はじめに|あなたの中の「もう一人の自分」、ハイヤーセルフとは?
「現世におけるブロックのない自分の意識」──それがハイヤーセルフです。
複雑に語られがちなハイヤーセルフですが、本質はシンプルです。あなたの中にある、制限や恐れ、自己否定のない純粋な意識。それこそがハイヤーセルフの正体なのです。
でもね、世の中の情報って、なんだかハイヤーセルフを「遠い神様」みたいに祭り上げがち。特別な儀式やツールが必要とか、選ばれた人しか繋がれないとか…そんな難しい話ばかりが広まっていませんか?
「私にはスピリチュアルとか霊的な能力はないので…」なんて言葉、よく聞きますよね。でも、実はそれ、自分で自分の可能性にフタをしているだけかもしれませんよ?
本記事では、神秘体験を求めるんじゃなく、あなたの人生を実際に動かす「実用的なツール」としてハイヤーセルフを活用する方法をお伝えします。つまり、あなた自身が「ハイヤーセルフとつながれる・交渉できる感覚」を持てるようになることが、このお話のゴールなんです。
📌この記事の使い方|あなたに合ったステップを選んでね
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それではさっそく、ハイヤーセルフの世界へ、一緒に飛び込んでいきましょう!
ハイヤーセルフとは何か?|意味・定義・潜在意識との違い
ハイヤーセルフの基本概念と定義
「ハイヤーセルフってなに?」と聞かれたら、普通は「高次の自己」「超意識」「真の自分」なんて言葉が返ってきます。確かにその通りなんですが、もっとシンプルに言うと:
ハイヤーセルフ = 現世におけるブロックのない自分の意識
つまり、「自分に自信がない」「自分を愛せない」「生きるのが辛い」といったネガティブな意識がまったくない状態の自分です。
逆に言えば、「なんでもできる!」「自分は可能性で満ち溢れている!」「人生めっちゃ楽しい!」って思える、そんな意識そのものがハイヤーセルフなんです。
たとえば、あなたもきっと経験ありますよね?なんだか調子がよくて、自信満々で、どんなことも上手くいきそうだなーって感じる日。実はそれ、ハイヤーセルフとつながっている瞬間かもしれないんですよ。
ハイヤーセルフ、ミドルセルフ、ロウアーセルフの関係性を図解
私たちの意識は、大きく分けて3つのレベルに分かれています。図で表すとこんな感じです:
┌───────────────────────────────┐
│ ハイヤーセルフ │
│ (ブロックのない純粋な意識) │
└───────────────────────────────┘
↑ ↓
┌───────────────────────────────┐
│ ミドルセルフ │
│ (顕在意識) │
│ 今の自分の複雑な意識状態 │
└───────────────────────────────┘
↑ ↓
┌───────────────────────────────┐
│ ロウアーセルフ │
│ (潜在意識) │
│ 過去の記憶・先祖・過去世の記憶 │
└───────────────────────────────┘
潜在意識・顕在意識との違いをわかりやすく解説
ミドルセルフ(顕在意識)とは?
ミドルセルフは、今のあなたの意識です。英語では「ミドルセルフ」、日本語なら「顕在意識」がいちばん近いでしょう。
これは「今の自分の意識」そのもの。愛されると思う自分もいれば、愛されないと思う自分もいる。お金持ちになれると思いつつも、「本当にそうかな?」と疑う部分もある。そんな複雑でごちゃまぜな意識状態、それがミドルセルフです。
ロウアーセルフ(潜在意識)とは?
一方、ロウアーセルフは私たちの大好きな「潜在意識」です。Lowって英語で「低い」ですが、それは低くて悪いという意味じゃなくて、単に水面下にあるから見えないってだけなんですよ。
潜在意識は「記憶の貯蔵庫」と言われます。この記憶の範囲はというと…「全部」です!現世の幼少期から今までの人生、DNAに刻まれた先祖の記憶、過去世や未来世の記憶まで、すべてを含んでいます。
ちなみに、よく言われる「ブロック解除」というのは、この潜在意識の様々な記憶をクリアにしていくことなんですね。

魂・真我・超意識・ガイドとの違い
「ハイヤーセルフと魂って同じなの?」「守護霊とは違うの?」なんて質問をよく受けます。
ここで整理しておきましょう:
ハイヤーセルフと魂の違い:

- 魂:あなたの本質的なエネルギー、生まれ変わりを通じて続くもの
- ハイヤーセルフ:現世での「ブロックのない意識状態」
ハイヤーセルフと真我の違い:
- 真我:すべての存在の根源にある普遍的な意識
- ハイヤーセルフ:あなた個人の意識の中の、制限のない部分
ハイヤーセルフとガイド/守護霊の違い:
- ガイド/守護霊:あなたとは別の存在で、あなたをサポートする
- ハイヤーセルフ:あなた自身の一部(もう一人のあなた)
ちなみに、ハイヤーセルフが輪廻転生しても変わらないと言う人もいますが、私はそうじゃないと思います。ハイヤーセルフを「現世におけるブロックのない自分の意識」と定義するなら、当然、人生が変われば変わりますよね。
大事なのは、どの定義が「正しい」かじゃなくて、あなたにとって使いやすく、実感を伴うイメージを持つことです。
ハイヤーセルフと繋がるとどうなる?|得られる効果10選
ハイヤーセルフと繋がると、どんな効果があるんでしょうか?よく言われる効果をまとめてみました。
直観力が高まる仕組み
ハイヤーセルフとつながると、頭でゴチャゴチャ考えなくても「これだ!」と直感的に答えがわかるようになります。これは、ブロックのない意識状態だからこそ、本当に自分に必要な情報がダイレクトに入ってくるから。
頭の中のノイズが減るので、本当の声が聞こえやすくなる、そんなイメージです。
自分の軸がしっかりする
「周りに流されやすい…」「みんなの意見で揺れ動く…」なんて悩みがある人は多いですよね。でも、ハイヤーセルフとつながると、不思議と「自分の軸」が定まってきます。
なぜなら、本来のあなたが持つ「迷いのない意志」に触れるからなんです。周りの声に惑わされず、自分の内側から湧き上がる本物の声に従えるようになります。
引き寄せ力が強まる
引き寄せの法則を実践している人は多いですが、「なかなかうまくいかない…」と感じていませんか?
