今日のテーマは「エネルギーバンパイア」です。
エネルギーを奪う人だよ。
※この記事は、エネルギーヴァンパイアをテーマに、意味や特徴、チェック方法をお伝えし、対処方法、治していく方法なんかをぼくなりの感覚で共有していく内容となります。
誰か特定の人と一緒の空簡にいたり、話したりするだけどっさり感情的にも精神的にも消耗し疲れ果ててしまうような経験はないでしょうか?
これ命名した人は天才だなと思うのですが、エネルギーを吸収する人のことをスピリチュアルではエネルギーヴァンパイアと呼びます。要するに相手のエネルギーを奪う人の総称です。
ここでいうエネルギーは、やる気とか活力ももちろん含みますが、スピリチュアルでいうところの、バイブレーション、波動ぽいやつも含みます。
ぼくの知る限り、ガチヴァンパイア(そもそもどこからがガチなのかは知りませんが)は、本当にごくわずかです。
エネルギーを消耗する側も消耗させる側もどちらにもなりうるのは人間ならではの醍醐味的なところもありますが、なるべくであればヘルシーな距離間と境界線を設けておきたいですね。
そしてエネルギーを奪うんじゃなくて与えることもできるのがぼくらの素晴らしいところでもあります。
そんな人間関係でなぜか、消耗する人のために参考になれば幸いです。
- なぜか特定の人といると疲れてしまう人
- 自分がいると空気が悪くなってしまう人
- 周りに自分を消耗させる相手がいる人
- エネルギー的な世界観が好きな人
エナジーバンパイアは、もともとの定義などはどこから来たのかよくわかりませんが、スピリチュアル(あるいはスピリチュアル寄りの心理学など)がルーツのようです。
エネルギーヴァンパイアの意味
エネルギーヴァンパイアは、「相手から感情的あるいは精神的にエネルギーを搾取し自分の養分とする人」のことです。
ぼくが敢えてスピリチュアルに寄せて、言語化してみるとすれば以下のような人です。
意識的・無意識的に、ネガティブな言動、感情、エネルギーをまき散らす人
心理学的な説明をすると、共感力や思いやり、感情的な成熟度を欠くようなパーソナリティ障害のことだと思います。
エネルギーの交流は常に起きる
エネルギーヴァンパイアはネガティブなものをまき散らす人といいましたが、ここでいうネガティブとは、悪いこととか良くないこととか二元性を帯びているものではなく、
ぼくは純粋に自分と相性の合わないものだと思っています。
よく、気の合う人ととご飯を食べたり、会話をしたりすると元気にポジティブになることがありますが、それは相性の良いエネルギーと触れ合ったからだとスピリチュアルでは説明されます。
なので、普段から相性の合わない、合うものを与えたり、奪ったりしているのが僕ら人間ということになります。エネルギーヴァンパイアが絶対悪。というものではまったくなく、
誰しもがヴァンパイアになる素質や可能性を秘めているとぼくは思います。そりゃあ、人間ですから。ってやつです。
なぜ他人から奪うのか?
エネルギーを奪うこと(≒ネガティブをまき散らす)が、意識的であれ無意識的であれ、なぜ起こるのかというと、自分の内面の苦しみを他人で癒せるものだとぼくら人間ヴァンパイアたちは錯覚しているからです。
「よく愚痴を言う人」がいるとしましょう。彼らがなぜ愚痴をいうのかを突き詰めると、他人で自分の承認欲が満たされると感じるからです。
例えば、誰かから怒られて納得いかないときに、その(怒ってきた)本人に文句は言わず陰で別の誰かにその怒ってきた相手の悪口をいいます。
そうすることで、自分は悪くない。あいつが間違っている。ということを「わかってもらえた」気になるんですよ。愚痴をこぼすことで自尊心を回復している(エネルギーを奪うことで自分の隙間を埋めている)ともいえます。
自分の痛みは自分で癒すしかないです!という意味ではなく、仮に自分で半分、他人で半分癒せる内面をすべて他人でできると信じ込みすぎて、そうしてもいいじゃないか。と思っている人がヴァンパイアになる可能性が非常に高いと個人的には思っています。
他人からも自分からもポジティブなものを分け合えば世界はちょっとだけ平和になるのに、少しもったいないエネルギーでもありますね。
なぜ他人から奪われるのか?
