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足がつるスピリチュアルな意味|こむら返り・右足左足・夜中

夜中、ふとんの中で、ふくらはぎが急に「ぎゅーっ」。声も出せずに、ただ固まるしかない。あの痛さ、ほんとうにつらいですよね。
「足がつるのって、スピリチュアルな意味があるのかな」「何度もつるのは、何かのサイン?」と気になって、調べてくれたのかもしれません。

先に、この記事の答えを書いておきます。
足がつる(こむら返り)は、筋肉が「ぎゅっ」と縮んだまま、ほどけなくなること。見えない側で読むなら、握りしめたものを、手放せなくなっているサインなのかもしれません。寝ている間につるのは、ふとんに入っても、足だけまだ「がんばるモード」のままだから、かもしれない。
だから、ほどき方も同じ。力で戻そうとせず、ゆっくり伸ばして、息を吐いて待てばいい。そんな見方をしています。

たっかぶり
たっかぶり

夜中に足がつったら、それはもう、なにかのサインやん!

まめたろう
まめたろう

サインかもね。……水分が足りてないっていうサインかもしれないけど。

たっかぶり
たっかぶり

夢がない!

まめたろう
まめたろう

体が先やからね。そのうえで、今日はあえて見えない世界の方でも読んでみよか。

足がつるのは、医学的には筋肉が自分の意思と関係なく急に縮んで、しばらくゆるまなくなることで、多くは心配のいらないものといわれます。ただ、何度もくり返す、力が入りにくい・感覚がにぶいなどを伴う、腕やお腹など脚以外もつる、といったときは、まず病院へ。
そのうえで、あえてスピリチュアル・エネルギー的な側面で切り取ってみる。そんな日があってもいい予感がします。


目次

足がつるとき、身体で起きていること

こむら返りは「ぎゅっ」と縮んで、ゆるまない状態

「こむら」は、ふくらはぎの古い呼び名です。こむら返りは、ふくらはぎをはじめ、太ももや足の裏、足の指の筋肉が、急に縮んだまま戻らなくなる状態をいいます。
医学の家庭向け事典「MSDマニュアル家庭版」では、筋肉のけいれんを、突然起きて短時間続く、意図しない筋肉の収縮と説明しています。多くは良性で、健康な人にもよくあり、とくに中高年に多いそうです。

足がつりやすい場面

MSDマニュアルによると、いちばん多いのは、はっきりした理由のない、夜に起きやすい脚のけいれんと、運動中・運動後のけいれんです。寝ているあいだのものは、ふくらはぎや足に起き、足や足の指が下へ曲がる形になりやすいといいます。
起こりやすくする要因としては、こんなものが挙げられています。

  • ふくらはぎの張り(ストレッチ不足・運動不足・むくみ)
  • 脱水、汗をたくさんかいたあと
  • カリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラルの不足(妊娠後期やお酒、一部の薬なども関わる)
  • 長い時間、座ったままでいること
  • 一部の薬、神経や甲状腺の病気

つったときと、ふだんの予防

つったときは、縮んでいる筋肉をゆっくり伸ばすと和らぐことが多いそうです。ふくらはぎなら、手でつま先を自分のほうへ引く。立てるなら、壁に手をついて、アキレス腱を伸ばすような姿勢をとる。
予防として紹介されているのは、運動の前や寝る前に軽くストレッチをする、運動のあとに水分をとる、カフェインをひかえる、といったことです。予防のためのサプリや薬の多くは、効果がはっきり確かめられていない、とも書かれています。

医療機関で相談してほしいサイン

次のようなときは、スピリチュアルな意味を探すより先に、医療機関で相談してください(MSDマニュアルの説明をもとにしています)。

  • 何度もくり返す、だんだん増えている
  • 力が入りにくい、感覚がにぶい・しびれるなどを伴う(突然のときは急いで受診を)
  • 腕・お腹・背中など、脚以外の筋肉もつる
  • 吐いた・下痢をした・大量に汗をかいたあとにつる
  • 飲みはじめた薬のあとから増えた、妊娠中に何度もつる

体のケアと、見えない世界の読み方は、どちらかを選ぶものではありません。両方あっていいと思います。


5つのエネルギー体から見る足がつるサイン

5つのエネルギー体モデル(肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体・コーザル体)

ろばのせかいでは、人の体を5つの層で見ています。

  • 肉体:筋肉、水分、ミネラル、こむら返りそのもの
  • エーテル体:気の流れ、経絡
  • アストラル体:感情
  • メンタル体:信念、思いこみ
  • コーザル体:魂、カルマ

