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本当の愛とは何か?愛の種類とスピリチュアルにおける愛の存在とは?

今回のテーマは「愛」です。

まめたろう(僕)

たっかぶり(妻)

そうです、私が「愛」なのです。

※この記事は、「愛」をテーマに、スピリチュアル的に言われていることと、ぼくらが抱いている「愛」との違いを広い視点からみつめてみる内容になります。愛って便利に使われている言葉の1つですが、みなさんは本当の、真実の愛ってなんだと思いますか?

スピリチュアルについて本やブログ、動画などを読んでいるとすべては愛と光。って言葉はよく登場します。ぼく自身、確かにそうだなあ。と思う日もあればそうなんかなあ。と猜疑的になる日もあります。

いわゆるロマンティックな愛とは違うポジションにありそうなスピリチュアルにおける「愛」ですが、ぼくはそんなに難しくは捉えていません。要するにぼくらの根源にあるっぽいモノですね。まあ、本当も嘘もなく愛は愛なんだと思います。

本当の愛、真実の愛とはなにか?

愛って普遍的なテーマですよね。本当の愛、真実の愛を探してごにょごにょするなんてのは何千年も前から繰り返されてきたことだし、何千年先も繰り返していくことなんだと思います。

少し壮大な話になる前に、辞書的な意味合いの愛、哲学や宗教における愛、スピリチュアル的な愛についてみていきましょう。すべては愛なんだなあ。と思います。

辞書における愛の意味

愛の定義
  1. 対象をかけがえのないものと認め、それに引き付けられる心の動き。また、その気持ちの表れ。
  2.  キリスト教で、見返りを求めず限りなく深くいつくしむこと。
  3. 人や物にとらわれ、執着すること。むさぼり求めること。渇愛。
  4. 他人に好ましい印象を与える容貌や振る舞い。コトバンクより

辞書で愛と調べると、だいたいですが、こんなことが載っています。①に関しては、いわゆる恋愛、家族、友人に関する愛情。②はアガペー、隣人愛ですね。③に関しては、こちらも嫉妬に狂う愛なんかで表現されます。④は自己愛や愛想、世間体を想起させますね。

哲学における愛とは?

哲学で有名な愛は、エロスやアガペーですよね。古代ギリシャ哲学です。

古代ギリシャ哲学における4つの愛
  1. エロス(エロース)・・智など自分に欠けたものを得たいと求める衝動
  2. フィリア・・自発的相互的な親愛関係。友人との愛。友愛。
  3. ストルゲー・・親子や兄弟の間の家族愛。
  4. アガペー・・見返りを求めず限りなく深くいつくしむこと。慈愛。エロースの対義

①に関しては、いわゆる色恋沙汰ですね。ロマンティックな恋愛、初恋、片思い、両想いであっても、初期の頃に感じる甘酸っぱいやつです。(現実はもっとグロいかもしれません笑)

②はいわゆる友情もそうですし、ツーカーで通じ合うカップルや熟練夫婦もこんな感じになる方も多いですよね。③については、言葉通りですね。兄弟・姉妹、親子に関係するものです。ただ、嫉妬とかそういうのはここでは含みません。

④は、自己犠牲的な愛、キリスト教においては博愛に近い神の愛とも言われます。マザーテレサがイメージしやすいと思います。ジーザス。

どんな愛も愛って表現されるところが面白いですよね。ちなみに、無知の知で知られるソクラテスの妻はクサンティッペさんです。悪妻で有名だったなんて言われていますね。4月27日は悪妻の日らしいですよ。

彼の名言で、

「なにはともあれ、結婚しなさい。良妻に恵まれれば、幸福になるだろう。悪妻を持てば、哲学者になるだろう」

という面白い表現もあるとか。哲学者にふさわしい良妻だったんでしょうね。

スピリチュアルにおける愛とは?

少し話が脱線しましたが、ここからはスピリチュアルにおける愛をみていきます。スピリチュアルにおける愛には色々な説明がありますが、ここでは少し噛み砕いてなるべくシンプルに表現したいと思います。

見返りを求めない与える愛が本当の愛っていうスピリチュアル系の人もいらっしゃるんですが、スピリチュアルで言われている愛はエネルギーと似ているかもしれません。言葉で表わすことはちょっとムズイです。

スピリチュアルにおける愛とは?
  1. 世界を形作る最小単位のモノ、構造や繋がり
  2. 最も高い波動のエネルギー
  3. あらゆるものの根源

この3つがスピリチュアルにおける「愛」の意味になってきます。正直よくわからんですよね。ぼくのイメージにおける愛は、エネルギーであり、エネルギーのパターンや構成です。

以前、波動とはなにか?という記事で、量子力学が証明している波動について書いたんですが、

この世の物質を細かく分解すると原子になります。原子と原子が組み合わさると分子になり、92種類の原子が、あらゆるパターンで組み合わさり、人間を含めた全ての物質をつくっています。愛はこの文脈における原子であり、かつ、組み合わせのパターンですね。