ハイヤーセルフとつながることで、引き寄せ力が格段に上がります。なぜなら、ハイヤーセルフの状態では「こうなったらいいな〜」という願望と「でもどうせ無理でしょ」という制限が同居していない、純粋な願いの状態だからです。
単に「引き寄せたい!」と思うより、ハイヤーセルフの「なるべくしてなる」という確信に満ちた意識の方が、現実化のスピードが違います。
運命の相手やツインレイとの出会い
なぜかハイヤーセルフと繋がると、自然と「運命の人」と出会うという話はよく聞きますね。
これはとても理にかなっています。自分に制限をかけていない状態だと、本当に自分に合う人、魂レベルで繋がる人に引き寄せられるからです。もっと言えば、自分自身が本来の姿でいるからこそ、本物の出会いが実現するんですね。
潜在能力の開花
「私には才能なんてない」と思っている人も多いかもしれません。でも、それって本当ですか?
ハイヤーセルフとつながると、自分でも気づいていなかった潜在能力に目覚めることがあります。それは特別な超能力というより、あなたの中に眠っていた「本当の得意なこと」「本来の才能」に気づいて、それを発揮できるようになるということ。
自分を制限する思い込みがなくなれば、どんどん新しい可能性が開けていきます。
望まない現実を変える力
これは私が最も実感している効果の一つです。ハイヤーセルフと繋がり対話することで、「望まない現実」を変えることができます。
なぜなら、この世界は文字通り、すべて自分が現実を創造しているから。「こうなったらいいな」と思った通りに、実は人生は動いているんです。
例えば、私の実例では「一人の時間が欲しい」と願った結果、家族との関係が悪化するという現実を引き寄せてしまいました。でも、ハイヤーセルフと対話して「家族と仲良くしながら一人の時間もたっぷり持てるようにする」と修正したら、状況がガラリと変わったんです。
人生が好転していく仕組み
「なんか最近、いいことばかり起こる!」そんな状態、経験したことありますか?それって、ハイヤーセルフとつながっている証拠かもしれませんよ。
なぜなら、ブロックのない意識状態では、自分に対する制限や「無理だろう」という思い込みがないため、チャンスに対して自然と「イエス」と言えるようになるから。チャンスを逃さず、自然な流れに乗れるようになるんです。
現実が加速する経験
今の人生が「悪くない」けど、もっと良くなってほしい…そんな人こそ、ハイヤーセルフとの対話が効果的です。
ハイヤーセルフには「明確にやりたいこと」があります。例えば「この人生ではたくさんの人をサポートしたい!」とか。でも、具体的な「方法」については意外とフリーだったりします。
現実の自分が「時間」「お金」「規模」などの概念を説明して交渉すれば、ハイヤーセルフのやりたいことがより良い形で実現し、人生が加速することがあります。
現実創造の仕組みを理解できる
ハイヤーセルフとつながると、「なぜ物事が起こるのか」という仕組みが見えてきます。思考が現実を作り出すプロセスを、体験として理解できるようになるんです。
すると「なんでこんなことが起きたんだろう…」と悩む代わりに、「ああ、こういう思いが、こんな現実を引き寄せたんだな」と冷静に観察できるようになります。
本当に変わるのは「意識の枠組み」が更新された時
効果について色々書きましたが、一番大事なのは「意識の枠組み」の更新です。
「こうなりたい」と願っても、「でも、自分にはムリだろう」という深層の思い込みがあれば、現実は変わりません。ハイヤーセルフとつながるということは、その制限的な思い込み自体を解除すること。
だからこそ、本当の変化が起きるのです。
ハイヤーセルフと繋がる方法|初心者でもできる7つのアプローチ
さて、ここからが本題です。実際にハイヤーセルフとつながるには、どうすればいいのでしょうか?
