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うつ病の特徴や原因は?うつ病は診断する必要ないかもしれない件

今回のテーマはうつ病です。

まめたろう(僕)

たっかぶり(妻)

世知辛い世の中ですね。

※この記事は、「うつ病」をテーマにぼくが思っているところを共有しつつ、本当にうつ病ってあるのかどうかについて、エネルギーのバランス、その他もろもろ真面目に議論していく内容になります。

ぼくは、医師でも専門家でもないので、見当違いなことを言ってしまうかもしれません。そして、ぼく自身が病院に行って、診断受けて、薬を服用していたなんて経験がないので、それはうつ病になってないからそんなこと言えるんだよ。

と批難or否定されることもあると思っています。目に見えない部分、とりわけ心の部分でどれだけつらいのか、どれだけショックなのかなんてその当事者以外に誰もわかりませんからね。

まあ、言ってしまえば程度の大小、症状の大小はあれど、けっこうみんなうつです。少なくともそういう仮面やカードをもっています。そしてうつ病なんて病気は、厳しめの言葉を使うのであれば、実はないのかな。なんて思っている自分もいます。

うつ病は心の風邪?うつ病の意味や歴史背景

うつ病ってわりと最近(21世紀)になってよく聞くようになった印象がありませんか?ぼくが小さいときはもちろん、わりと物心つくようになってからもそんなに頻繁に聞くような病気ではなかったような気がしています。

うつ病とは?

厚生労働省によると、うつ病とは、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態のことを指すようです。

原因はさまざまですが、主には心のストレス、そして過労などによる身体のストレスによって、

神経伝達物質のうち、セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンの量が減少したり、はたらきが低下してくると、さまざまなうつ病の症状があらわれるのではないかと言われているようです。

つまり、簡単に言えばストレス→脳の機能低下→症状。脳のエネルギー不足なんて表現があっているかもしれません。


参考
みんなのメンタルヘルス厚生労働省

うつは心の風邪?流行原因や歴史について

うつは心の風邪って一度は聞いたことないですかね?1998年から2002年にかけてうつ病患者は倍増し、その後の4年間でそこから3倍になったと言われているようです。

そして、日本でうつ病が「流行った」のには主に2つの社会的背景があるようです。

①製薬会社のキャッチコピー「うつは心の風邪」

日本の製薬会社が出したキャッチコピーで、うつって誰でもなるんやな。という病認定が一気に加速しました。それがうつは心の風邪ですね。ここからうつ病患者は爆増していったようです。

99年までは横ばいだったうつ病患者は2002年には70万人、2005年には92万人に達しているようです。経済規模でいうと、1200億円以上の市場価値があるようです。けっこう莫大すぎてぼくには想像もつきません。

まあ、クスリって売れば儲かるし、病気ありきの商売のところあります。もちろん、その薬のおかげで救われた人もたくさんいるとは思いますよ。あくまで社会的背景として認識してください。

②電通事件(2000年)

うつ病がある種の「流行り病」になった背景にはもうひとつ。2000年に最高判決が出た「電通事件」です。

電通事件は、電通で働いていた社員さんが過重労働でストレス→自殺し、その責任を会社に訴求した事件になります。今でさえ、パワハラモラハラ、色々なハラスメントが叫ばれるようになりましたが、その走りといってもいいかもしれませんね。

この事件を契機に、うつ病は、ストレスが引き金となれば誰でもかかるような社会的病気。なんて認識が広まっていったようです。日本社会の不況、法整備の改正による企業のストレスチェック導入なんかも追い風になっているようです。


参考
How Japan came to believe in depressionBBC News

日本と欧米におけるうつ病

精神科にいくハードルでいえば、ぼくは日本はいまだに敷居がけっこう高いような気がしています。欧米とかけっこうカウンセリング受けまくりの人とか多くないですかね。(完全に偏見かもですが笑)

うつ病は根本的な原因や症状が一概に言えないところから、その捉え方において日本と欧米では違いがあるようです。

日本では、うつ病をはじめとする精神病の類をどちらかというと、ストレスや脳の機能低下で捉える傾向が強く、そういう診断を多くする一方で、欧米では、アリストテレスのメランコリアの概念までさかのぼったり、宗教・哲学などの自己理解の一環として捉えるようです。

まあ、ざっくりとしたイメージですと、日本では、病院に行ったら、疲れですね。ストレスですね。○○という分泌が少ないので抗うつ剤やっときます。欧米では、人間とは?までいっちゃう感じですかね(笑)

医学も色々な違いがあってけっこうぼくは面白いと感じています。

うつ病の症状における特徴や原因はなにがあるのか?

