マインドフルネスは近頃特にストレスとの関わりにおいて良く知られるようになってきました。東洋の宗教とスピリチュアル機構の統計によると、西洋でも広がりを見せ、その多大な健康への効果が科学的に認められています。
数千年以上も前から存在していますが、近年はストレスの軽減やライフバランスの回復という目的で方法が確立されています。
マインドフルネスはどのように始めたらよいのか、そもそもの話ですが、2~3週間も時間をかけて本当に心が満ち足りた状態になる必要があるのかという問があがるでしょう。
この問の答えは、マインドフルネスとは本当は一体何なのかという中にあります。
マインドフルネスの定義
マインドフルネスは、思考・感情・体の感覚を完全に認識し、今この瞬間に意識をおくことで達する精神状態と定義されています。
マインドフルの状態になることで、思考が過去と未来を行ったり来たりしていることに気づくでしょう。
最終的には、思考をジャッジせずに今現在にもち続けること、今この瞬間に在るという感覚をできるだけ長く保つことが大切です。
究極の目標は、常に今に在り続けることなのです。
わたしたちは生き急ぐ社会にいるので、今に在り続けることができるようになるにはかなり多くの試練を経験します。
しかし、それほど大きな苦労をせずに、毎日できる簡単な習慣と方法でマインドフルネスの状態により簡単になることができるのです。
事実、以下の5つの方法を実践すると自分でも気づかぬうちにマインドフルネスが普通の状態になるでしょう。
常にマインドフルネスを保つシンプルな方法5つ
1.幸せを感じる瞬間にマインドフルネス
マインドフルネスはストレスを減らす最高の方法ですが、ストレスが大きい状態だとかなり困難を伴います。
ストレスと戦うためにマインドフルネスを実践するのではなく、幸せを高めるために使いましょう。
起きたてにコーヒーを飲み、一日の終わりに愛する人と抱き合うなんて。こんな瞬間が真に完全に「今」に在ることなのです。
今この瞬間にフォーカスすることが、簡単に幸せホルモンを最大に分泌させるのです。幸せホルモンが増えると、問題に直面した時にスムーズに対応できるのです。
2.マインドフルネスにつながる簡単なルーティーンをひとつみつける
一日をとおして沢山のルーティーンがあるはずです。歯を磨いたり、犬の散歩をしたり、子供を学校に迎えに行ったり、職場まで運転したり通勤したり、お気に入りの本を読んだりなどです。
一日にやらなければいけないことを考えるのではなく、今していること、「今に在ること」にフォーカスしてみましょう。
私たちは人間なので、しだいに意識がふらふらとさまようのをまぬがれることができません。それでも、徐々に意識のフォーカスを今に在ることに戻せるようになります。
3.呼吸を意識する
呼吸は必要不可欠ですが、呼吸をしていることは普段完全に忘れています。
マインドフルネスの練習では、呼吸は今この瞬間に意識をもつための鍵です。
ただ深く長く呼吸をして、お腹が膨らみながら空気が身体に入り、へこみながら空気が外に出るのを感じてください。
この呼吸を3~4回繰り返すだけで、マインドを静め身体をリラックスできます。
4.肉体を感じる
マインドフルになるもうひとつの方法は、物質的身体を意識することです。こぶしを固く握って緩めるという動作を何度も繰り返します。
足に意識を移したら、足の筋肉に力を入れて緩めます。これを何度か繰り返してください。
身体と自己意識の結びつきは、今ここに在るということにつながります。
5.周囲の環境に気づく
自宅に居ようと職場であろうと、部屋の匂いや座っている椅子の座り心地など、周りの環境に意識をはらいましょう。
手のひらを机におき、机の表面の感触を実感してください。壁の色を注意して見てみてください。
外にいるなら、空の色を眺めたり、植物のエネルギーを感じてください。
今この瞬間に在ることができれば、物事は輝き重要性を帯びだします。これこそがマインドフルネスなのです。
事実以上に物事が困難に感じられたら、今この瞬間に在る感情を感じてみましょう。
今ここに在ることで、どんな状況であれ、苦痛を減らし不満を減らすことができるのです。
5 Effortless Steps To Make Mindfulness Your Default State Of Being