瞑想によるハイヤーセルフへの接続法
「瞑想」と聞くと難しそうに思えますが、基本はとてもシンプルです。
ハイヤーセルフ瞑想の手順:
- リラックスできる静かな場所で座る
- 目を閉じて、深呼吸を数回行う
- 体の緊張を解きながら、呼吸に意識を向ける
- 心の中で「ハイヤーセルフと繋がります」と意図する
- 「今」この瞬間に意識を集中する
- 思考が浮かんでも、ただ観察して手放す
- じっと待つのではなく、「既に繋がっている」感覚を味わう
特に最後の「既に繋がっている」という感覚が大切です。「これから繋がろう」ではなく、「いつも繋がっている自分を思い出す」イメージです。
寝る前に呼びかける簡単な方法
実は私の妻が実践している「えいこうちゃんスタイル」が、意外なほど効果的です。それは:
寝る前ハイヤーセルフ接続法:
- 寝る前、ベッドでリラックスした状態になる
- 「ハイヤーセルフ、こんばんは」と心の中で呼びかける
- 今日あった出来事や感謝したいことを伝える
- 質問や相談事があれば、それも伝える
- その後、特に何も期待せずにぐっすり眠る
翌朝起きたとき、または日常生活の中で、ふと「答え」が浮かぶことがあります。夢の中でメッセージを受け取ることもあるでしょう。
シンプルですが、睡眠中は意識のフィルターが緩むので、ハイヤーセルフとの繋がりが強まりやすい時間帯なんです。
タロットやオラクルカードを使った繋がり方
「直感的な声を聞くのが難しい…」という方には、カードを使う方法がおすすめです。
タロット/オラクルカードでハイヤーセルフと対話する方法:
- リラックスした状態で、デッキを手に取る
- 「ハイヤーセルフからのメッセージを受け取ります」と意図する
- カードをシャッフルしながら、質問や悩みを心の中で伝える
- 直感で引きたいと感じたカードを選ぶ
- カードのイメージや象徴から、メッセージを読み取る
重要なのは、カードの「正式な意味」にこだわりすぎないこと。あなた自身が感じた印象や、直感的に浮かんだイメージこそが、ハイヤーセルフからのメッセージです。
ペンデュラム・チャネリング・自動書記
もう少し道具を使った方法もあります。
ペンデュラムでハイヤーセルフに質問する:
- ペンデュラム(振り子)を用意する
- まず「はい」「いいえ」の動き方を確認する
- 「ハイヤーセルフと繋がります」と宣言する
- シンプルな質問を投げかけ、動きを観察する
自動書記でメッセージを受け取る:
- 紙とペンを用意し、リラックスした状態になる
- 「ハイヤーセルフからのメッセージを書きます」と意図する
- 手を紙の上に置き、思考を空にする
- 何かを書きたいという衝動が来たら、考えずに手を動かす
- 後から読み返して、メッセージを解釈する
これらの方法は、練習が必要かもしれませんが、繰り返すうちに自然とできるようになります。
「いま」に集中する – 最もシンプルな繋がり方
実は、ハイヤーセルフと繋がる最もシンプルな方法は、「いま、この瞬間」に完全に集中することです。
複雑な儀式や特別なツールは必要ありません。散歩をしながら、お皿を洗いながら、ただ「今この瞬間」に意識を向けるだけで、ハイヤーセルフとの繋がりは深まります。
なぜなら、ハイヤーセルフは「過去の後悔」や「未来の不安」といった時間の制約を超えた意識だから。今この瞬間に集中することで、自然と時間感覚が薄れ、ハイヤーセルフの視点に近づくことができるんです。
日常生活の中で実践できるハイヤーセルフとの対話習慣
ハイヤーセルフとの対話は、特別な時間を設けなくても、日常生活の中に取り入れることができます。
日常の中のハイヤーセルフ習慣:
- 朝起きたとき、「今日のメッセージは?」と尋ねてみる
- 選択に迷ったとき、「ハイヤーセルフならどうする?」と問いかける
- 夕方の通勤時間を「ハイヤーセルフとの対話タイム」にする
- シャワーを浴びながら、一日の出来事をハイヤーセルフと共有する
- 自然の中で過ごす時間を意識的に作る
最初は「独り言」のような感覚かもしれませんが、続けていくうちに、確かな「対話」の感覚が生まれてきます。
【診断】あなたは今、ハイヤーセルフとつながってる?
「自分はハイヤーセルフとつながっているのかな?」と気になりますよね。以下の質問に答えてみてください。
- 直感的な選択をして、後から「あれは正しかった」と感じることが多い
- 困ったときに、なぜか答えが自然と浮かんでくる
- 「自分はもっとできる」という感覚がある
- 時々、根拠のない自信や安心感に包まれる
- 「今ここ」の瞬間に、深い満足感を覚えることがある
- 人生の流れに対して、基本的に信頼感がある
- 同期性(シンクロニシティ)をよく経験する
これらの項目で「はい」が多いほど、あなたはすでにハイヤーセルフと繋がっている可能性が高いです!
ハイヤーセルフと繋がった時のサインと感覚
ハイヤーセルフと繋がると、どんな感覚が生まれるのでしょうか?様々なサインや感覚について解説します。
ハイヤーセルフからのメッセージを受け取る5つの感覚
ハイヤーセルフからのメッセージは、様々な形で受け取ることができます。
1. ビジョンやイメージ 閉じた目の裏側に映像が浮かんだり、鮮明なイメージが突然浮かぶことがあります。
2. 内なる声 自分の声のようでありながら、少し違う「別の声」として聞こえることも。必ずしも聴覚的な「声」ではなく、言葉として認識される思考かもしれません。
3. 体感覚 体の特定の部位に温かさや振動を感じたり、全身にエネルギーが流れる感覚を経験することも。
4. 感情の波 突然の喜びや安心感、愛の感覚が湧き上がることがあります。
