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スピリチュアルバイパスとは?現実逃避のふわスピ10タイプ

まめたろう
まめたろう

今回のテーマはスピリチュアルバイパスです。

たっかぶり
たっかぶり

綿毛のようなやつ。

※この記事は、「スピリチュアルバイパス」についてその意味や種類などを説明しつつ、どうすればそれをストップできるのかを考えてみる内容になります。

スピリチュアルバイパスは、日本だとあまり耳にしませんが、英語圏のサイトや本などにはよく登場する概念の1つです。

簡単に言えば、人生の問題を回避するためにスピリチュアルを利用することです。(詳しくは後述します。)

例えば、自分の嫌な部分をみるのを避けるために、ポジティブなことに無理やり焦点を合わせて、ポジティブでいよう!波動が高ければ人生最高!みたいな教えを鵜吞みにするマインドです。

日本語だと、誰が作った言葉かは本当に謎ですが、ふわスピとかって言われたりもしていましたね。(個人的にこの言葉は日本語として好きではないからもう使いません。笑)

そんなスピリチュアルバイパスについて今回はじっくりみていきます。現実逃避っぽいなあとか、宇宙に思いをはせすぎている人の何かしらの参考になれば嬉しいです。

今回のお話の流れ
  • スピリチュアルバイパスとは?
  • スピリチュアルバイパスの10タイプ
  • スピリチュアルバイパスをやめる方法とアイディア
  • まとめ

スピリチュアルバイパスって何?

まずはスピリチュアルバイパスの定義をみていきましょう。

スピリチュアルな回避

スピリチュアルバイパスとは、1984年のあるインタビューにおいて、心理療法家ジョン・ウェルウッドによってつくられた造語で、

「スピリチュアルな思考や考え方、実践を使うことで、未解決の感情的な問題、感情的な傷、および不完全な発達上の課題に直面することを回避または防止する傾向、あるいは自我を補強する傾向のこと」

という風に定義されています。

簡単に言えば、スピリチュアルなことで現実逃避しとるぞ!というやつです。

瞑想したり、ハイヤーセルフとつながったり、チャクラを整えたり、食事でバイブレーションを高めたりするのはいんだけど、物理次元で、人間的に悩んだり、自分の癒えていない感情や傷に向き合って、

現実を直視していくのも大事だよ。というメッセージでこの言葉が生まれたとか生まれていないとか。

スピリチュアルバイパスの典型例

宗教指導者とかグルが、ワンネスだ!と説きながら、裏では性的な虐待をしていたり、何かの依存症で悩んでいたりするケースはまれではありません。これがまさにスピリチュアルバイパスの典型例といわれます。

要するに自分の傷に人間的に向き合う側面も持った方がバランスがとれるよということです。

ここまで極端な例でなくても、スピリチュアルな世界が好きでそれを学んでみたり、いろんな人の話を聞いたり、自分で体験していく中で、

例えば、「ポジティブで入ればなんでも引き寄せられます!」みたいな教えがあったとして、ネガティブでいる自分をクソだと思ったり、どんなに辛いことがあってもポジティブでいなきゃ!と義務感を感じたり、

「スターシードだから特別!」「自分は世界を変えるライトワーカーだから何かなさねば!」と肩に力が入り、日常の生活を厳かにしてしまうような行動傾向にもスピリチュアルバイパスが垣間見えます。

個人的には、スピリチュアルバイパスをもっていることが悪いこととは思いません。だって、目をそむけたくないところとか、現実いやだよ。っていう気持ちは人間ならだれでも持ちますから。

ただ、現実いやだよ。という部分をなんで?どういうところが?どうすれば面白くなりそうかな?という解決を模索せずにスピリチュアルを免罪符にしてしまうのは自分の一部の権利や意志を放棄することになるので、