ぼくが足がつることでいちばんおもしろいと思うのは、「縮む」のは得意なのに、「ゆるむ」のができなくなっている、という動きそのものです。
筋肉は、縮んで力を出し、ゆるんで休む。そのくり返しで、ぼくたちは歩いたり立ったりしています。足がつるのは、その「ゆるむ」側のスイッチが、ちょっとのあいだ入らなくなった状態です。

デブ・シャピロは著書『Your Body Speaks Your Mind』の中で、けいれんを、英語の「cramp one’s style(窮屈にする)」という言い回しになぞらえて、心理的な窮屈さや、押さえつけと結びつけています。そして「手放したらどうなるかを恐れているのか?」と問いかけています。
体の「縮んだまま、ゆるまない」と、心の「握ったまま、手放せない」。5層のつながりで眺めると、このふたつはけっこう似た形をしているのかもしれません。


東洋医学から読み解く足がつるスピリチュアルな意味

「肝は筋を主る」。こむら返りは肝の話

東洋医学では、「肝は筋(きん)を主る」といわれます。ここでいう筋は、筋肉や腱、靱帯のこと。シンディ・デールは、日本語版はまだ出ていない本『The Subtle Body』の中で、肝の経絡の役目を、感情・気・血の流れをなめらかにし、腱・靱帯・骨格筋をつかさどると書き、乱れの例に筋肉のけいれん、気分の波や怒りを挙げています。

ろばのせかいの 足のスピリチュアルな意味 でも、肝を「怒り・方向性・伸びようとする力」とし、足の痙攣やこむら返りに出やすい、と書きました。
「伸びようとする力」がうまく流れないと、筋は縮こまる。こむら返りは、のびのび動きたいのに、どこかでぎゅっとブレーキを握っているときの形なのかもしれません。

もうひとつ、東洋医学には「臥すれば血は肝に帰す(横になると、血は肝に戻る)」という考え方があるといわれます。肝臓のスピリチュアルな意味 で書いたように、夜中の1時〜3時は肝の時間ともいわれます。
寝ているあいだ、血が肝に帰っていく時間に、足の筋が「ぎゅっ」となる。夜のこむら返りを、肝が一日分のがんばりを受け取りなおしている途中の、小さなひっかかりとして眺めてみるのも、ちょっとおもしろい気がします。

足がつることと関係する経絡・臓腑・感情のつながり

東洋医学では、体には経絡(けいらく)という気の通り道が走っていると考えます。足には、つま先から始まる経絡、つま先で終わる経絡が6本集まっています。足がつることと縁が深いのは、次の6本です(通り道は『The Subtle Body』p.341・342・345・346・349・350で確かめ、足の記事の説明にそろえています)。

  • 足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい):目頭から頭、背中を下り、ひざの裏で合流して、ふくらはぎのまんなかを下り、外くるぶしを回って足の小指の先へ。臓腑は膀胱、五行は「水」、感情は恐れ。デールは、乱れの例にふくらはぎの筋肉の痛みやこわばりを挙げています。ふくらはぎのまんなかのツボ承山(しょうざん)は、こむら返りのツボとして知られています
  • 足の厥陰肝経(けついんかんけい):足の親指から足の甲、すねと太ももの内側をのぼって下腹へ、肝につながります。筋をつかさどる経絡で、五行は「木」、感情は怒り
  • 足の少陰腎経(しょういんじんけい):足の裏の近く(湧泉のあたり)から内くるぶしを回り、ふくらはぎと太ももの内側をのぼって腎へ。五行は「水」、感情は恐れ。デールは、乱れの例にたえまない恐れ、太ももの痛み、足の裏のほてりを挙げています
  • 足の少陽胆経(しょうようたんけい):目じりから頭の横、わき腹、腰を通り、太ももとすねの外側を下りて、足の第4趾の先へ。臓腑は胆(肝のペア)、五行は「木」。デールは、胆経は決断をつかさどると書いています
  • 足の太陰脾経(たいいんひけい):足の親指の内側から内くるぶしを通り、すねと太ももの内側をのぼってお腹へ、脾につながります。五行は「土」、感情は思い悩み。デールは、乱れの例にひざや太もものこわばりを挙げています
  • 足の陽明胃経(ようめいいけい):顔から胸、お腹を通り、太ももの前とすねの外側の前を下りて、足の第2趾の先へ。臓腑は胃、五行は「土」、感情は思い悩み