5. 直感的な知識 「どこからともなく知っている」という感覚。特に声もビジョンもないけれど、突然「わかる」という体験です。
あなたはどの感覚が一番強いですか?人によって得意な受信チャンネルは異なります。
鳥肌・涙・ビジョン・安心感
ハイヤーセルフと繋がった時の身体的なサインとして、以下のようなものがよく報告されています:
- 鳥肌:特に真実に触れたときや、重要なメッセージを受け取ったときに起こります
- 涙:感情的な反応ではなく、浄化の涙。喜びと解放を伴うことが多いです
- 温かさや光:体の特定の部位(特に頭頂部や胸部)に温かさや光を感じることも
- 深い安心感:言葉では説明できない「すべてが大丈夫」という感覚
これらのサインは、ハイヤーセルフからの「あなたは正しい道にいる」というメッセージかもしれません。
「繋がっている」と確信できる明確なサイン
もっと具体的に、「ああ、今ハイヤーセルフと繋がっているな」と感じるサインには、こんなものがあります:
- 時間感覚の変化:時間がゆっくり流れる、または一瞬で過ぎる感覚
- クリアな思考:頭の中がすっきりして、思考がクリアになる
- シンクロニシティの増加:偶然の一致や意味のある巡り合わせが増える
- アハ体験:突然の気づきや洞察が訪れる
- 自己肯定感の高まり:自分自身を無条件に受け入れられる感覚
- 創造性の爆発:アイデアが次々と湧いてくる
- 深い平和と喜び:外的な条件に関わらず感じる内側からの平和と喜び
これらのサインが一つでも現れたら、それはハイヤーセルフとの繋がりが深まっている証拠かもしれませんね。
注意点:不安や恐れを感じる”高次存在”は無視してOK
ここで重要な注意点があります。
もし「高次の存在」や「ハイヤーセルフ」と名乗るものから、不安や恐れ、罪悪感を感じるようなメッセージを受け取ったら…それは本当のハイヤーセルフではない可能性が高いです。
本当のハイヤーセルフからのメッセージは:
- 常に肯定的で愛に満ちている
- 恐れや不安を煽ることはない
- あなたを制限するようなことを言わない
- 罪悪感を植え付けることはない
もし不快な感情を伴うメッセージを受け取ったら、「これは今受け取らない」と明確に意図して、切り離しましょう。あなたの内側の本当の声に耳を傾けることが大切です。
繋がれないと感じる場合の対処法
「一生懸命やってるのに、ハイヤーセルフと繋がった感じがしない…」
そんな悩みを持つ人も多いでしょう。でも、大丈夫です。以下のアプローチを試してみてください:
- 期待を手放す:「こうなるはず」という固定観念が、かえって繋がりを妨げていることも
- 単純化する:複雑な方法よりも、静かに座って呼吸を整えるだけでも十分
- 日常に取り入れる:特別な時間ではなく、日常の小さな瞬間に意識を向ける
- 自己批判をやめる:「できていない」という思いこそが最大の障害かも
- 信頼する:すでに繋がっていると信頼し、結果を期待せず続ける
そして最も重要なのは、「繋がっていないかも」と心配すること自体が、繋がりを妨げる最大の要因だということ。「もう繋がっている」と信頼して、その感覚を味わうことから始めてみましょう。
ハイヤーセルフと話すには?交渉の手順と現実化のコツ
さて、ハイヤーセルフと繋がったら、次は「対話」の段階です。特に、現実を変えるための「交渉」のコツをお伝えします。
自分の願望を明確化する準備
ハイヤーセルフと効果的に対話するには、まず自分の願いを明確にすることが大切です。
願望明確化のステップ:
- 紙とペンを用意する(デジタルよりアナログの方が効果的)
- 「私が本当に望むのは…」と書き出す
- 思いつくままに、制限なく書き出していく
- 書いたものを見直して、本当に心が躍るものを選ぶ
- それをさらに具体的にし、感情を込めて表現する
例えば「お金持ちになりたい」ではなく、「毎月〇〇万円の収入があり、好きな場所に旅行でき、家族を十分に養える経済的余裕がある」というように。
ハイヤーセルフと交渉する前に、自分が何を望んでいるのかを明確にしておくことで、対話がスムーズになります。
概念の翻訳:数・時間・金銭を伝える技術
面白いことに、ハイヤーセルフは「3次元のこと」をよく知らないことがあります。特に以下の概念は、明確に説明する必要があるかもしれません:
時間:ハイヤーセルフの世界には「時間」という概念がないことも。「これを実現するには3次元の時間がたくさん必要なんだよ」と説明すると効果的。
数(量):「1人より100人の方が影響力が大きい」という概念も説明が必要かも。
お金:「エネルギー交換の手段として、この世界ではお金が必要」というように伝える。
例えば、こんな会話になります:
あなた:「ハイヤーセルフさん、多くの人を助けたいんだけど、時間がなくて…」
ハイヤーセルフ:「え?なんで時間が必要なの?」
あなた:「この次元では、一人一人に対応するのに時間というものが必要なんだ。だから、もっと多くの人を助けるには、効率的な方法が必要なんだよ」
ハイヤーセルフ:「そうなんだ!それなら別の方法を考えよう」
このように、3次元の制約を明確に伝えることで、現実的な解決策が見つかりやすくなります。
ハイヤーセルフとの対話の始め方
実際の対話は、以下のような流れで始めてみましょう:
- リラックスした状態になる
- 「ハイヤーセルフに話しかけます」と意図する
- シンプルな挨拶から始める:「こんにちは、今日は話し合いたいことがあります」
- 具体的な質問や相談事を伝える
- 静かに待ち、浮かんでくる言葉やイメージに注意を向ける
初めは自分と話しているような感覚かもしれませんが、それでOK。続けていくうちに、明らかに「別の視点」からの応答だと感じられるようになります。
効果的な質問の仕方
