今回のテーマは「ライオンズゲート」です。
閉じたゲートは開けばいい
※この記事は、「ライオンズゲート」について、惑星の新年、シリウスとの関連などスピリチュアル的な意味をまとめつつ僕なりの意見を共有する内容です。
ライオンズゲートは、スピリチュアル界隈だと惑星の新年、古代エジプトやマヤ文明から伝わるサイクルの終わりと始まりを示す重要な日。それが8月8日です。(7月25日前後から8月8日という意見が最近だとメインストリーム)
みたいな言及があります。
一方で、天体の動きだけをみるとかなり懐疑的な意見も聞かれるのがこのライオンズゲートです。
僕個人としては、8月8日に毎年特別な意味は特にないですかね、なんかよくわからないけどエネルギーの転換点ならラッキー!くらいの気持ちで、
なんとなく入ったレストランがめちゃくちゃおいしかったときくらいの感情がたぶん湧きます。
スピリチュアル業界にお誂え向きな壮大な物語ができているライオンズゲートですが、みなさんはどう感じますか?
今回のお話の流れ!
- ライオンズゲートとは?
- ライオンズゲートは開くとどうなるの
- おすすめの過ごし方
- ライオンズゲートどうみます?
- まとめ
ライオンズゲートとは?惑星の新年、シリウス、マヤ?8月8日なの?
まずはライオンズゲートがなぜ話題になったのか、そのルーツ的なところを探ってみましょう。
ライオンズゲートの意味
ライオンズゲートは色々な言われ方をされています。その一部はこんな感じです。
- 惑星の新年
- 宇宙からのエネルギーが最も高まるとき
- 太陽が獅子座に入る時期
- 宇宙ポータル全開&統合
- etc..
いやあ、怪しさ満点ですね。色々な見解があるんですが、要するにエネルギーの変わり目、スピリチュアル界隈で言われる春分の日はいいぞ!
みたいなあれですね。
スピリチュアル的にみる春分の日は宇宙元旦!2024年のテーマは?
ライオンズゲートと古代エジプト、シリウス
ライオンズゲートが開く期間というのがあって、それが7月25日前後から8月12日前後という見解がポピュラーです。
なぜ、この期間なのかについては諸説あるんですが、まず古代エジプト説からみていきます。
要点だけまとめるとこんな感じです。
ここがポイント!
- 舞台は古代エジプト
- 乾季が70日続くとしんどい
- ナイル川の氾濫=豊穣、自然の恵みで重要
- シリウスのヒライアカル・ライジングの時期
- ここで乾季が終わりナイル川溢れる
- 新しいサイクルのスタート
- スピリチュアル界隈で盛り上がり、ライオンズゲートになる
古代エジプトではナイル川の氾濫は重要な役割を持つと言われていました、理由は大地を潤し作物を実らせる自然の恵みだったからです。
この氾濫時期を知らせるのがシリウスだったと言われています。
昔の人は、たぶん長年の体感から、約70日もの間、乾季の時期になるとシリウスが空から消えることを発見します。
70日後≒ナイル川の氾濫≒シリウスが太陽と並んで東の地平線から昇る≒乾季の終焉を意味していたとされています。
この時期が7月25日前後でライオンズゲートと結びついたイメージですね。
ちなみにですが、ある天体が太陽と並んで東の地平線から昇るときをヒライアカル・ライジングと呼び、ある天体をシリウスと置き換え、シリウスのヒライアカル・ライジングといいます。
このシリウスは豊穣(肥沃)を表す女神ソプデト、イシスの化身として古代エジプトでは信仰されていました。
ちなみにですが、このエジプトのシリウス信仰は紀元前3000年前くらいからあったのではないかと言われています。
シリウスのヒライアカル・ライジングは、太陽神であるラー、シリウス星(女神ソプデトが地平線上で並ぶ神秘的な瞬間であり、これが惑星の新年と呼ばれる由縁です。
マヤカレンダーからみるライオンズゲート
マヤ・カレンダーは、マヤ先住民に何千年も前から伝わってきた17種類の伝統暦のことです。(ここもいろんな考え方がありますが。)
そしその伝統暦、各々が太陽、月、星などの天体や自然界のサイクルに同調しています。
このマヤの中に、7月25日前後(7月26日とする説が濃厚)があります。
この7月26日を始まりの日とする考えでは、どの月にも属さない「時間を持たない日」=サイクルの終わりと始まりを表す重要な日とする考えや、
司祭ディエゴ・デ・ランダと考古学者エリック・トンプソンの解釈で、7月26日をマヤで農業をするにあたって重要な日であったという考えなどがあります。
(こちらは伝統的なマヤの教えではないという人もいますね。)
まあ、こんな風に、ライオンズゲートができた?背景にはちょっと神話に近いようなものがあるようです。怪しくて面白いですよね~
ライオンズゲートが開くのは8月8日?
スピリチュアル界隈だと、ライオンズゲートが盛り上がるのは、8月8日です。
なぜこの8月8日なのかは、色々な考えがありますが、ゾロ目ってそれっぽいのと、数秘術から来るという人が多い印象です。ゾロ目ってそれっぽいですから。
数秘術の8は、無限大、エネルギーの増幅、あるいはホロスコープの冥王星みたいに破壊と再生なんて表現をする人もいます。
ライオンズゲートの占星術的見解は?
