たっかぶり(妻)
まめたろう(僕)
目次
なんでコンデジ最強のリコーGR買わないの?
みなさん、春ですね。桜はほぼほぼ無残にも散って、緑緑してきた昨今ですが、写真撮っていますか?
GRを愛してやまないぼくが、今回カメラどれを買えばいいのか迷っているあなたへ、
リコーGRの魅力を桜前線とともにお伝えしようと思います。
とりあえず、GRで撮った写真を先にみておきますか。
「首輪に注目。」photo by まめたろう
「微睡の似合う昼下がり」photo by まめたろう
「深夜の公園、魑魅魍魎のせかいへようこそ。」photo by まめたろう
「竜の住処」photo by まめたろう
これだけで、魅力、伝わったと思います。笑
加工はほぼほぼしていないかな、上から3番目の魑魅魍魎のせかいは、キャプションにある通り、夜撮影したものです。
(じゃっかんブレてしまったけど。)
夜でも綺麗にとれる、スナップショットだったら間違いなくこれ。男なら黙ってリコーのGR。理由がわかりましたか?
リコーGRが最強コンデジである理由
GR、すぐ撮れる。(操作が簡単)
コンパクトカメラ(コンデジ)の良いところでもあるんですが、「あ、これ撮りたい」って瞬間が歩いてるときとか、
遊んでいるときにあると思うんです。GRは、操作も覚えてしまえば簡単なのですぐ撮れます。スナップショットに向いているので、
重くないし、毎日の散歩がすごく楽しくなると思います。気取らない。けどハっ!!っとするような写真が撮れると思います。
日常を切り取るのにもってこいです。ブログも同じで書き続けると文章が優れていくように、
カメラも撮り続けていたほうが絶対的にいい写真が撮れるようになります。
まあ、何が良い写真なのかは人それぞれなんですけどね。あくまで自分基準で行きましょう。
GR、粋である。(デザイン性がGood)
カメラのデザイン(見た目)って結構重要だと思いませんか。可愛いのが良い。見た目がおしゃれなやつがいい。など、
映えるものを意識する昨今の真逆をいっているのが「RICOH GR」です。見た目は正直、地味でダサいですよね(笑)
でも、ぼくはそこが魅力の大きな一つだと思います。必殺仕事人みたいに、
写真をとることだけに重きをおいた最強コンデジといえる所以のひとつでしょう。職人さん、ありがとう。
GR、28mmファインダー越しのせかい(機能性◎)
一般的に、単焦点(ズームがきかないレンズのこと)は35mmあるいは50mmが多いです。
実際の人間の目で見る世界がそのくらいの距離感と言われいるので。
ぼくも、50mmの単焦点は大好きで、他のカメラで使用しているのですが、スナップ写真を撮る場合、
「どうしてももうちょっと広ければいいな」って思うときがあります。
28mmファインダー越しのせかいで切り取る瞬間は最高です。実際にGRを手にしてみてグリップ感と一緒に味わうと、
もう寝ている間も写真撮りたくなるひともいるという噂が幽霊界隈で話題でした。たぶん。
リコーGR(コンデジ)の種類
ここまで読んだあなたは、たぶんGRを買いたい!というかコンデジ最強のGRになりたいって思っているかもしれません。
でもここで、 「リコー GR」って調べると思わぬ罠が。それは、GRって結構種類あるんですよね。どれ買ったらいいかわかんねーよ。
どのGRにもなりたいよ。グランドホテルでルージュな毎日をおくりてーよってなっているかもしれません。
なので、わかりやすく以下にGRの種類をまとめてみました。フィルムも合わせるとかなりありますが、
今回はコンデジがテーマなので、デジタル時代のGRをまとめます。フィルムカメラもフィルムカメラですごくいいんですけどね。
RICOH GR Digital (初代)
まず、一番初めにGRが生まれ変わったのがこいつです。2005年発売の RICOH GR DIGITAL。13年前の商品ですよ。ヤバ…
- 画素数は813万画素
- 撮像素子は1/1.8型CCD
- 5.9mm F2.4
- SDHC使用不可
- シャッタースピード 1/2,000秒~180秒
RICOH GR Digital II
次に二代目は、初代からの発売の二年後、2007年に発売されました。
変更点はSDHCカード使用可能になったのと、画素数が上がった点ですね。
- 画素数は約1000万画素(有効)
- 撮像素子は1/1.75型
- 5.9mm F2.4
- SDHC使用可
- シャッタースピード 1/2,000秒~180秒
GR Digital III
