ヒーリング基礎講座開催11月20日~

エンパスにサイコパスな人が寄ってくる理由と対処方法

まめたろう
まめたろう

今回のテーマはエンパス×サイコパスです!

たっかぶり
たっかぶり

これはけっこうあるあるなダイナミクスです。

※この記事は、エンパス体質を持つ人が人を引き寄せてしまう問題について、その人がサイコパスであることがしばしばあります。ここについて理由や対策をお伝えする内容になります。

エンパス体質とは、外側の刺激に敏感で、感受性や共感力の高い性質を持った人のことをいいます。彼らは無意識レベルで人を引き寄せる体質を持つ側面があります。

この寄ってくる、引き寄せるには彼・彼女にとって好意的かつ好ましい人もそうなのですが、苦手な人も寄ってくるといわれます。苦手というのは個人がそう感じるか感じな以下にかかわらず性質が反対の人のことを指します。

で、この苦手な人にはサイコパス・ナルシストなどが多いといわれています。これは単にエネルギーの陰陽で片付くんですが、今回はもう少し深堀していきます。

もし、自分の周りに嫌な人、苦手な人、変な人が寄ってくるぞという人は参考になれば嬉しいです。

この記事は以下のような人におすすめ
  • エンパス体質で苦手な人が寄ってくるひとたち
  • サイコパスっぽい感じの人になぜか魅力を感じるひとたち
  • なんか人間関係がしっくりこないひとたち

エンパスとその特徴

まずは、エンパスについて簡単におさらいです。

エンパスとは、非常に強い共感力をもち、外側の刺激に敏感な体質を持つ人を指すことばです。心理学ではHSPといわれます。

特徴としては、以下のような性質がメインとしてあるといわれています。

エンパス体質の特徴
  1. 人の感情、思考、エネルギーを自分のもののように感じる
  2. 直感が優れている
  3. 原因不明に感情がうごく
  4. 気分がすぐれない場所、痛みを共有する
  5. 必要以上に他人の期待やニーズにこたえる
  6. 人混みが苦手、大勢といると疲れる
  7. 人の嘘が直感的にわかる
  8. 知識面において言われなくてもわかっていると感じる
  9. 暴力的なものをみるのが苦手
  10. 身体的・精神的疲弊感から一人になりたくなる。
  11. 高い創造性、クリエイティブ、思考の現実化
  12. 不安や依存傾向
  13. 自己犠牲的側面がある
  14. 優しくて世話好き
  15. 癒しの職業に惹かれる

エンパスについて知りたい人は以下の記事でかなり詳細に書いてあるので読んでみてください。

サイコパスとその特徴

一方で、サイコパスとは他人への共感や罪悪感の欠如をもつ性質が大きな特徴となっています。

サイコパスとは?

他人への共感や、罪の意識の欠如。衝動的で計画性のない性質をもつ。しばしば社会のルールから外れたり、反社会的な行動を起こす。

社会規範から外れたことをしたり、他人を傷つけたりしたら、しまったごめんなさい。やっちまった感が出ないのがサイコパスというイメージです。(めちゃくちゃ簡略化しています。)

サイコパスの特徴
  1. 良心の欠如
  2. 冷酷、冷淡で共感しない(理解はできる
  3. という面において共感力はある
  4. 利己的、自己中心的
  5. 他人をコントロールしたがる
  6. 非を認めない、罪悪感の欠如
  7. 自慢や自分大好き(ナルシスト)
  8. 自分を守るための嘘は平気でつく
  9. 自信にあふれ魅力的にうつる

他にもいろいろとあるみたいなのですが、良心があるかないかがサイコパスにおいてはフォーカスされます。

ちなみに、サイコパス、ナルシスト、マキャベリズムを合わせてダークトライアド(闇の性格特性)といいます。

サイコパスとナルシストについて

厳密に言えば、エンパスにはこのダークトライアドの中でもサイコパスやナルシストが寄ってきやすいと個人的には思っていますが、今回は一番浸透しているっぽい「サイコパス」を使います。

なのでこの記事で登場するサイコパスはナルシストであるところも心の片隅に置いておいてください。

ちなみに、ナルシストとサイコパスの違いは、良心の有無、自己愛の度合い、孤独の許容範囲が異なります。例えばサイコパスは良心ゼロですが、ナルシストはありますが使いません。

