今回のテーマは「好転反応サイン」です
それです!!!
※この記事は、「好転反応」について、その意味や具体的な症状、宇宙からのスピリチュアルサイン、段階や変化などをまとめた内容になります。
好転反応は、東洋医学から来ているコンセプトの1つで、治療の過程において一時的な身体の変化(主には悪化)を指す言葉です。英語ではヒーリング・クライシスといいますよ。
スピリチュアルな文脈においては、好転反応はデトックスとおんなじ枠で登場することが多く、風邪や倦怠感などの身体的症状に加え、悲しみや怒りなどのネガティブな感情、あるいは、人間関係やお仕事がなくなるなど、
目に見えることから目に見えないことまでを含む「新しいステージ」への扉とされいてます。今回はそんな好転反応について、ぼくまめたろうが詳しくかつてきとうに解説してみようという魂胆です。
何かの参考になれば嬉しいです。
- 好転反応を詳しく知りたい人
- 原因不明の体調不良などが数日続く人
- なんかうまく人生が廻らない感がいきなり出てきた人
- アウェイクニングやスピリチュアルな概念が好きな人
まずは、元々のルーツ的なところをみていきます。
好転反応とは、前述のとおり、東洋医学の言葉で、漢方薬や鍼灸マッサージなどの治療を行った際に、その回復プロセスで一時的に身体に訪れる変化を指す言葉です。
主には、ネガティブな症状を指します。
専門的な言葉では、「瞑眩」(めんげん)といい、日本では18世紀に吉益東洞という漢方医さんによって、広く知れわたることになったとかならないとか。
4つの反応と回復段階
漢方医学や鍼灸的なニュアンスで好転反応という場合、4つのプロセスを踏むといわれています。
【第1段階】弛緩反応
施術や投薬によって、身体が刺激を受け、毒素や老廃物が身体に混ざることを弛緩反応といいます。イメージでいうなら、筋トレでボロボロになった細胞がより強固に回復しようとする意志をもつ段階です。(たぶんちょっとちがう。)
結果、症状としては、眠気やだるさ、倦怠感が現れることが多いです。(刺激によって)アンバランスなものがよりバランスのとれた状態に戻るって感じです。
【第2段階】過敏反応
ずっと不調だった身体が施術を受けたことにより、それが起きたその時点に戻る反応です。(慢性的な腰痛をもっていたとしたら、それが起きたその日に戻る≒急性的な腰痛に戻る段階です。)
特徴としては、身体の最も悪化している部分にでて、そこが治ると他の場所にもネガティブなリアクションがおこるので移動しているような感じも体験するようです。
症状としては、便秘、下痢、痛み、腫れ、発汗があるといわれます。
【第3段階】排泄反応
ザ・デトックスです。内側に蓄積された痛みやネガティブな症状が外側に出る段階&反応です。
老廃物や疲労要素などは分解され、排泄機能が活発化されます。
なので、ニキビや発疹、肌荒れや尿の色の変化などがあげられます。
【第4段階】回復反応
新陳代謝が促進され、正常な機能をもった身体に生まれ変わる段階です。ただ、反応としては、「慢性的なネガティブなやつ」がまだ残っているので、それらが新しく生まれ変わったものとちょっとだけ混じってしまうことがあります。
なので、発熱、痛み、腹痛、動悸などの症状で最後のデトックスをするようなことがあるようです。
ちなみに、これら東洋医学的なあれこれは、科学的根拠はないと厚労省は言っているみたいです。まあ、そういう健康食品で体調悪くなってそれ好転反応です。って詐欺やんという人がいるからでしょうね。
摩訶不思議なロマンに科学的根拠を必要以上につけるとロマンじゃなくなるじゃんか!と個人的には思います。
スピリチュアルは主に目に見えない領域を表すので、身体レベルの刺激ではなく、エネルギーレベルでの刺激が起きたときに、一時的に表れる回復プロセスを好転反応とすることが一般的です。
このあたりはかなり前に記事にも書いているのでぜひご覧ください。
アウェイクニング、アセンション、覚醒、目覚め(目醒め)、統合、言葉はスピリチュアルっぽくなんでもあるのですが、要するにエネルギーレベルでの変化によって、物理レベルでも変化するよ。という一連のプロセスです。
エネルギーシフトが起こる理由(好転反応前)
エネルギー、波動が変わるのは、何が原因かと言われると「これだ!」というのはないです。なぜなら宇宙の法則によりエネルギーは常に変化し続けるからです。
でも、その中でも影響の大きいとされるのは以下のような5つに分類されるといわれます。
- 物理的なターニングポイント
- 精神的なターニングポイント
- 経済的なターニングポイント
- 感情的なターニングポイント
- 「投影」によるターニングポイント
スピリチュアル界隈では、ターニングポイントは何か大きなこと!例えば愛する人との別離、仕事を失う、両親の離婚など、すごくショッキングなことを想定する人は割と多いと感じるのですが、
ぼくはそんなことはないと思っていて、例えば、散歩してなんかハッ!とするあのときとか、ボーっとしているときもターニングポイントが起きていると思います。言うなれば、日常や毎日です。
5つ目の「投影」によるターニングポイントは、スピリチュアルっぽい表現をするなら、過去を癒やし、許し、手放すことでもう少し俯瞰した自分が現れることによるターニングポイントです。
要するにただの成長です。
好転反応の期間はどれくらい続く?