ハイヤーセルフとの対話で重要なのは、質問の仕方です。
効果的な質問の例:
- 「なぜこの状況が私の人生に起きているの?」
- 「あなたが今何しているの?」
- 「◯◯について、私が見落としている視点はありますか?」
- 「私の本当の才能や可能性は何ですか?」
- 「この問題を解決するために、次に何をすればいいですか?」
質問は具体的で、かつオープンエンドなものが効果的です。「はい/いいえ」で答えられる質問よりも、幅広い回答を促す質問の方が豊かな情報を得られます。
ハイヤーセルフを活かした「現実設計」のステップ
ハイヤーセルフとの対話を通じて現実を変える、実践的なステップをご紹介します。
現実設計の7ステップ:
- 現状の把握:今の状況を正直に認識する
- 願望の明確化:本当に望む状態を明確にする
- ハイヤーセルフとの対話:「なぜこの現実があるのか」を尋ねる
- ブロックの発見:対話から見えてくる制限的な思い込みに気づく
- 新しい合意:より良い現実のためのアイデアを交渉する
- 感謝と確認:新しい合意に感謝し、それを現実として確認する
- 行動:受け取ったガイダンスに基づいて、具体的に行動する
このプロセスは、単なる「願望」や「アファメーション」とは異なります。ハイヤーセルフとの本物の対話を通じて、現実を創造する深いレベルから変化を生み出すアプローチなのです。
【体験談】ハイヤーセルフと繋がったらこうなった|現実創造5選
理論だけでなく、実際の体験談の方が参考になるという方も多いでしょう。私自身や私のクライアントが経験した、ハイヤーセルフとの対話による現実変化の実例をいくつかご紹介します。
家族関係のシフト(ブロックの再定義)
以前、私自身の家族間で揉め事があり、非常に不愉快な状況が続いていました。そこでハイヤーセルフに質問してみたところ…
私:「なんでこんな現実になっているの?」
ハイヤーセルフ:「なんのこと?」
私:「家族で喧嘩ばっかりで、めっちゃ不愉快なんだよね」
ハイヤーセルフ:「え?でも一人の時間が欲しいって言ってなかったけ?」
私:「言ったけど、喧嘩したいとは言ってないやん」
ハイヤーセルフ:「いや、よくわからんけど一人の時間できているからいいでしょ」
ハイヤーセルフは本当に文字通りに受け取るんです!「一人の時間が欲しい」と願ったら、最も効率的な方法(家族と仲が悪くなる)でそれを実現させていたんですね。
そこで私は交渉しました:
私:「家族と仲良くしながら一人の時間もたっぷりもてるようにするわ!」
ハイヤーセルフ:「OK~!それめっちゃいいね!」
この会話の後、不思議とトラブルが解消し、家族関係が改善。それでいて自然と「自分の時間」も確保できるようになったんです。
セッション・受講生が自然と集まった話
私がヒーリングセミナーを定期的に開催できるようになったのも、ハイヤーセルフとの対話がきっかけでした。
私:「ハイヤーセルフよ、君はこの人生で何がしたいの?」
ハイヤーセルフ:「面白いことがしたいよ!」
私:「面白いことって?」
ハイヤーセルフ:「大勢の人の波動をシフトさせたり、望む方向にいくようなサポートだったり、ヒーリングでえい!みたいな」
その後、「たくさんの人」の概念をハイヤーセルフに説明し、大勢の人でヒーリングを経験することがエネルギー的にも大きな影響を与えることを伝えました。すると…
ハイヤーセルフ:「なるほど!めっちゃいいね!じゃあ、呼んでくるわ!」
この会話の後、不思議と私のセミナーに参加者が増え、定期的な開催が可能になったんです。ハイヤーセルフは本当に「呼んできた」んですね!
人生の方向性が明確になった瞬間
あるクライアントさんは、キャリアの方向性に悩んでいました。会社員として成功していたものの、何か満たされないものを感じていたそうです。
ハイヤーセルフとの対話セッションで、こんなやり取りがありました:
クライアント:「私は何をすべきなんでしょうか?」
ハイヤーセルフ:「あなたは子どもの頃、何が好きだった?」
クライアント:「絵を描くことが好きでした…でも、それで生活なんて…」
ハイヤーセルフ:「なぜ好きなことをしてはいけないの?」
この問いかけをきっかけに、クライアントさんは自分の本当の情熱に気づき、会社員の仕事を続けながらも、副業でイラストレーターとしての活動を始めました。
1年後、その副業が本業を上回る収入を生み出し、今ではフルタイムのイラストレーターとして、以前より豊かで充実した生活を送っているそうです。
ハイヤーセルフとの対話で仕事が好転した例
別のクライアントさんは、職場での人間関係に悩んでいました。特に上司との関係がうまくいかず、毎日ストレスを感じていたそうです。
ハイヤーセルフとの対話で、意外な視点が明らかになりました:
クライアント:「なぜ上司はいつも私に厳しいのですか?」
ハイヤーセルフ:「あなたは認められたいと思っていますか?」
クライアント:「はい、当然です」
ハイヤーセルフ:「でも同時に、『誰にも必要とされたくない』とも思っていませんか?」
この問いかけで、クライアントさんは自分の中にある矛盾した願望に気づきました。幼少期の経験から、「認められたい」と同時に「期待されると怖い」という相反する思いを持っていたのです。
ハイヤーセルフとの対話を通じて、この矛盾を解消した結果、不思議と上司の態度が変わり始め、最終的には信頼関係を築くことができたそうです。
自分の「本当の願い」に気づいた体験
あるセミナー参加者は、「お金持ちになりたい」という願望を持っていました。でも、なかなか経済状況が改善せず悩んでいたそうです。
ハイヤーセルフとの対話で、彼女は自分の本当の願いに気づきました:
参加者:「なぜお金が増えないの?」
ハイヤーセルフ:「僕はこの人生で何がしたいと思ってる?」