ヴァンパイアされる側の人たちもいるのも事実です。
勘違いしない方がいいのは、ヴァンパイアのエネルギー的な攻撃はエネルギーを下げる直接の原因にはなりえません。
ヴァンパイアのネガティブエネルギーにより、触発されアクティベートされた自分のネガティブエネルギーがあるんですよ。
相性の合わない相手と過ごしてぐったり疲れるのは肉体があるので半分はしかたないとして、それをずっと引きずってマインドで自己否定、相手に対する嫉妬、怒りなどを抱き続けることこそが奪われる側の最大の要因です。
なので、後述していきますが、基本的にはエネルギーは与えたり与えらえたりするのは大前提として、自分とのズレをみていく方向に変換していかないと根本的な解決にはならないと個人的には思います。
ヴァンパイアの何があなたのキズを刺激しているのかをみていくイメージです。
直接原因にはならないからヴァンパイア行為が良きものとはまったく思わないんですが、相手に解決を求めてもエネルギー的な世界においては、無駄でもったいないんですよ。
だって、自分の感情、感覚、思考、エネルギー、スピリットは相手や何かによって規定されるものではなく、自分で決められるものですから。
エネルギーヴァンパイアには何種類かのタイプがあるといわれていますのでまずはそれをご紹介します。
①ヴィクティムヴァンパイア
こちらは、誰かのために自分が犠牲になることはまったく構わないと思うネガティブヴァンパイアです。被害者意識が強いタイプですね。
極端にいうと、自分が慈悲深い存在だと知らしめて、他人のために苦しむことで自分が自尊心を得られると思い込んでいる人たちです。他人の罪悪感がごちそうなんですよ。
かなり低めにもっている自尊心が自分への無価値観、他人から受け入れられないという拒絶に切り替わり、その不幸自慢をすることで相手への罪悪感を植え付け、自分の養分にしていきます。
②ナルシシストヴァンパイア
こちらは、日本語でいうと、自己陶酔型のヴァンパイアです。他の人に興味や関心がまったくなく、共感力の欠如が特徴です。
相手を犠牲にして自分が優位に!が無意識の哲学としてあります。厄介なのは彼らの場合は相手を下に下げて傷つけて自分の優位性を主張するゆがんだ優越感であるところです。
彼らの深層心理には、競争マインド、自分への信頼のなさなどが隠れていると思いますが、彼らと接すると無力感などの状態になる可能性があります。
③ドミネーターヴァンパイア
自分を誇示してその「すごさ」をアピールするのが大好きな支配型ヴァンパイアです。マウントをとるイメージですね。
私は正しいけどあなたは間違っているというような白黒思考、そういうものなのだ!と決めつけるようなことが好きなタイプです。
なので、人種差別、性差別、同性愛嫌悪などになりやすいといわれます。彼らの深層心理にはシンプルに不安感がつきまとうと個人的には感じています。
④メロドラマティックヴァンパイア
なんでも大げさに話して、自分がドラマのヒロインであるかのように振る舞うヴァンパイアです。小難を大難にするようなことが好きで自分の人生がドラマであるかのように周りを巻き込みます。
危機やトラブルを常に探す彼らの深層心理には、空虚、無力感があると個人的には思います。
彼らと関わると、自分が犠牲になればいいのでは?とか、その人はめちゃくちゃ自分にとって重要なのでは?とか、怒りなどの否定感情に中毒性が起きやすくなるといわれます。
たまに、子どもが、さみしくて親の注意を惹くために大げさに事柄を話すことがありますがそれがイメージしやすいかもしれません。
⑤ジャッジメンタルヴァンパイア
これはシンプルにジャッジメントをすることで自分の低い自尊心を回復させるタイプのヴァンパイアです。
不安感をあおったり、恥ずかしい思いをさせることで、自分のエゴを強くすることを快楽にしちゃうんですよ。
ジャッジメントが機能的でない理由はたくさんあるんですが、ぼくはレッテルを貼ることで、ラベルの中に世界を閉じ込めることにより、もう半分の可能性を否定しまい世界がつまらないものに成り下がることだと思っています。
⑥イノセントヴァンパイア
