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ネガティブ感情は大切!スピリチュアル的な向き合い方と癒し方

まめたろう
まめたろう

今回のテーマはネガティブ感情です。

たっかぶり
たっかぶり

良いも悪いもないんだけどね。

この記事は、ネガティブ感情(思考)を学びとして(自分にとってプラスになったもの)捉え、それらにどう向き合って昇華させていくかを考えてみる内容になります。

怒り、恐れ、悲しみ、苦しみなどなど生きていれば、一生に何度も経験することのあるネガティブ感情です。ぼくだって、めちゃくちゃありましたし、あります。

このネガティブ感情について、スピリチュアル界隈では、主に2つの意見があると思います。1つはネガティブ感情(思考)はネガティブな現実を創造するから良くないもので今すぐにでもやめたほうがいいとする説。

もう1つはネガティブ感情は学び(何か役に立っている)だからしっかりと向き合った方がいいという説です。まだまだあると思うけどね。

個人的にはこのどちらも正解ですが、殊、スピリチュアルにおいて、ネガティブ感情は必要以上に真剣に向き合うものではないと思います。ネガティブな感情や思考が教えてくれたことはその後の人生にも生かしつつ、

ネガティブな感情や思考はもう用済みでありがとうね。と働きかけるのが健全だと思うからです。今回はそんなネガティブな感情の向き合い方や癒す方法についてアイディアをシェアしていきます。

何かヒントになればうれしいです。

この記事は以下のような人におすすめ

  • ネガティブ感情や思考をやめたい人
  • ネガティブ感情(思考)と向き合いたい人
  • ネガティブ感情(思考)を癒やしたい人

ネガティブ感情と思考の違い

depressed young ethnic lady touching head and looking down sitting near wall

今回は記事タイトルをわかりやすくネガティブ感情にしたのですが、ここでいう感情は思考も表します。

なぜなら感情と思考には明確な線引きができないのではないからです。

心理学者のスティーブン・ピンカーによると、感情(情動)は最高次の脳の目標を設定するメカニズムである。その情動によって、思考、行動と呼ぶ下位目標が引き起こされる。しかし、下位目標の中にはさらに下位目標がある。つまり情動と思考、行動は入れ子式の制御構造にまとめられる。

なので、感情と思考を区別する明確な線はない。(心理学の分野ではどちらが先かを巡って一世紀にわたる論争があるが)と言っています。

一般的には、思考=自発的な自分の意志、考えや計画、感情=本能的に何かを思ったり感じたりすること。とする説明は多いです。無意識レベルでの感情が思考を引き起こすという考えです。

ただ、この思考が感情を引き起こすということもないですかね。

例えば、私はダメな存在だ!という思考があったとして、もちろん、そのベースには恐れ、苦しみなどがあるかもしれませんが、そもそも生まれた瞬間から恐れや苦しみなんてない人がほとんどなのに、

人に迷惑かけたらダメだよ!と教わるうちに、自分の本音を出すことはダメであるという思考パターンができ、それが恐れなどの感情を生むというようなケースです。

だから、個人的にはピンカー氏の意見に賛同で、思考や感情には明確なラインというのはそこまでないんじゃないかと思っています。

鶏が先か卵が先かみたいな話です。ネガティブな思考がネガティブな感情を呼び覚まし、その感情がトリガーとなって新たなネガティブ思考を身に着けるみたいなイメージです。

前置きが長くなりましたが、この記事で扱うネガティブ感情とはネガティブ思考も同時に反映すると思っておいてください。

ネガティブ感情とはなにか?