こうして並べると、ふくらはぎのまんなかを下る膀胱経(恐れ)、筋をつかさどる肝経(怒り)、内側をのぼる腎経(恐れ)と脾経(思い悩み)、外側を下る胆経(決断)、前を下る胃経。足がつる場所によって、関わる経絡が少しずつちがうのがわかります。経絡が乱れたから足がつる、と言い切れるものではありませんが、自分をふり返るヒントにはなるかもしれません。

場所対応する経絡・臓腑スピリチュアルなテーマ
ふくらはぎ(まんなか・後ろ)足の太陽膀胱経(膀胱)・承山前に進みたいのに、こわくて踏んばっている
ふくらはぎの内側足の少陰腎経(腎)・足の厥陰肝経(肝)安心できなくて、力を抜けない
太ももの前足の陽明胃経(胃)抱えこんだものを、まだ消化しきれていない
太ももの内側足の厥陰肝経(肝)・足の太陰脾経(脾)飲み込んだ怒りと、ぐるぐるした心配
太ももの外側足の少陽胆経(胆)決めたいのに、決めきれない
足の裏・土踏まず足の少陰腎経(湧泉)・足の太陰脾経地面にまかせきれない、ささえを受け取れない
足の指膀胱経・胆経・胃経・肝経・脾経の始まりと終わり次の一歩の、細かい迷い

右と左の読み方

ろばのせかいの身体記事では、右=与える・外・行動、左=受け取る・内側・気持ちと読んでいます。右足・左足のくわしい話は、あとの「右足と左足、足がつる意味のちがい」で書きます。

足がつることと関係する3つの経絡(膀胱経・肝経・胆経)

経絡に沿ったやさしいセルフケア

ここで紹介するのは、こむら返りを止める方法というより、ぎゅっと握っていたところを、ゆるめる時間です。つっている最中は、まずつま先を手前にゆっくり引いて伸ばすほうを先に。落ちついてから、強く押さず、「気持ちいいな」くらいで。

  • 承山(しょうざん):ふくらはぎのまんなか、かかとからふくらはぎをなで上げて、筋肉のふくらみが二手に分かれる、くぼみのあたり。膀胱経のツボです。手のひらで包むように温める
  • ふくらはぎを下から上へ:両手でふくらはぎを包み、足首からひざの裏へ、やさしくなで上げる(膀胱経・腎経のあたり)
  • すねと太ももの内側をなでる:足首からひざ、太ももの内側へ、手のひらでゆっくりさする(肝経・脾経・腎経のあたり)
  • 足の裏を手のひらで包む:土踏まずのあたり(腎経の湧泉のあたり)を、手のひらでじんわり温める

経絡を整えようとがんばるより、「もう、握ってなくていいよ」と、筋に伝える時間だと思ってもらえたらうれしいです。


足がつるのは「握りしめて、手放せない」サイン?

よく言われる説:前に進むことへの不安・がんばりすぎ

足がつるスピリチュアルな話でよく見かけるのは、「前に進むことへの不安や迷い」「がんばりすぎだから休んで」「抑えこんだ感情」「地に足がついていない(グラウンディング不足)」という説です。
どれも、なるほどと思います。ぼくも 足の裏のスピリチュアルな意味 で、足裏がつるのは「進もうとしているのに、何かに引っ張られて動けなくなっている」状態のたとえかもしれない、と書きました。

ぼくの読み:縮むのは得意。ゆるむのが、ちょっと苦手

そのうえで、ぼくが足がつることでいちばん気になるのは、「進めない」ことより、「ゆるめられない」ことのほうです。

マイケル・J・リンカーンは、日本語版はまだ出ていない本『Messages from the Body』の中で、筋肉のけいれんを「Change panic-grabs(変化を前に、あわててつかむ)」と表しています。手放したら大変なことになる、という思いから、ある考えや気持ちや状況に、命がけでしがみついている。そう読んでいます。
インナ・セガールは著書『The Secret Language of Your Body』の中で、けいれんを、ストレスと緊張が多すぎること、そして「人生はつらすぎる」という信念を握りしめていること、リラックスして手放せないことと結びつけています。

足の記事で、ぼくはこむら返りを「コントロールへの執着、緊張を手放せない状態」と書いていました。
ちゃんとしなきゃ。気を抜いたら、崩れてしまう。だから、ずっと握っている。仕事のこと、家族のこと、「わたしががんばらないと」。昼間はそれで動けていても、体のほうは、握りっぱなしの手がだんだん固まっていく。
こむら返りは、「その手、ずっと握ってるよ」と、体が知らせてくれているのかもしれません。