参加者:「え?あなたが?」
ハイヤーセルフ:「そう。僕がこの人生で体験したい感覚や学びたいこと」
参加者:「...たぶん、多くの人に影響を与えて、存在感を示すこと...目立つことかな?」
ハイヤーセルフ:「そう!その通り。超越性を体験したいんだ」
参加者:「なるほど。でも、この世界で多くの人に影響を与えて目立つには、お金と時間の両方が必要なのよ」
ハイヤーセルフ:「どういうこと?」
参加者:「お金があれば良い服を着たり、良い場所に行ったり、多くの人に届く活動ができる。そして時間があれば、その活動に集中できる。この3次元では、お金と時間は『影響力』を拡大するための重要なツールなの」
ハイヤーセルフ:「へぇ!それは知らなかった。そのお金と時間というアイテムがあれば超越性が体験できるんだね!」
参加者:「そういうこと!だから両方を増やす手伝いをしてくれる?」
ハイヤーセルフ:「もちろん!それなら喜んで。すぐに手配するよ!」
このセッションを通じて、彼女は重要な気づきを得ました。彼女自身の願望(お金持ちになりたい)ではなく、ハイヤーセルフが本当に体験したい「超越性」や「影響力」という感覚に焦点を当て、そのためには3次元世界では「お金と時間」という”ツール”が必要だと説明したのです。
これはまるで、ゲームのプレイヤー(ハイヤーセルフ)とゲーム内キャラクター(現実の自分)の関係のようです。プレイヤーはゲームの目的(影響力を持つこと)だけを知っていますが、ゲーム内の具体的なアイテム(お金や時間)については詳しくない。キャラクターがプレイヤーにゲームのルールを教えることで、必要なアイテムが供給されるようになるのです。
この対話の後、彼女の人生には不思議な変化が訪れました。今までなかったような仕事のオファーが舞い込み、それが予想以上の収入をもたらすと同時に、自由に使える時間も増えたのです。
彼女はその時間とお金を使って、より多くの人に影響を与える活動を始めました。
結果的に、彼女は「お金を減らしてでも時間を得る」という制限的な選択ではなく、「お金も時間も両方増やす」という制限のない選択をしたことで、ハイヤーセルフの本来の目的である「影響力」「超越性」の体験がよりスムーズに実現したのです。
これはハイヤーセルフとの交渉がいかに現実を動かすかを示す典型的な例です。ハイヤーセルフがこの人生で本当に体験したいことを明確にし、そのために3次元世界で必要なものを説明することで、望む現実が引き寄せられるのです。
まず知るべきこと:あなたのハイヤーセルフはどんな「ゲーム」をプレイしたいのか
ハイヤーセルフとの対話で最も重要なことの一つは、あなたのハイヤーセルフがこの人生で何を体験したいと思っているのかを知ることです。
ゲームに例えるとわかりやすいかもしれません。あなた(現実の自分)はゲームの中のキャラクターで、ハイヤーセルフはそのゲームをプレイしている人だとイメージしてください。
多くの人は自分が「成り上がりRPG」(お金や地位を得るゲーム)をプレイしていると思い込んで一生懸命頑張っているのに、実はハイヤーセルフは「のんびり街づくりゲーム」(穏やかな関係性の構築を楽しむゲーム)や「冒険ゲーム」(新しい体験の探求)をしたかったのかもしれません。
このミスマッチが、あなたの人生の停滞や苦しみの原因になっているかもしれないのです。いくら頑張ってお金や地位を追い求めても、ハイヤーセルフの本当の目的が「人間関係の深さを体験すること」だったら、なかなか思うように進まないでしょう。
だからこそ、まずハイヤーセルフに「この人生で何を体験したいのか」「どんな感覚や徳を学びたいのか」を直接尋ねてみることが大切です。その答えを知ることで、あなたの人生の目的がより明確になり、交渉もスムーズに進むようになります。
ハイヤーセルフのメッセージの本質と解釈のコツ
ハイヤーセルフからのメッセージを受け取っても、「これって本当にハイヤーセルフからなの?」「どう解釈すればいいの?」と悩むことがありますよね。ここでは、メッセージの本質と解釈のコツをお伝えします。
「根拠のない自信」こそが最高のメッセージ
ハイヤーセルフからの最も純粋なメッセージは、実は「根拠のない自信」として現れることが多いんです。
「なぜか自信がある」「理由はわからないけど、これで大丈夫だと感じる」「なぜかこの選択が正しいと確信している」…こういった感覚は、ハイヤーセルフからの直接的なメッセージかもしれません。
私たちは常に「なぜ?」「根拠は?」と理由を求めがちですが、ハイヤーセルフの視点からは、そもそも「制限」や「不可能」という概念がないため、理由付けが不要なんです。
ですから、論理的な説明はなくても、ただシンプルに「大丈夫」「できる」という感覚があるなら、それこそがハイヤーセルフからの最高のメッセージです。
メッセージの例(イエスノー/気づき/内なる声)
ハイヤーセルフからのメッセージは、様々な形で現れます。いくつか例を挙げてみましょう:
イエス・ノーの答え
- 「この道を進んでいいですか?」→ 体が自然と前に進む感覚
- 「この人と付き合うべき?」→ 胸が温かくなる、または重くなる
気づきや洞察
- 日常の出来事の中で突然「あ!そういうことか!」とパズルのピースが合わさる感覚
- 同じ状況なのに、急に違う角度から見えるようになる
内なる声やガイダンス
- 静かな声で「もう少し待ってみて」と聞こえる
- 「あの人に電話してみて」というひらめき
肯定と励まし
- 「あなたならできる」「あなたは十分」という感覚
- 深い安心感や平和の波が訪れる
こうしたメッセージは、必ずしも劇的な啓示として現れるとは限りません。日常の小さな気づきの中にこそ、ハイヤーセルフの声が隠れていることが多いのです。
