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カルマとは?スピリチュアルからみた本当の意味

まめたろう
まめたろう

今回のテーマは「カルマ(因果)」です。

たっかぶり
たっかぶり

私がカルママスターです。

※この記事は「カルマ(因果)」における基本的な考え方を整理しつつ、僕なりの捉え方をご紹介し繰り返しがちな「パターン」の解消方法を提示する内容になります。

カルマは「自分の行為が返ってくる」という法則です。という説明はかなり多いです。

もちろん、それ自体は間違っていませんが、カルマにおいても色々な解釈があります。

結論から先回りして言えば、その解釈は個人の好みに委ねられます

ぼくは、バッドカルマでいうところの罪や罰の認識はほとんどなく、「今」を生きるためのヒントの1つとして捉えています。

みなさんは「カルマ」って一体全体なんだと感じているでしょうか?

今回の流れ!

  1. カルマとは何か?
  2. カルマにおける解釈論
  3. カルマは宇宙の法則なのか
  4. カルマを解消する方法
  5. まとめ

カルマの法則(因果応報)とは?

まずはカルマの定義が色々あるのでそこを整理してみます。

カルマの定義

カルマはそもそも、サンスクリット語で、「する・つくる」を意味する「クル」に「~するもの」という意味の「マン」という接尾語を付けた言葉です。

簡単に言えば、「行い・行為」です。英語でいうところの「do」ですね。

僕はサンスクリットマスターではないので、詳細な説明は省きますが、そこから色々派生して多くの考えがあります。ここでは代表的な意味2つをピックアップしてみます。

カルマの定義
  1. 行為・結果を生む行為(因果応報に近いイメージ)
  2. 自由意志における行為

基本的には①の因果応報のイメージがほとんどの文脈で登場します

良いことをすれば(因)自分に良いこと(果)が。悪いことをすれば悪いことが。ってやつですね。

②については、インド哲学やアーユルヴェーダを学んでいる人ならわりと馴染みがあると思います。

カルマは「行い」ですが、自らの自由意思によって選んだ行為を指すものという説明です。

カルマの法則(因果応報)における様々な解釈

正しいカルマの解釈は僕はないと感じています。好みです。

なのでここではカルマにおける解釈を2つに分けて考えてみます。

①善悪(運命)としてみるカルマ

こちらはカルマを人間的な価値観(倫理観)や尺度でみた解釈です。

なので、この善と悪がある。とするコンセプトに同意した目線でカルマを解釈すると、以下のような捉え方ができます。

カルマと善悪
  1. カルマは罪と罰である
  2. 善行を為すと天国、悪行を為すと地獄
  3. 前世の行いが今世の幸不幸に繋がる
  4. 人にいじわるしたらバッドカルマ
  5. 良いことをしたらグッドカルマ
  6. カルマは逃れられない運命である
  7. etc..

少し誇張した表現も交えましたが、こういった説明が多くなると思います。

こちらはカルマを神が与える試練としてみる見方と言ってもいいでしょう。

前世の悪行を悔い改め、今世では良いことをして他人に尽くし、徳を積んで生きるとご先祖もあなたもすごく幸せになれます。

みたいな。言いすぎですけどね。

徳を積むベストな方法。徳を積むと幸せに人生は豊かで自由になるの?

②レッスン(自由意志)として見るカルマ

カルマを善悪や罪と罰としてみるのではなく、レッスンや自由意志とする解釈もあります。

ちなみに、ここでいうレッスンは、不幸な環境などではなく、新しい価値観に気が付くための種みたいなものです。

こちらにおけるカルマは以下のような見方になります。

カルマと自由意志
  1. カルマは運命ではない
  2. 過去世・平行世がもとにある古い価値観(ぬぐえない感情や思考パターン)
  3. カルマは今ここの自分で変わる
  4. (罪や罰としての)カルマは存在しない
  5. バッドカルマは「本来の自分」ではない側面
  6. グッドカルマは「本来の自分」の側面
  7. etc..