好転反応は、そんなエネルギーシフトのプロセスの1部なのですが、どれほど続くはその人次第です!
となんともスピリチュアルっぽい回答をしておきたいと個人的には強く感じるのですが、身体や感情でいうなら、基本的には、数日から数週間です。
これが数か月という単位になるなら好転反応はじゃなくて、ただ単にエネルギーがネガティブな方向に舵切られているか、誰かから何か念的なやつをもらっているかという視点を入れてあげる必要があると思います。
ぼく個人でいうと、何か不調が表れてそれが好転反応っぽいかわからない場合、まずは1週間くらい寝かせます。漬物もコーヒーもお酒も寝かせるとおいしくなりますよ。
1週間くらい経っても回復しないなら好転反応なんかじゃなくて、何か別の理由があるんでそちらにアプローチすることがぼくはポピュラーな選択になります。
なので、みなさんそれぞれ、自分の好転反応の期間のだいたいの目安を知っておくといいと思いますよ。
日常レベルでの好転反応はもうちょっと長いこともあるかなと。
エネルギーシフトのきっかけがなんであれ、それはたいていの場合ポジティブな変化なのですが、ポジティブ状態をキープする前にちょっと身体や物理的な世界が今までのコンフォートゾーンを抜けようと奮闘することがあります。
なので、それらをちょっとまとめてみます。でも、基本的には以下に限らずなんでも起こると思いますよ。
身体における症状
- 頭痛
- 発熱、風邪症状
- のどの痛み
- 肌荒れ
- 関節痛、腰痛
- だるさ、眠気
- 身体のかゆみ
- できもの、ニキビ
- 腹痛、下痢、便秘
- 体臭、口臭
- めまい、耳鳴り
- etc..
もちろん、最近寝不足で、ちょっと忙しくて、、とか花粉症でとかは好転反応じゃなくて、ただの疲れとかアレルギー反応です。
原因や理由がわからないけど(体に刺激は与えていないけど)、これらがいきなり起きてちょっと続いているとかの場合はエネルギーシフトが起きたと思ってもいいかもね。という程度です。
ちなみに、症状としては上記がポピュラーなのですが、それぞれ部位別にどこのどういう部分のエネルギーシフトが起きているかは以下の記事でわかります。
例えば、肩の痛みなら責任感&境界線が自分のバランスを保てるよう調整中、みたいなイメージです。
感情の好転反応
- イライラ
- 悲しみ
- 孤立感
- 不満足
- カラ元気
- 燃え尽き症候群
- 無力感
- etc..
好転反応中は、感情もジェットコースターのように目まぐるしく変わる。というタイプの人もいます。
いつもなら笑ってやり過ごせるのに、無性に腹が立ったり、その光景や景色が焼き付いて離れなかったり、これもまたいろいろですね。
日常生活の好転反応
- 人間関係が途絶える(新たな縁ができる)
- 別れや別離
- 仕事をなくす、あるいはやめたいとおもう
- 現状への疑問
- 環境を変えたい→変わる
- 趣味嗜好、興味関心の変化
- お金の問題がでてくる
- ニュースやSNSを必要以上に追わない
- トラブルにみまわれる
- 邪魔や横やりが入る
- etc..
