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自己否定をやめて自分軸をつくる13の方法

まめたろう
まめたろう

今回のテーマは自己否定×自分軸です

たっかぶり
たっかぶり

内側にいる批判家をストーップ!

※この記事は、自分をネガティブな意味合いで否定するマインドである自己否定をストップさせ、自分軸にもってくるいくつかの方法をご紹介する記事になります。

自分はこれだけ足りない(不足感)、自分は〇〇さんと比べて劣っている(劣等感)など、自己否定にはさまざまなタイプがあります。

ぼくの今までの経験上、十中八九、この自己否定は気が付かないだけで何かの役に立っています。

例えば、 自分を低く見積もったり、自分で批判することで、相手から傷つけられるのを防ぐセーフティネットにしているとか、自分の指針や方向性を何か委ねることで、言い訳を探すとかです。

自己否定そのものが悪いわけではなく、それをすべてだと誤認識するマインドやエゴがもったいないと個人的には感じます。

マインドフルネスや、仏教でいうところの空の域、あるいは他人軸から自分軸に至るにはこの自己否定(内なる批判家)の声は少し控えていただきたいですよね。(かといって、別に無理に自己肯定をする必要はないんですが。)

今回は、そんな自己否定が雨あられのように降りやまない人に何かしらヒントになれば嬉しいです。

みなさんは自己否定どんなときにしますか?ちなみに、以下の関連記事を読んでおくと、今回はスムーズに入ってくると思います。

今回のお話の流れ
  • 自己否定と自分軸
  • 自己否定をやめることのメリット
  • 自己否定をやめる13の方法
  • まとめ

自己否定は他人軸をつくる?

まずは、自己否定が他人軸をつくるんじゃないかなという部分をみてみます。

自己否定の範囲

自己否定の主な意味は2つあります。

  1. 願望や欲望を抑え込み、満足をあきらめるような行為のこと
  2. 自分の権利を否定し、自分をいやだと思うこと

本来、自分の人生(考え、信念、感情、気づき、限界、肉体など)は自分の意思と裁量で自由に決めていいことですが、自己否定はその権利を自ら放棄するようなものに近いです。

世界人権宣言の第一条には、「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」とありますが、

宇宙スピリチュアリティ宣言の第1条には、「すべての肉体は魂の奥の奥から自由意志と神の意志について無条件に解放されている。」とあります。(ちょうてきとうです。)

自己否定と自分軸

自己否定とは、要するに、本来なら自分で決めてもいいことを他人や周りの基準に合わせる意志のことだと僕は思います。(主にはネガティブな意味合いで。)

自分軸とは、その反対で、スピリチュアリティ宣言第一条みたく、自分の意志と自由に従うことだと思います。簡単に言えば、ありのまま自分にオープンでいて、それに基づいて素直に行動や言葉を発することです。

言わずもがな、自己否定は、他人や周りの基準を十二分に反映させた結果やプロセスになりますので、本来の自分や自分が本当はなにものなのかという声とは遠ざかる成分をふんだんに持っているでしょう。

自己否定をやめることのたった1つのメリット

自己否定をすることに関して、ぼくは悪いことだとも良いことだとも思いません。あくまで自分の一部に過ぎないからです。ただ、もったいないことは1つはあります。(本当は21個くらいはあります。)

本来の自分の声を聞く

自己否定、内なる批判家の出番を可能な限りベストに減らすメリットは「本来の自分の声を聴く」この1つに集約される気がしています。

本来の自分とは、スピリチュアルっぽい言葉を使えば、エゴフリーの自分、ハイヤーセルフです。それっぽくない言葉を使うと、(渇望ではない)純粋な欲求にピュアな自分です。

自分を否定するマインドは、社会、生まれた場所のルール、親や友人などとコミュニケーションを重ねる中で生まれるものです。いわゆる人格形成というやつです。

それが悪いわけではないのですが、自分の素直な気持ちというものを蜃気楼で包むようなかなりやっかいな性質を持っています。

そうなると、自己否定で作り出した「自我」を自分と勘違いしやすい僕らは、人間関係、家族関係、仕事関係など様々な中で自分を押し殺す作業をしやすく、

そうなると、はたまた本来の自分から遠ざかるという負のループの第一歩になる可能性はかなり高いです。

なので、自分を必要以上に肯定する必要はまったくもってないのですが(自己否定の逆をして、それがネガティブかポジティブかなだけだから)