とてももったいないことだと思います。スピリチュアル的に言ってしまうと、どんな自分もエネルギーでグラデーションで素晴らしいですからね。

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スピリチュアルバイパスのあるある10タイプ

そんなスピリチュアルバイパスなんですが、いろいろな種類分けることができると思います。なので今回は分類してどんな回避傾向があるのかを整理してみます。

①楽観的バイパス

「ポジティブでいよう!」「光や愛で生きよう!」「未来は最高だと決まっている!」これだけを切り取るならいいんですが、人生の影の部分、自分の嫌なところを避けるために

楽観主義を「義務的に」用いるバイパスです。

人間なんでポジティブになれないときもあるし、光や愛じゃなくて、ドロドロに濁ったものを持っているときだってありますよ、そりゃあ。だから美しいんですけどね。

基本的に、楽観的バイパスの裏側には、恐怖心、怒り、ネガティブ感情に屈せねば(あきらめ感)などが見え隠れしていることが多いです。

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②優越バイパス

こちらは、スピリチュアル界隈であるある(とぼくは思っているのですが)な、

「波動が高い=素晴らしい!」「スターシード=天才!特別!」「覚醒=めっちゃすごい!」みたいな自分を他の人に比べて「優」とせねば、バランスが保てないタイプのバイパスです。

基本的には、不足感だったり、不安感がその裏には隠れています。不安だからすごいって思わないとやってられないぞというお茶目な心理です。

誤解しないで欲しいのは、スターシードや波動高い系になるのは全然いいと感じていて、ただ、その括りやカテゴライズってどれだけ自分にとって役立つのよ。と自問自答してあげるといいと思います。

要らない服はいつまで持っていても仕方がないので綺麗に来てくれそうな人にあげるか、メルカリで売るか、ゴミ収集車にダンクしていくのが個人的には楽だと思います。

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③犠牲者バイパス

これは、②と似ていますが、「魂レベルが高いから人生は辛い!」とか、「スターシードだから苦労する。」とか、「エンパスだから生きるのがしんどい!」「前世で悪いカルマを積んだから今の人生がダメなんだ。」

とかそういう類のバイパスです。スピリチュアルな事柄×犠牲者(被害者)マインドですね。

要するに、自分は周りと違って特別(なギフトなどをもっている)だから、人生がうまくまわらないんだ!と犠牲者っぽくなげく傾向にあることです。

この深層心理にはいろいろなものが隠れていると感じていますが、自分の境界線がゆるゆるになっていたり、自分で自分を責めやすい傾向の人にあらわれる可能性が高いと思います。

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④サイケデリックバイパス

こちらは日本だと物理的に合法的ではないのであんまり聞かないと思いますが、サイケデリックなトリップをいろんなハッパですることで、現実世界を越えた世界を旅するタイプのバイパスです。

現実とは違う世界へトリップレッツゴーするのは別にサイケデリックなやつでなくてもできますし、それで身も心も破滅的にしてしまうのは、ダメ、ゼッタイ。

⑤星占いバイパス

こちらは占いにハマりすぎて現実を回避するバイパスです。

占星術に限らず、タロットなど世の中にはいろいろな占いがあります。占いそれ自体は決して悪いものではなく、個人的には面白いと思っています。好きです。

ただ、占い師さんのアドバイスや指導がすべてだと思って、自分で自分の意思を使って物事を判断したり、決定したりすることが不可能になるほどハマりすぎるのは自由意志を放棄するので非常にびみょーです。

どんなに当たる占いでも、どんなにすばらしいホロスコープの読み手でも、自分の意思を強制的に変えるほどの自由と責任は持ち合わせていないと思っています。

占いに限らず、スピリチュアルリーディングとかもそうですけどね。

⑥聖人(良い人)バイパス

スピリチュアルを学んだのだから、従事しているのだから、暗い側面や、物事、人を悪い方にとらえてはいけないと禁止し、自分を封じ込めるバイパスです。

自分をないがしろにして、他人に尽くそうとしたり、物事を善と悪の二面でみたりする心理には、たいていの場合、自己犠牲とか、恐怖心が隠れています。

良い人でいろ!という小さい頃の教えは、自分にとってオリジナルの「良い」人というのを大前提においてほしかったですよね。

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⑦スピリットガイドバイパス

こちらは、⑤の占いバイパスと似ていて、守護霊やスピリットガイドの声がすべてだと(自分を超越している)と信じ込んで、それを盲信するバイパスです。

ガイドが仏様で人格の高い人だからどんなに悪いことがあっても何もしなくていいみたいな感じでしょうか。

ガイドの声を聴いたり、そのアドバイスに従うのは面白いと個人的には思います。

ただ、そちらのアドバイスや声の方が優れているとか、その声がすべてとなると、自分の責任の範囲が適切でなくなったり、困難に立ち向かうレジリエンスが損なわれるリスクがあります。

