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地の時代から風の時代ってなに?風の時代は具体的にどう影響するのか

まめたろう
まめたろう

今回のテーマは「風の時代」です。

たっかぶり
たっかぶり

風になるのです!

※この記事は、占星術・スピリチュアル界隈で話題沸騰の「風の時代」とはどういうものかを説明しつつ、ぼくの感覚をシェアしていく内容です。

これからは「個」の時代だから!200年ぶりに変わる!!とか、風の時代で自由とかオリジナリティがいいよ。とか、テクノロジーがうんちゃらみたいな話が、

占星術をベースに、スピリチュアル界隈でも去年の終わりや今年のはじめくらいからブームとなっています。

ぼく自身の個人的な意見では、激動でない時代なんてないし、転換期は起きるんじゃなくて起こすと勝手に思っているし、

まあ、良い感じにぐるぐるいつも変化するなあ。としか思わないのですが、せっかくなのでピックアップしてみます。

誰が人生の、世界のカギをもっているかと言えばやっぱり自分ですが、そこに「追い風」的なものがあれば大いに楽しむといいですよね。

みなさんは「風の時代」を感覚的にどう捉えているでしょうか?

今回のお話の流れ!

  • なぜ地の時代から風の時代と言われるのか?
  • 風の時代の特徴や変化
  • 風の時代は本当に2020年からか
  • まとめ

地の時代から風の時代①:グレート・コンジャンクション

僕は占星術マスターではないので、詳細は省きますが、なぜ地の時代から風の時代というキャッチコピーが使われているのかなるべくわかりやすく

説明してみます。

いくつかの用語を理解する必要があるので、お付き合いください。(間違っていたら盛大に指摘いただけると嬉しいです。)

グレートコンジャンクション:土星と木星の合

占星術は10の天体と12の星座の位置や動きで人や社会をみる学問・智慧です。

各天体にはそれぞれ公転周期があり、木星は約12年、土星は約30年で1周します。

(天文学では、天体が太陽を1周する運動を公転といいますが、占星術は太陽も10天体の内にカウントするからニュアンスがちょい難しいです。)

そんなぐるぐる回っている(ようにみえる)天体たちの中に、土星と木星があります。

この土星と木星が重なる瞬間のことを占星術ではグレートコンジャンクションと呼びます。コンジャンクションは2惑星(天体)の重なりです。

なぜ、木星と土星の重なりを「グレート」と呼ぶのかには色んな説がありますが、一般的には木星が拡大・発展など幸運の惑星と言われるのに対して、

土星は規律・制限など試練の惑星という対極な性質を持つからです。

星読み的にいうと、コンジャンクションはお互いの性質を良い方向・悪い方向の両方に出すと言われています。

で、そのグレート・コンジャンクションは約20年に1度の周期で訪れます。今年は、2000年以来の約20年ぶりに、2020年12月22日に水瓶座の位置で合体します。(2が多い。笑)

グレート・コンジャンクションの知識まとめ
  • 木星と土星の重なり(合)のこと
  • 木星=拡大や発展、土星=試練で対極
  • 約20年に1度の周期で起こる

木星と土星が表す事柄

各天体には特質・特性と呼ばれるようなものがあります。

グレコンに登場する、木星と土星にはそれぞれ以下のような特性があるといわれます。

木星のもつ特性
  • 拡大・発展
  • 楽観的・寛容・寛大
  • 知識・哲学・宗教・言語
  • etc…

占星術にもいろんな考え(流派みたいなやつ)がありますが、ざっくりだとこんな感じです。ちなみにソウルメイトを表すとヴェーダ占星術は考えているようです。

木星のもつ特性としては、努力して頑張ってつかみ取って活かす。というのではなく、ナチュラルに拡大していくエネルギーをもつイメージです。

幸運の星です。

土星のもつ特性
  • 時間
  • 社会的なルール責任
  • 人生における課題・テーマ
  • コンプレックスやシャドウセルフ
  • 我慢・忍耐
  • 社会的基盤、社会的安定
  • etc…