ちなみに、スピリチュアル界隈あるあるですが、このライオンズゲートも懐疑的な意見が登場します。当然の流れですね~
そもそも、ライオンズゲートがライオンというネーミングになったのは、7月25日前後で太陽が獅子座に入る時期だったことに由来するという考えがあります。
獅子から来るものですね。そうでなければシリウスゲートとか言った方がポータル開く感ありそうですからね。
ただ、この古代エジプトで、太陽が獅子座に入る時期っていうのは天文的な位置関係だけをみればありえないようです。
まあ、僕は天文学者や占星術師ではないので、詳しくは言及しませんが、古代エジプトだと、シリウスのヒライアカル・ライジングは夏至(太陽が蟹座入り)あたりなんじゃないかと言われています。
ここからは個人的な推測ですが、古代エジプトでナイル川の氾濫やシリウスのヒライアカル・ライジングは事実だった。(たぶん)
スピリチュアル界隈で盛り上がったけど、ネーミングに困った。or安易なネーミングをした。
当時の天文の配置関係とかを考慮するの忘れて、現代版を当てはまたら獅子座でかっこいいからこれでいけ。という感じだったのかなと思います笑
覚えやすくて僕は好きですけどね。
ライオンズゲートが開くとどうなる?
さて、ライオンズゲートのルーツでボリューム満載な内容になりましたが、じゃあゲートが開くとどうなるか、
おすすめの過ごし方みたいな不毛なやつを書いていきます。
ライオンズゲートが開くと起こりそうなこと
ライオンズゲートが開くぞー!と毎年8月8日あたりはスピリチュアル界隈はお祭り騒ぎになるのですが、よく言われるのはこんな感じです。
- 宇宙のエネルギーいっぱい
- アウェイクニングがはじまる
- アセンションスタート
- 今ここにフォーカスする
- 本来の自分に還る
- etc..
だいたいこんな感じですね。獅子っぽい感じで西洋占星術の概念を持ち出し、クリエイターな、とか(隠れ)王様気質みたいなことを言及する人もいますね。
ちなみに、毎年こんな感じでポータルが開くと言われていて、今年は2020年ですが、
女性性を育む、そして新たなエネルギーが誕生する、創造なんてものを示唆するチャネラーさんが多い印象があります。
5次元世界と次元上昇とは?5次元へのアセンションは完了している?
ライオンズゲートにおけるおすすめの過ごし方
おすすめの過ごし方系ってなんで登場するのか僕は不思議だったのですが、
やっぱりみなさん好きですよね。礼節、モラル感のある日本っぽい感性です。
心の奥の方に素直に
宇宙ポータルとかゲートが開く的なとき、おすすめの過ごし方とか本音を言えばないと思います。
理由は明確で、僕の感覚では宇宙ポータルやゲートは年中無休で閉じているし開いてるからです。開きたいときに開けばいいくらいに思ってます。
そもそもゲートってなんだよ。面白がっている自分もいますからね。笑
ただ、せっかくのお祭り騒ぎでおそらく集合的無意識も、そちらに向かうと思うので感覚が鋭い人は恩恵にあずかっちゃえばいいとは思いますよ。
今ここを1人で感じるよりも便乗商法で、大規模で感じた方が好きな人もいるでしょう。心の奥の方に素直に過ごせばライオンも乗りそうなので不思議です。
ライオンズゲートの時の体調不良や不安定さについて
エネルギー的な切り替わりは体調不良やデトックスが起こりやすいと言われるので少し言及します。
原因不明の体調不良が起こることも?
春分の日や夏至、満月や新月など、とりわけ敏感な人は、こういうときに心身のデトックスが始まる人はわりといると感じています。
なぜそうなるのか?と言われたら、エネルギー的なアップデートだと思えばいいんじゃないでしょうか?
自分の殻を脱いで、新しいさなぎか蝶になるための前準備みたいなものですかね。
僕の場合はこういうお祭り的なやつ昔から、横からみているだけの人間でちょっと前にアップデートが起きやすいです。
学園祭に参加はしないけど、勝手に一人で先にやってるみたいな。(何が楽しいかは謎ですが笑)
僕みたいなひねくれものは、おそらくいるはずで、厳密に8月8日、あるいは7月25日ー8月12日の期間じゃなくても何かしら心身のズレやブレがあるくらいな気持ちを持っておくといいかもしれません。
じゃあ、元も子もないことを言うとライオンズゲートじゃなくてもいいんでしょうけどね。
デトックス?浄化?スピリチュアルな覚醒時に訪れる身体の変化や症状
まとめ:ライオンズゲートで何かしらを切り拓きましょう。
ライオンズゲートという考えはスピリチュアル界隈ではわりと前からあるのですが、ネットの普及やらなんやらでお祭り騒ぎになってきているのはここ数年です。
スピリチュアル界隈でお馴染みの?定期的な?壮大な物語が出来上がっています。おもろいですね~
ちなみに、ライオンズゲートだけじゃなくて、ゲートはいつでも開いていると考えるのがぼくまめたろうです。
ライオンって強くて逞しく、ワイルドな百獣の王っていうよりはただそうみえていて、周りがはやし立てているだけで、実はピュアな子供みたいな感じなんじゃないかって勝手に思います。
みなさんもよきライオンズゲートを。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。