この記事の答え:手が熱い、手のひらがジンジンする。そのスピリチュアルな意味は、ハートから腕を通って手のひらへ、何かが流れはじめた合図なのかもしれません。ただ、ぼくはそれを「選ばれた人のヒーリングの素質」の証明だとは思っていません。感じる力はもともと誰にでもあって、手が熱いのは、それにふと気づいた瞬間。だから、熱さをがんばって出そうとしなくていいし、感じなくても大丈夫です。

急に手のひらが熱なってジンジンしてきたら、それはもう、ヒーラーの才能が目覚めたってことやん!

目覚めたかもね。……お風呂上がりやなかったら。

夢がない!

体が先やからね。そのうえで、今日はあえて見えない世界の方でも読んでみよか。
手が熱くなるのは、体温の調整、お風呂や運動のあと、眠くなる前、緊張や興奮など、体の側の理由で起きることもたくさんあります。熱さが何日も続く、赤く腫れる・痛む・しびれる、熱が出ている、片方の手だけ急に力が入らない、といったときは、まず病院へ。
そのうえで、あえてスピリチュアル・エネルギー的な側面で切り取ってみる。そんな日があってもいい予感がします。
目次
- 手が熱いとき、身体で起きていること
- 5つのエネルギー体から見る手が熱いサイン
- 東洋医学から読み解く手が熱いスピリチュアルな意味
- 手が熱いのは「流れが通った」しるし?
- 場面別に見る手が熱いメッセージ|急に・ヒーリング中・人に触れたとき・寝る前
- 右手が熱い・左手が熱い・片手だけ熱いとき
- 手が熱いのに、指先や足は冷たいとき
- 手が熱いのはヒーリングの素質?エネルギーを感じる人?
- 手が熱いのは悪い兆候?霊の影響?
- 感情から読み解く手が熱い意味|あふれてくる気持ち
- 信念から読み解く手が熱い意味|「感じられないとダメ」
- 魂から読み解く手が熱い意味|ハートチャクラと手のひら
- 手が熱いときの5層のケア
- よくある質問
- まとめ|手が熱いのは、ハートからの流れが通ったしるし
手が熱いとき、身体で起きていること
手は、体の熱を逃がす窓
手のひらや手の甲は、体の熱を外へ逃がす大事な窓です。暑いとき、お風呂のあと、運動のあと、お酒を飲んだあと。体の内側の熱を外に出すために、手の皮膚の血管が広がって、手がぽかぽかしてきます。
体温計のメーカー、テルモの「睡眠と体温」の解説(医師の内山真さん監修)では、眠りに入る前は、手足の皮膚の血管が広がって手足が温かくなり、手足から熱を逃がすことで、体の内側の温度が下がって眠りやすくなると説明されています。赤ちゃんが眠いときに手足が温かくなるのも、同じしくみだそうです。
緊張や興奮、気持ちの動きでも
緊張したとき、うれしくてドキドキしたとき、怒りがこみあげたとき。気持ちが大きく動くと、自律神経(体温や血流を自動で調整している神経)のはたらきで、手が熱くなったり、反対に冷たくなったり、汗ばんだりすることもあります。更年期のほてりのように、年代によって体温の感じ方がゆらぐ時期もあります。
医療機関で相談してほしいサイン
次のようなときは、スピリチュアルな意味を探すより先に、医療機関で相談してください。
- 手の熱さやほてりが、何日も続く・くり返す
- 赤く腫れる、ヒリヒリ・焼けるように痛む
- しびれる、感覚がにぶい
- 熱が出ている、だるさが強い
- 片方の手だけ、急にしびれる・力が入らない(急いで受診を)
体のケアと、見えない世界の読み方は、どちらかを選ぶものではありません。両方あっていいと思います。
5つのエネルギー体から見る手が熱いサイン