まず、ネガティブ感情について少し学んでみましょう。

ネガティブ感情の種類

ネガティブ感情は専門家によっていろいろな意見がありますが、共通項をまとめると、「怒り」、「恐れ」、「不安」、「悲しみ」、「失望」、「羞恥心」、「罪悪感」の7種類があるといわれます。

(ちなみに、ポジティブ感情は、「喜び」、「感謝」、「やすらぎ」、「興味」、「希望」、「誇り」、「愉快」、「鼓舞」、「畏敬」、「愛」です。)

ネガティブ感情の役割

闘争逃走、逃避反応というわたしたちの行動の幅を狭める選択をすることに有効なのがネガティブ感情です。

例えば、恐怖心をもつことによって、「万が一のリスク」に備えることができるようになるのが人間ですよね。

この恐怖心がなかったら、まあ多少寒くても服なんて着なくていいかと極寒の地で外で裸になる可能性だってあります。極端ですけどね笑

人間(動物)には危険信号を伝達する神経システムがあるため、そのおかげでサバイブできるんですよ。なんて優秀なんでしょう!つまり生存競争に打ち勝つ力、適応力や洞察力をネガティブ感情(思考)によってぼくらは育むことができます。

このあたりは脳の場所でいうと前頭前野とか扁桃体が関わってくるんですが、ぼくは専門家ではないので、興味がある人は脳と感情の話を読むのが良いと思います。

ネガティブ感情のデメリット

役に立つんだったらいいじゃないか!と思うんですが、ネガティブ感情にいいイメージはもてないですよね。

なんでネガティブ感情が微妙かといわれると、ネガティブ感情やネガティブ思考はネガティブな現実を創造するから。というのもスピリチュアル的にはありかもしれませんが、

それが持続し続けると、身体や脳レベルでみると、危険状態が続いていると錯覚して常に緊張していたり、常に生きるか死ぬかのゼロか100かみたいな状態が続くからだと個人的には思います。

自分が常に敵だらけのジャングルの中にいて、しかもその敵にいつ寝首をかかれるかわからない。さらに自分で自分を危険にさらすかもしれない。なんてちょっと微妙ですからね。

さらに、ネガティブ感情を必要以上に持ち続けることで、人間というのは適応力と学習能力(習慣化)がある生き物なので、ネガティブ感情=自分の本質と勘違いしてしまう点。これが非常にまた厄介です。

ネガティブと自己の同一視ってやつです。ポジティブ感情とは、自分の可能性や創造性を拡大させるのに役立つと考えられていますがそれが1ミリも育たないなら自分ってなんだ?という麻痺感覚に陥ると思います。

ネガティブ感情が生まれる4つの原因

スピリチュアルな世界の1つにはネガティブ感情は4つのレベルからくるのでは?という考えがあります。ちなみにこれはシータヒーリングの考え方です。

①人生経験(核)

こちらは幼少期からの教えや人生での経験や知識に基づくものです。

例えば自分に素直になることへの恐れがあったとして、素直になっても理解されない思考パターンをもっていたとしたら、

小さい頃自分の感情や欲求を制限することが癖になっていたなどです。この感情は前頭前野に蓄積されるといわれます。

②遺伝

遺伝は文字通り遺伝的な感情や思考です。

例えば、女性は男性を立てねば。という家族でのルールがあったとして、それが今の自分に影響を及ぼすパターンです。

これが親だけでなく、親のまた親、そのまた親、世代間をつなぐものだとする考えです。この感情思考は偏桃体や松果体に蓄積されるといわれます。

③前世(歴史レベル)

