る世界がすべてだと思ったら同じところを回り続けるかつ終わりのないメリーゴーランドにいることになっちゃうから不思議です。
㉗泉を清くすれば、すべてが清くなる。
次元や現実というのは様々なグラデーションとなっているんですよ。
そのなかでも原始にて原点は内側の平和なんですよ。個人的には、泉を清くするがここ最近のキーワードになっていたります。
いやあ、さすがのエックハルトトールという感じでした。
これを読めば、もうスピリチュアル系の本や映像でいっていることは同じで別の角度からの言い回しが違うだけといっても僕は過言ではないとおもっています。
最近やる気がそがれにそがれまくっていたぼくですが、エックハルトトールの今から自分を切り離しすぎていただけなんだと思います。
どんなことにも、シンプルかつ大胆でどれがベストに自分がおもろいかを選び続ける今世にしたいと思うまめたろうです。
夏の終わりものぞき込みつつある最近ですが、いつも読んでくださって本当にありがとうございます。