一方で、土星は、ちょっと重たいイメージで、課題とか制限、試練の星と呼ばれます。

じゃあ、ダメじゃないか。といわれがちですが、まあ要するに苦労するけど、使える気質とか乗りこなすと強力に働く性質。みたいなイメージですね。

地の時代から風の時代②:グレート・ミューテーション

グレート・コンジャンクションが何かわかったところで、次にグレート・ミューテーションを説明します。

突然変異です。

星座のエレメント

西洋占星術では、各星座には、エレメント(要素)があって、それが「火・地・風・水」の4つになります。(3星座が各エレメントに入ります。)

(確か、東洋占星術だと6つとか、他のやつだと5つとかになります。)

このエレメントはそれぞれ特性みたいなものがあって、ざっくりでいうと、

地であれば五感の発達とか物理的な豊かさとか。風であれば、知性や論理、コミュニケーションとか。です。

それぞれの特性みたいなものをみてみましょう。

①火の星座と特徴

火のエレメントを持つ星座は、牡羊座、獅子座、射手座になります。

一般的に言われているのは、インスピレーション・直感です。(猪突猛進タイプ?)

火のエレメント
  • 積極・情熱
  • 直感派・楽観的
  • 哲学的
  • 意志
  • 忍耐力が弱い

②地の星座と特徴

地を持つ星座は、牡牛座、乙女座、山羊座になります。

一般的に言われているのは五感とか物理的なやつ大事です。(石橋は叩いてわたるべしタイプ?)

地のエレメント
  • 五感
  • 物質
  • 快美
  • 物質的な豊かさ
  • 安定、信頼
  • 変化は苦手

③風の星座と特徴

風を持つ星座は、双子座、天秤座、水瓶座になります。

一般的に言われているのは思考・論理派。(コミュニケーション力高めの自由タイプ)

風のエレメント
  • 思考・論理
  • 知性・情報
  • 新しさ
  • 未来
  • コミニュケーション
  • 思考優位なので人への感情的な共感は苦手。
  • etc..

④水の星座と特徴

水を持つ星座は、蟹座、蠍座、魚座になります。

一般的に言われているのは感情・共感力タイプ。(空想や妄想にふけるタイプ)

水のエレメント
  • 感情・共感
  • 思いやり
  • 繊細
  • 嫉妬深い
  • 妄想や空想
  • 現実が苦手
  • etc..

グランド(グレート)ミューテーションとは?

少し長くなりましたが、予備知識ができたところで、話をグレート・ミューテーションにすると、

さきほどのグレート・コンジャンクションがどこの星座で起こるか。によってそのエレメントが決まります。

(例:直近のグレコン(2000年)は、牡牛座だったから「地」みたいな。)

グランド・ミューテーションとは、そのエレメントが火で始まり、水で終わりを迎える時のことをいいます。

いわゆるエレメントの世代交代みたいなものですね。ミューテーションは、本当にざっくりでいうと200年に1度のタイミングで起こります。

グレート・ミューテーションの知識まとめ
  • 各星座はエレメントをもち、それぞれ「火・地・風・水」
  • 世代交代(エレメントが変わる)ことをミューテーション
  • 約200年に一回は交代する(星回りなので当然)

なぜ地の時代から風の時代といわれるのか?

感のいい人は、この辺りでもう気づいていますが、グレコンとグレミュー(こんな言い回しあるかは謎)が、

「地の時代から風の時代」のキャッチフレーズに繋がります。

グレートコンジャンクションの歴史

まず、直近のグレコンの歴史をみてみましょう。

表をみればわかるように、「地の時代」を1802年の乙女座スタート。あるいは、1842年の山羊座スタートでみて、

今年が2020年の水瓶座でグレコン発生するので、約200年ぶりに「地の時代から風の時代」という良い感じのキャッチフレーズができています。

それが200年続くというのも同じ感じ。

簡単に言えば、どこの星座で上のグレート・コンジャンクションが起こるか。というのが「地の時代」とか「風の時代」とか言われる理由になっています。

水瓶座は風のサインをもつから、風の時代ってやつです。その後もグレコンは天秤座とか双子座で起きるので風の時代が続くって言われます。

(約20年周期で星座は変わります。)