こちらは上、5つのタイプとは少しちがっていて、特に奪うような意図はないんだけど、あなたに寄りかかりすぎるタイプのヴァンパイアです。
生まれたばかりの子供は、物理的に自分でご飯の食べ方を知らないし、できないので親の助けを必要としますが、イノセントヴァンパイアは、本当は自分ではできることも相手に頼ることで解決しようと試みます。
こちらはエネルギーを与える側が、彼らを助けることによって気持ちよさを感じる可能性もあるので、なんともアンニュイなヴァンパイアだとぼくは思っています。
⑦その他ヴァンパイア
その他にも例えばですが、、
- アングリーバード:すぐ怒る、怒りはいいことだと思い込む
- ボス:ボスみたいに威張る。コントロールできないとムカつく
- センシティブ:傷つきやすさ、繊細さを主張して嘆く(HSPだから人生辛いみたいな)
- ネガティブ:どうせ、だって、でもが好きなネガティブヴァンパイア
- ノーマン:とにかく否定から入る。ダメ、ゼッタイ。
- クレーマー:モンスターペアレントみたいに文句ばかりいう
- トロール:誹謗中傷や迷惑行為をすることで自分が気持ちよくなる
- etc..
細かく分ければエネルギーヴァンパイアはめちゃくちゃあると思います。
番外:パーソナリティ障害とエネルギーヴァンパイア
エネルギーヴァンパイアと言う診断名は医学的にはつかないのですが、パーソナリティ障害(Perosnality Disorder)のクラスターBに当てはまる特徴をエネルギーヴァンパイアはもっているという心理学者や医学博士が行う研究などもあるそうでs。
自己愛性、境界性、反社会性などのパーソナリティー障害がそれらです。
ただ、ちょっと個人的にこれは臨床とか論文が少ないから、エネルギーヴァンパイア=パーソナリティ障害だ。と「確定」される路線は可能性としては低いかもとみています。
ぼくの意見ですが、エナジーヴァンパイアかどうかチェックする絶対的な方法というのは存在していないような気がしています。
というのも冒頭でお伝えした通り、誰でも心の傷を他人で癒そうとするし、奪ったり与えたりするのが僕ら人間だからです。ただ、なんとなくの共通項はあるのでみてみましょう。
エナジーヴァンパイアの自己診断リスト
自分がなっている場合でも、特定の相手がそうであるときでも、以下のような特徴があると思います。
- 大きなエゴがみえる(例;勝ち負け、優劣にこだわる)
- 他人に対して攻撃的な反応をする(例:マウントとったり、罵ったり)
- 他人に対して受動的に攻撃的な反応をする(例;ムカついたらフルシカトみたいな)
- 他人に常に批判されていると思い込んでいる
- 恨みや怒りがずーーっと続く
- 泣き言が多く、不平不満が先に出る
- 自分が関係ないことに対しての愚痴や噂話が好きすぎる
- 依存、中毒傾向にある
- 罪悪感を受け付けたり、感情的にマインドコントロールする
- 優越感を得るために他人をないがしろにして自分の自尊心を埋める
- etc..
まだまだ、あると思いますがざっとですがこんな感じです。もっと言葉で誇張しようと思えばできるのですが今回はこのくらいにとどめておきます。
基本的にヴァンパイア気質が前にでてくると、自分が与えているもの「以上」を補って余りあるくらい搾取するときです。自分さえよければ他人をどうしてもかまわない!みたいなゾーンにあるときは、めちゃくちゃ自分が傷ついているときだと思った方がいいでしょう。
だからといって他人を利用していいわけじゃないですけどね。苦笑
エナジーヴァンパイアと接している時の傾向
もし、あなたが特定の相手から味わう消耗感を抱いているのであれば、あなたのエネルギーヴァンパイアにその相手がなっている可能性が非常に高いのですが、以下のような傾向をエネルギーヴァンパイアと接すると味わうことが多いといわれます。
- 身体の明らかに相関関係のありそうな不調(頭痛、身体の痛み)
- 心の明らかに相関関係のありそうな不調(ストレス、引きずるとか)
- 精神的な疲れや肉体の疲労感
- 過度に敏感になる
- 過度に不安や恐怖心が大きくなる
- etc..
