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自己否定が止まらないのはなぜ?7つの特徴とタイプ、克服方法

まめたろう
まめたろう

今回のテーマは「タイプ別自己否定」です。

たっかぶり
たっかぶり

ダメ出ししまくるよね。

※この記事は自己否定をテーマにそこに至る理由や原因、また自己否定をしてしまう人の特徴やタイプ、その克服を提案してみる内容になります。

自己否定はみなさんわりとするタイプでしょうか?それともそんなにしないタイプでしょうか?

ぼく自身は肯定も否定もしないわりとアンニュイな立場に今現在はありますが、今まで生きてきた人生のすべての瞬間において自分を肯定してきた!となんて口が裂けても言えないです。少年漫画の主人公じゃあるいまし。

自分が嫌になるシチュエーションなんて人間を演じていれば、星の数がかすむほどありますからね。

自分で自分を攻撃するマインドがある理由や原因も、本当に多種多様にわたる気がしますが、今回は少しそのあたりをスピリチュアルな視点も踏まえてまとめつつ、

いろんなタイプの自己否定マスターをご紹介します。また、最後の方にはぼくからの提案もしてみようと思います。

最後まで楽しんで読んでもらい、何かしらのどこかしらの参考になれば嬉しいです。

自己否定とは何か?意味と定義

まずは自己否定そのものの意味を考えてみましょう。

自己否定の定義

自己否定とひとえに言ってもわりと多様な意味があるとぼくは思っています。

例えばですが、

  1. 願望や欲望を抑え込み、満足をあきらめるような行為のこと
  2. 自分の権利を否定し、自分をいやだと思うこと
  3. 自己がそれまでの自己であることをやめること
  4. 自己発展していくうえで通るべきプロセス

などがあがります。(と勝手に思っています。)

自己をやめるという自己否定

③と④は主に哲学的な分野で表現される自己否定です。(もちろん、哲学者にも遍く人々が滞留しているので詳細ははぶきます。)

東洋的思想や哲学でこの自己否定をひもとくと、「世界もない、人間もない、悟りもない」という徹底した自己否定・現世否定の発想として始まったものである空の思想に結びつきます。

スピリチュアルでいうところのワンネスですね。境界線がない状態です。

自分のことが嫌だという自己否定

①と②は、心理学的な分野で表現される自己否定です。ぼくらが自己否定、あるいは自己肯定などと一緒にセットに使うやつですね。

マインドなんちゃらみたいな。

簡単にいえば、理想と現実の自分に嫌気が指し、自分で自分のことをダメだ、足りないなどと批評するマインドのことだとぼくは思っています。

言わずもがな、今回のテーマに上がる自己否定はこちらです。自己嫌悪と言っても間違いではなさそうですね。

今回扱う自己否定がわかったところで、いくつかその種類やパターンをまとめてみます。

自己否定をつくる4つの原因と理由

今回扱う自己否定が何かわかったところで、そんな自分を否定しまうマインドはどうやって形作られると考えるかをご紹介します。

せっかくなのでスピリチュアル的な見解も交えてみましょう。もちろん下記以外にもたくさんあるとは思いますよ。

自己否定マインドを形成する4つのマインド
  1. 今までの人生における経験
  2. 則遺伝、家系から引き継ぐ価値観
  3. 前世、過去世の自分がつくったやつ
  4. 魂に刷り込まれている記憶

①今までの人生経験で培ったあれこれ

これは比較的わかりやすいですよね。

例えば、幼少期(0-7歳くらいまで)はいわゆる自我を形成する期間と言われます。自分と他人を区別するラインを定めているんですよね。(ちなみに、潜在意識もこのころに培われるといわれるよ。)

そんな小さな頃に、親が自分の言動をコントロールする→親や周りが肯定すればOKで、否定すればNGというマインドをつくる→自分を肯定するマインドが培われない(わからない)→自分を否定するしかない。

