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【毒親体験】母親の嫉妬と父親の恐怖政治で洗脳されていたかも

今回のテーマは「毒になる親その2」です。

まめたろう(僕)

たっかぶり(妻)

私は嫉妬の星に生まれてきたっぽい。

※この記事は、妻の体験からみる毒親っぽい親について、主に母親からの嫉妬・罪悪感の植え付けと父親の恐怖コントロールとはどんなものかをお伝えする内容になります。極端な表現になるかもしれませんがお付き合いくださいませ。

妻の両親がいわゆる毒になる親っぽいんです。そのことに関して、妻が言葉にしようとしていることがあるんですが、子育てによる寝不足につぐ寝不足からぼくが序章っぽいものを今回文字化していきます。(いずれ妻が実体験を書くかもしれません。)

毒親ってたぶん色々なタイプがいるし、あると感じているのですが、今回は主に母親の女性特有の嫉妬心、父親の力任せの恐怖政治、(親の面倒をみるべきなど慣習による)罪悪感の植え付け。この3つに焦点をあててみようと思います。

こんな母親は毒親かも?母親からの嫉妬や妬みあるある。

毒親の定義は、「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」とされているんですけど、

この害悪って(精神的あるいは身体的暴力)目にみえるものから、(傷つける気はないけど無意識で発する言葉など)目に見えないものまでバラエティーに富んでいる気がします。親なのに嫉妬ってぼくはその感覚わからないんですけど、これはけっこうあるみたいです。

妻が実際にされたことを含め、母親の嫉妬っぽい感じを文章にしてみます。

①女性特有のライバル(女性)意識

女性はいくつになっても女性でありたい。この深層心理って思い込みやクセである母親もいればナチュラルにそう感じている母親もいます。

母親と娘は一番近い「女性」ですね。年老いて若かりし頃にノスタルジーを感じる母が、成長するに連れて「女性」になっていく娘に嫉妬することはあるようなんです。(ぼくの妻がそうだったらしいんです。)

成長期・思春期の束縛と支配

具体的にどんなことがあるのかというと、妻は小さい時伸ばしていた髪をバッサリ切られた経験があるようです。また、髪結び?をしてもらえず、自分で習得できなければしなくていい的なスタンスだったらしいんです。

彼氏ができると、ケダモノをみるような眼でみられたことも記憶しているとか・・。

姉妹であれば、姉ちゃん、妹ばっかりモテていいなあ。とか愛されていていいなあ。って感覚抱くことはわからなくはないんですが、母親からそれされるとキチーです。ぼくは男だし、たぶん底の底まで理解できることはないんでしょうけど、すごくわかります。

妻のようにわかりやすく「女」になっていくことを禁じられることもあれば、おそらく、わかりにくく「女性」を封印されることもあるのでしょうね。

「親」がそんなことするはずが・・・とか、全部私のためを思ってくれて、私が心配だから。って納得させるしかない人もいるとは思うんです、でも親が娘に嫉妬するのはあります。一番近くにいる他人であり、女性だからです。

②母親の経験・価値観を押し付け

これは、ノスタルジックなマダムやムッシュだったらありがちですよね。「イマノドキの若者は・・」理論です。母親が厳格な家庭、社会環境で経験を培ったり、価値観を養ったりすれば、それが「当たり前」になります。

簡単に言っちゃえば、自由が少ない自分に美徳を感じている母親です。特に日本社会は、儒教的なココロもあるので、親の言うことを聞くのが当たり前。女性であれば、一歩下がってつつましくいるのが当たりまえ。男性をたてる。みたいなところですね。

娘にもそうさせるという思考回路やマインドはおそらくほぼ無意識ですが、やっちゃうんですよね。

ぼくの妻が育った島は、特に色濃く男性>女性の不等号が成り立っている社会ですので、おそらく妻の母もあまり自由がなかったんだと思います。

「自由で自分のやりたいことをやれていて羨ましい。」「自分が同じくらいの年齢の時はそんなことはできなかった。」こんな感情から娘に嫉妬しちゃうんです。これは息子にする母親っていうのはいるとは思いますが娘の方が多いんでしょうね。

ちょっとまとめて整理してみましょう。

経験や価値観を押し付ける母親の心理

  • 男性>女性の不等号の価値観が大前提
  • 自分を抑え込む自分が「正解」
  • 厳格な家庭・社会環境で育つ
  • 「当たり前」が形成される
  • 今の娘と昔の自分を比較
  • 嫉妬する。妬む