モノにも宿るエナジーヴァンパイア
エネルギー的な世界は何も人だけではないと思います。
あるコミュニティに属していたら、なんか疲れちゃうとかね。
- インターネット
- ソーシャルメディア
- テレビ
- 電子機器
- 公共の場、駅やショッピングセンターなど
- 職場
- お家、土地、地場
- 動物
- etc..
家がエネルギーヴァンパイアになっていたらつんだ。と思うそこのあなたは、たぶん冒頭をあんまり読んでなくて、あくまでエネルギーヴァンパイアはフックにはなるだけです。
触発されアクティベートされた自分のネガティブエネルギー、そこに同調した何かをみつける旅がはじまります。
きついと思うのは、職場や家族がそういう奪い合うような環境かなと個人的には感じます。
自分のエネルギーが知らず知らずのうちに奪われていたらきついなと思うのですが、まずはそれをちょっと回復させるために短期的にできそうなアプローチをいくつかあげてみます。
①長時間のアイコンタクトをやめる
自分がきついな、消耗するなという相手へのアプローチで手っ取り早いのは目を合わせるのをやめちゃうことです。ちょっとスピリチュアルな考えですが、目は口程に物を言うみたいな話しで、
エネルギー交換もアイコンタクトで行われることもありますよ。
②相手と接する時間を制限する
物理的に距離を置くみたいなことができない場合、10分なら関わろうとか、自分の意志でその相手とどれくらいならエネルギー交換しても大丈夫か。みたいなところを見極めてみましょう。
家族にいるから無理です。と言う人は物理的に接する時間ではなく、あくまで「意識上」で触れ合っている感覚を制限するというイメージをもつといいです。宣言するんですよ。
③反応しない技術を身に着ける
いわゆるグレイロックテクニックといって、自分が灰色の岩のようになりきってその相手に目立った振る舞いをしないことです。
過度にポジティブな表現だったり、過度にネガティブな表現をしないことでエネルギーヴァンパイアさんはだんだんあなたからは何も奪えないことを学んでいきます。
④聞き手になる(議論しない)
他人を変えることはできないので、自分がその相手と話す時間やエネルギーがもったいないんですよ。相性の合わないものは相性の合わないものなので。右から左に聞き流しましょう。
仮に聞き流せない場合、それはあなたの何かがうずいているので内側をチェックしていく作業が必要になります。
⑤境界線を引く
エネルギーヴァンパイア対策だけでなく、人間関係のすべてにおいて役立つ心のバウンダリーです。
どこからが自分の責任の範囲で、どこからが相手の領域かを見極めてしっかりと境界線を保ってみましょう。
⑥チャームポイントをみつけてみる
どんなエネルギーヴァンパイア、人間にもかわいらしい点があります。
ぼくがよく昔やっていたのは、理不尽に怒られたりしたら、その人も小学生でランドセル背負っていたんだろうなあ。とかお父さんお母さんにおもちゃをおねだりしたんだろうな。と想像したりしました。
そうなるとかわいくみえてくることも笑
⑦視覚化する
エネルギーヴァンパイアのサイキックアタックやフックは、いろんな形でビジュアル化することが可能です。
ただ、エネルギーヴァンパイアのそれらは、本来ならその相手が自分でお片付けする必要のある感情感覚、思考、言動などの余分なゴミを自分の庭にまき散らしてくるようなものです。強く言ってしまえば、不法投棄なんですよ。
なので、エネルギーヴァンパイア専用のごみ箱をイメージで用意してあげて、そこに相手が勝手に押し付けてきた感情、感覚、エネルギーをまとめて入れてあげましょう。(そこに自動的に入っていくイメージでも可)
で、その溜まったゴミを光に返してあげると自分の庭が汚れずクリアに保たれますよ。
⑧シンプル回避&遮断
シンプルかつ最終的な方法としては逃げる&相手をシャットアウトです。