日常生活レベル好転反応もそれぞれだと思いますが、基本的にはちょっとがっかりするようなものだったり、今まで悩んでいたことがさらに悩みが深まる。
みたいなやつが好転反応としては起こりやすいといわれます。基本的には、今までいたゾーンを先にエネルギーが一歩ぬけちゃったので、それを後追いする感じで「過去に居座る」意識が強く現実に反映されるイメージをぼくはもっています。
身体、心、精神、スピリットは連携しているとみるのがスピリチュアルな世界観ですので、当然っちゃあ当然なんですがこの「成長痛」がつらいときもけっこうあります。
好転反応が起きて、エネルギーシフトが起きているよ。というサインは正直めちゃくちゃあると思うのですが、今回は8つほど紹介してみます。上述したものと繰り返すところもありますが悪しからず。
①直感(腸)がバグる
ハーバード大学医学部のとある研究によると、喜び、怒り、悲しみ、不安などの感情は腸に直接影響を及ぼすといわれます。要するに否定&ネガティブ感情は消化器系のバグを起こします。
また、直感というのはそれが本能的なところを示す場合、英語だとgut feelingといい、腸の感情(直感)ともいわれます。なので、波動修正がおこると、それが腸に来るというのはけっこうあるあるです。
②ふだんよりも問題が山積みになる
ふだんだったら、なんなくこなせる仕事がうまくスムーズに回らなくなったり、ちょっとしたコミュニケーションのトラブルから喧嘩になってしまったり。
あるいは、本来なら自分がやらなくてもいいことをやる羽目になったり。などなど。
好転的にエネルギーシフトが起きてくると、まるで今までやり残して遠回しにしてきた宿題や課題が大量に降ってくるかのうような出来事が起こることがあります。
夏休み最終週のあの感じです。
③ネガティブっぽい前兆がおこる
いわゆる不吉なやつです。
例えば、スマホ画面が割れちゃったり、なんか部屋で音がしたり、変なにおいが漂ってきたり、軽めの事故になったり、嫌な夢をみたりですね。
一般的に、そんなに深刻じゃないんだけど、え、なんかもっと嫌なこと起こるんじゃないの。的なやつが、好転反応だと多い気がします。
これには明確な理由があって、やっぱりコンフォートゾーンを抜ける前にちょっとした壁みたいなものがあるからです。
単なる勘違いだったりうっかりミス。みたいなことも大いにありますが笑
④器用さがきえる
基本的にエネルギーシフトがポジティブな方向にいくと、偽りや仮面の部分を脱ぎ捨てる作業になる人も多いと思うので、世渡り上手的な自分がいなくなりそうになります。
普段から自分の気持ちを抑え込んで、相手の気持ちを優先させてきた。みたいな人なんか特にそうだと思います。子どもの頃ってもうちょっと世の中はシンプルで、思ったことそのままストレートに表現する。みたいな
ことが多かったと思うんですけど、そんな感じです。
⑤眠りが不規則になる
これはアウェイクニングあるあるでもあるのですが、睡眠にトラブルと言いますか、不安定さが出てきます。
ある日は10時間以上寝ても眠いんだけど、ある日は2時間くらいでピンピンしているみたいな。
それによって、すごく身体の体調が悪くなったり、メンタルがヘルシーでなくなるのが続きまくる場合は、間違いなく睡眠障害なので、西洋医学的な助けも持っていいと思いますけど。
ぼくは眠れないときは、基本無理に眠らなくて、ぼーっとしたり、あーなんて無駄な時間を過ごした自分は贅沢なんだろうと自分で自分をほめるようにしています。
⑥物事が滞り、強制ストップ
好転反応中は、回復プロセスなので、本来の自分がどういう方向性なのかをゆっくり知る機会でもあります。なので、「待ち」を宇宙から与えられる可能性もあります。
生き急いで前ばかり見ていた人は、今までの人生に宝石がたくさん敷き詰められていたことに気が付く期間を与えられ、強制終了やストップがかかるでしょう。
前ばかりに美しいものがあるんじゃなくて、後や横にも綺麗なものっていうのは案外多いんですよ。
⑦不思議な特定のパターンがある
これはめちゃくちゃポピュラーなやつでいえば、ゾロ目や規則的な数字をみるみたいなやつです。ゾロ目だけじゃなくて、基本的にエネルギーというのは自由なので、同じ言葉を目にするとか、なんか目につくワードがあるとか。
もっと言ってしまえば、3日連続で青い蝶をみるとかもパターンです。
なんでこの不思議なことが起きるのか。というと、スピリチュアルからみたら、宇宙はパターンだからです。
もっといえば、エネルギーシフト、波動修正は、要するに時間概念の希薄化とイコールです。今を生きるようになるってやつです。
今を生きるのがナチュラルになると別段奇跡は特別じゃなくて、ふつうなんですよ。