ろばのせかいでは、人の体を5つの層で見ています。
- 肉体:血流、体温、手の皮膚の温かさそのもの
- エーテル体:気の流れ、経絡
- アストラル体:感情
- メンタル体:信念、思いこみ
- コーザル体:魂、カルマ
手が熱いことで、ぼくがいちばんおもしろいと思うのは、手が「出口」だということです。
デブ・シャピロは著書『Your Body Speaks Your Mind』の中で、手を、ハートからのエネルギーが腕を通って外へ出てきて、することや抱きしめる人に表現される場所として書いています。手のスピリチュアルな意味 でも、ぼくは「ハートのエネルギーは腕を通って手のひらに流れ出る」と書きました。
胸の奥にあるものが、腕を通って、手のひらから外へ。
手が熱いのを5層のつながりで眺めると、内側にあった何かが、手のひらという出口まで流れてきた。そんなふうにも見えてきます。
東洋医学から読み解く手が熱いスピリチュアルな意味
手が熱いことと関係する経絡・臓腑・感情のつながり
東洋医学では、体には経絡(けいらく)という気の通り道が走っていると考えます。手には、全身を流れる12本の経絡のうち6本が集まっています。そのうち、手のひら側を通るのが次の3本です(通り道はシンディ・デールの『The Subtle Body』p.315・343・347で確かめ、手の記事の説明にそろえています)。
- 手の少陰心経(しょういんしんけい):心臓から胸を横切り、腕の内側を下りて、小指の内側の先へ。臓腑は心、五行は「火」、感情は喜び。デールは、心は血と脈、そして心(こころ)と精神をつかさどると書き、乱れの例に手のひらの熱、前腕の内側の痛み、眠れないことを挙げています
- 手の厥陰心包経(けついんしんぽうけい):心臓の近くから脇へ出て、腕の内側のまんなかを下り、手のひらのまんなかを通って中指の先へ。臓腑は心包(心臓を包んで守る袋)、五行は「火」、感情は喜び。デールは、心包経は心経と一緒に血と心をつかさどり、人との関係にも関わると書いています。手のひらのまんなかにあるツボ労宮(ろうきゅう)は、心包経のツボとして知られています
- 手の太陰肺経(たいいんはいけい):胸から腕の内側の親指側を下りて、親指の先(枝は人差し指)へ。臓腑は肺、五行は「金」、感情は悲しみ。デールは、乱れの例に手足は冷たいのに、手のひらは熱いという状態を挙げています
手の甲側には、手の少陽三焦経(さんしょうけい)(薬指から肩へ。全身に「元気」を配り、巡りをとりもつ)、手の陽明大腸経(人差し指から肩へ。手放し)、手の太陽小腸経(小指の外側から肩へ。見分ける力)の3本が通っています。
こうして並べると、手のひらの熱には、心(喜び)・心包(人とのつながり)・肺(悲しみ)の経絡が関わっているのがわかります。心と心包は五行の「火」。火の経絡が通る手のひらが熱くなるのは、なんだか話ができすぎているくらいです。経絡が乱れたから手が熱い、と言い切れるものではありませんが、自分をふり返るヒントにはなるかもしれません。
| 場所 | 対応する経絡・臓腑 | スピリチュアルなテーマ |
|---|---|---|
| 手のひらのまんなか(労宮) | 手の厥陰心包経(心包) | 心を守っていた壁がゆるんで、人とつながりたい |
| 手のひらの小指側・小指 | 手の少陰心経(心) | 喜び・ハートからあふれてくるもの |
| 手のひらの親指側・親指 | 手の太陰肺経(肺) | 悲しみを手放して、深く息をする |
| 中指・薬指の先 | 心包経・手の少陽三焦経(三焦) | 人との関係と、全体の巡りの調整 |
| 手の甲 | 手の少陽三焦経・手の陽明大腸経・手の太陽小腸経 | 外へ表現する・動き出す |
右と左の読み方
ろばのせかいの身体記事では、右=与える・外・行動、左=受け取る・内側・気持ちと読んでいます。右手・左手のくわしい話は、あとの「右手が熱い・左手が熱い・片手だけ熱いとき」で書きます。