ほどき方は、体がもう教えてくれている

ここが、ぼくがこのテーマでいちばん伝えたいところです。
つった足を、力ずくで戻そうとすると、余計に痛い。MSDマニュアルでも、つったときは縮んだ筋肉をゆっくり伸ばすのがよいとされています。つま先を手前にそっと引いて、息を吐いて、ほどけるのを待つ。

抗わずに、ゆっくり伸ばして、待つ。
これ、心のほうも同じだと思うんです。握りしめたものを、「手放さなきゃ」とがんばって引きはがそうとすると、もっと固くなる。それより、「握ってたんだな」と気づいて、息を吐いて、ほどけるのを待つ。抗うのをやめると、筋は自然とゆるんでいく。ぼくは、こむら返りのほどき方に、そんなヒントを見ています。


場所別に見る足がつるメッセージ|ふくらはぎ・太もも・足の裏・足の指

つった場所によって、受け取れるメッセージが少しずつちがいます。占いのように信じこむというより、自分に問いかけるネタとして、遊び半分でどうぞ。

足がつる場所・場面の早見表(ふくらはぎ・太もも・足の裏・足の指・夜中・何度も)
場所・場面握りしめているもの自分への問いかけ
ふくらはぎ前に進むための踏んばり何をこわがって踏んばってる?
太もも大きな変化を支える力み何をひとりで支えてる?
足の裏・土踏まず地面にまかせきれない気持ち何にまかせられずにいる?
足の指次の一歩の細かい迷いどっちに踏み出したい?
夜中・明け方寝てもほどけない昼間のがんばり今日、何を握ったまま寝た?
何度もつるずっと続いている「ちゃんとしなきゃ」何を手放すのがこわい?

ふくらはぎがつるとき

いちばん多いのが、ふくらはぎのこむら返りです。ふくらはぎのまんなかには、膀胱経が通っています。膀胱経の感情は、五行では恐れ。
ふくらはぎは、地面を蹴って、体を前へ押し出す筋肉です。リンカーンは、ふくらはぎの不調を未来への恐れ、行動するのがこわいことと結びつけています。
見えない側で読むなら、前に進みたいけれど、こわくて、ずっと踏んばっているのかもしれません。「何をこわがって踏んばってる?」。ふくらはぎは「第二の心臓」ともいわれるくらい、休みなく働いている場所です。そろそろ、ひと息ついてもいいのかも。

太ももがつるとき

太ももは、体の重さをいちばん大きく支える筋肉です。前には胃経、内側には肝経・脾経・腎経、外側には胆経が通っています。
見えない側で読むなら、大きな変化や、誰かの暮らしを、ひとりで支えようと力んでいるのかもしれません。外側なら「決めたいのに、決めきれない」(胆経)、内側なら「飲み込んだ怒りや心配」(肝経・脾経)。「何をひとりで支えてる?」と聞いてみてください。

足の裏・土踏まずがつるとき

足の裏には、腎経の始まりのツボ、湧泉(ゆうせん)があります。腎の感情も、五行では恐れ。
足の裏は、地面に体をまかせるところ。足の裏がつるのは、地面に、まわりの人に、流れに、まかせきれずにいるときなのかもしれません。土踏まずは、内側のアーチ。足の記事では「サポートを受け取れるか・安心感」の場所として読んでいます。くわしくは 足の裏のスピリチュアルな意味 にも書いています。

足の指がつるとき

足の指は、膀胱経・胆経・胃経・肝経・脾経の、始まりと終わりが集まるところです。
足の指がつるのは、次の一歩をどこに置くか、細かいところで迷っているときなのかもしれません。親指なら肝経・脾経(怒り・思い悩み)、小指なら膀胱経(恐れ)、4番目の指なら胆経(決断)。「どっちに踏み出したい?」。答えは、もう足が知っている気もします。


右足と左足、足がつる意味のちがい

右足がつるとき|「こうでなきゃ」と力んでいる

右は、与える・外・行動の側です。右足がつるのは、外に向けて、行動や結果のほうでがんばりすぎているときなのかもしれません。
リンカーンは、右のふくらはぎの不調を「My way or the highway(ぼくのやり方か、さもなくば出ていけ)」という言葉で表し、やり方へのかたくなさ、頑固さと結びつけています。
「こうでなきゃ」「この順番で、このやり方で」。その正しさを、ぎゅっと握っていないか。右足のこむら返りは、「別のやり方でも、たどり着けるよ」のノックかもしれません。