自己愛についてはナルシストは自分大好きですが、サイコパスは自分も他人も好きになれません。孤独についてはナルシストは許容できませんが、サイコパスはへっちゃらです。

微妙に差があるんですが、基本的にエンパスが互いに惹かれ合うのはサイコパス&ナルシストの両方です。

エンパスにサイコパスな人が寄ってくる理由(スピリチュアル面も)

calm woman behind tree bark in park

さて、ここからはサイコパス(ナルシスト)とエンパスが引き寄せ合う理由をみていきましょう。よくいわれるのは磁石のS極とN極だから相性がめちゃくちゃ良いっていわれます。

エンパスとサイコパスが惹かれ合う理由
  • エンパスはサイコパスが魅力的にうつる
  • エンパスは良いところに意識がいく
  • 自分の欠点にエンパスはこだわる
  • サイコパスは賞賛&自慢好き
  • サイコパスは操作がお上手
  • 両方のエネルギーのバランス回復に役立つ

①エンパスはサイコパスが魅力的にうつる

サイコパスにもいろいろな種類がいますが、基本的には自信があり、愛嬌があり、外向的で、自己評価が高く、自分が望むものを追い求めそれを手に入れる姿勢をみせるのが上手です。

一方でエンパスはその反対で、自信がなく、自分を低く見積もり、ついつい自己犠牲が癖になっている人が多いです。

互いが持っていないところを埋め合う形で彼らは引き合います。

②エンパスは人の良いところをみるから

エンパスは周りのポジティブな感情、思考、エネルギーを吸収することはありますが、ネガティブな感情思考エネルギーの方が大きく影響を受けやすいといわれます。

これには様々な理由がありますが、シンプルに言ってしまえばポジティブなエネルギーは衝撃具合が低いというか常にあるからです。

結果、表面上の意識で、誰かのせいにしたり、人のことを悪く言うのを本能的に嫌う傾向があります。言い換えれば人の良いところや物事の良い側面を意識的にはみるようにするんですよね。

なので、サイコパスがいくら冷酷でエンパスを利用したり、コントロールしようとしている部分を見て見ぬふりができてしまい、むしろ自分で人生を強引に推し進める強さが魅力的に映ったりします。

③エンパスは自分の欠点にこだわるから

エンパスは思いやりがあり、人を癒やすのが得意で、感受性がとても豊かです。これはとても素晴らしいのですが、自分に対しては素直に認めたりできなかったり、境界線があやふやで他人の領域にあることも、

ついつい自分がいけないのでは?と犠牲的な側面を負いがちです。

一方サイコパスは良心が欠如しているので、良いことは自分のおかげ、悪いことは他人のせいを地でいけちゃいます。

この陰陽の性質が彼らを「有毒」な関係へと昇華させやすいのです。

④サイコパスは賞賛が好きだから

サイコパスというよりはこれはナルシシストに見られる傾向ですが、人を下げて自分を高めるのを好むが彼らです。

一方、エンパスは自分を下げて相手を高める性質を持ちます。

誉められ好きなサイコパスさんたちは調和や平和を好むエンパスさんからの賞賛はかなりの好物になります。なぜなならエンパスさんは尽くし上手な側面をもつからです。

これぞ需要と供給のマッチってやつです。

⑤サイコパスはガスライティングが得意だから

ガスライティングとは、「精神的虐待の一種で、心理的に誰かを操作し、相手の正気を失わせる行為」のことを言います。

サイコパスは物事を善悪で捉えるというよりは、都合よく自分の思い通りにして、自分が欲しいものをそのときその瞬間に衝動的にとっていく姿勢を好みます。(ゆえに経営者にも多いよともいわれます。)