経絡に沿ったやさしいセルフケア
ここで紹介するのは、熱を冷ます方法でも、熱を出す方法でもなく、流れてきたものを、そのまま通してあげる時間です。強く押さず、「気持ちいいな」くらいで。
- 労宮(ろうきゅう)を包む:手を軽くにぎったとき、中指と薬指の先が当たるあたりが労宮です。反対の手の親指で、円をかくようにやさしくなでる(心包経)
- 腕の内側は、胸から指先へ:心経・心包経・肺経は、胸から腕の内側を通って指先へ流れるといわれます。反対の手のひらで、脇の下から手首、手のひら、指先へ、ゆっくりなで下ろす
- 腕の外側は、指先から肩へ:三焦経・大腸経・小腸経は、指先から腕の外側をのぼって肩へ流れるといわれます。手の甲から肩へ、やさしくなで上げる
- 指を1本ずつ包む:親指(肺経)、中指(心包経)、小指(心経)を、反対の手でそっと包んで、ひと呼吸
経絡をがんばって整えるより、「流れてきたね」と、手に声をかける時間だと思ってもらえたらうれしいです。
手が熱いのは「流れが通った」しるし?
よく言われる説:エネルギーの高まり・ヒーリング能力の目覚め
手が熱いスピリチュアルな話でよく見かけるのは、「エネルギーが高まっている」「ヒーリング能力が目覚めている」「変化の前触れ」「浄化が進んでいる」「誰かの愛や好意を受け取っている」という説です。
どれも、すてきだなと思います。手の記事でも、ぼくは早見表で「手が温かい=エネルギーが通っている・愛の流れ」と書いていました。
ぼくの読み:「送っている」より「流れている」
そのうえで、ぼくがいちばん大事だと思うのは、手が熱いのは何かを「出している」からではなく、何かが「流れている」から、という見方です。
ホースの水を思い浮かべてみてください。蛇口をひねると、水はホースの先から出てきます。ホースががんばって水を押し出しているわけではありません。通り道がひらいていれば、水は勝手に流れてくる。
手のひらも、同じなのかもしれません。ハートから腕を通って手のひらへ。通り道がふっとひらいたとき、手がじんわり熱くなる。
だから、手を熱くしようと、がんばって念をこめなくていい。
むしろ、「熱くしなきゃ」と力むほど、通り道はきゅっと細くなる気がします。ろばのせかいのセッションで、ぼくがヒーラーも何もしないと話しているのは、このあたりのことです。
2018年のぼくは「なんとなく」と書いていた
8年前に書いた セルフヒーリングの記事 で、ぼくはこんな方法を紹介していました。
両方の手のひらを、胸の前で数センチ空けて向かい合わせる。そうすると、「なんとなく手が温かくなってくる」。間隔を広げたり縮めたりして、温かさを感じたら、疲れているところに手を当てる。
いま読み返すと、「なんとなく」という言い方が、けっこう大事だった気がします。はっきり熱くなくていい。なんとなく温かい、で十分。
ちなみに同じ記事で、ぼくは、周りに人がいると「ヤバいやつって思われる」ので、「お風呂上りとかにこっそりやること」をおすすめしていました(笑)。この注意は、今も変わっていません。
インナ・セガールも、著書『The Secret Language of Your Body』の中で、両手をこすり合わせてから少し離し、ピリピリする感覚を感じるところから始めるワークを紹介しています。手のひらで何かを感じるのは、特別な人の儀式というより、誰でもできる、いちばん古い遊びなのかもしれません。
場面別に見る手が熱いメッセージ|急に・ヒーリング中・人に触れたとき・寝る前
場面によって、受け取れるメッセージが少しずつちがいます。占いのように信じこむというより、自分に問いかけるネタとして、遊び半分でどうぞ。