相性の合わない人に対して、相性を合わせるように努力することもありませんからね。もし、あなたのインナーチャイルド的な領域のキズが原因で、エネルギーヴァンパイア的な人を引き寄せているのであれば、
登場人物を変えて相手が登場するような繰り返すパターンを送っているはずです。
⑨エネルギーを充電する
奪われたエネルギーを相手から奪え返すとただのパワーゲームでどちらが強いかになって奪った奪われたの話になるので、終わりがないんですよ。
なので、ぼくのおすすめとしては、自分の好きなことに時間を使うとか、嫌なことをやめるとかして失ったエネルギーをチャージする方に時間やエネルギーをかけます。
いろんな対策があると思いますが、自分に合うものをたくさんもっておくといいですよ。
エネルギーヴァンパイアが家族や近しい友人、恋人やパートナーにいるにせよ、その関係を解消するのは難しいと思います。
ならば、自分が奪われる理由を探すのが一番手っ取り早いです。
心の傷をチェックする
重要なことなので、めちゃくちゃ繰り返しますが、エネルギーを奪われたぞ。と言う人は、そこにまつわる思い込みや価値観、同調した感情や感覚を探っていく必要があります。
周りにそんな人ばかりだよ。とか、なんかいつも奪われちゃうんだよね。と言う人は、何度か繰り返している人間関係のパターンだとか、環境や状況がたぶんきっと必ずあります。
エネルギーヴァンパイアは相手の癒しではなく、自分の癒しを行う絶好の機会だと個人的には思いますよ。
まあ、そんなものない!ってケースもあるので、それは別に自分ごとに置き換えず相手に自分のことは自分で処理してくださいね~とお返しすることもあると思いますが。
思いやりをもつ
よくエネルギーヴァンパイアは撃退するぞ!と言って、パワーゲームに持ち込むような表現は多いんですが、それは一時的な解決方法にはなるかもしれませんが、残念ながらほとんどの場合、根本的なアクションではないと思います。
なので、なんで彼らがエネルギーヴァンパイアになるのか、その奥にはなにがあるのかを理解することで自分の人生をアップデートさせていったほうがお得なこともたくさんあります。
エックハルトトールの言葉を借りるなら、
思いやりとは、悲しみや喜びという一見すると反対の性質を帯びているものが溶け合い、混ざり合い、やがて1つになり、深い内側の平和に変容すること
— エックハルトトール
ってやつです。エネルギーヴァンパイアはあなたのウェイクアップコールになっているのかもしれません。
基本的には相手や特定の人を想定して今回は書いていますが、いわずもがな、エネルギーヴァンパイアになる可能性はみんなにあります。ぼくだって誰かと相性の合わないエネルギーをどこかしらにはもっているでしょうし。
①ちょうどいい人間関係を探る
相手とのコミュニケーションにおいて平等性を感じているか、他の人に話す機会を自分とおんなじだけ設けているかなどなど、フェアな人間関係かつ心地よい人間関係にいるかどうかをチェックしてみましょう。
そんななかで、あいつをはけ口にしているかも。なんてときは、バランスを探るようにします。
②セルフコンパッションを哲学に
エネルギーヴァンパイアになるほとんどのケースが自尊心や自己否定感情とリンクします。
それは幼い頃の両親や兄弟姉妹との関係で培われていることが多いです。なのでいろんな可能性がありますが過去を振り返りつつ、セルフコンパッションを日常に取り入れていくことをやってみましょう。
自分の価値を感じるには、相手から評価されたり認められるというのももちろん大いにありですが、自分で自分を認める領域も確かにあるんだと思い出していきましょう。
③その道のプロに頼む
エネルギー的な世界観なので、基本的にはエネルギーを専門としている人にこういうものは依頼をするのがスムーズかと思います。
自分がピンとくるカウンセラーやヒーラーさん、ライトワーカーさんをみつけて魂ごとごそっと癒しにしてみるのも一つの手です。
もちろん、エネルギーヴァンパイア気質は自分でどうにかできなくはないのであくまで必要だなあと思ったりしたらだとは思います。