メッセージが曖昧に感じる理由とその対処法
「ハイヤーセルフからのメッセージがいまいち明確でない…」と感じることもあるでしょう。その理由と対処法を見ていきましょう。
メッセージが曖昧に感じる理由:
- 期待のフィルター:「こうあるべき」という期待が、実際のメッセージを歪めている
- 論理的思考の介入:左脳的な分析が、直観的なメッセージを遮っている
- 恐れや不安:「間違ったらどうしよう」という恐れが、クリアな受信を妨げている
- 自己不信:「私なんかに受け取れるはずがない」という思い込み
- 忙しすぎる心:日常の雑念が多すぎて、静かな声が聞こえない
対処法:
- 期待を手放す:特定の答えを期待せず、何が来てもオープンな状態でいる
- 分析を後回しに:まずは感じるだけ、分析は後で行う
- 遊び心を持つ:「正しい/間違い」ではなく、探索と実験として楽しむ
- 疑問形で尋ねる:「これって自我?それともハイヤーセルフ?」と尋ねてみる
- 静けさの時間を作る:日常の中で「何もしない時間」を意識的に作る
最も大切なのは、「正しく受け取らなきゃ」というプレッシャーを手放すこと。リラックスした状態こそが、クリアな受信のカギなのです。
すぐに意味が分からなくてもOK(タイムラグの真実)
時に、ハイヤーセルフからのメッセージは、すぐには理解できないことがあります。これは全く正常なことです。
私の経験では、「なぜこんなメッセージが来たんだろう?」と疑問に思っていたことが、数日後、数週間後、時には数ヶ月後に「あ!あのときのメッセージはこういう意味だったのか!」と腑に落ちることがよくあります。
これは「タイムラグ」と呼ばれる現象です。ハイヤーセルフは時間の制約を超えた視点を持っているため、「今」必要なメッセージではなく、「未来」に必要になるメッセージを先に送ることがあるのです。
ですから、すぐに意味が分からなくても、焦らず、信頼して受け取ったメッセージを心に留めておくことが大切です。必要な時に、その意味は明らかになります。
よくある質問|ハイヤーセルフについての誤解と真実
ハイヤーセルフについて、よくある質問や誤解について答えていきましょう。
ハイヤーセルフとは何ですか?
ハイヤーセルフとは「現世におけるブロックのない自分の意識」です。言い換えれば、あなたの中の本音の自分、制限や恐れ、自己否定のない純粋な意識状態のことです。
「自分に自信がない」「自分を愛せない」といったネガティブな意識がまったくない状態の自分を指します。多くの人が「高次の自己」と説明しますが、より実感を持って理解するなら、「なんでもできる!」「自分は可能性で満ち溢れている!」と思える、最も純粋な意識状態です。
ハイヤーセルフとつながるとどうなりますか?
ハイヤーセルフとつながると、直観力が高まる、自分の軸がしっかりする、引き寄せ力が強まる、望まない現実を変える力を得るなどの効果が期待できます。
本来の自分の意識と繋がることで、「なんでもできる」という根拠のない自信が生まれ、人生がよりスムーズに動き始めます。
また、頭でゴチャゴチャ考えなくても「これだ!」と直感的に答えがわかるようになったり、周りの声に惑わされず自分の内側から湧き上がる本物の声に従えるようになったりします。
ハイヤーセルフと繋がる方法は?
ハイヤーセルフと繋がる方法は複数あります。
①瞑想で「今」この瞬間に意識を集中する、②寝る前に「ハイヤーセルフ、こんばんは」と呼びかける、③タロットやオラクルカードでメッセージを受け取る、④ペンデュラムで質問する、⑤日常生活の中で「ハイヤーセルフならどうする?」と問いかける習慣をつける、などが効果的です。
特別な能力は必要なく、「いつも繋がっている自分を思い出す」という感覚で始められます。
ハイヤーセルフは本音の自分と言えますか?
はい、ハイヤーセルフは「本音の自分」と言えます。社会的な制約や過去のトラウマ、後天的な思い込みなどによって作られた「仮面」を外した、本来のあなたの姿です。
多くの人が「高次の存在」や「神聖な自己」という形で遠い存在として捉えがちですが、実は日常の中にある「これが本当にやりたいこと」「これが本当の自分」という感覚こそが、ハイヤーセルフからのメッセージなのです。本音の自分と繋がることで、制限のない可能性を実現できるようになります。
ハイヤーセルフと潜在意識の違いは何ですか?
ハイヤーセルフと潜在意識は異なります。潜在意識(ロウアーセルフ)は「記憶の貯蔵庫」であり、現世の幼少期から今までの記憶、DNAに刻まれた先祖の記憶、過去世の記憶などが保存されています。
一方、ハイヤーセルフは「ブロックのない純粋な意識状態」であり、過去の制限やネガティブな経験に縛られない自分です。潜在意識が「過去の積み重ね」なのに対し、ハイヤーセルフは「可能性としての自分」と言えるでしょう。両者は密接に関連していますが、機能と役割が異なります。
ハイヤーセルフと輪廻転生の関係
ハイヤーセルフは輪廻転生してもずっと変わらない」という説をよく耳にしますが、これは定義によって異なります。
ハイヤーセルフを「魂」のような永続的なものと捉えるなら、確かに輪廻転生しても変わらないでしょう。
しかし、私の定義では「現世におけるブロックのない自分の意識」ですから、人生が変われば当然変化します。前世では戦士だったあなたのハイヤーセルフと、今世でアーティストであるあなたのハイヤーセルフは、違った特性を持つでしょう。
大切なのは、どちらの見方が「正しい」かではなく、あなたにとってどちらの捉え方が役立つかです。
スピリチュアル初心者でもハイヤーセルフと繋がれるのか
スピリチュアルの経験がないけど、ハイヤーセルフと繋がれるの?」
断言します:絶対に繋がれます!