| 場面 | ぼくの読み方 | 自分への問いかけ |
|---|---|---|
| 急に手のひらが熱くなる | 胸の奥のものが、出口まで流れてきた | いま、何を感じてる? |
| ジンジン・ピリピリする | 止まっていた流れが動きだした | 何が動き出そうとしてる? |
| ヒーリング中・瞑想中 | 通り道がひらいて、受け取っている | がんばらずに、まかせられてる? |
| 人に触れたとき | ハートのぬくもりが、手から相手へ | この人に、何を伝えたい? |
| 人と会ったあと | 受け取ったものが、手から出ていこうとしている | 持ち帰ってきたもの、ない? |
| 夜、寝る前 | 一日を手放して、休むモードに入る | 今日、何を手放して眠る? |
急に手のひらが熱くなるとき
とくに何もしていないのに、急に手のひらがじわっと熱くなる。
手のひらのまんなかには心包経、小指側には心経が通っています。どちらも、胸から腕を下りてくる「火」の経絡です。
見えない側で読むなら、胸の奥にあった何かが、手のひらという出口まで流れてきたのかもしれません。うれしさ、なつかしさ、まだ言葉になっていない気持ち。「いま、何を感じてる?」と、一度だけ自分に聞いてみてください。答えが出なくても大丈夫です。
ジンジン・ピリピリするとき
熱いだけでなく、ジンジン、ピリピリ、ビリビリ。
ろばのせかいのヒーリングセッションのあとのアンケートには、「セッション中、身体にどんな変化がありましたか?」という質問(複数選択)があります。回答111件を数えると、「ビリビリ・ピリピリした」は22件ありました。
見えない側で読むなら、しばらく止まっていた流れが、動きだしたときの手ざわりなのかもしれません。たまっていたものが流れるときの「バチッ」については、静電気のスピリチュアルな意味 にも書いています。
ヒーリング中・瞑想中に手が熱いとき
ヒーリングや瞑想、レイキの練習中に手が熱くなる。いちばんよく聞く場面です。
同じアンケートでは、「温かさを感じた」は111件中39件。手に限った質問ではないので、「体のどこかが温かくなった」という人が、これくらいいた、ということです。手の記事でも、セッションのあとに「手のひらが温かくなった」という感想をいただくことがある、と書きました。
ここで大事なのは、熱いのは「ちゃんとできている」合格のしるしではないということ。熱くなる日も、ならない日もある。まかせられているときほど、じんわり温かくなりやすい。ぼくはそれくらいに見ています。エネルギーをあつかう練習そのものは エネルギーワークとは? にまとめています。
人に触れたとき・手をつないだとき
誰かの背中に手を当てたとき、手をつないだとき、手が熱くなる。
デールは、手のひらを通る心包経が人との関係にも関わると書いています。見えない側で読むなら、ハートのぬくもりが、手を通って相手へ渡っているのかもしれません。
ただ、相手との相性や「運命の人」のしるしだと決めつけなくていいと思います。それより、「この人に、何を伝えたい?」と聞いてみるほうが、ずっとあたたかい気がします。
人と会ったあと・人混みのあとに手が熱いとき
人と会ったあと、手だけがほてって、どっと疲れている。
見えない側で読むなら、人から受け取ったものが、手のひらから出ていこうとしているのかもしれません。受け取る力はすてきな才能です。ただ、受け取ったものを抱えたままにしなくていい。手を洗う、水に触れる、手のひらを木や地面につける。人と会うと疲れやすい方は、一緒にいて疲れる人のスピリチュアルな意味 や エンパスとは? もどうぞ。
夜、寝る前に手が熱いとき