カルマを変えられない運命や善悪的な視点ではなく、「今ここ」で解釈するとそれは自由意志への気づきです。

①と比べこちらはカルマを自分の意志で選んだテーマとしてみる見方です。

ホ・オポノポノでいうところの、すべて自分に責任(自由に選択できる能力)があるってことに気が付く「チケット」みたいなものです。

ホオポノポノとは?4つの言葉や効果・やり方をわかりやすく解説してみた

カルマの解釈は自由です

カルマにおける解釈は、①のように、罪と罰、善悪で見るのが好きな人もいます。

宇宙に善悪はない。というコンセプトから②の見方もあります。

本当にここは好みです。

ぼく自身は、①で捉えることはほとんどなくて、②が多いです。理由は、②の方がかっこいいからです笑

というのは半分くらいは冗談ですが、結局、因果というのはもちろんあるシチュエーションもあるとは思います。

ただ、その因も果も、一定方向だけで見て、もし逃れられない運命だとしたらやるせなくないですかね?そしてその善悪や罪と罰って何が基準で誰が決めるんですかね?

(あなたこれだけのことやったから、今回はこれねー!みたいな笑)

まあ、カルマってぼくは人間が作った言葉で、何が正解で不正解ってわけではないから好きなように取り入れたい人は取り入れればいいとかなり思っています。

前世を診断し、カルマを知る意味を理解すれば覚醒するって本当?

カルマの法則(因果応報)と宇宙の法則(原因と結果の法則)

カルマをシステム的にみる見方もあり、それを宇宙の法則とする人もいるようです。

原因と結果の法則とカルマ

原因と結果の法則は、簡単に言えば、「すべてに偶然はなく(原因があり)、必然である(結果がある)」という考え方です。

これを「カルマ」と一緒にみるのであれば、こちらも上の2つに付随した捉え方が可能です。

善悪としてみる原因と結果の法則

こちらはわりとポピュラーですよね。

原因(良いこと・悪いこと)があって、結果(良いこと・悪いこと)を反映するということです。

ここに付随させて、「カルマ」となると、過去世・前世の行いや立ち振る舞いを含むものとする考えが霊能者さん界隈ではポピュラーな気がします。

例えばですが、前世で、人の恨みやつらみを買うような行為を続けたため、今世では、人に嫌われる傾向にある。とかですかね。

神様えげつないです。

善悪を抜けた原因と結果の法則

こちらは、原因や結果を善悪では分けず、繰り返しがちなパターンとしてみます。

そして、その繰り返しがちなパターンはマインドやスピリットに影響し無意識の「クセ」を形成します。

(前世や過去世も含む考えでの) カルマを交えて先ほどの例を引き継ぐなら、

人の恨みやつらみを買う行為が「習慣化」しています。

恨みやつらみを買う行為の根っこにあるのは自尊心を保つため。とか、自分を保つため。のものだとマインドやスピリットが「思い込み」ます。

生まれつき人に嫌われる傾向がある。という「結果」をこの視点で解釈するなら、嫌われることで逆説的に自尊心を保てているというマインド(潜在意識)が「原因」といえます。

行為そのものというよりは、そこで生まれた「過去の自分」あるいは「錯覚している自分」が起因とする見方です。

点でみるか線でみるか

ぼくはカルマや原因と結果の法則を点でみるか線でみるかの違いだと感じます。

後者の方が、「今」の自分の意志や責任で変わるものとイメージしやすいのでぼくは好きです。

前者の見方が間違いというわけではなくもちろん自由です。ただ、なんか自分のかじ取りを神様的な何かとか、外側のすごいやつにされている気がして、やるせなくなるからです。笑

みなさんはどっちのイメージをもっているでしょうか?

カルマは「本来の自分」に戻るプロセス?

