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エゴとは何か?エゴの意味と社会における価値の関係性

今回は「エゴ」をテーマにしています。

まめたろう(僕)

ペドロ

エゴイスティックをアッピル。

※この記事は、ぼくら全員がもつ「エゴ」について、色々な視点からエゴちゃんを見つめ直していき、ぼくらの価値的なモノをどこに見出していくかを各々に考えてもらう内容になります。

エゴの正体って自分にはなってくるんですが、あえて言葉で形容するのであれば、価値側面にフォーカスした自分です。エゴがなくなるのはたぶん無理ゲーなんですが、それでも癒したりプログラムを変えたりすることはできると思います。

まあ、そしたら新たにまた新しいエゴが登場したりはするんですけどね(笑)

この終わりない果てしないエゴとどう向き合っていくかってぼくは生きていくうえで、わりと大切にしてあげて方がいいんじゃないかなって思っています。自分に気付くきっかけになりそうなので。

エゴと副作用

他者比較と優越感ゲーム

どうもペドロです。

今回は皆大好きエゴをテーマにボソボソっと喋ってきます。

エゴと聞いて普通思い浮かべるのは傲慢さ、自己満足あたりだと思いますが、精神世界を通して見てみるとまた違った側面が見えてきますよね。

エゴの本質として他者(自分以外の無機物等も含む)と関係を持つための分離というものがあると思いますが、そこで生じる副作用的なものが猛威を振るっている感はあります。

本来エゴというシステムは幻に過ぎないと言われていますが、それがあまりに存在に癒着しているためエゴとはなんなのか、そして日常で繰り広げている巧妙なゲームに気が付かないケースが多いと思います。

巧妙なゲームとは上で述べた分離の副作用、比較にあります。有り体に言ってしまえばどれだけ優越感に浸れるかゲーーム!です。地獄のミサワシリーズをご存知ならあれをもう少しシリアスにカモフラージュしたものがそれです。

自分の努力、パートナー、持っている知識、経済力、経験、容姿、出自、人脈、技術、それらを巧妙にというかほぼ無意識的にアッピルし、優越感を得てそれを養分に生きていくのです。

エゴからすればそれは大変美味で一時的に満たされるも、すぐ飢餓感がやってきます。その食事は必ず苦しみを伴います

それに似た系統で自分は幸福なんだという雰囲気を醸し出す鎧も装備しています。デフォルトで。惨めに思われたくないからなんですが、なぜそんなことをするかと言えばもちろん不幸だからです。

れの派生で自分の不幸を強調しているものもあります。そのオーラでその人の姿が見えない時、ありますよね。

大抵は自慢できるようなカードは少なく、必ず上には上がいるものです。例えば頭の良さをカードにしている人がいたとして、その人より優れた人が現れた場合、劣っている人は惨めになるかその人に対して攻撃的になる(アイデンティティーを守るため)かです。

の微妙なゲームの展開が世の慢性的不幸の一因かもしれませんねエゴの一側面を文字に書いてみると凄く露骨なんですけど、実際はおくびにも出さないので分からんですよね。

これらはエゴに囚われた極端な例で必ずしもこういった反応をするわけではありません。特定の人を批判しているようにも見えますがエゴに囚われた場合誰でも起きる作用なのです。優越感云々は僕の実体験でもあります。じゃなきゃ書けないですしね…。

無価値観の収束先って?

中には囚われが少ない人もいて、囚われている人から見ると『物足りない』感覚に襲われます。それは一見空気が読めない風にも見えますが単に世間的なゲームを降りているだけなんですね。

ゴングが鳴ってこちらが攻撃をしているのにその意に介さなさたるや。ツルツルしている、というか取っ掛かりがない感じです。その我関せず然とした人と接していると『ひょっとして僕、愚かじゃない?』と初めて気付くわけです。

このゲーム、降りたらめっちゃ楽なんですけどね。ゲームを止められない理由の1つとして、自分に対するどうしようもない無価値感を抱いていることです

それを払拭するための手段なんですが、一定の快感も得られるため歯止めがきかないんですよね。この無価値感は社会を通して獲得していくのですが、社会的な価値観というのは多くは息苦しいものとなります。

そこで別な角度から人の価値というものにアプローチしてみますその前に中原中也の『月夜の浜辺』という詩を見ていきましょう。

月夜の晩に、ボタンが一つ

波打際に落ちていた。

それを拾って、役立てようと

僕は思ったわけではないが

なぜだかそれを捨てるに忍びず

僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、ボタンが一つ

波打際に落ちていた。

それを拾って、役立てようと

僕は思ったわけではないが

月に向かってそれは抛(ほう)れず

浪に向かってそれは抛れず

僕はそれを、袂に入れた

月夜の晩に、拾ったボタンは

指先に沁み、心に沁みた。

月夜の晩に、拾ったボタンは

どうしてそれが、捨てられようか?