ある意味では自分の欲求に素直なため、結果至上主義なので、そこに至る手段は問いません。

一方、エンパスは自分で物事を進めていくというよりは、むしろ欲求を出すことや自分のニーズよりも相手のニーズを優先させる性質があります。

なので、利用されやすい関係性になりたやすいのです。

⑥バランスの回復に互いに役立つから

①ー⑤で述べてきたように、大雑把に言ってしまえば、極振りした自己中心主義がサイコパスで、極振りした自己犠牲主義がエンパスさんです。

肉ばかり食べていたら野菜不足になり、野菜ばかり食べていたら肉不足になるのは人間の性なので、この両者は陰と陽の関係で非常に引き付けやすい性質をもつんですよ。

スピリチュアルな言い回しをすると互いのエネルギー的なバランスを回復させるための手段としてはもってこいの可能性があります。

このエネルギーというのは男性的な推し進めて自己中心的なエネルギーと、包み込むやさしさのある自己犠牲的な女性的なエネルギーです。

サイコパスの2つのタイプ

ここからはよりサイコパスというよりはナルシスト寄りの文脈が多くなりますがご了承ください。

①脆弱型

脆弱なサイコパス(ナルシスト)ってなんだよ!って思われるかもしれませんが、彼らは本質的に敏感かつ繊細なエンパス気質をもち、静かでシャイな側面を合わせ持ちます。

自分への自信のなさが深いレベルで浸透しています。

それゆえに、自分を安心させるための人々、もので自分を囲いたくなります。自信のなさが根本にあるがゆえに、自分を特別扱いしてほしいというエゴを存分に使うイメージです。

脆弱型の土台にある根本的な価値観は無価値観や自己嫌悪なので、拒絶や見捨てられることへの恐怖心がとても強いので、他人を本当の意味で愛したり、思いやることは彼らの範疇にはありません。

これぼくのめちゃくちゃ偏見なのですが、成金タイプのナルシストだと思うんですよね。例えば、そんな派手なスポーツカーとか高級車乗らなくても・・・って人いませんかね。

妙にブランドものでかためて街を練り歩くみたいな成金って、昔いじめられた経験をもっていたり、子ども時代に虐待されていた経験から承認欲求が爆発して世の中見返すぞみたいな感じで派手になるみたいな。

めちゃくちゃ偏見ですけどね。大事なのでもう一回いうけどめちゃくちゃ偏見です。

②尊大型

こちらはトラディショナルなサイコパス(ナルシスト)のイメージです。自己顕示欲が強く、自信家で思いやりが欠如するタイプです。

自分が誰よりも優れていると信じて疑わず、権力、地位、尊敬を求める傾向がとても強いです。ザ・自分が世界の中心で正しいんだ!というやつですよね。

社会から賞賛されることが彼らのステータス=価値になります。

こちらは、特定のパーソナリティとしてのナルシストのイメージもありますが、ビジネス界で名を成す人とか、有名人&著名人、政治家、国家なんかの共通項としてのナルシシズムのようにぼくは思っています。

2つのタイプの共通項

他人を利用して自己陶酔的な妄想を煽る(ガスライティングなどをする)、共感や思いやりの欠如、権力至上主義はふたつのタイプに共通しています。

脆弱型はそこに加えて、相手からの承認、他人が受け入れてくれることもモチベーションに入りますが、尊大型は社会から認めれること=他人から受け入れられていると思いこめるのでそこが圧倒的に違いです。

エンパスに寄ってくるサイコパスの4タイプを理解する(根本的な対処方法)

red haired woman in dark room

さて、2つのタイプがサイコパスにはあるとわかったところで、これらをあえてもう少し分類してみます。

重なるところがもちろんありますが、それぞれみていきましょう。

①多情型

多情型、好色的ナルシストといわれる人たちです。

彼らの自己価値やセルフイメージは簡単に言ってしまえば、どれだけ都合のいい相手がいるかによって決まります。どんだけ異性的として?男や女としてモテるかです。

話し上手でおしゃれで魅力的で優しさがあり、プレゼントを贈ったりお世辞も得意なタイプです。

彼・彼女たちの冷酷さは、自分のニーズ(多くの場合は性的なイメージやステータス)が満たされるとすぐに相手との関係に冷めるところです。

非常にチャーミングで魅力的で愛想が良いように見えますが、実際には自分のニーズや欲求を喜ばせ、満足させるだけとしてしか相手をみていません。

(夜のお仕事とかに多そう。これも偏見ですが。笑)

②代償型

自分の過去のトラウマや自尊心の欠如、劣等感などを自分で回復させるのではなく、相手を下げたり、自分を褒め称える人を探すことで埋め合わせるタイプです。

自分は優れており、特別で、賞賛されるべきであり、注目に値するという幻想を生み出すことで自己価値を高めます。

感情的に相手を傷つけたり、コントロールするのが得意なタイプです。

③エリート

エリート主義のナルシストは、自分の功績やバックグラウンド(単に権威のあるお家に生まれたというだけでも)、他の誰よりも優れていると確信しているため、特別な扱いを受けるに値することを信じてやみません。