みたいなプロセスがわりとポピュラーにあるとぼくは思っています。

他にも能力的に優劣を比べられる存在が近くにいたとか。いろいろあります。いずれにせよ、今の自分の経験上、自己否定がなんらかの役に立つパターンです。

②遺伝的に培う思考回路

ここから少しだけスピリチュアルっぽさが出ますが、こちらはいわゆる家系で培われてきた価値観です。

もっと広く言えば、その土地、地域、国などです。

例えば、ぼくの妻はとある島出身ですが、「男を立てない女性はダメ。」という「当たり前すぎる」地域の共通認識があります。

本来、女性も男性もフェアな立場にある。という価値観を個として持っていても、周りからの共通した潜在意識によりその価値観を忘れてしまうこともあります。

エックハルト・トールでいうところのペインボディや、スピリチュアル用語のファミリーカルマ、あるいは、ドイツ人セラピスト、バート・ヘリンガーのファミリーコンステレーションにも近い概念です。

呼び方はなんでもよくて、とりあえず自分がもともと持っていたものというよりは、家族とか、家系から受け継いだ価値観の1つに自己否定もあるよということが伝わればと思います。

③前世(並行世)から培う価値観

ここからは一気にスピリチュアル要素が強くなります。

わかりやすい感じでいうと、自分の前世(並行世)で自分をダメだ。と思い込むような経験をして人生を終えたとします。それが今の人生にエネルギー的に(無意識下や潜在意識)派生して埋め込まれているようなイメージです。

今の人生で特に自分を否定するような発端はなかったけど、物心ついたときから自分を批判するのが癖になっている人は、こういう見解を持ち込むのもぼくは好きです。

まあ、信じない人もたくさんいても良いと思います。

④魂に刻み込まれている価値観

こちらはもう、ザスピリチュアルですね。

元来、魂に刷り込まれているような価値観です。魂については人それぞれ本当に多岐にわたる定義がありますが、本来の自分です。

本来の自分が自己否定マインドってつんでるやん。と思う人もいるかもしれませんが(少なくともぼくは、こういう価値観を始めて自分にみたときつんでると当初は思いました。笑)、

ぼくらは今を生きる権利と自由な意思を持ちます。人生は今ここから変化できる。ってやつです。なので、魂に刷り込まれているような思考パターンでもつんでないので安心しておきましょう。

4つの原因が混ざり合う

これらの原因や理由は1つではなく混ざり合うのがポイントだよ!

自己否定が強い人の特徴とタイプ7つ

自己否定をつくる元がなんとなくイメージできたところで、次に、自己否定が癖になっている人の特徴とそのタイプを詳しくみていきましょう。

今回は7つ挙げてみます。

自己否定の様々なタイプ7つ

  1. 完璧主義者
  2. ブラック企業の社長
  3. ストイックな鬼コーチ
  4. 出る杭を打ちまくる宮大工
  5. すべてを駆逐する伝説の巨人
  6. 罪悪感マスター
  7. 曲がったレールが許せない最強常識人

①完璧主義者

こちらの自己否定家さんは、すべてにおいて完璧でないと気が済まないタイプです。

このマインドは自分の行動、ふるまい、言動についてとてつもないハイスタンダードを要求します。その結果、自分から一歩を踏み出すのが怖くなったり、トライしても、「完璧な結果」が出るまでダメ出しを食らわせ続けます。

個人的には、「完璧を求める」マインドが、原動力になっているうちはヘルシーな活力として巡りますが、「不足感」をベースにすると、この完璧主義的自己否定は果てがない気がしています。

②ブラック企業の社長

この自己否定マインドは、自分の思う、あるいは他人から作られた理想な「社会的成功」を実現させるため、または「平凡な人生」を避けるために、あなたを馬車馬のごとく働かせるのが得意なタイプです。

ついついやりすぎてしまう、人に尽くしすぎてしまう人や、ワーカホリック傾向にある人は、この内面にいるブラック企業の社長と向き合っていく必要があるかもしれません。

③ストイック鬼コーチ

このマインドは、自分の「純粋な欲望」を制限するタイプの自己否定です。「純粋な欲望」とは、例えば食欲、性欲などの人間的な部分から、何かをしたいなどの欲求を意味します。