次にスピリチュアルっぽいんですが、いわゆる前世からの感情や思考だという考えです。

前世で人に裏切られた経験が、悲しみに変わり、人は信用してはならん。みたいな思考につながります。こちらはエネルギーフィールド、オーラに蓄積されるといわれます。

④魂レベル

次に魂レベルです。

魂レベルってなんだよって話ですがいわゆるパラレルの自分とか、魂として存在としてのレベルにこの感情思考が刻まれているパターンもあるそうです。

こちらはハートチャクラに蓄積されるといわれます。

⑤番外編

このほかには、集合意識のレベルなんてのもあります。

例えば出る杭は打たれるみたいな思考って、別に親ももっていないし、自分も自覚的な部分ではもっていないしみたいなね。でもなんかある。出ると怖いみたいな。

ネガティブ感情のスピリチュアル的な向き合い方

もし、今のあなたがネガティブ感情をやめたい。変えたいと思うなら、スピリチュアルっぽいアプローチではこうなります。スピリチュアルの世界ではすべては学びと捉えます。

つまり、自分が嫌だと思う感情でやめたいと思っていても持っていると良い点があるんですよ。

向き合うというのはそれを探るのが健全だと個人的には思います。

ネガティブ感情での学び、良かったこと

ぼくの体験の話すと、自分が素直になることへの恐怖心がありました。理由や経験は幼少期の体験だったり、前世だったりしたんですが。

この恐怖心、あるいは自分を抑え、空気を読むことによってよかったこともたくさんありました。

例えば、空気を読むことで、相手や周りに親切にできた。同じ境遇の人を理解することができた(共感力が養えた)。少なくとも自分の内側の世界は安全だと知れた。(安心安全)

などなどです。

ネガティブ感情≠悪いことをした&している

ネガティブ感情を抱いたり、ネガティブ感情を持つことはよくないことだと思い込まされていますが、必ず、これは100%必ずです。いい経験だったと言えます。

なぜなら、そこに守るべき信念とか、学んだ方がいい性質が隠れているからです。

だからけっして今までの体験や経験、人生がダメじゃなかったんだ!この感覚を味わうことがぼくはネガティブ感情へ向き合うことだと思っています。

ネガティブ感情のスピリチュアル的な癒やし方

ネガティブ感情にはいい側面があったところで、今度は、その学び、性質は最大限に今後も人生のあらゆる分野で発揮されつつ、ネガティブ感情を置き換えるのがスピリチュアルっぽい癒やし方になります。

ネガティブ感情を知る

自分にはこんな思考があるなとか、こういう感情が本当は嫌だけど湧いてくるなとかを探りましょう

ネガティブ感情を認めつつ良かったことをリストにする

その思考や感情で学べたこと、それがあったからこそ良かったぞと思えることを探りましょう。

ネガティブ感情を手放したいか手放したくないか決めましょう

ネガティブな感情や思考をやめるかやめないかは(自由意志があるので)あなただけが選択できることです。

学び、よかったことを残しつつ終わらせても良いか尋ねましょう

ステップ3と4は同時に行ってもいいですよね。

新しい感情思考パターンにする

新しい感情や思考パターン、自分にあった思考パターン感情に置き換えましょう

その感情や思考パターンをよく使うようにする

置き換えたらその感情や思考パターンを自然と使っている自分に気が付きましょう。無理にちからを入れる必要はありません。ネガティブな過去の思考パターンが出たらキャンセルです!

ちなみに、感情や思考パターンを置き換えるといってもどうやるんだよ!という人は以下の潜在意識の書き換え記事を読んでみてください。

あとは、インナーチャイルドの癒しとかも有効になるはずです。

ネガティブな感情はあなたに大切なことを教えてくれるよ!

ネガティブな感情や思考というのは、本当に自分がとても大事にしてきた価値観や、そこで育んだ意識というのを知れるめちゃくちゃ大切なやつだと改めてぼくは思います。

でも、いつまで持っていても根本は選択を狭める役割ですので、これまでの感謝を告げてさよならをして本当に望んでいる自分、本当に採用したい感情や思考を適用することによって人生はスムーズになります。

①認識する→②理由を探す→③痛みを癒す≒フラットにみる→④手放すこれは一連のヒーリングパターンなのでぜひぜひメモしておいてください。

ネガティブな感情や思考はダメなものとレッテルを貼るということは、自分の過去への否定になります。そして、過去を否定することは知らず知らずのうちに存在の否定につながるとぼくは思っています。

なぜそう言えるかというと、ぼくもめちゃくちゃそうしていた経験があるからです。

過去を無理に肯定する必要はまったくもってないんだけど、でも、役立ったんだ。それは決して無駄ではなかったんだと思うことで過去の自分への癒しと今の自分への許しが始まります。

この瞬間に何度も何度も立ち会うことこそエネルギーの素晴らしさにぼくは気付けるんですよ。忘れちゃいますけどね。笑

みなさんはネガティブな感情や思考はどう対処していますか?そしてそれによって学んだあなたの素敵な部分はなんですか?

いつも読んでくださって本当にありがとうございます!

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