もちろん、このパターンだけではないんですが、おそらくここに属する人は少なくはないはずです。

③注目を浴びたい・モテたい

①の派生です。女性としてのライバル意識が強い母親は、注目を浴びたい、ちやほやされたい、モテたいっていう無意識でも意識的でもエゴに覆われています

だから、娘はもちろん可愛いのですが、常に自分が娘の上に立っていたいとマウントを取りがちなのかもしれません。

ぼくは父親ですが、もし息子が大きくなって自分よりもイケメンでブイブイいわせるようになったらこっそり方法を伝授してもらいたいと思うと思うんですけどね(笑)

一番近い女性であるがゆえに、矛先が向きやすいという性質もあるんです。毎日顔を合わせるわけですから。そこに私が育ててあげたとか、苦労して私が成長させてあげた。とかよくわからん愛がむきだしになるとそりゃあ毒になる親にもなりますよね。

まだまだ毒親から娘に対しての嫉妬や妬みはたくさんあると思うんですが、わりと日本社会とマッチングしているのはこのあたりなのではないでしょうか。

ザ・日本社会×所有×エゴ×女性としてのライバル意識ってけっこう強烈に刺さりそうですね。

こんな父親は毒親かも?力によるコントロール・洗脳と無関心

さて、母親からの嫉妬をみたので、次は毒親っぽい父親をみていきましょう。男らしさの定義って力強さにあったり、ライオンてきな強さにあるのかってところをイメージしてもらえればわかりやすいです。

①ザ・暴力

昔の教育がそうだったのか、男としての力を主張するのが美徳なのかわかりませんが、この父親が暴力をふるうってあるあるですよね。

アウトレイジの世界かよって感じです。しつけとしての暴力がアリなのかナシなのかに関しては、その親の価値観に100%寄るものなのでそこは今回は議論しませんが、力で勝てない子どもに暴力をふるうってのは恐怖政治を敷くには効果的な手段です。

それをされた子どもはやっぱり萎縮しちゃいます。たとえば妻は、勉強しなさい。と言われてあとでやる~。って答えてTVに夢中になっていたりしたら、顔以外のところをぶたれていたようです。

あと、3秒以内に○○しないと、、、という感じで「1、2、3、」みたいにカウントとられたとか。完全に猪木です。

そして、このしつけとしての暴力の厄介なところは、子供側が1000%不可抗力で、思考と感情が停止するところですね。なぜダメなのか。なんで怒られたのかっていうのを考える前に暴力されちゃうと、親=神様って図式が成り立ちます。

父親の機嫌次第で、家庭の雰囲気が決まっちゃうんでしょうね。

言葉の暴力に関しては、父親の特性としては、大声で委縮させるところなんじゃないでしょうか。心に突き刺さるような辛辣なことばというよりは、自分を大きくみせるために声を荒げる。みたいな父親が多そうです。

ちなみに、ぼくは母子家庭なのでこのあたりはよくわかりません。ただ、いま息子がいるんですけど、言うこと聞かなかったり、わがまま言ってもアウトレイジな自分を出そうとは思いませんかね。まあ、ゆとり教育なので。(笑)

もし、アウトレイジな自分を出したら妻は逃げて離婚届けが届くんじゃないでしょうか。だって、ぼくもおんなじ立場だったら間違いなくそうするので。

②無関心・我干渉せず

暴力とまったく逆方向で、我関せず、無関心で興味がない親もいると思います。ここはぼくも妻もわからないのですが、暴力と真逆の位置にある毒っぽいですね。

家庭のことは母親がやるべき。お金だけは稼いでくるわ。とかもありそうですよね。家庭のことは母親がやるべき。俺は遊ぶわ。もありそうですけどね。

暴力とは違うけど、この無関心・干渉せずに関しても強烈っぽいですね。男なんてこんなもんかって感情が芽生えそうです。

毒親(母)からの嫉妬×毒親(父)からの恐怖政治でどうなるのか?

蓼食う虫も好き好きなので、こんな親でもべつにへっちゃらって言う人もいれば、そうでない人もいます。どんな感情や感覚になるのかっていうのを少しみていきましょう。

①親=神

親が神になりますね。親のいうことが正しい。自分が間違っていると極端になります。すべて自分がこんなんだからと責めがちになるのではないでしょうか。

そして、これは大人になってからの方が厄介だったりしますよね。

②罪悪感が芽生える

ある種の罪悪感が芽生えると思います。何か家庭に問題があると、すべて自分がいけないんじゃないかなって錯覚すると思いますよ。妻の場合は、勝手に親が機嫌が悪いだけなのに、自分のせいなんじゃないかな?って常に思ってたようです。