自由意志やレッスンとしてのカルマをもう少し、深堀すると「本来の自分」に戻るプロセスとして捉えられます。

「古い記憶」としてのカルマ

ぼく自身はカルマを「古い記憶」としてみることが多いです。

エックハルト・トールでいうところのペインボディ、ホ・オポノポノでいうところの「過去の記憶」です。

古い記憶を言い換えれば、ボディ、マインド、スピリットに蓄積された思い込みや価値観です。

蓄積されるのはもちろん、平行生や過去生、その他いろいろの自分です。

ペインボディとは?エックハルトトールが語る心の痛みの解放と溶かし方

「本来の自分」と「古い記憶」とカルマ

個人レベルで言えば、蓄積された思い込みや価値観によって、「本来の自分」の声は遠ざかります。

もう少しわかりやすく表現するなら、「自分の人生は100%自分で決まる」という選択が見えにくくなります。

見えにくくなる理由の一部にカルマ(主には過去世や平行世としての自分の行いや思い込み)もあるかもね。という程度です。

善悪でカルマを見るなら、良いカルマ=本来の自分の声、悪いカルマ=古い記憶・クセになってる自分の声とする見方もアリですよね。

古い記憶の派生

少し余談ですが、「カルマ」は個人レベルだけでなく、家系、遺伝レベルにあるとすることも可能です。

もっと広げると、日本という国のカルマ、○○人としてみるアイデンティティのカルマなど無限です。

変えられない運命ではなく、思い込みや価値観ですので、風潮といってもいいかもしれません。

ファミリーカルマとは?家系・先祖のカルマを解消する役割をもつ人へ

カルマの法則(因果応報)を超えて人生で繰り返すパターンを抜け出す方法

善悪としてみるカルマではなく、感情・精神レベルにあるカルマのことです。

カルマ解消方法の例

感情・精神レベル、思い込みとしてのカルマは自分で変えられます。自分の人生はすべて自分から変わる最強の法則だからです。

「カルマ」の認識

まずは何が「カルマ」なのか見てみましょう。

「感情・感覚」を癒す

古い自分、繰り返してきた自分をいたわってあげてください。この方法は人それぞれですね。

「パターン」を変えてみる

この変えてみる。は、実際に言動を変えてもいいし、「手放し」みたいに何かにお願いしてもいいし、自分なりの方法を模索しましょう。

「今」を生きてみる

結局、カルマは「古い過去の自分」ですので、そこに執着したり居座り続ける必要があると思うのは錯覚です。選択できる能力をゆっくり思い出してみてください。

例えば親が愛情を注いではくれない家庭だったとか、身体的なものだったり、生まれつきの境遇というのは変えることは難しいです。

変わらないものに意識やパワーを注ぐのはもったいないので、自分のテーマかね。くらいの気持ちで再定義しつつ、

変えられそうな部分に意識やパワーを注いであげると、無限のパラレルワールドがこんにちはするかもしれません

前世を知る7つの方法!自分の前世記憶を調べ思い出すカルマ解消とは?

罪悪感とは?原因や意味、スピリチュアル的な視点からみて手放す方法

まとめ:カルマも因果もけっこう自分で変えられるらしいですよ

カルマはわりと聞かれることも多いので、少し自分の整理のためにもまとめてみました。

巷では罪と罰で、良いカルマも悪いカルマもあります。善を為し、感謝しましょう!みたいな説明は多いです。

捉え方なので、間違いではないですが、それ波動高めに引き寄せましょう。寄りでエネルギーの性質のことを言ってるんかなと感じます。

人生の意味は僕自身ようわかりませんが、選択は常に自分にあり。というイケメン精神はかなりのレベルで同意しています。

スピリチュアル界隈にはいろんな用語があり、いろんな視点があります。カルマもその1つですが、ぼくは言ってることは一緒だな。という印象があります。

カルマをペインボディ、過去の記憶、ただの思い込みやぬぐえない感情感覚と表現してもいいと思います。

それこそスピリチュアルっぽい世界観が好きなら前世や平行世から次ぐ古いモノとしてみてもおもろいですよね。

生まれたシチュエーションで逃れられない運命としてみるカルマもいいかもしれませんが、

夕方4時ころまで寝ちゃった罪悪感と、何もしない日がな一日で終わるやるせなさ感を想起させるのでぼくは好みではありません。笑

みなさんはどう感じているでしょうか?

いつも読んでくださって本当にありがとうございます。

質問や意見があればコメントまでお寄せくださいませ。

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