ふとんに入ると、手がぽかぽかしてくる。これは、さっきのテルモの解説のとおり、眠りに入る前に、手から熱を逃がしているしくみでもあります。ちゃんと眠る準備ができている、体のサインです。
そのうえで見えない側で読むなら、一日じゅう握っていたものを、手から放して、休むモードに入る合図なのかもしれません。「今日、何を手放して眠る?」と聞いて、そのまま眠ってしまってください。眠りのことは 眠れないスピリチュアルな意味 にも書いています。
右手が熱い・左手が熱い・片手だけ熱いとき
右手が熱いとき|与えたい・表現したい流れ
右は、与える・外・行動の側です。手の甲側には、指先から肩へのぼる三焦経・大腸経・小腸経が通り、外へ表現する流れとも重なります。右手が熱いのは、外に向かって、何かを差し出したい・表現したい・動き出したい流れが来ているときなのかもしれません。
書きたい、作りたい、誰かに手を貸したい。右手の熱は、「その気持ち、出していいよ」のノックにしてもいい気がします。
左手が熱いとき|受け取っている途中
左は、受け取る・内側・気持ちの側です。左手が熱いのは、何かを受け取っている途中なのかもしれません。人のやさしさ、休む時間、自分への許し。
「受け取るのは申し訳ない」と思いがちな方ほど、左手の熱は「そのまま受け取っていいよ」の合図にしてもいい気がします。
ちなみに、ぼくは以前YouTubeで、ものに触れてエネルギーを感じ比べるときは、だいたい右手を使う、と話していました(左でもまったく問題ない、とも)。左右の読み方は、決まりごとというより、ふり返るための目安くらいで使ってください。
片手だけ熱いとき
片方の手だけ熱いのは、片側の流れが、いま目立っているときなのかもしれません。右なら「出したい」、左なら「受け取りたい」。どちらの気持ちが強くなっているか、眺めてみてください。
ただ、片方の手だけ急にしびれる・力が入らない、赤く腫れて痛む、といったときは、意味を探すより先に医療機関へ。そこは、迷わずに。
両手が熱いとき
両手が同時に熱いのは、体の側の理由(入浴・運動・眠気・気温)も大きいと思います。
見えない側で読むなら、与える流れも、受け取る流れも、どちらも通っている。ハートからの流れが、両方の出口までちゃんと届いている状態なのかもしれません。
手が「出口」なら、耳は「入口」です。耳が熱いときの話は 耳が熱いスピリチュアルな意味 に書きました。
手が熱いのに、指先や足は冷たいとき
「手足は冷たいのに、手のひらは熱い」
手のひらはほてっているのに、指先や足はひんやり。そんな、ちぐはぐな感じがすることもあります。
デールは『The Subtle Body』の中で、肺経の乱れの例に、まさに手足は冷たいのに、手のひらは熱いという状態を挙げています。肺の感情は、五行では悲しみです。
ぼくの読み:内側ではあふれているのに、外には引いている
手の記事の早見表で、ぼくは「手がほてる=感情の高ぶり・処理しきれないエネルギー」「手が冷たい=感情を引いている」と書きました。シャピロも、とても冷たい手は、気持ちや関わりを引いていることを示すかもしれない、と書いています。マイケル・J・リンカーンは、一時的に手が冷たくなることを「Recoiling(ぼくの訳では、身を引く)」という言葉で表し、自分を守るために、まわりとの関わりから一歩引いている状態、と読んでいます。
ふたつを重ねると、内側では気持ちがあふれているのに、外に出すのは、ちょっとこわくて引いている。熱いのに冷たい手は、そんな「出したい」と「こわい」の同居なのかもしれません。
どちらかを正そうとしなくて大丈夫です。「あふれてるね」「こわいんだね」。両方の気持ちを、そのまま認めてあげるところからでいい気がします。
手が熱いのはヒーリングの素質?エネルギーを感じる人?