後者の意味合いの方が強いと感じています。まあ、それさえもエネルギーなんですけどね(笑)物質をもうちょっと深く、広く捉えてこの世のすべてのものとかって言ってもいいかもしれません。目に見えるものから見えないものまでですね。

だからスピリチュアルにおいて、愛がすべてとか愛がないと存在しないとかって言われるんだと思います。

この膨大なつながりや組み合わせの壮大な実験?テスト?を宇宙がやっていると考えるとすべては愛だし、愛とは何かがわかると宇宙の正体みたいなところに繋がってくるんだとぼくは感じています。

だから、ぼくらは愛から生まれている、ぼくらは愛の存在っていうのは根源っぽいところからきているっていう意味合いを多く含むのでしょう。そういう意味で言うと、愛とワンネスはけっこう関わりが深いのかもしれません。

ちなみに、ぼくがいつもヒーリングするときは愛っぽいエネルギーを流すんですが、愛を敢えてイメージ化して。というと、神経構造?とか幾何学パターン?みたいなものをみることが多いです。純粋な光のエネルギーだったりしますね。

現実・物理世界における人間がもつ愛の種類とエゴについて

スピリチュアル的にみる愛はエネルギーかつ、根源みたいな表現で少し壮大かつわけわからん話になりましたが、せっかくなので、いわゆるロマンティックな愛とか家族の愛とか、愛の種類について少しみていきましょう。

①ロマンチックな愛

恋愛、パートナー、夫婦、同性愛、異性との愛、全てにおいてですが、ロマンチックな愛で悩みますよね。スピリチュアル的にとか、ちょっとそれっぽく言ってしまうと、全ては所有とエゴのお話に収束してきますね。

私の彼・彼女・パートナー。あなたは特別で、(わたしにとっては)必要な存在です。とかそういう表現が出てくるのは、要するに自分は不完全&完璧ではない(特別ではない)ことの裏返しだったりしている部分もありますね。

スピリチュアル的にみる愛の観点からは、全部パーフェクトなんで、そこにボーダーが消えるような感覚があります。とはいっても、自分のモノにならないとなんで?となるのは当然ですけどね。苦笑

②家族との愛

家族との愛は、ギリシャ哲学で言うところのストルゲーですが、こちらも世間体やエゴの部分で育む愛も多いと思います。辞書的な意味合いでいうところの、愛想とか、子どものしつけに関していえば、押し付けだったりもあります。

(愛でないモノはないので)それも愛っちゃあ、愛なんですが少し重く純度が薄い愛になるかもしれません。

③友人・知人との愛

友情なんかの言葉で表現される愛ですが、こちらは上のフィリアですね。気兼ねない友達、家族よりも仲が良く感じる愛をもった友人もいれば、自分や相手のエゴとの刷り合わせで付き合う友人・知人関係も多いです。それも愛ですね。

相手のことを認める、信じる、ある意味、ピュアな愛をもつとこの友人関係はとてもラクになるはずです。

④ペットに対する愛

少し番外編ですが、ぼくらはけっこうペットを飼いますね。こちらももちろん愛なんですが、満たされないところから来る所有、上下からくる「ペット」、優越感に浸るペットに対する愛もありますね。

ぼくは実家で猫を飼っていて、動物の可愛さをめちゃくちゃ知っております。だから、ペットを飼う人は愛を知らないとか理解できていないとかそういう意味ではもちろんありません、まあそういう部分もあるかもしれませんけど(笑)

愛って難しいですね。

色々な愛に触れましたが、ぼくらがふだん、誰かと接したり、近づいたり離れたり、時には洗脳したり、コントロールしたりするのは、

すべて愛とはなんだろう?って考えてみたらいいで。って自分で自分に与えた宿題だとすると、けっこう自分ってエキセントリックなやつだなあとぼくは勝手に思っています。

まあ、好きな人とはシンプルに一緒に戯れたいですよね。ぼくも妻が、もし離れてバイバイしたら嫉妬すると思います(笑)

スピリチュアルにおける無条件の愛が本当・真実の愛なの?

ここからはもう少し、それっぽい話をしていきますね。よく出てくる無条件の愛についてです。でも、無条件の愛ってけっこう嘘っぽいですよね。少なくとも人間らしく、卑しくはない感じですが。

無条件の愛とは?