風の時代の特徴:地の時代からの変化

本当は「水瓶座」にも焦点をあてたいところですが、話がごちゃごちゃしてしまう(少なくともぼくは混乱します。笑)

ので、今回はあくまで「地」→「風」の変化を整理することにします。

①価値判断基準の変化:「モノ」から「情報」

地というのは、目に見えるゴージャスさを象徴とするので、人が「良いもの」とするのは、物質面での豊かさです。

いわゆる「ふつう」というものが大事にされ、その「ふつう」のメイン項目には権利とか目に見える豊かさとかそういうものが良い感じに挙がります。

一方で、風を一言で表すと、「情報・知識」(知性)を象徴します。人がいいものとされる価値判断基準が「物質」から「智慧」みたいなものに変化します。

情報が大事。というと、博識だったり、知識がたくさんあるモノ・人が賞賛されるかというと、そうではないと僕は思います。

情報というのは、個人個人によって価値が委ねられます

例えば、漫画家にとって価値ある情報というのは、どうすれば絵を上手に描けるか、どういう画材がどういう作品に影響を及ぼすのか、キャラ設定は。。。みたいな少なくとも「漫画」に関わるものです。

どうすれば上手な絵を描けるようになるか。という情報を僕のばあちゃんに教えてもおそらくですが「?」が浮かびます。

簡単に言えば、価値あるものがみんなが良いとされる「物質文明」から、選択肢が個人に委ねられる「智慧文明」になる。みたいなイメージです。

「情報」についても風なので、論理的、これこれこうだからあなたにはいいよ。みたいな説明がされているものに価値が付随します。

みんながいいからいいというわけではなく、そのモノがいい(その人にとって合う)からいいというイメージ。

地はある程度「装飾」すればそれが価値になるので、弱肉強食的な人はブイブイいけます。

②個人が重視:コミュニケーション交流の多角化

地の時代はいわゆる土着的性質をもっていたので、個人よりも集団、社会みたいなものの「多数派」が賞賛される傾向にあります。

一方で、風の時代はあらゆる知識や情報を精査して、自分に良いものを選ぶ。みたいな尺度に変化します。

情報の「受け手」という話をすれば、自分の根っこに何があって、どんなモノが好きで、どういうことをしていきたくて、どういうことに価値を置いているのか。

という、あくまで自分基準の「価値」みたいなものが尊重されます。

だから、風の時代は「個の時代」といわれるのは決して間違いではないんですが、僕は、本当の自分の声。みたいなものが大切になってくるのかなと感じます。

じゃあ、地の時代で本当の自分の声は大事ではなかったというとそうではなく、活かすのがどうしても難しくなっちゃうイメージですね。

風の時代は活かしやすいんで、自分がはっきりしていて、さらに、風はコミュニケーション・対等さを表すのでそれがちゃんと透明性をもって、

誰かの心を打てば儲けもんです。

地の時代から風の時代における変化

まあ、この2つはいわゆるエレメント的な要素が大きいです。(敢えて星座の特性みたいなものは引き算してみました。)

簡単に言うと、

風の時代の特徴
  • 物質から精神(主には情報)に価値シフト
  • 選択肢の一義化から多角化へ
  • 周りの意見から自分の声に
  • 縦から横の社会に
  • ある程度ごまかせる社会からごまかせない社会に
  • etc..

なんかがキーワードとして挙がるんじゃないかと言われています。

じゃあ、地の時代に物質的な豊かさを築いた人とか、自分の尊重するものに物質があったらダメなのか。というわけではなく、

常に本当にそれが得たい「情報」なのかを精査するような時期になりやすいということでしょう。

例えるなら、お金好きならお金でいいんですが、お金にどんな価値があって、どういうものを得れて、自分にどういうメリットデメリットがあるかをちゃんと精査したうえでの「好き」といえるか。みたいな。