常に自分で自分を制限していないと、怠け者になってしまうとか、周りから見て良い人でいようとかそういう役割を果たしがちです。

鬼コーチには色んな恐れがあるんでしょうね。

④出る杭を打ちまくる宮大工

このタイプは、自分を実際よりも低く見積もり、失敗やリスクをとる危険性を一生懸命に力説してくる声です。

自分は実力も価値も意味もない存在だと言いふらし、チャレンジする可能性を端からつぶします。自尊心が顔を出したら職人技で杭を打ち込みますので要注意です。

⑤すべてを駆逐する伝説の巨人

こちらのタイプは、特に理由もなく、もはや当たり前かのように自分を否定するタイプです。

自分の価値を否定するという点においては④の宮大工さんタイプと似ていますが、こちらは、自分を低く見積もっているわけでもなく、特段何かをしているわけでもないのに、無条件の否定が癖になっているらしいですよ。

ちなみに、このタイプのマインドは幼少期のトラウマや親から認めてもらえないなどの感情をベースに育むことが多いようです。

⑥罪悪感マスター

こちらのタイプは、自分が過去いかにダメだったか、悪いことをしてきたかを繰り返し説得したがるマインドです。

自分で自分に深い罪悪感を植え付けて許してなどくれません。ちーーん

⑦最強常識人

こちらのマインドは、自分が社会規範にいかに従い、周りが考える「常識」から道を逸らさないように日々チェックするやつです。

自分が社会や一般、ふつうの「型」にハマることがすべてで、それが自分に合うかどうかは考える暇も与えてくれません。そして型にハマってないことがわかると自分を責め立てるのでとてもやっかいです。笑

自分をみじめな存在にするマインド

今回は、ジェイ・アーリーというアメリカの科学者かつ心理学者の文章から7つのタイプをご紹介してみました。

自己否定(自分で自分のことをダメだと思い込むマインド)といっても、本当にいろんな特色があると思います。

個人的には②のブラック企業の社長は昔あったかもなー。とちょっとだけ感じています。人より「大きく」なりたいのも自分が足りない。ということをベースにしていたらそれは確かに否定ですからね。

今はその社長はどこかの彼方へ左遷してしまいましたが。笑

みなさんはどうでしょうか?

自己否定を克服&改善していく方法

ここからは自己否定を克服していくプロセスや方法を少しだけみてみましょう。

基本的に、いつも紹介している自分で癒すプロセスになります。

①認識する→②理由を探す→③痛みを癒す≒フラットにみる→④手放す

自己否定の克服

認識する

まずは、自分がどんな自己否定タイプなのかを自分で分析してみましょう。冷静かつクールになることがポイントです。

理由を探してみる

認識が出てきたら、何が理由になっているかを探ります。たいていは上記で紹介した4つの理由からみつかります。

フラットにみる≒心の引っかかりを癒す

心理学的な分野では、ビリーフにアプローチするとか、スピリチュアルでは潜在意識の書き換えというやつです。こちらはめちゃくちゃ方法があるので自分に合うものでOKです。

手放す

最後は、もう十分自己否定としては活躍してくれたからバイバイを告げると良いと思います。

ぼくは、スピリチュアルな事柄も好きなので潜在意識に働きかけるワークが好きですが、そんなことをしなくても現実面をやっていくことで変わっていくよ。という人ももちろんいると思います。

まとめ:自己否定をゆっくりみつめるとみつかるもの

今回は、改めて自分を自分で攻撃したり、批評したり、非難するマインドにどのようなものがあるかを自分で整理したくて書いてみました。

自己否定というのは、基本的に何かの役に立っているケースがほとんどだとぼくは思います。

自分を低く見積もったり、自分で批評することで、相手から傷つけるのを防ぐセーフティネットにしているとか、自分の指針や方向性を何か委ねることで、言い訳を探すとかですね。笑

自己否定=悪いという風潮には正直賛成しかねますが、ぼくはもしそれが自分の本質ではないならもったいないと思います。

人間という意味不明な沼のような生き物をできるのは今しかないですからね。

とはいえ、行ったり来たりしながらとてもラフな意味で「まあ、これでいいか」とI’m enogh!なマインドを作っていけたら人生はちょっぴりスパイシーになるのではないでしょうか。

久々のブログ更新となり、少し文章がちぐはぐになりましたが、リハビリ活動も含めこれからもゆっくり更新していきます。

いつも読んでくださって本当にありがとうございます。

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