でも、手が熱なる人って、やっぱりヒーラー向きなんちゃうの?

向いてるかもね。でも、熱くならへん人が向いてないわけでもないよ。

ほんま? うちの手、だいたい冷たいで。

それはたぶん、冬やからやな(笑)
「手が熱い人は、ヒーリング能力がある」説
手が熱いことは、スピリチュアルの世界では「ヒーリングの素質がある」「エネルギーを感じやすい人」のしるし、と言われることがよくあります。
ぼくも、手が熱くなる感覚をおもしろがるのは大賛成です。ただ、「手が熱い人=選ばれた人」「熱くならない人=素質がない人」という分け方には、ちょっと引っかかります。
感じる力は、誰でも子どものころ持っていた
ぼくは、感じる力は、誰でも子どものころ持っていたと思っています。
YouTubeでも話したことがありますが、ぼくはエネルギーを感じていない人はいないと思っていて、みんな感じている。ただ、それに気づいていないだけ。そして、感じられないと思っている人の多くは、「はっきり実感しなきゃいけない」という思いこみにじゃまされているのかもしれない、と。
お腹が痛いとき、思わずお腹に手を当てる。小さな子どもが転んだら、「痛いの痛いの、とんでいけ」と手でさする。手から何かが流れることを、ぼくたちはたぶん、ずっと前から知っています。手が熱くなるのは、そのもともとあった感覚に、ふと気づいた瞬間なのだと思います。
熱くなくても、受け取っている
さっきのアンケートを、もう一度見てみます。111件のうち、「温かさを感じた」は39件。一方で、「特に変化は感じなかった」という回答も33件ありました。
熱くなる人もいる。何も感じない人もいる。
感じ方の強さで、受け取った量やヒーラーとしての素質が決まるわけではない。ぼくはそう思っています。手が熱いのを楽しむのはいいけれど、熱さで自分や人を採点しなくていい。ヒーリングがどんなものかは、ヒーリングとは? にくわしく書いています。
手が熱いのは悪い兆候?霊の影響?
「エネルギーの不均衡」「霊的な悪影響」という説
手のひらが熱いことを、「エネルギーの乱れ」「霊的な負荷や悪い影響を受けている」と書く記事もあります。読むと、ちょっとこわくなりますよね。
ぼくは、手が熱いことで怖がらなくていいと思っています。
ここまで見てきたように、手のひらは、内側にあるものが流れて出ていく出口です。何かが取りついて居座っているというより、むしろ、流れて出ていく側の出来事。
「熱いほど浄化が強い」も、しなくていい
反対に、「熱いほど浄化が進んでいる」「熱くてつらいのは好転反応」という説もあります。
でも、つらさをがまんする理由にしなくていい、とぼくは思います。しんどさを前進の証拠にする考え方は、もしかしたら古い慣習なのかもしれない、ということは 好転反応とは? にくわしく書きました。苦しまなくていい。熱くてつらいなら、冷やしていい。続くなら医療機関へ。それで十分です。
感情から読み解く手が熱い意味|あふれてくる気持ち
喜びも悲しみも、手から出ていく
東洋医学で見ると、手のひらの熱には、心経・心包経の「喜び」と、肺経の「悲しみ」が関わっていました。
うれしくて胸がいっぱいになったとき。なつかしくて泣きそうになったとき。気持ちは、胸の中だけにはおさまらず、腕を通って、手のひらまで流れてくるのかもしれません。手が熱いのは、気持ちがあふれてきているしるし、とも読めます。
手が熱くなりやすい人の感情パターン|セルフチェック
- 人の話を聞いていると、自分のことのように胸が熱くなる
- 誰かの役に立ちたい、手を貸したい気持ちが強い
- うれしいことも悲しいことも、少し遅れてどっと来る
- 言葉にする前に、手や体が先に反応する
- 人と会ったあと、手や顔がほてって疲れていることがある

気持ちが手から出てくるんやったら、うれしいとき、手がぽかぽかするんもわかるわ。

そうそう。だから、拍手って気持ちいいんかもね。

拍手でエネルギーワーク!