目に見えるモノから目に見えないモノに価値がうつると言われても、それに流されるんじゃなくて、あくまで「自分にとって」はどうか。みたいな。

そんなイメージを持っています。

2020年から地の時代から風の時代といっていいのか。

ここからは僕がちょっとだけいじわるなツッコミをしてみます。

風の時代スタートは僕は1981年でも良いと思う派です。

1981年のグレートコンジャンクション

事実(いつグレート・コンジャンクションが発生しているのか)を切り取れば、確かに、

2020年から、地の時代から風の時代と言えなくともないという程度かなと僕は思います。(2020年以降は風のエレメントでグレコンが起こるから)

ただ、本当に風の時代がスタート。というのであれば1981年の天秤座で発生したグレート・コンジャンクションなのではないか。

とも言えます。

理由を占星術っぽく言えば、風は情報やコミュニケーションを表しますが、今でいえばネットですね。

1981年はIBM PCが出ているし、ソフトバンク設立の年だし。1980年ー2000年は、第三次産業革命といわれる頃で、デジタル文化への移行が促進された時期にもなります。

インターネットが2020年から爆発的に盛んになったわけではないですよね。

2020年に圧倒的な情報技術革命みたいなものが起きたかで言うとそれよりも1981年からの20年の方がインパクトでいえば大きいともいえちゃいます。

こういっちゃあ、なんですがいくらでもこじつけできちゃうわけですよ。

今年はコロナがあって、時代が変わる!!っていっておけばいいんじゃない?みたいなブームも正直、

僕はこの地の時代から風の時代という言葉にはある気がしています。まあ、なんでもいいんですけどね。

時代が変わるからなんのか。

身も蓋もないことを言ってしまえば、時代が変わらなかった時代なんてありますか。って感じです。笑

激動じゃない時代なんて、たぶんですが、これっぽっちもないんですよ。

だからといって、風の時代なんて嘘だよ!!時代なんて変わりません!と言いたいわけではもちろんなくて、価値観のシフトというのは確かに起きるでしょう。

んで、新しい情報とか技術とかたくさん出てきますし、文字通り風通しのいい、見た目の煌びやかだけではごまかしの利かない部分も大いに出てきそうです。

それは昨今の流れみたいなものをみればよくわかります。

ただ、2020年からどうちゃら。とかこれから200年は個だ!とか盲目的になるのが少しもったいないな。と。

風の良いところは、みんなが良いから良い。じゃなくて、自分が良いから良いって言えるところだと思います、

そしてそれが活かしやすい星回りというのも最高です。

かっこよく言えば、あくまで時代が自分を活かすのではなく、自分が時代を活かすというイメージです。

時代が風になるからといって、自分の活かしにくい領域までを無理に時代に合わせる必要もないと思うんですよね。

あくまで風ブームをどう自分の性質と活かしていくかを考える方がはるかにコスパが高いでしょう。

それが風の時代っぽい性質なのかななんて勝手に思っています。

あと、時代によって(いわば外側によって)自分の運命とか未来が左右されるとかやるせないですから。笑

まとめ:風の時代、どう感じますか?

本当は水瓶座でグレートコンジャンクションが起きる。いわゆる「水瓶座の時代」みたいなところも示唆したかったんですが、

書いていて僕がごちゃごちゃしちゃったので、今回はやめました。

そもそも言っちゃうと、占星術やっている人からは怒られそうですが、風とか地とか本当にどうでもよくて、

自分の素直な声と、そして周りの素直な声が共鳴したらそれで十分なのかなとも思います。

変わらない人は置いていかれるとか、そんな残酷な星はいませんし、自分が変化しないなんてことも僕はないと思います。

風の時代が来るからそれに乗ろうなんてそれこそ地の時代の影響めっちゃ受けとるし。とも切り取れちゃいますし。(ただただ、ひたすら性格が悪い。笑)

外側も内側も風通しがよくなるとてきとうに思って、てきとうに楽しみましょう。

ちなみに、この記事はかなり簡略化しているので、ぜひぜひ色々調べてみて、自分のしっくりくるのを探すのも風っぽいのでありです。(ちょうてきとう)

以下の記事では、水瓶座の時代を含んで2020年からの数年のテーマみたいなものを書いています。本来の水瓶座の時代はほぼ伝説級です。

いつも読んでくださって本当にありがとうございます。

水瓶座の時代とは?2020年からの水瓶座時代における世界の変化

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