うつ病の特徴、そして原因自体は一言で言えば多岐にわたるで。というところに落ち着くとは思いますが、少しだけみていきましょう。

うつ病の症状①身体の変化

うつ病で多いと言われている症状は、不眠ですね。日本だと、うつ病=脳の機能低下と言われているので、まさにという感じでしょうか。睡眠に必要な脳の分泌やホルモンなんかが不足している状態から睡眠不足で悩んでいるひとは多いようです。

一旦、不眠ループに入ると、食欲不振、疲れやすい、動悸や目眩なんかも起きてくる人もいるようですね。自律神経系です。

うつ病の症状②精神の変化

うつ病における精神的な症状は、一言で言えば憂鬱。なんでしょうけど、ここも人それぞれ全く違うところでしょう。

うつ病の原因

うつ病に関する原因も人それぞれ。で片付きますが、ここからはすこしぼくの窮屈な意見を述べていきます。今日日、みんなうつ病チックだし、うつ病の仮面やカードはもっているんじゃないか説ですね。

もちろん、ぼくも例外ではないと感じています。何がいけないとかダメとかそういう基準を他人に持ってくれば結構きつくなるし、常識や世間体、ルールに従うことを概ねの範囲で求められるこの社会においてはみんなつらいです。

コンクリートジャングルで生活していれば、他人や世間の監視カメラで四六時中観察されていれば、そりゃあもううつになりませんかね。

アマゾンの原住民族とかぼくはあったことないですが、正直うつ病患っている人っていないんじゃないかなと思えるくらいに想像できないですよね(笑)

少なくともうつ病という概念そのものが間違いなく彼らには存在していなさそうではあります。そもそもこんな比較は無意味ではもちろんありますが。

うつ病を診断。うつ病チェックする必要ってあるの?

ここからはスピリチュアル内容になります。ぼく自身、けっこう真面目にうつ病なんて病気はないと感じています。

身体がきつかったり、心がきつかったり、それは生きていれば当然誰しもあります。生まれた環境、育った環境、今いる環境は人によって全く違えど、今までずーーーーっとフルパワーでポジティブMaxなんて人はゼロではないかもしれませんが、

ぼくはいないんじゃないかなって感じがしますよ。もちろんぼくも落ち込みます。

うつ病という言葉の破壊力

病気という類、全般に言えることですが、名称、名前付けされる。つまり、「うつ病」というラベルを貼られることはぼくはものすごくパワーが働くと思っています。

なんかうまくいかなくて、身体や心がしんどくて病院に行くのは、1つの選択肢としてもちろんアリだし、薬に頼るのもまったく悪いことではないです。ぼく自身、小さい頃からアレルギーやアトピーでステロイドをガンガン使ってましたし。

ただ、うつ病に関していえば、心の病全般に関していえば、逆効果にもなる可能性があるとは感じています。うつ病、心の病気ですよ。と言われることで、自分はダメなやつ。あるいは病気だから・・・。なんて感じで、

一気にそこに意識を注ぐこととイコールになりますよね。ネガティブな感情や意識のパワーってぼくら慢性的に慣れきっている部分があるので、加速度的に病気になることは事実としてあると思います。

もちろん、病院行って治る人もたくさんいるとは思いますけどね。

ADHDという病気はない?

まあ、ぼくがいくら、名前付けされるパワーってすごいです。といってもあんまり説得力がないと思うので、ここで興味深いっぽい例を挙げておきます。

心の病といわれている病気の1つに、ADHD(注意欠陥多動性障害)がありますよね。注意が散漫したり、集中力が続かないなんていわれている「病気」の1つです。

2013年の記事で若干、古いのですが、こんな記事があります。

多動性、不注意、衝動性などの症状を特徴とする発達障害の注意欠陥・多動性障害(ADHD)は治療薬にメチルフェニデートという薬を必要とするとされていますが、

「ADHDの父」と呼ばれるレオン・アイゼンバーグ氏は亡くなる7カ月前のインタビューで「ADHDは作られた病気の典型的な例である」

とドイツのDer Spiegel誌に対してコメントしました。アイゼンバーグ氏は2009年10月に亡くなっており、インタビューはその前に実施されました。


参考
ADHDは作られた病であることを「ADHDの父」が死ぬ前に認めるGigazine

ADHDの第1人者ともいわれるおっさんが、あ、そうそうADHDってつくったやつだから。って言ったらしいですね。なんとも世知辛いです(笑)まあ、もちろん、これも掘り下げれば色々、そうではない側面もでてくるとは思いますが、