なぜなら、ハイヤーセルフはすでにあなたの一部だからです。「繋がる」というより、「思い出す」や「気づく」という表現の方が正確かもしれません。
スピリチュアルの知識や経験は、必ずしも必要ありません。むしろ、先入観がない方が純粋に繋がれることもあります。
大切なのは、心を開き、自分自身を信頼すること。それだけで十分なのです。
ハイヤーセルフと守護霊は同じ?
これもよく聞かれる質問です。結論から言うと、ハイヤーセルフと守護霊は別物です。
守護霊:あなたとは別の存在で、あなたをサポートするために寄り添っている ハイヤーセルフ:あなた自身の一部(ブロックのない意識)
ただし、両者は密接に連携しているため、区別がつきにくいことがあります。守護霊からのメッセージが、ハイヤーセルフを通じて届くこともあるでしょう。
「どちらからのメッセージか」に固執するよりも、そのメッセージが愛に基づいているか、あなたの成長を促すものかを重視するといいでしょう。
ハイヤーセルフに助けを求めてもいいの?
助けを求める求めないとかじゃなくて、さっきお伝えした通り、ハイヤーセルフが今何をしているのか、ここに何しに来たのかを知るのが重要です。
そして、必要であれば助けをもちろん求めまくるし、必要であれば3次元のことを教えつつ、めちゃくちゃ大事なパートナーして扱って、一緒に共同創造していくんですよ。
まとめ|あなたのハイヤーセルフは、いつもそこにいる
長い記事になりましたが、最後にハイヤーセルフとの繋がりについて、大切なポイントをまとめておきましょう。
つながること=統合すること
ハイヤーセルフとの「繋がり」の究極の形は、実は「統合」です。
ハイヤーセルフを何か遠い存在、自分とは別の高次の存在として捉えるのではなく、「本来の自分」として認識し、日常の自分と融合させていくこと。
それが真の意味での「繋がり」なのかもしれません。
日常の中で「ハイヤーセルフで生きる」感覚へ
ハイヤーセルフとの繋がりは、特別な時間や場所だけのものではありません。
- 朝の通勤電車の中で
- 仕事の意思決定の瞬間に
- 子どもと遊んでいる時に
- 料理をしている時に
日常のあらゆる場面で、「今、この瞬間」に意識を向け、内側の声に耳を傾けること。それこそが「ハイヤーセルフで生きる」感覚です。
今日からできるハイヤーセルフとの繋がりを深める実践
最後に、今日から始められる簡単な実践をいくつかご紹介します:
- 朝の5分間:目覚めの最初の5分間、「今日のメッセージは?」と尋ねる時間にする
- 感謝の習慣:寝る前に、今日あった出来事をハイヤーセルフと共有し、感謝する
- 直感ジャーナル:浮かんだ直感やメッセージを書き留める習慣をつける
- ボディスキャン:体の感覚に意識を向け、ハイヤーセルフの声に耳を傾ける
- 質問の習慣:日常の選択で迷ったとき「ハイヤーセルフなら?」と問いかける
これらの実践は特別なものではなく、日常に自然と溶け込むものばかり。続けるうちに、ハイヤーセルフとの繋がりは自然と深まっていきます。
最後に:あなたが望む未来を、あなた自身が創っていい理由
この記事の締めくくりとして、最も大切なメッセージをお伝えします:
あなたには、望む未来を創る力がある
なぜなら、あなたの中にはすでに「ブロックのない純粋な意識」=ハイヤーセルフが存在しているから。
あなたがこの記事を読んでいるのも、偶然ではないかもしれません。もしかしたら、あなたのハイヤーセルフが「そろそろ繋がろう」と誘いかけているのかも。
どんな方法でも構いません。あなたなりのやり方で、ハイヤーセルフとの繋がりを探求してみてください。そして、その旅を楽しんでください。
すべては、あなたの中にあります。
ハイヤーセルフとの個別セッションについて
ハイヤーセルフへの理解を深め、より具体的に人生を変えていきたい方へ。
私が行う「ヒーリングセッション」では、あなただけのハイヤーセルフと直接つながり、現実を動かす対話をサポートします。
- 人生の方向性を明確にしたい方
- 望まない現実を変えたい方
- 自分の可能性を最大限に引き出したい方
お一人では難しいと感じる方も、プロのガイドがあれば安心してハイヤーセルフとの対話を深められます。
はじめまして。10年ほど前にハイヤーセルフやチャネリングのセミナーなど受けて最近改めてハイヤーセルフの存在に意識を向けています。
どのサイトを見ても「ハイヤーセルフと繋がりたいと願う」というような内容ですが、こちらでは「今にフォーカス」とあり共感しました。私はレバナ・シェル・ブラド女史が提唱する方法を実践していますが、繋がったときは(わかりませんけど)ほんとに頭のおしゃべりがなくなり安心感と、ポジティブな結論をだしますよね。言葉ではなくて感じるというか。
繋がる方法が違っても同じ感覚が書かれてるーと思いコメントしてしまいました(^^)
Rさん、コメントありがとうございます!
同じ感覚嬉しいです!!ありがとうございます
私は、2年前の正月、お風呂でぼ〜〜〜っとしている時に、ハイヤーセルフと繋がりたい!と意図してあとはまたぼ〜〜っとする、ていうのが繋がった最初の日でした。
あれ?っていう感覚があり、メッセージが。質問と答えが瞬時に出てくる感じで。名前を聞くと教えてくれました。まだ半信半疑でいたら、「鏡を見てご覧なさい」というので、見てみたら、質問のときと答えのときの目が違っていました。慈愛に満ちた表情というか…
そして、これを機にパソコンで自動書記みたいに質問と答えを繰り返し、整っていき、うつ状態から抜けました。
エレインさん、コメントありがとうございます!
そうなんですね!表現がいいのかわかりませんが、面白いです◎