まめたろう(僕)
たっかぶり(妻)
※この記事は、Twitterで話題になった「育児してると個性が死にがち」問題に気付かされる部分があったので、今からパパになる全男子はわかっておいてもいいかもしれません。
子どもってどのタイミングでいつやってくるのかがわかればいいですが、たいてい彼・彼女たちのタイミングでえい!ってやってきますよね。それがかなり面白いところでもあるんですが(笑)
特に初めての出産だったら、男性は無頓着(ぼくは)ですが、女性は物理的に赤ちゃんが来るのでかなり変化がありますよね。そこをパパたちは理解してあげることが大切かもしれません。
もちろん、頭だけでなくて心でそして言動での理解が大切ですね。(これは過去の自分の反省です)
「育児してると個性が死にがち」
趣味で漫画やイラストを描いている主婦のとりさん(https://twitter.com/torikaworks)が、Tweetした「育児してると個性が死にがち」がめちゃくちゃバズりました。
育児してると個性が死にがち(オチなし心境メモ) pic.twitter.com/fE1Z3wSYVu
— とり (@torikaworks) 2018年11月23日
ぼくら夫婦は、最近出産を経験したので、ぼくは男だけどめちゃくちゃ共感して、妻の心境はわかっているつもりでしたが、振り返るとかなりひどいこと言っていたなと反省です(笑)
お子さんのいらっしゃる方も、これからママやパパになる方も、心の片隅にこのイラスト漫画いれておくと確かにー!!!ってなる日が来るかもしれませんね。
妊娠前と妊娠後、そして「出産」で妻は変わる
よく妊娠したら、妻は「女」から「母」になると言われますが、もちろんそういうことではありません。出産してからも女性フェロモンでまくりの妻です。笑
ぼくの妻は、「ガンガンいこうぜ!の攻め状態」から「いのちをだいじに!の守り状態」に変化しました。
妊娠前は、何事にもアクティブで、(生き方の姿勢として)積極性があり、そしてそういう部分に人として魅力を感じていたぼくですが、実際に妊娠すると子どもや赤ちゃんを守るために、内に内にこもるようになりました。
とりさんは多趣味だった妊娠や出産前から時間が子どもで埋まっていき、趣味をする自分がいなくなったとおっしゃっていましたね。
すごく好きな仕事を手放すひと、自由な時間が何よりも好きなのに、、などなど、様々な方がいるでしょう。物理的にもマインド的にも女性は妊娠&出産で「いのちをだいじに!」的な状態になるかもしれません。
ぼくよりも、産まれてからずっと数十年間、ガンガンいこうぜ!だった妻の方がこのわけのわからない変化に心も身体もついていくのが大変だったはずで、自分と格闘していたはずなのに、
ぼくはアホだから「なんでそんなネガティブで守り姿勢になったの?」と言葉にしたこともあります。
あの時の自分をとりあえず、パラレルワールドでぼこぼこに殴ります(笑)妻よ、本当にごめんね!
子育ては楽しいし、我が子はかわいい!!けど・・
とりさんもおっしゃってましたが、イラスト漫画で伝えたかったのは、「子育てしたくない!」とか「子どもに愛着がわかなかった!」とか「子育てで自分の時間減って嫌になる」とかそういうことではもちろんありませんよね。
むしろ、なぜそういう解釈ができるかぼくは結構不思議なんですが(笑)
我が子はもちろん可愛いし、子育てだって楽しいけど・・環境の変化で物理的に自分の時間が少なくなって、「以前」の自分とは変わっちゃうんだよなあ。ってことですよね。それ以上でも以下でもないと思います。
ぼくの妻も出産も子育てもめちゃくちゃ満喫していますが、本来のガンガンいこうぜ!的な自分が少しずつ変化していき自分が空虚になっていくんですよね。
ぼくも近くで妻をみていて、それが伝わってどうしようもできなくて結構しんどい時期もありました。かなりオフェンシブな妻にぼくもオフェンシブに対応しちゃうことも、、本当にすまんかった妻よ(笑)
そして、もしパパ・これからパパになるひとはぼくをダメな例と今後に活かして、ぜひ大切にしてあげてください。「やりたいのにできない」ってけっこうしんどいので。
変わっていく妻も妻だから妻なだけで・・
ぼくらは出会って10日で結婚を決めたので笑、いのちをだいじに!的な妻に変化したときはびっくりして言葉にならない悔しさ的なモノがあったのは正直なところですが、今はそういう妻も妻だなあと感じられる自分がいます。
たぶん、ぼくより妻の方がそういういのちをだいじに!的な自分にびっくりしていると思うので。
そして、まだまだ子どもが小さくてこれからいのちをだいじに!的な妻がもっと強くなる可能性もあります。ただそんな妻も結局妻なので、今度はオフェンシブにきてもぼくはディフェンシブ全開でいきます!
そして将来的に、ちょっとずつ自分の時間が増えていってもしガンガンいこうぜ!的になったらぼくはできることをやるだけですね。その取り戻し方も二人で模索できれば2倍楽しめますね(笑)
つまるところ、子どもを授かって、全身全力で家事&子育てに没頭して過去の「本来の自分」と格闘しまくりな妻には感謝しかないってところイマココのぼくでございます。
今回のとりさんの漫画を、日本社会はまだまだ女性のうんちゃらかちゃらみたいに拡大解釈する必要はないと思います、してもいいんですが(笑)男は仕事してるんだから、女性はそのくらい当たり前!とかって手厳しいことばに落とし込む必要もないですよね。
妊娠したから○○は当然!とか出産するから○○しなきゃ!とか、子育て中は○○な状態が「ふつう」とか。そんな法律もルールも夫婦やパートナーには存在しないですよね。
ただ「在り方」として、パートナーや夫婦が理解し合える関係でいられれば、それでいいんじゃないでしょうか。そしてその在り方というのは夫婦で自由ですよね。
ぼくもぼくをぼくたらしめるモノは大切にされたいし、妻も妻でそれは妊娠出産は関係なくまったく一緒。そしてそれは赤ちゃんも同様です。みなさん1人1人にある「芯」的なやつをポキっと折らない人で在りたいです。
とりさん、わかりやすいイラスト漫画ありがとうございました。可愛らしいLINEスタンプを作っているみたいなので興味のある方は覗いてみてくださいね^^
んー…共感も何も、全然当たり前で普通のことだった。
コメントありがとうございます!
そうですね、ふつうってふつうではないこともけっこう世の中あるんじゃないかな~ってぼくは思っています!
「当たり前」や「普通」って意外に貴重かもしれません、お互い人生を楽しみましょう!