事実として、ぼくらは意図的に病気を作れるということはわかると思います。うつ病も社会的背景が分析されているように、心の病において、病気認定することはプラスにもマイナスにも働くことは少し感覚やイメージとしてなんとなく抱いてもらえるかもしれません。

スピリチュアルにおけるうつ病の位置づけ

スピリチュアルにおいて言えば、うつ病はないですが、エネルギー的観点や心の観点で少し捉えることができると思うので、ぼくのイメージを共有しておきます。

カルマとか前世まで話を広げると怪しさが一気に爆上げしそうなので今回はやめておきます(笑)

マインド重視の社会とうつ病

うつ病をスピリチュアルっぽい言葉で言い表すのであればぼくはハートとマインドがチグハグな状態といえます。

簡単に言えば、ハートの悲鳴ですね。ここでいうハートは、自分を信じるとか自分を信頼する。直感。なんて意味合いです。一方でマインドは常識や世間体、後天的に培った意識や思考とざっくり捉えてみてください。

うつ病の状態は、マインド(思考)が四六時中あなたのハートを監視している状態に近いかもしれません。ぼくはどちらも大切だし、必要だと思うのですが、思考だけ100%の状態だとそりゃあもうキツイし悲鳴しか上げられないと感じます。

ぼくらの(資本主義的なピラミッド的な)社会はこのマインドにとってはとても居心地がいいのです。つまり、誰かと比べたり、世間体やルールに従うことができれば、効率化できたり習慣化できればセーフ。

それ以外はアウト、社会不適合やうつなんて名称をつけて、針でツンツン刺しまくりですよね。

まあ、究極につきつめれば自分で自分を傷つけているだけにはなるんですが、けっこうみんな他人にも自分にも厳しいので、こんなこともできないのか。とか、それは異常だ。とか、自分を守るために行為や言動で表わしがちですよね。

うつ病になる本当の原因

ハートとマインド視点で、このうつ病をみると、この原因に関してもわかってくることがあります。今日日、みんな心は疲れるのですが、その原因はわりと簡単です。

そして、言葉にしてしまえば、そんなもんですが、そこにいる当事者、がっつり渦中にいる人にとっては、お前はうつ病じゃないからそんなことが言えると言われそうです。予め、勝手に謝っておきます。

①他人と比べちゃうから

ぼくらは比較を強いるようにマインドに言い聞かせています。それは親からずーーっと言われてきたことだし、競争社会において、人ととの関わりや順位付けをしてしまう環境なのでとても仕方がないといえば仕方がないことなのですが、

他人と比較するようになると、けっこう辛いです。普通や基準値なんかが自分ではなくなるので、いわゆる世間一般はこうですよ。とか、常識的に考えるとこうですよ。なんて言われ方けっこうしちゃいます。

仕事をさばけない会社が「ふつう」であってもいいし、仕事をしなくてもいい社会が「ふつう」であっても本来はOKで得意分野を活かせばいいはずですが、そんなこというと怒られそうなのでやめておきますね。

②嫌いなことをするから

こちらも病気全般に言えることですが、ぼくらの心と身体は直結しています。嫌なことをし続けていれば、必ずと言っていいほど、身体も不調になります。ここはぼく自身がそうだったので実験済みです。

もちろん、生きていれば嫌なこと、苦手なことに向かう場面もあるとは思いますが、ぼくらの社会ではその比重がけっこう強すぎませんかね。

忙しければそれかっこいいとか、暇な人はダメとか、社会人たるものこうであるべき論、大人なんだからこうしなきゃならない論。そんなちょっとハードすぎる論理がまかり通っている社会なので、

ぼくらはマヒしてきます。つまり嫌なことや苦手なことをやっているのは自分を美化する行為なんていう風にですね。なかなかストイックな人が頑張り屋さんが多くてしんどいですよね。

ハートやマインドについては以下の関連記事で詳細に述べていますので、気になる方は参考にしてみてください。

うつ病は治る?治らない?どうすればいいの?