左足がつるとき|「行きたい」と「こわい」の綱引き

左は、受け取る・内側・気持ちの側です。左足がつるのは、内側で、気持ちどうしが引っぱりあっているときなのかもしれません。
リンカーンは、左のふくらはぎを、人生の目標に向かって進むことについての、意図や動機の葛藤と結びつけています。
行きたい。でも、こわい。進みたい。でも、今のままでもいい気がする。左足のこむら返りは、「どっちの気持ちも、ほんとうだよ」と、両方を受け取ってあげる合図にしてもいい気がします。

両足がつるとき

両足がいっぺんにつるのは、体の側の理由(疲れ・水分・冷え・ミネラル)が大きいことも多いと思います。続くときは医療機関へ。
見えない側で読むなら、右の「行動」も、左の「気持ち」も、どちらも握りっぱなし。ひと休みしても大丈夫、のサインなのかもしれません。


場面別に見る足がつるメッセージ|夜中・明け方・妊娠中・運動中・何度も

夜中・寝ているときに足がつる

MSDマニュアルでも、脚のけいれんは夜に起きやすいとされています。寝る前の軽いストレッチと、水分を。
見えない側で読むなら、ふとんに入っても、足だけまだ「がんばるモード」のままなのかもしれません。体は横になったのに、頭の中では明日の段取りを組み立てている。気持ちはまだ、昼間の何かを握っている。
足の裏の記事では、夜につるのは「前に進むことへの恐れ」が動いているタイミングと重なることがある、と書きました。夜のこむら返りは、「今日、何を握ったまま寝た?」と聞いてみる合図にしてもいい気がします。眠りのことは 眠れないスピリチュアルな意味 にも書いています。

明け方に足がつる

明け方のこむら返りも、よく聞きます。寝ているあいだに汗をかいて、水分が足りなくなっていることもあるかもしれません。
東洋医学では、夜中の1時〜3時は肝の時間、といわれます。筋をつかさどる肝が、一日分の血を受け取りなおす時間。見えない側で読むなら、肝が「もう、ゆるめていいよ」と言っているのに、足がまだ握っている。そんなすれ違いの、小さなひっかかりなのかもしれません。

妊娠中に足がつる

MSDマニュアルでも、妊娠後期はミネラルのバランスが変わって、けいれんが起きやすくなる要因のひとつに挙げられています。妊娠中に何度もつるときは、意味を探すより先に、かかりつけの産科で相談してください。

そのうえで、妊娠中のこむら返りに、わざわざ重い意味を探さなくて大丈夫です。
ふたり分の体を支えて、毎日を歩いている足です。もし見えない側で読むなら、「よくがんばってるね。少し、まわりに頼ってもいいよ」くらいでいい気がします。

運動中・運動のあとに足がつる

運動中・運動のあとのけいれんは、MSDマニュアルでも、いちばん多いもののひとつです。水分と、運動の前後のストレッチを。
見えない側で読むなら、「もっと、もっと」と、自分の限界の少し先までがんばっているのかもしれません。ろばのせかいは、がんばりを否定しません。ただ、足がつったら、それは「今日はここまでで十分」のサインにしてもいいと思うんです。

何度もつる・毎晩のようにつる

まず、何度もくり返す、だんだん増えているときは、医療機関へ。そのうえで見えない側で読むなら、ひとつの出来事というより、ずっと続いている「ちゃんとしなきゃ」「気を抜いたらだめ」が、毎晩ノックしているのかもしれません。
「何を手放すのがこわい?」と、一度だけ自分に聞いてみてください。答えが出なくても大丈夫です。聞いてあげるだけで、握った手は少しゆるむ気がします。


足がつるのは好転反応?運気が変わる前兆?

「人生の転換期の前兆」という説

上位の記事には、足がつるのは好転反応、運気が変わる前兆、人生の転換期のサイン、と書くものもあります。
変化の前に体がざわつく、という感覚は、ぼくもわかる気がします。ワクワクして読めるなら、それもすてきです。

苦しまなくていい。痛みを前進の証拠にしなくていい

でも、ぼくはちょっと引っかかるんです。
「この痛みは、いいことが起きる前触れだから、がまんしよう」。そう思って、つらさをこらえてしまうなら、それは少しもったいない気がします。

しんどいほど何かが進んでいる、苦しんだぶんだけ運気が上がる、ということはない気がします。苦しみや犠牲を前進の証拠にする考え方は、もしかしたら先祖代々の古い慣習なのかもしれません。
つったら、ゆっくり伸ばす。水を飲む。続くなら医療機関へ。それで十分です。
苦しまなくていい。がんばり続けなくても、流れは変わる。好転反応については 好転反応とは? にもくわしく書いています。