ガイドにはいろんな種類や役割がいますが、彼らはベビーシッターじゃなくて、あくまでガイドです。

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⑧祈りバイパス

こちらはスピリットガイドバイパスと一緒で、ぼくらは自分ではどうしようもなくなったりするときに、神様、仏様にすがります。

別に神や仏にどうにかしてくれ!と祈ることはダメなことではないと思いますが、現実的にとか、自分でできること精一杯やったからもうあとは見守っておいてね~。くらいがちょうどいい塩梅だと思います。

⑨グルバイパス

グルとは、指導者やマスター、あるいはスピリチュアルティーチャーを意味します。

スピリチュアル的なことを発信したり、誰かを先導する立場にいるティーチャーを尊敬したりその人をフォローするのは素晴らしいことだと思います。共感できるってすごいですからね。

ただ、その人に傾倒しすぎて、他のスピリチュアルグループを卑下したり、その人の考え方や教えが自分に合うかどうかを照らし合わせる作業をなくしてしまう可能性があります。

弟子スタイルをとることによって自分のスピリチュアルな道にプラスになる魂があるのでこれは別に良し悪しではなくその人の好みなんでしょうけどね。

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⑩正義バイパス

これは、自分の道が正しい!あなたは間違っているというマインドが自分以外の状況、人に対して指をさして正義感を奮闘するバイパスです。

自分が正しいことを証明するためには、相手の間違いや不正を声高々に主張する必要はないんですよ。本来ならね。ただ、自分が不安だったり、間違っちゃいけないよなあという恐怖心が深層心理にある場合、

正義のヒーローが幅をきかせすぎちゃうときがあります。

そんなときは心にバイキンマンをしのばせておくといいですよ。

スピリチュアルな大きな視点からいうと、どんな出来事、状況、環境、人においてもどっちかがだけが正しくてどっちかがだけが間違っているなんてことはないと思います。どっかで起きている戦争みたいですね。

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他にもいろんなバイパスがあるけど、今回はこんな感じです。

スピリチュアルバイパスをやめて自分に素直になる方法

ここからはアイディアとヒントをシェアしてみます。

①「弱さ」を認める(≒自分に素直になってもいいと許可する)

スピリチュアルバイパスの多くは、自分がダメなんじゃないか。間違いたくない。自分はすごいぞ。というエゴい部分がスピリチュアルな事柄で出てくることによって引き起こされる可能性が高いです。

ありのままのダメなところもをさらけ出すことで、自分に対して誠実になり、さらには周りからも誠実さが受け取れるといわれます。

「ヴァルネラビリティ(vulnerability)」をもつことで、スピリチュアルを現実的逃避的な意味合いで使うのではなく、自分と向き合うための1つの感情的なツールとして利用していきましょう。

人間、欠陥があるくらいがちょうどいいし、そうじゃないと、わざわざ肉体的な存在として生まれませんから。

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②自分の良い面と悪い面をならべる

スピリチュアルなことにだけでなく、もしかしたらすべてにおいて言えるかもしれませんが、どんなものにも二面性というのが存在するといわれています。

もし、スピリチュアルティーチャー的な人を盲目的に信じていたり、占いにぞっこんであれば、なぜそうなのかを自分で自分に聞いてみてあげるといいと思います。

人生には両面があることをあえてみてあげましょう。そしてそのどちらも今の自分には本当に同じレベルで必要なのだと思ってみる日があってもいいと思います。

破壊も創造もどっちも大切なんでしょうね。

③思っていることと行っていることを一致させる

スピリチュアルバイパスは、いわゆる認知的不協和(認知のゆがみ)が起きている状態です。

本当はこう思っているのに、そうできない。とか本当はそうは思っていないのに、ついついやってしまうとかですね。

別にネガティブな感情や思いを持っていても、自分の理想とする現実は引き寄せることができるし、自分が嫌なやつでも素敵なソウルメイトに囲まれることは可能ですよ。

それよりも、自分を偽って、本当は元気じゃないのに元気なふりをしている方がよっぽどエネルギー的なダメージでいったら凄まじいと個人的な経験がいっています。

言いたいことはいってもいいんですよ。

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④痛みを親友扱いする

誰もが自分をかわいそうだと思ったり、特別扱いしたくなるのは当然のことです。

ただ、その裏には眠っている痛みだったり、掘り起こされたくない傷みたいなものがあります。痛みや傷は、人生をハードにするためでも、自分をネガティブにスパイラルに陥らせるためにあるわけでもなく、