これは中原の二歳の息子を亡くした悲しみのなか、歌った歌です。偶然拾ったボタンというのはおそらく中原の子供で、このボタンは基本的に役に立ちません(社会的価値)。小さい子供に社会的価値云々がそもそも馬鹿げた問いかけです。

これを僕達の状況に置き換えれば、僕達は様々な人と出会い、その関係性の中で無条件で(社会的価値無しで)尊い関係を築けると思うのです。相手の存在から巨大な何かを感じ取っているんだと思います

違いがあるとすればそれを見出だしたか見出だせなかったかの違いです。社会を通して剥がれた価値観、そして代わりに手に入れた社会的な価値観。

もし前者の視点になることができたら自分を認められるのと同時に他者も認められるようになります。つまり、まわりぐどくなっちゃいましたが僕らもう既にめっちゃ価値あることね?ってことです。

ここまでありがとうございました。ペドロ。

エゴと共生していく方法はあるか?

中原中也まじイケメンですよね。

まめたろう(僕)

相変わらずセンス抜群な切れ味ありがとうございます。ここからは、ぼく、まめたろうがエゴ的なヤツとどう付き合っていくかについて、エゴと対話していきながら、徒然なるままに言語化していきます。

ぼくのイメージでは、エゴってどっからどうみても自分なので、ゼロにはできないんですが、ペドロさんがあげてくれたような、優越感ゲームとか幸福・不幸、社会価値的な側面のエゴからは解放された方がめっちゃ楽です。

そしてそういう類のエゴを手放すことはまた新たなエゴをインストールすることにはなるんですが、覚醒のきっかけになると感じています。要するに、自分がパーフェクトだって思えるために余分なエゴをアンインストールしちゃおうよ。って感じですね。

言わずもがな、これもエゴには変わりないんですけどね。

エゴをアンインストールしてみる

エゴを手放したり、そこから抜け出したり、優越感ゲームから一抜けた!ってやる方法はたくさんあります。

自分と向き合うことで、もろもろを気にしないことで、などなど、様々なアプローチがあります。その過程でまた別のエゴによって傷付いたり、優越感に浸ったりを繰り返すこともあると思います。

それがぼくらが生きているうえで微妙に面白いのでやっかいなのですが、一度リセットボタンを押してみてもいいかもしれません。そこに自分のコア的なものが隠れている可能性がかなりあるので。

修験者みたく、滝に打たれて、座禅組んで、バッキバキに修行して悟りを開くといいです!という話ではもちろんありませんね(笑)世俗的なモノを無視していきなさい。とかそういう問題でもありません。

スピリチュアルなことばでいえば、うさんくさくなって、ただ在る的なマインドにはなるんですが、もっとシンプルに、視点を変えるとか、ペドロさんのいう「僕ら既にめっちゃ価値あることね?」状態になんとなく浸っちゃう感じです。

以前、ペドロさんが書いてくれましたが、

雲とともに在ったとか、瞑想して「すべては冗談だ・・」と笑っちゃう変態ぶりを発揮したあの瞬間とか(笑)人それぞれ、瞬間瞬間にはエゴのアンインストールは無意識的に起こっていて、

そこを観察することがヒントにはなってくると思います。そんな状態とき、たぶんめちゃくちゃ楽なはずです。

「都合の良い」プログラムをインストール

エゴの先には、結局またエゴがあるだけと思っているかもしれませんが、ぼくはちょっと違っていて、もちろん新たなエゴをインストールするだけではあるんですが、「自分の核」にこんにちはしちゃうかもしれません。

その自分の核がなんなのかってまた考えちゃうのがぼくらのエゴのクセになるんですが、たぶん空っぽです(笑)

そうなると、じゃあ、なんでもOK、自我も崩壊して、ゼロになるかと言えばそうではなくて、どんなプログラムも実行できる自分に気が付くことができちゃうんです。不思議と。たぶんね。

それこそが、究極のエゴのカタチだったりするとぼくは勝手にイメージしています。やっぱり自分って天才だな。ってね。新たなエゴを登場させるという(笑)

生まれてくるときって、比較とか社会的価値あるいは無価値ってゼロで、ただ在るだけだったんだと思います。母親の羊水に浸っているだけで完璧です。それ以上もそれ以下もなくただベストなだけです。

優越感とか、社会的な幸福感とか、充実感、人からの視点で、ぼくらはぼくら自身の核からどんどん遠ざかっちゃう面白い生き物です。身近過ぎて気付かないところに案外ボタンはもう在るのかもしれませんね。

みなさんはエゴとどんなお付き合いをしていますか?

いつもありがとうございます。

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