ヒーラーさんしか対応できませんって話ではエネルギーヴァンパイアはないですから。
④インナーワークをする
先ほど、インナーチャイルドの話をしましたが、自分がヴァンパイア側にいるときも同じです。
自分でお片付けしたり、自分で処理できる感情や感覚、思考パターンを他人で埋めている、その奥に何か心の傷や空白があります。
それを根本からみて、インナーワークをするのもありです。
ちょっと話がずれちゃうんですが、エナジーバンパイアのことを記載して、ふと感じたのですが、これはおそらく逆エンパスの人の一部分のようなイメージがあります。
エンパスは、簡単に言えば、共感能力がめちゃくちゃ高い人のことです。自分がイライラしていないのに、なんとなく周りの感情や感覚を読み取って、受けて、自分のモノと錯覚してしまうほうど共感能力が長けているイメージです。
エネルギーを自分に引き寄せる、外側(他人)を自分の内側に受信する感じでしょうか。
一方で逆エンパスとは、その反対で、発信する側ですね。自分の感覚・感情が垂れ流し状態、無意識的にオーラやエネルギーを発している人のことです。送信という例えがよく出てきます。
逆エンパスのことについて言及している方は、エナジーバンパイアが寄ってきやすいから注意が必要だね!とも言っているんですが、これぼくの中では類は友を呼ぶという感じで、重なりあう性質をもっているのではないかなという印象があります。
エナジーバンパイアが吸収する人を指すのに、なぜエネルギー発している逆エンパスの人がエナジーバンパイアっぽいのかという理由はけっこう明確で、逆エンパスの人も発しているエネルギーを自分に戻す性質がある人もいるからです。
自分がエネルギーを発する→他人に影響を与える→他人の感情や感覚と一緒に自分が発したエネルギーをキャッチ。
こんな図式が成り立っているようなきがします。まあ、名称とかカテゴリーとか本当にどっちでもいいので、こんな説明読まなくても理解しなくてもどっちでもいいんですけどね。
エネルギーヴァンパイアに関しては、危険なパーソナリティだとか、よくあるような近づいたらヤバい、今すぐ関係を断ち切るべき人なんて表現が本当に多いんですが、ぼくはそんな文脈では捉えたくはないんですよ。
というのも、エネルギーは奪うだけでなく与えることもぼくら人間は可能だからです。
そして、もっと大きい視点でいえば、美しく光るエネルギーなんてそれこそ有限じゃなくて、無限だからじゃんじゃんあげても平気ですよ。ってなるくらいがぼくは理想です。みんなで美しいエナジーチャージしちゃおうよ。って感じです。理想はですけどね。
ただ、ぼくら肉体をもって自分の意志で地球に来ているので、エネルギーヴァンパイアをする側もされる側も必ず何か学びがあります。一言でいえばネガティブさを脱いで愛をみつけるなんて感じでしょうか。
ときには境界線を保ったり緩めたりするなかで美しいエネルギーのグラデーションをみつけられたら楽しいですね。
みなさんはエネルギーヴァンパイアについてどう思いますか?いつも読んでくださってありがとうございます。
いつも心にスッと届く まめたろうさんの口調が大好きで、楽しみに読ませて頂いています。
うちは エンパス娘 と 自己愛性人格障害(カウンセラーの見立て)のバンパイヤ母 のデコボココンビで、思い当たる事だらけです。まめたろうさんの「人間観察の肴に」という言葉にフワッ↑と心が軽く温かくなり、思わず笑っていました。
過去の恋愛歴も、激モテ聖人と非モテバンパイヤの交互だったのですが、これからは好対照の輪から少し出て、楽しく俯瞰してみます♪
美魔女の娘さん、
コメントありがとうございます。
自己愛性人格障害というのを初めて聞きました。なかなかいろんな名詞があるんですね!
エナジーバンパイアだろうがエンパスだろうが観察する対象で、人生の肴にしてみると楽しいです(笑)
いつもありがとうございます!