「無条件の愛」について、よく言われているところだと、相手に見返りを求めず、自分が与えることで感じる幸福感だとか、いわゆるジーザスイエスの隣人愛を出してくるひともいます。

確かにそれも無条件っぽい愛なんですが、突き詰めると、「相手に見返りを求めない自分」ってエゴじゃないですかね。見返りを求めちゃいけない。与えれば幸せになれる。とか、神の慈愛なんて、神が上で自分たちは下って宣言しちゃってますからね。

ぼくが勝手に感じている無条件の愛は純度です。要するに愛の度数ですね。

この世のすべて、愛っちゃあ、愛なんですが、条件、たとえば、信じていないと救われないとか、見返りを求めず与えれば愛されるとか、可愛くなれば愛されるとかそういう部分が付随すると愛の純度が度数100%から20.2%くらいに薄まるんじゃないですかね。

人間関係から離れるとわりとイメージしやすくて、例えば、朝起きた瞬間に太陽の木漏れ日が愛おしくてそれが「愛」と思えたり、日向ぼっこしていたらふとした瞬間に愛を感じたりですね。

そこには、なんとも言えない、高揚感でも沈滞感でもない曖昧な感覚が漂うとき、わりと度数100に近いピュアな愛をストレートに受け取っているし、自分から発信しているとぼくは思っています。

愛の度数っていうお酒が売っていたらぼくは間違いなく買いませんけどね(笑)

目に見えるものからみえないものすべてまで、純度は100%に近い愛なんですけど、それ濃すぎるわあ。って思い込んで、案外自分で自分に程よい濃さの水割りを作っているのかもしれません。だからぼくらは、面白いんですけどね(笑)

本当の愛とか真実の愛って言葉自体が違和感を否めないので、自問自答してみるとなにか発見がありそうですね。

愛するより愛される方が心地いいかもしれない件

愛について触れたので、今度は動詞化してみましょう。愛するより愛される方が心地いいし、愛されている感がないとめっちゃバランス感覚が鈍くなりますよね。

自分を愛することが苦手

このあたりは言葉のチョイスが難しいんですけど、自分で自分にイエスと言っていたり、自分で自分好きやわ。って思いたいですよね。思える人もたくさんいるとはもちろん思うんですが。

他の人と比べたり、特別でありたかったり、自分のエゴや感情とよく戦う部分ですね。自分のことを嫌なところもあるし、卑しい部分もあるけど、けっこうわりとOKだわ。って思えるようにならないうちに、愛されることを求めるとキチーです。

より、虚無感が生まれるし、それこそ愛とはなんですか。って話になりそうです。

愛される感覚が鈍る

自分を愛することが苦手になってくると、愛される感覚は鈍くなります。だって、一番身近な自分にイエスって言えないから、他の人にそれ求めるってけっこうなハードモードじゃないですかね。

言うなればお腹空いているのに、自分で買い物とか食事の支度せずに、誰かから奢ってもらったり、手を差し伸べてくれるのを口を開けて待つみたいなものかもしれません。

食べるって感覚を忘れているのに、いきなり料理出されても、食べていいのか、それに触れればいいのか、投げればいいのかよくわかんなくなっちゃうんじゃないでしょうか。

自分を愛する感覚を思い出す

そんな人はちょっと度数高めの愛をみつける練習をするといいかもしれません。

どうすればみつけられるかは、その人次第なところがあるんですが、ぼくは基本に立ち返ります。

例えば好きなことを好きなタイミングで好きなだけする。とか、自然に触れるとか、美しい景色を見に行くとか、忘れてた少年・少女心を取り戻すには?って観点に戻るといいかもしれません。

先日、妻と駄菓子屋さん行ったんですけど、あれは完全に愛ですね、童心に還れます。

自分を愛するとか、度数高めの愛をみつけるとかってそれっぽい言葉を使いましたが、要するに自分の心がちょっとだけ高まるっぽいことを意識してやってあげるといいですよ。ストレス社会なので、それさえも忘れている人はけっこういると思うんですけどね。苦笑

まとめ:本当の愛も真実の愛も自分のエネルギーによって決まるかも

今回は、ちょっと深めな愛をテーマにしてみました。愛って話題が尽きないテーマで言葉を選ぶのが大変でした。

それにスピリチュアルっぽいことを混ぜるとちょっとわけわかめですよね。ぼくらの根源は愛だし、そのつながりや構造・構成っていうのは、めちゃくちゃ強烈です。以前ペドロさんが神するって言葉を使っていましたが、そのくらいのエネルギーはありそうですよね。

人間同士で愛をみつめるってどんな形をとるにせよ、どんな表現になるにせよ、ぼくらのちょっとした養分くらいにはなりそうですよね。ロックでも水割りでもないストレートな愛をたまには思い出して飲み干すのもアリだと思いますよ。

みなさんはこれまでどんな愛を発見してきたでしょうか?これからどんな愛を発見していくでしょうか?

いつも読んでくださってありがとうございます!

2 COMMENTS

びわ

サムネの写真、綺麗ですね。

見返りを求めない愛にずっと違和感がありました。記事を読んでそれもエゴじゃん、歴史ある宗教の中にも完璧なものなんてないのね、って感じました(笑)

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