感情から読み解く足がつる意味|がんばりをほどけない

恐れと怒りは、悪者じゃない

東洋医学で見ると、足がつることには、膀胱経・腎経の「恐れ」と、肝経の「怒り」が関わっていました。
どちらも、悪者じゃありません。恐れは、大事なものを守ろうとする感覚。怒りは、「ここから先はイヤ」という境界線を教えてくれる感覚です。怒りとのつきあい方は 怒りのスピリチュアル的意味 にも書いています。
気になるのは、恐れや怒りそのものより、それを感じないように、ぎゅっと握りこんでいることのほうかもしれません。

足がつりやすい人の感情パターン|セルフチェック

  • 「わたしがしっかりしないと」と思うことが多い
  • 休んでいても、頭の中では次の段取りを考えている
  • 頼るより、自分でやったほうが早いと思ってしまう
  • 変化の前は、楽しみより不安のほうが大きい
  • イライラしても、顔には出さずに飲みこむ
たっかぶり
たっかぶり

つったとき、思わず「いたたたた!」って力いっぱい足を押さえてまうやん。

まめたろう
まめたろう

わかる。でも、力でねじ伏せると、余計につるんよね。

たっかぶり
たっかぶり

ほな、どうするん?

まめたろう
まめたろう

つま先をそーっと手前に引いて、息を吐いて、待つ。筋肉と、けんかしない。

たっかぶり
たっかぶり

筋肉と和解するんや。

まめたろう
まめたろう

そうそう、和平交渉(笑)。……心のほうも、たぶん同じなんよ。


信念から読み解く足がつる意味|「ゆるめたら、置いていかれる」

たっかぶり
たっかぶり

でも、気を抜いたら、ほんまに全部崩れそうな日もあるやん。

まめたろう
まめたろう

それはそう。そういう日もある。

たっかぶり
たっかぶり

ほな、握ってたらあかんの?

まめたろう
まめたろう

あかんことはないよ。握ってるのも、大事なものを守ってきた証拠やから。ただ、握ってるって気づいてたら、寝る前くらいは「今日はここまで」って、手を開いてもいいかなって。

足がつる人が持ちやすい信念

足がくり返しつるときには、こんな信念が隠れていることがある気がします。

「気を抜いたら、全部崩れる」

「ゆるめたら、置いていかれる」

「休むのは、ちゃんとやってから」

「人生は、がんばらないと前に進まない」

セガールの「人生はつらすぎる、という信念を握りしめている」は、まさにこのあたりかもしれません。ろばのせかいは、ここをやさしく問い直したいんです。ゆるめても、人生はちゃんと前に進む。むしろ、抗うのをやめたときのほうが、流れは自然に動きだす。ぼくはそう見ています。

信念の4層|こむら返りの根っこはどこにあるか

信念には、4つの深さがあるといわれます。

  • 核の層:この人生で身につけた思いこみ(例:がんばっていたときだけ、ほめてもらえた)
  • 遺伝の層:家族から受け継いだ思いこみ(例:うちは、休むことに罪悪感がある家だった)
  • 歴史の層:過去世や集合意識の記憶(例:気を抜くと、命にかかわった時代)
  • 魂の層:魂が選んできたテーマ(例:握りしめずに、流れにまかせることを学ぶ)

どの層にあるかによって、ゆるめ方も変わります。誰かのせいにするためではなく、「だから、握るクセがついていたんだな」と知るために眺めてみてください。


魂から読み解く足がつる意味|第1チャクラと「ここにいていい」

足は第1チャクラ、大地とのつながりの場所

足は、背骨のいちばん下にある第1チャクラ(ルートチャクラ)と同じく、大地とのつながり、安心、「ここにいていい」というテーマを持つ場所といわれます。足の記事でも、足のトラブルを「地に足がつく」「根を張る」テーマとして読みました。

上位の記事でいう「グラウンディング不足」も、このあたりの話だと思います。ただ、ぼくはグラウンディングを、がんばって地に足をつけることではなく、地面に体重をあずけることだと見ています。
足がつるのは、足が地面をつかもうと、ぎゅっと力を入れすぎているとき。ほんとうのグラウンディングは、その逆で、「地面が支えてくれているから、力を抜いても大丈夫」と思えることなのかもしれません。

くり返す足のつりが伝えている3つのメッセージ

  1. 「その手、ずっと握ってるよ」:握っていること自体に、まず気づいていい
  2. 「抗わずに、ゆっくり伸ばしていい」:力で引きはがさなくても、ほどけるのを待てばいい
  3. 「地面は、あなたを支えている」:ひとりで踏んばらなくても、あずけていい