きました、三代目ですね。なにかと話題の。これもまた二年後の2009年に発売され、大きな特徴としてはレンズが明るくなりました。
- 画素数は約1000万画素(有効)
- 撮像素子は1/1.7型
- 6.0mm F1.9
- SDHC使用可
- シャッタースピード 1/2,000秒~180秒
GR Digital IV
「GR Digital」のラストは、この四代目です。四代目火影最強ですもんね。
主な変更点としては、AF(オートフォーカス)性能の向上とここから手ぶれ補正がつくようになり、
より一層スナップ写真が撮りやすくなりました。
- 画素数は約1000万画素(有効)
- 撮像素子は1/1.7型
- 6.0mm F1.9
- SDHC使用可
- シャッタースピード 1/2,000秒~180秒
- 手ぶれ補正&AF性能アップ
RICOH GR
2013年、満を持して発売されたのが「RICOH GR」です。「GR DIGITAL」からかなり進化を遂げました。
これは、GRのコンセプトである「一眼レフカメラと同等以上の写真が撮れる製品」を体現したGRの中のGR、ガチ中のガチです。
ちなみにコンセプトは、フィルムカメラの時からGRってそもそもそういう一眼レフ以上のカメラをコンデジでっていう
役割を果たそうとしてできたんですよね。
- 画素数は約1690万画素(APS-Cサイズ(一眼レフ)相当)
- 18.3mm F2.8
- SDHC使用可
- シャッタースピード 1/4000~300秒
- 一眼レフと同等以上の最強コンデジ
RICOH GR II
衝撃の「RICOH GR」から二年後の2015年に発売されたのが、「RICOH GR II」 です。
主な変更は、Wifi機能が付きました。もちろん、それだけじゃなくて、
エフェクト種類が増えたり、連射機能が2.5倍になったりとしております。
実際に撮ってみるとわかるのですが、写真の明るみの部分では、やっぱり GR IIの方がいいですね。
- 画素数は約1690万画素(APS-Cサイズ(一眼レフ)相当)
- 18.3mm F2.8
- SDHC使用可
- シャッタースピード 1/4000~300秒
- 一眼レフと同等以上の最強コンデジ
- WIFI機能あり!
いかがでしたでしょうか。リコー GR種類ありすぎ、世代交代しすぎですが、やっぱり値段ごとにちゃんとよくなっていますね。
初心者におススメなのは、RICOH GR
個人的に、初心者(これからカメラ始めたいけどなにもわかりません。触ったこともありませんっていうレベル)の方には、
ぜひ、「RICOH GR」(2013年発売)を買って欲しいです。中古だと4万ちょっと、新品だと7万円弱という値段で、
たぶん高いと思うんですが、
使えばわかる。いいやつや。って絶対なります。間違いないです。プロアマのカメラマンでも、
サブ機として「RICOH GR」をあげるひとは多いはずです。ちなみに、「RICOH GR II」をあげなかった理由は別にWIFIいらないから。
っていうのと、あとは、中古だとGRの方が安く買えるからです。中古嫌だよ。っていう方はもうお手上げです(笑)
森山大道という写真家とGR
森山大道さんっていうプロの写真家ご存知ですか?GRとは切っても切れない関係にあるのがこのひとです。
すごくいい意味変態な写真家で、スナップ写真はガチ中のガチですね。もうたまらない。
以下、GR BLOGからの引用ですが、
どんなタイミングでシャッターを切っているかという質問に対して、
まあ、動物的直感だよね。
とか、
僕は人間だけを撮ろうと思っているわけではなくて、人間と交差している様々なものを撮りたいわけ。
とか、
「手に21mm、ジーパンのおしりのポケットに28mm」、これが僕の基本だね。
それを交互に使う。
海外の撮影では一応、一眼レフも持って行くけど99%使わないね。
海外でカメラマンって言っても信用されないよ(笑)。
とか、森山さんが「良い写真」って思うのはどんなものですか?という質問に対して
ひろーい意味で「エロティック」なもの。広い意味で、ですよ。
機械が写っててもエロティックでしょ、山が写っててもエロティックなことってあるでしょ。どっかにイロっぽいものが写っている写真はいいですよね。
なんか生々しさがあってさ。
とか言っています。
公式ホームページで、写真を拝見できるのでぜひ。
森山大道さん最高。GR最高。
というわけで、みなさんもGRもってエロティックになりましょう。笑