少なくとも自己否定でつくったもう1つの自分を(あるいは自分の一部を)すべてだと思うのはとてももったいないです。

裏を返すと、内なる自己批判をやめることが、本来の自分や内側の自分と出会うファーストステップになる人は本当に多いということです。

アーネストヘミングウェイが言っていた

人間の価値は、敗北に直面していかにふるまうかにかかっている。

というやつです。

自己否定をやめて自分軸をつくる13の方法

自己否定をやめるぞ!と決心しても実行できるかどうかは難しいものですが、決意すれば、あとは自分に合う手段や方法をみつけるだけだとも思いますよ。

ここではいくつか簡単なマインドセットや行動をご紹介してみます。もちろんですが以下だけでなく無限にあるとは思いますが、ヒントになれば嬉しいです。

自己否定をやめる13のアイディア
  1. 大事な友人のように自分を扱う
  2. 内側の自分を再発見する
  3. 根本となっている思考をみる
  4. 自分が誇りを感じる出来事を思い出す
  5. レジリエンスを認識する
  6. 自分が何が欲しいかを決める
  7. 自分の価値観を知る
  8. 自分を客観視する
  9. 静かに過ごす、瞑想する
  10. 「自分が悪い」はありえない
  11. Enough精神を大切に
  12. 自分にどんなラベルが貼られているか考える(そしてそれを越える)
  13. ポジティブな人を周りに配置してみる

①大切な友人と同等に自分を扱う

いったん、自己批判や自己否定が癖づくとそこから抜け出すのはなかなか難しいものです。人間は習慣に強くも弱くもある生き物なので。

ただ、自分をベストフレンドと同様に扱うことで、本来の自分自身がどういうものかがわかり、それは自らを愛することにつながります。

自分をベストフレンドと同様に扱う方法の1つは、とてもシンプルで、自分の言葉、自分の考え、行動を省みることです。

それらを本当に仲の良い人(そんな相手がいなくてもイマジナリーフレンドでOK)にするかどうかを自問してみましょう。もし、NOという答えが出たら、すぐに別のものに置き換える必要があります。

まめたろう
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関連記事も参考にしてみてね!

②内側の自分(新たな自分)を再発見する

自己否定ばかりやっていた人が、自分を認め、自分を思いやることを学と、新たな自分の内側や本来の自分を味わう機会が多くなります。

自分自身を発見すること、本来の自分を味わうことは、ぼくらが生まれてきた意味や使命の1つだとぼくは思っています。

そしてこの一連のプロセス(自分の思い込みやクセを外す作業)は、人生を通して一生続き、それがアウェイクニングとなるとぼくは勝手に思っています。

③根本になっている思考を探す

自己否定や自己批判には核となる、根本的な信念体系が存在すると心理学(いわゆるビリーフ)、あるいはスピリチュアルでは考えます。自己否定は何かしらの役に立っているという考えですね。

自分が抱いている思考パターンを見つけ出し、それらを感じるとどういう感覚になるのかどういう感情が呼び覚まされるのかを知るのは本当に貴重な経験になります。

信念体系がわかったらその原因に対して十分に対処できる自分がいると信じてあげましょう。

④自分が誇りに感じる出来事を思い出す

新たな自分や自分軸を取り戻すには、自分が最も誇りに思っている瞬間を思い出すことがカギになることもあります。

自分を肯定したり、受容する感覚を思い出すことが、人生の新たなゴールやテーマを探すきっかけにもなりますよ。

そんなこと1個もないよ!という人は、たぶん自分を低く見積もっているかその「基準」を他人や周囲にゆだねている可能性が高いです。

直近のぼくでいうベストプラウド賞は、身体の声を聴き、お酒を1日だけ飲まずにちょっと健康になった。です。

⑤レジリエンスを認識する

ネガティブなセルフトーク(心のつぶやき)は、とどまることを知らず、自分が人生の目的や意味を失ったかのように感じさせるのが得意です。

どういう感情や感覚がそのセルフトークに結びつき、根本のビリーフがなんなのかがみえてくると、自分がいかに脳に支配されていたかに気付けます。

自らの脳に支配されることなく、むしろその根本感情や感覚に抵抗できる力があると信じると内側の自分が輝く気がするから不思議です。

⑥何が欲しいかを把握する

自分の人生で何をしたいか、何を得たいのかという目標がないと、いくら自己否定を克服しようとしたところで迷子になる可能性が高いです。

なので、例えばどういう場所に住みたいか、どういう仕事をしたいか、どんなパートナー(や友人)が欲しいか、自由な時間があったら何をするか、明日死ぬってわかっていたら何をするか。などに考えをめぐらすと、

短期的であれ長期的であれ、自分の中にあるピュアな欲求に気が付きます。

ちなみに、この何がしたいというのは渇望(他人がうらやましいからとか)ではなく、純粋な欲求であることをぼくはめちゃくちゃおすすめします。

⑦自分の価値観を知る

自分が好きなもの、美徳とできることを考える時間をつくってみましょう。

なぜそれが自己否定をやめることに繋がるかというと、自分が人生で大切にしたいことが浮き彫りになり、日常生活で何を重要視するかを決められるからです。

他人にとっては重要なことでも、自分にとっては取るに足らないことはたくさんあるんですよ(逆もまたしかりです。)