とにかくトップに上り詰め、競争には打ち勝ち、他人を支配するのが大好きな人です。ザ・権威主義者ですね。

自慢話や自分語りが好きで、常にベストを求める手段として、知的に優れていることや、社会的に物理的に優れている側面をおおっぴろげにします。

これ、実際にいたらたぶんぼくはあんまり仲良くなりたいとは思わないんですが、概念としては理解できる側面がみなさんあると思います。

例えば、前世で徳を積んだから美人、イケメンお金持ちになれて特別だ。みたいな考えあるじゃないですか。あれまさにエリートナルシシズムです。

④悪性ナルシスト

彼らはザ・サイコパスや反社会性パーソナリティ障害と重なったり、その手前だという言及が多く見られます。

要するに、倫理的な配慮や道徳観が欠如しているので、自分の行為、言動に関して罪悪感や反省はありません。

むしろ、相手を傷つけたり、誰かを苦しめることによって自尊心の回復ができるようなタイプだといわれています。

彼らのやっかいなところはそこを隠すこともできるところです。例えばめちゃくちゃ誰かをいじめるのに先生の前では優等生みたいなドラマとかによくでてくるあれですよね。

マニピュレーターと呼ばれるタイプですが、これが悪性ナルシストには当てはまるといわれています。

エンパスがサイコパスから身を守る方法たったと1つの方法

いろんなタイプのサイコパスやナルシストが存在することがわかったところで、次にそんなサイコパスに利用されず自分自身を保つ方法をみていきたいと思います。

人間関係はパワーゲームではない

多くのカウンセラーやスピリチュアルっぽい人たちは如何に身を守るかを議論します。エンパスがサイコパスから身を守るとか、逆エンパスに気を付けようとかね。(個人的に、この逆エンパスについては、めちゃくちゃツッコミたいんですがまたの機会にします。)

繰り返し言っているようにこれは単に需要と供給の話なので、ぼくは守るという意識が違うと思っています。

なぜなら、守るという言葉は相手が加害者で自分は被害者だという、エンパスがそもそも持ち合わせているような犠牲意識をさらに助長することにもなりうるからです。

人間関係はパワーゲームじゃないんですよ。

戦うんじゃなくて識別し理解する

サイコパスをはじめとしたナルシストなどは相手を確かに利用してきたり、相手を下げるようなことが得意です。

ですが、エンパスがそこの同じ土俵やステージに立つことはおススメしません。なぜなら、もしエンパスがサイコパスに打ち勝つぞ!となっても結局同じことをやるからです。

なので、ぼくのおすすめとしては、逃げるかそれが無理なら、自分の背後にあるセルフイメージの書きかえをするか、相手(サイコパスさんたち)の背後にある心理操作をする理由、あるいはなぜ自慢話や自分を立てることを必要以上に求めたり、

他人を退ける形で自分を押し通そうするのかを理解すればいいんですよ。

なぜなら、サイコパスさんたちを理解すれば、彼らの前で意識的に行動したり決断を下したりできるようになり、自分を犠牲にする必要がなく、しっかり線引きを引けるようになってくるからです。

原因がわかる時点で結果が変わる方式がサイコパスとの人間関係では有効になってくると思います。

詳しい掘り下げなんかは以下の記事で取り扱っています。参考になると思うのでぜひ!

エンパスの力強さを思い出して人間関係をヘルシーに

エンパスというのは自己犠牲が強く、自尊心と自己愛が欠如しているため、他人に利用されやすかったりサイコパス(ナルシスト)と共依存関係になりやすいから注意しましょう。

という説明は多いんですが、これは典型的エンパスのトラップであるともぼくは思います。

なぜなら、エンパスオブエンパスは、相手の痛みや傷に飲まれるのではなく、分かち合います。その過程で、相手の嫌なところを排除するのではなく、どれが自分かがクリアにわかるので、中立な自分にあります。

さらに言ってしまえば、ネガティブに依存するのではなく、自分の中に完全さを見出して、これはネガティブなものだ!とジャッジするのにエネルギーを使うのではなく、

自分の身を守るために手放す方向に時間もパワーも使うのがヘルシーエンパスだからです。

もし、エナジーバンパイア、サイコパス、ナルシストばっちこいなんですよ。

この記事を書いてみて思ったのが、エンパスの特徴をみればそうだと思い、HSPの特徴をみればそうだと思い、サイコパスやナルシストの特徴をみればうんうんわかるよ。

と言ってる自分はいったい何者なんでしょう。

みなさんはあらゆるところに共通点を見出していますか?いつも読んでくださって本当にありがとうございます。

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