自分の一部に気が付くきっかけになるものです。

思い込みやキズなんてものは誰にでもありますからね。

ハイヤーセルフとつながって人生キラキラ!みたいなことも面白いとは思うんですが、自分のペインボディをみて、人生をゆるーくいきましょみたいなシナリオもなかなか乙だったりしますよ。

ペインボディとは?エックハルトトールが語る心の痛みの解放と溶かし方

⑤周りの意見を聞く

自分でどうにかしようと思っても、できない人は心から気を許せる相手だったり、自分以外の第三者から意見やアドバイスを求めるのもめちゃくちゃありだと思います。

盲目的になっているときはそんなアイディアすら降ってこないときもあるんですが、思っている以上に周りにはおせっかいさんがいるかもしれません。

全部自分でどうこうしようとするんじゃなくて、周りをいいように使ってみましょう。

スピリチュアルバイパスに気付いてみましょう

スピリチュアルなことって、目に見えない分、それが優劣を生みやすかったり、自分の苦手な側面を遠ざけるのに役立つシチュエーションが多いんですよね。

ぼくもスピリチュアルなことを学んだり、自分で体験していくうえで、現実なんてどうでもいいや。みたいなゾーンありましたからね。(今でも人間がしんどくなるときもあります。)

物理次元というか、現実的なところってポジティブなこともネガティブなことも大げさに体感せざるを得ない時が多いんでぼくは苦手なんですが、それでも面白いって言えるから、

ぼくはこの人生を選んできたんだと思っています。そうでなければ、意識体として浮かんどけばいいだけですからね。

わざわざこの道を面白おかしくもノリで選んできた自分に祝福を贈りながら、バランス感覚を大事にしておきたい所存です。

深く誠実な自己受容がなければ、スピリチュアルは危険な心理基盤を象徴し、幻想的な世界への逃避になります。謙虚な自己認識こそが、真のスピリチュアリティにおけるもっともベーシックな条件になります。

John Monbourquette

カナダの作家であり、心理学者のジョンさんの言葉です。

簡単に言ってしまうと、いつどんなときも自分に素直でいないとスピリチュアルってつまらんよ。ということです。

スピリチュアルを利用して現実から逃げまくっても、反対に現実を利用してスピリチュアルから逃げまくってもどっちでもいいんですけど、どうせなら、いろいろな側面を味わう人生にしておきたいとぼくは思っています。

ただ、欲張りなだけかもしれませんけどね。みなさんはどう思いますか?

いつも読んでくださってありがとうございます。

人生でやっておくべき25のこと!後悔しないためのバケットリスト

1 COMMENT

なっちゃん

最近、ろばのせかいに辿り着きました。
読ませていただいて1番好きだなと思うのは、色々な人がいてもいいよねと伝わってくるところが好きです。

スピ系の記事は悪徳商法感があって、なんとなく嫌な感じがすることが多いので苦手ですが(でも困っているのでそういうところに行き着いてしまう)、ろばのせかいは優しい世界な感じがします。(人はみな同志、対等?のような感じ)

今回の記事も大変興味深く読ませていただきました。私はあまり特別な力の自覚はありませんが、大切なのは自分を生きることだと思ってます。誰かの考え方を鵜呑みにすることではないと思っています。
自分で感じて自分で考える、そして色々やってみることがいいような気がしてます。(自分の失敗を大切にするといいますか…表現が難しいです…)

自分に素直になる方法はとっても共感し、大切なことだと思いました。

まだ全然わかっていないし、スピリチュアルもわかってないのですが、自分に素直になって生きていくことが幸せなのは間違いないと思いました。社会で生きていくと沢山のしばりがありますが、必要に応じて社会的に生きることと自分に素直に生きることを自由に選べると良いのかなぁ?なんて感じました。

他の記事も時間がある時に読ませていただいています。今の自分がどうしたらよいか迷った時に勇気をもらえることが沢山あります。
ありがとうございます!
また楽しみにしております。

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