自分の価値観を知るシンプルな方法の1つは、人生で最も幸せだった瞬間を思い出すことです。

誰といたか、何をしていたか、なぜそれが幸せだったかを考えるとおのずと自分が人生で何を大切にしたいかがみえてきます。そうすると、それに基づいて言動を心がけると自分自身に対する満足度が爆上がりしますよ、たぶん。

⑧自分を客観視する

自分を客観的にみずに、自己否定や自己批判をストップさせるのはなかなか難しいときがあります。自分がドラマの中に入り込みすぎてしまうからです。

なので、もし否定的な言葉や考え、行動を自分自身にしてしまった場合、その言動が第三者によって行われたことだと仮定してみてください。

(例えば、自分はなんてダメなんだ!とセルフトークしていたら、それを誰かから言われたと想定してみる。)

そうすると、なんでそんなことするかを思考していくので、自分を探すきっかけの1つになります。

この思考はどこから来たのだろう?」と問いかけてみましょう。ちなみに、こういう問いかけをしていると、おそらくですが他人を気にしすぎたり、比較するのをストップさせることができます。

⑨瞑想する

瞑想で悟りを開きなさい!ということではもちろんありません。瞑想の目的はいろいろとありますが、思考やエゴによる支配を一時的であれストップさせることだとぼくは思います。

簡単に言えば、何もしない時間を意図的につくることで、自分に余白を生む行為の1つです。

この意図的に作り出した「余白」には本当にいろいろな自分が入り込むことが可能だと思ったらもうたぶん瞑想中毒になるはずです。

⑩「自分が悪い」はありえない

自己否定や自己批判マスターのなかには、そういう否定的な思考をもつことやついつい自分を低く見積もってしまう自分がいけないと信じてやまない人がたくさんいます。

そういう人は、ネガティブな思考を毛嫌いする傾向にあるとぼくは勝手に思っていますが、ネガティブな思考なんてものは、人間であればだれでももっています。いわば脳の自然の働きの1つです。

太古の昔、過酷な自然環境を生き延びるために人間は不安や恐怖心によって生き延び、かつ繁栄できたとさえ言われています。

21世紀も過ぎたいまや、ぼくらは物理的に過酷な自然環境で必要だった不安や恐怖心の出しどころや活かし方を学び、バランス感覚をとるツールへとそれらを昇華させる段階にいるのかもしれません。

要するにネガティブな感情や感覚を抱く自分がいけないんじゃなくて、そこに抗えないと思っている自分を反省した方が効率がいいです。

⑪無理なポジティブ思考ではなくGood Enoughを

これは無理にポジティブな思考をつくろうと頑張っている人へのヒントです。

「自分を肯定しなきゃ。」と心に言い聞かせることは、「否定している自分がダメだ。」と説き伏せている、あるいは「否定している自分なんていない」と拒絶していることとイコールになってしまいます。

必死になって、イエスを言っている自分よりも、まあ、いいか!(good enough)の精神をもっている人のほうが自尊感情がヘルシーに育っているというデータもあるみたいですよ。(信じるか信じないかはあなた次第です!)

⑫自分のラベルを認識する(そしてそれを外す)

ぼくらは生まれてから一瞬の余地もなく、ラベル付け(役割分担)をされていると過言ではありません。男と女、子供や親というラベル、恋人、サラリーマン、専業主婦、などなど、

自分の存在を定義するために、自分でみにつけた肩書よりも、誰か勝手につけられた肩書が強くなるときがあります。

もちろんこういったラベルは自分にとって必要なこともたくさんありますが、不必要であれば脱ぐ意思も表示できる自由をぼくらはもっています。

こういったラベル(や役割)で自分を定義するのではなく、果てしてそれがどれくらい自分の人生において重要かどうかを自問してみましょう。

⑬ポジティブな人、環境で囲んじゃう

ここでいうポジティブな人というのは言動が明るく、元気で、光っている人ということではなく(もちろんそれでもいいですが)、共依存ではなく、互いに相互依存の関係をもてるような人たちのことを指すとぼくは勝手に思います。

尊重をベースに付き合える人たちと言ってもいいですね。

そういう人たちと関係性を育むことで、自尊感情や自分の境界線がだんだんとわかってくる気がします。

自己否定をきっかけに自分軸をつくってみましょう

自分のことを責めたり、自分に価値がないと思いこんだりするのはどうしても仕方のないことですよね。

なかなか負のループから抜け出せられないときもありますが、そんなときは上の13のヒントを参考にして、自己批判のセルフトークを新たな自己発見プロセスの1部と定義してみるのはどうでしょうか?

ちなみに、アメリカの精神科医であるアン・ウィルソン・シェイフは、

完璧主義は、最高の自己批判である。

と言っていたとかいないとか。

ほどほどでも十分にパワフルな自分をぜひぜひゆっくりみつけていきましょう。

いつも読んで下さって本当にありがとうございます!

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