これが、大人になって社会にでると、全てにおいて適用させた場合、社内の雰囲気が悪くなったり、友人グループに亀裂が走ったりすると、自分を責めがちな人もでるのではないでしょうか。常にビクビクしている。そんなイメージです。

③愛されることが苦手

嫉妬や恐怖が愛と勘違いすると、シンプルな愛とかまっすぐな愛が受け取りにくくなると思います。本当にこの人は私を愛してくれているのだろうか。男の人が愛するのなんて嘘なんじゃないかな。とかですかね。

感覚や感情が麻痺するんでしょうね。

④感情を出すのが苦手

感情を押しつぶすロボットになるのが得意になる人もいると思います。親の機嫌をうかがうのが常日頃の日課なので、人間関係・恋愛関係で感情を出すのが不得意になるかもしれません。

誤解を生みやすい人もいれば、溜まりに溜まった感情が苦しみ・(意味が分からない)怒り・悲しみなど、コントロールが効かなくなるかもしれません。

もちろん、これだけではないんですが、かなりの部分の価値観を幼少期や成長期に形成しているため、自分で意識していようと無意識の部分で自分がわからなくなっている人はもしかしたら親からの影響を受けているかもしれません。

そして、その影響が、人間関係、パートナーシップ、お仕事などなど色々なところに応用されるとすごく苦しくなるかもしれません。

毒親の影響
  • 親が神になる
  • 罪悪感がつくられる
  • 愛が苦手になる
  • 感情を失くしてロボット
  • 自分迷子

【毒親対策】嫉妬する母親と恐怖政治の父親から洗脳を解く方法はあるのか?

もし、これを読んでくださって、思い当たる人がいたら、自分でできる方法に関してぼくが思いつく方法をお伝えしておきます。

①逃げる・縁を切る

一番に考えてほしいのは、逃げること。そして縁を切ることです。家柄・土地柄があって縁を切るのが難しい。って言う人は物理的に会うのを避けてください。もし、まだ一緒に生活しているのであれば、距離的に離れる方向へシフトしてみてください。

親の面倒をみなければいけないって思っているかもしれませんが、そんな義務やルールはないです。速攻で逃げましょう。向き合わなくていいことも世の中にはたくさんありますね。

②感情をぶつける

過去を思い返して、辛かった、嫌だったことを直接言葉にしてみてください。親に直接言うのが有効です。ただ、誤解しない方がいいのは、伝えることで、親が変わることの期待を抱くことです。

変わらない親もいるし、昔のことをぶり返されて癇癪を起したり、記憶にない。親もいます。だって親からしたらそれが「当たり前」だったので。そして、親もそうやって育ってきたのでマヒしています。

親が変わる可能性はかなり低いかもしれません。自分が変わるのはめっちゃできます。

だから、なぜ感情をぶつけるのかというと、感情を出す練習です。結果はまったく気にする必要ありません。ちゃんと自分の感情を相手に出すって言うことをしてあげないと、自分迷子のまま迷路にいることになるかもしれません。

今のところ、この2つをめちゃくちゃおすすめしておきます。②に関しては、自分が疲れちゃったり、余計嫌な気分になるのであればやらなくてもいいです。ただ、信頼できる人、話が出来そうな人には感情を出してみてください。

以下の本は毒親っぽい親に苦しんでいる方がいれば読んでみることをおすすめします。妻がかなり共感していました。

まとめ:妻の両親が毒親でして・・

今回は妻の経験や体験を例に、毒親の中でも母親の嫉妬と父親の力任せの恐怖政治に重きを置いてご紹介してみました。

ぼく自身がそういう幼少期や思春期を過ごしていないし、子どもに嫉妬するという感覚がゼロなので、重みに欠ける言葉になってしまったかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。

ぼくは妻と出会ってすぐに結婚しているんですが、実際に接して、妻の両親やべえ。と思ったことはありません、普通に良い人です(笑)そして、別に妻も両親を憎んでいるわけではもちろんありません(笑)

ただ、娘である妻は印象が違うのは当然だと感じています。

だから、親の面倒をみるべきとか、親は大事にすべきとは思いません。妻がおかしいともまったく思いません。大切に想うのと、義務感でそばに寄り添って喜ぶ顔をみせなければというのはまったく違いますよね。

ぼくが妻の立場だったら、苦しむのも理解はできますし。結局親も1人の弱い人間なので、エゴで苦しんでいるのかもしれませんね。

もし、親で悩むことがあればいつでもご相談ください。妻と親の悪口で盛り上がるのもアリです(笑)

いつも読んでくださってありがとうございます。

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