足がつるときの5層のケア

【今日】肉体|伸ばして、飲んで、温める

つったら、つま先を手前にゆっくり引いて伸ばす。おさまったら、水を一杯。寝る前に、ふくらはぎを軽く伸ばして、足を冷やさないように。それで十分です。

【30秒ワーク】エーテル体|ふくらはぎに「もう握らなくていいよ」

寝る前、ふとんの上で、両手でふくらはぎを包みます。
鼻から3秒吸って、口から6秒かけて細く長く吐きながら、足首からひざの裏へ、手のひらをゆっくりなで上げる。吐き終わったら、手のひらを承山のあたりにそっと置いて、「今日はここまで。もう握らなくていいよ」と心の中で言ってみる。片足ずつ、3回くり返します。

【感情解放】アストラル体|「何を握ってる?」を書く

ノートに、足がつった日のことを書いてみてください。その日、何にいちばん力を入れていたか。何を気にしながら眠ったか。そして「わたし、何を握ってる?」。
きれいな言葉じゃなくて大丈夫。「明日のプレゼン」「子どもの受験」「あの人にどう思われるか」。握っているものに名前をつけるだけで、手は少しゆるむこともあります。

【信念の見直し】メンタル体|「ゆるめても大丈夫だった日」を思い出す

思いきって人に頼んだら、思ったよりうまくいった。予定を手放したら、かえっていい流れになった。そんな経験を、ひとつでいいので思い出してみてください。「気を抜いたら全部崩れる」は、思っているほど本当ではないかもしれません。

【受け取る】コーザル体・創造主|横になって受け取る

ずっと握ってきた力は、がんばってほどこうとしなくても、ゆるむ方法があります。目を閉じて横になって受け取るだけのヒーリングセッション という方法もあります。
セッションを受けた30代の方から、「これまで長い間感じることができなかったような、力が抜けた感覚を体験できました」という声もいただいています(感じ方は人それぞれです)。ヒーリングがどんなものかは ヒーリングとは? にも書いています。

5層ケアのロードマップ

層今日今週今月
肉体つったら、ゆっくり伸ばして水を飲む寝る前のストレッチと、足を冷やさない何度もくり返すなら医療機関へ
エーテル体ふくらはぎを下から上へなでる承山・湧泉を温めるすね・太ももの内側をさする習慣
アストラル体「何を握ってる?」を書く小さな「こわい」「イヤ」を自分に認めるひとつ、人に頼ってみる
メンタル体「ゆるめても大丈夫だった日」を思い出す「気を抜いたら崩れる」に気づく休むことを、あとまわしにしない
コーザル体「地面が支えてくれている」と感じる寝る前に「今日はここまで」と言う目を閉じて、横になって受け取る

どのくらいで変わる?

体のペースは人それぞれです。足がつること自体は、水分や寝る前のストレッチなど、体の側のケアで落ちつくことも多いと思います。
そのうえで、「つっても、あわてずに伸ばせた」「寝る前に『今日はここまで』と言えた」「ひとつ、人に頼めた」といった小さな変化を目安にしながら、あせらず、5層のどこかひとつから始めてみてください。


よくある質問

Q. 足がつるのは、スピリチュアル的にどういう意味ですか?

ろばのせかいでは、筋肉が縮んだままゆるまない動きから、「握りしめたものを手放せずにいる」サインかもしれない、と読んでいます。悪い前兆とは考えていません。何度もくり返すときは、意味を探すより先に医療機関で相談してください。

Q. 右足と左足で、意味はちがいますか?

ろばのせかいでは、右=与える・行動、左=受け取る・気持ちと読んでいます。右足なら「こうでなきゃ」と行動で力んでいないか、左足なら「行きたい」と「こわい」が綱引きしていないか、ふり返るヒントにしてみてください。

Q. 寝ているとき・夜中に足がつるのはなぜですか?

体の側では、夜に起きる脚のけいれんはよくあるもので、ふくらはぎの張りや水分不足などが関わるといわれます。見えない側で読むなら、ふとんに入っても、昼間のがんばりをまだ握ったままなのかもしれません。寝る前に軽く伸ばして、「今日はここまで」と言ってみてください。

Q. 足がつるのは好転反応や、運気が変わる前兆ですか?

そう書かれた記事もありますが、ぼくは、痛みをがまんする理由にしなくていいと考えています。苦しんだぶんだけ運気が上がる、ということはない気がします。つったらゆっくり伸ばして、水を飲んで、続くなら医療機関へ。それで十分です。