⑧孤立&切断が起きる
アウェイクニング(好転反応)あるあるで、孤立することがあります。
仲良かった友人や知人との関係が解消されたり、パートナーとの別れがあったり。そんな友達なんていないよ。っていう人は、世界からまるでおいてけぼりを食らったような気持ちになったりですね。
孤立や孤独にはいろいろな理由があるのですが、好転反応が起きるときは、内側の神聖な声に耳を傾ける時期。というシンプルなものがベスト1位だと思います。
基本的に、とりわけスピリチュアルにおいては好転反応に段階があるとは思えませんが、一応区切るとこんな感じだと思います。
好転反応のプロセス
何かしらの刺激があったり、なかったりする段階です。
ちょっと嫌なことが続いたり、体調が悪くなったり、ダメだ。。モードの段階です。
今までの自分の古いパターンだったり、必要ない価値観だったりがぼんやりとみえてきます。
新しい自分に気が付いて、そちらの道に進むと古い自分の声が大きくなって、コンフォートゾーンはそう簡単に抜けさせないぞ!といろいろなものがざわつくような段階です。
イニシエーションでやんやしたあとは、エネルギーシフトが緩やかに終わっていくので、新たな扉を開く自分の領域が大きくなります。
本当にざっくりですがだいたいこんな感じを繰り返しながらぼくらはエネルギーがあっちにいったりこっちにいったりしているんだと思いますよ。
好転反応の最終段階
よく好転反応後は、身も心もすっきりしています!!みたいな言及は多いんですが、エネルギーシフト、波動修正によって、好転反応はこうすれば終わりを迎えます。というのは個人的にはないと思っています。
理由はいくつかありますが、まずエネルギーシフトに終わりがないからです。エネルギーも宇宙も変化し続けるんですよ。
そしてそれゆえに、好転反応が終わった!と思ってもまた別のエネルギーシフトが待っているみたいなものが魂がある限り続くのかなというイメージを持っています。
なので、一時的な区切りは、不要なもの出し切ったなあというあいまいな感覚だったり、ちょっと人間関係の変化や心の変化があったかも。と言う程度に収まっても全然いいんだと思いますよ。
それこそすっきりしたみたいな感じもありですが。
好転反応はこうすれば乗り越えられます!みたいなものは正直言ってないんですが、ヒントはあると思うのでいくつかシェアしてみます。
①自分にオープンになる
好転反応は、古い自分を脱ぎ捨てるいい機会なので、基本的に、タタータの精神でいるのがいいと思います。お釈迦さんが言ったように、起きることは起きるってやつです。
なので、
- 温泉にいく
- マッサージとかリラクゼーション系にいく
- 浄化グッズを試す
- 好きな音楽を聴く
- 好きな映画やドラマをみる(暗めじゃないのがおすすめ)
- 新鮮なモノを口にする(野菜とか果物がおすすめ)
- よく寝る(寝れなくても目を閉じれたら閉じる。できなければ横になる)
- 運動をしてみる
- 自分を甘やかしまくる
- SNSやニュースをなるべくみない
- etc..
みたいなラフな感じで過ごすのがおすすめです。身体や感情に反応があるとけっこう辛い部分もあると思うのですが、基本的には僕ら全員が、めちゃくちゃ優秀な自己修正力をもっているので流れに身をまかせてみましょう。
②自分の価値観を変える
好転反応は身体や心だけでなく潜在意識レベルでも最終段階には本来の自分に近づくので、今まで執着していた古い価値観を脱ぎ捨てるひとつのきっかけになると思います。
それが、なんのかを知るためには、認識する→観察する→気づく→パターンを変える→過去を癒やす、許すが一般的です。
そのプロセスで、瞑想をやってもいいし、ヒーリングを誰かに依頼するのもいいし、音楽を聴いたり、自分でメンタルヘルスの勉強をするなんかも有効になると思いますよ。
好転反応は、それがどんな症状で、どのような現実で現れるにせよ、あなたを不幸にするためとか、前世の行いが悪くてその天罰、みたいな要素は全くないと思います。
一見そうは思えなくてもですね。
今まで摩擦だらけでスムーズでオープンでなかった自分の傷や痛みを癒やし、摩擦フリーでもブレーキなんてなくても、人生って案外へっちゃら。と気づくための潤滑油のようなものです。
滑らかになればなるほど、スムーズになればなるほど、あなたの魂やエネルギーが喜んで、それが自分の周りの人に派生していくのがエネルギーかつ宇宙の常です。
そんな、ヒーリングクライシス期間中は、本当にゆるー-く過ごすのをおすすめしておきます。ぼくはそうしています。
みなさんはどんなふうにやり過ごしていますか?いつも読んでくださってありがとうございます。