うつ病というものはやっぱりないので治る治らないもないんですけど、心の疲れを癒す意味合いで少しだけ参考になる部分がありそうなので共有しておきます。

①嫌なことをしない

先ほども述べたように、やっぱりぼくらはハードモードが好きなので、いきなりは厳しいとは思いますが、なるべく小さなことから始めると良いと思います。

ちょっと気が進まないなあ。って思うことはやめたり、ノリ気にならないことはなるべくしないように心がけてみてください。多くの時間を「嫌なこと」に注いでいて、いきなりそれがストップできない人は、なるべくその時間を減らせるように動いてみるといいです。

嫌なことをしないのもかなり勇気はいりますよね。

②好きな時間をつくる

自分が楽しいな。とか好きだな、面白いな。と感じることになるべく多く時間をとるように心がけて、意識してみてください。

無理矢理好きなことを作るとか、面白いことをつくるとかそういうことではもちろんないですけどね(笑)

必ずしもアクティブになる必要はなくて、ゆっくりでいいので、リラックスできるような時間をつくっていくのがいいのかなと感じています。

①をしていけば、心に隙間ができて、マインドにもゆとりやスキが埋まれると思うので、まず第一歩は①を心がけることをおすすめしておきます。

まとめ:うつ病を治療し、癒していくには脳よりハートを重視することが必要かも

今回はうつ病をテーマにお伝えしてきました。

もちろん、うつ病や心の病の類においては、その原因、症状が人によってまったく異なるため、なんだこいつ。って思うひともたくさんいるかもしれません。

エネルギー的にみると、脳の分泌(セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミン的なやつ)よりも、はるかに大事なのはハートです。ぼくらの社会は、病名やカテゴリーにこだわるし、なかなか手厳しい感じがします。

嫌なことしないなんてクズだ。とか、心が弱いから病気になるんだ。なんていうひともたくさんいますが、ぼくはあんまりそうは感じていません。人間だれしも、弱い部分ってあるし、嫌なことを我慢して取り繕う方が、リスクとっている感じがします。

自分のバランスや軸みたいなものは常に自分でとってあげることがマインド社会を乗り切るコツかもしれませんね。

心ってコントロール効かないところもあってなかなか不便ではあるんですけどね。

いつもありがとうございます。

3 COMMENTS

大迫

まめたろうさん、いつも、へぇーって感じながら読んでます。
鬱ではないですが、小児科の医師をしている友人が言ってました。医者も、なんらかの診断をしなければならない場合もあるそうです。要は、この子めっちゃ他の子とちがう気がするけどなんで⁉️って時に、こういう病気、って言われるとホッとする親も多いんだそうです。まさに病気と言われることがプラスに働くケースですね。そしてその後はその括りに悩むのでしょうが。
私自身もパニック障害に伴う鬱を併発したことがありますが、その頃はハートが大事だなんて知らなかったので、このわけわからん症状に名前がつき、薬が出ることに心底ホッとしました。今は病気は治ってると感じているのに薬がやめられないのでそれはそれで困るのですが(笑)早く自由になりたいわ。と思った次第です。
いつも面白い記事ありがとうございます。

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まめたろう

大迫さん
コメントありがとうございます!

とりわけ心の病において、名前つくこと&薬が出ることで安心する気持ちは、本当にそうでしょうね~。
わかりやすい例を出してくれて勉強になりました。ありがとうございます><

薬に関しては、色々と思うところはありますが、薬は中毒やで。と陰謀論チックに偏るのも、薬最強!と盲目になるのも、
ぼくはやりすぎかなあ。と感じています。
ぼくらは薬だけではなく、状況や環境に慣れる生き物ですので、バランスを保ちつつ
たまには手放す機会(習慣を変える機会)をもってあげてもいいかもしれませんね^^

返信する

うつ病と診断された時は、心からホッとしました。

不眠、食欲不振、死にたい脅迫観念で家から出られなくなり、ついにはベッドから起き上がることもできなかった私に病名が付けられた安心感でした

うつ病は体感しないと理解されないかも知れませんね

一番の薬は睡眠と休息ですね
経済力があれば、ですが。

皆さんの心の健康を願っています
辛くなったら我が身第一で逃げてください

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