Q. 妊娠中に足がつるのにも意味はありますか?

妊娠後期は、体の変化でつりやすくなるといわれます。特別な意味を探すより、まずはかかりつけの産科で相談してください。見えない側で読むなら、「よくがんばってるね、少し頼っていいよ」くらいで十分だと思います。

Q. ふくらはぎがつるのと、太ももがつるのでは何がちがいますか?

東洋医学では、ふくらはぎのまんなかには膀胱経(恐れ)、太ももには胃経・肝経・脾経・胆経が通っているといわれます。ふくらはぎなら「前に進むための踏んばり」、太ももなら「ひとりで支えている力み」として読んでみると、問いかけのヒントになるかもしれません。

Q. どんなときに病院へ行けばいいですか?

何度もくり返す、だんだん増えている、力が入りにくい・感覚がにぶいなどを伴う、腕やお腹など脚以外もつる、吐いたり下痢をしたりしたあとにつる、飲みはじめた薬のあとから増えた、といったときは、意味を探すより先に病院で相談してください。


まとめ|足がつるのは「握りしめた手」をほどくサイン

  • 足がつる(こむら返り)は、筋肉が急に縮んで、ゆるまなくなること。多くは良性。何度もくり返す・力が入りにくい・脚以外もつるときは、まず医療機関へ
  • そのうえで、あえてエネルギー的な側面で切り取る日があってもいい
  • 縮むのは得意なのに、ゆるむのができない。足がつるのは、握りしめたものを、手放せなくなっているサインかもしれない
  • 東洋医学では「肝は筋を主る」。ふくらはぎには膀胱経、内側には肝経・腎経・脾経、外側には胆経、前には胃経が通る
  • 右足は「こうでなきゃ」の力み、左足は「行きたい」と「こわい」の綱引き
  • 夜中につるのは、ふとんに入っても、足だけまだ「がんばるモード」だからかもしれない
  • 好転反応や前兆だと、痛みをがまんしなくていい。苦しまなくていい。がんばり続けなくても、流れは変わる
  • ほどき方は、体がもう教えてくれている。力で戻そうとせず、ゆっくり伸ばして、息を吐いて待てばいい
たっかぶり
たっかぶり

結局、足がつったら、そーっと伸ばして、「何を握ってる?」って聞いたらええんやね。

まめたろう
まめたろう

うん。ほどくのは体にまかせて、意味はあとから。

たっかぶり
たっかぶり

ほな今夜は、寝る前に「今日はここまで」って言うて寝るわ。

まめたろう
まめたろう

いいね。ついでに水も一杯。

たっかぶり
たっかぶり

急に現実的やな!

まめたろう
まめたろう

見えない世界も、水分補給からやからね。


この記事を書いた人

網倉彩人(まめたろう)|ろばのせかい
ヒーリングセッション経験1万件以上。シータヒーリング認定インストラクター。運営:株式会社ろばのせかい。見えない世界を、楽しみながら本気で探求しています。
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むくみが気になるときは、「むくみのスピリチュアルな意味」もあわせてどうぞ。

ずっと握ってきた力を、横になってゆるめる。受け取るだけのセッション
光を両手で受け取るイメージ

「気を抜いたら、全部崩れそう」「休みたいのに、休み方がわからない」。ずっと踏んばってきた方ほど、そう感じるかもしれません。

ろばのせかいのヒーリングセッションは、対話をメインにしません。最初に5分ほどお話をうかがったら、あとは目を閉じて、20〜30分横になっていただくだけ。がんばってゆるめようとしなくても、受け取るだけでいい時間です。

こんな方におすすめです

  • 「わたしがしっかりしないと」と、いつも力が入っている
  • 休んでいても、頭の中は次の段取りでいっぱい
  • がまんや苦労ではなく、軽く変わっていきたい

オンライン(Zoom)・対面のどちらでも受けられます。うまく話せなくても大丈夫です。

ヒーリングセッションの詳しい内容を見る

あわせて読みたい

参考にした本・資料

  • マイケル・J・リンカーン『Messages from the Body』(Cramps (Muscle)/Calf Problems・Right Calf・Left Calf)
  • インナ・セガール『The Secret Language of Your Body』(Cramps)
  • デブ・シャピロ『Your Body Speaks Your Mind』(けいれん)
  • シンディ・デール『The Subtle Body』(経絡の章:胃経・脾経・膀胱経・腎経・胆経・肝経)
  • MSDマニュアル家庭版「筋肉のけいれん」(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/09-脳-脊髄-末梢神経の病気/脳-脊髄-末梢神経の病気の症状/筋肉のけいれん )

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