拍手した人、みんなヒーラー説(笑)
信念から読み解く手が熱い意味|「感じられないとダメ」
手の熱さにまつわる信念
手が熱い・熱くないをめぐって、こんな信念が隠れていることがある気がします。
「はっきり感じられないと、やっていることにならない」
「エネルギーを感じられるのは、特別な人だけ」
「熱くなるまで、がんばって念をこめないといけない」
「受け取るのは、申し訳ない」
ろばのせかいは、ここをやさしく問い直したいんです。感じられなくても、流れは通っている。がんばらなくても、受け取っている。手が熱いかどうかは、ただのおまけくらいでいい。ぼくはそう見ています。
信念の4層|どこにある思いこみ?
信念には、4つの深さがあるといわれます。
- 核の層:この人生で身につけた思いこみ(例:ちゃんと結果を出したときだけ、認めてもらえた)
- 遺伝の層:家族から受け継いだ思いこみ(例:目に見えないものの話は、しないほうがいい家だった)
- 歴史の層:過去世や集合意識の記憶(例:見えない力を口にすると、こわい目にあった時代)
- 魂の層:魂が選んできたテーマ(例:感じる力を、楽しみながら思い出す)
どの層にあるかによって、ゆるめ方も変わります。誰かのせいにするためではなく、「だから、感じることにブレーキをかけていたんだな」と知るために眺めてみてください。
魂から読み解く手が熱い意味|ハートチャクラと手のひら
手のひらは、ハートの出口
手は、胸のまんなかにある第4チャクラ(ハートチャクラ)のエネルギーが、外へ出てくる場所といわれます。手の記事でも、ハートと手のひらのつながりを書きました。ハートチャクラのことは ハートチャクラ完全ガイド にくわしくまとめています。
デールは『The Subtle Body』の中で、チャクラを観察した研究者たちが、主要なチャクラのほかに、手のひらと足の裏にも小さなチャクラがあることに気づいた、という話を紹介しています。手のひらが、ハートと外の世界をつなぐ小さな窓だとしたら、そこが熱くなるのは、窓がひらいて、風が通りはじめたときなのかもしれません。
手が熱いときに受け取れる3つのメッセージ
- 「流れてきてるよ」:内側にあったものが、出口まで届いている。気づくだけでいい
- 「がんばって出さなくていい」:通り道がひらいていれば、勝手に流れる
- 「感じる力は、もともとあなたにある」:熱くても熱くなくても、その力はなくならない
手が熱いときの5層のケア
【今日】肉体|冷やしても、温めてもいい
手が熱くてつらいなら、水で冷やしていい。冷えているなら、温めていい。体の声に合わせるのがいちばんです。熱さやほてりが続くときは、医療機関へ。
【30秒ワーク】エーテル体|手のひらを向かい合わせる
ぼくが2018年に紹介した方法を、少しだけやさしくしたものです。
両手のひらを、胸の前で数センチ空けて向かい合わせます。鼻から3秒吸って、口から6秒かけて細く長く吐く。手のあいだの空気を、ただ感じます。温かくても、何も感じなくても、どちらでもOK。最後に、両手を胸のまんなかにそっと当てて、「流れてきてくれて、ありがとう」と心の中で言ってみる。
【感情解放】アストラル体|「いま、何があふれてる?」を書く
手が熱くなったら、そのときのことをノートに書いてみてください。誰といたか、何を見ていたか、何を思い出していたか。そして「いま、何があふれてる?」。
うれしさでも、さみしさでも大丈夫。あふれている気持ちに名前をつけるだけで、手の熱は少し落ちつくこともあります。
【信念の見直し】メンタル体|「なんとなく」を信じてみる
「気のせいかな」と片づけていた、なんとなくの感覚を、ひとつ思い出してみてください。なんとなく温かかった、なんとなくこっちがいい気がした。「はっきり感じないとダメ」は、思っているほど本当ではないかもしれません。
【受け取る】コーザル体・創造主|横になって受け取る
自分で手を熱くしようとしなくても、受け取る方法があります。目を閉じて横になって受け取るだけのヒーリングセッション という方法もあります。熱く感じる方もいれば、何も感じない方もいます(感じ方は人それぞれです)。
5層ケアのロードマップ
| 層 | 今日 | 今週 | 今月 |
|---|---|---|---|
| 肉体 | つらければ冷やす・冷えていれば温める | 入浴・眠気・気温など体の理由を見ておく | 熱さやほてりが続くなら医療機関へ |
| エーテル体 | 手のひらを向かい合わせて30秒 | 労宮を包む・腕の内側を胸から指先へなでる | 手のひら・足の裏を地面や木につける習慣 |
| アストラル体 | 「いま、何があふれてる?」を書く | うれしい・さみしいを自分に認める | 気持ちを、ひとつ言葉にして人に渡す |
| メンタル体 | 「なんとなく」を思い出す | 「感じないとダメ」に気づく | 熱さで自分を採点しない |
| コーザル体 | 胸に手を当てて「ありがとう」 | 寝る前に「今日、何を手放す?」 | 目を閉じて、横になって受け取る |
よくある質問
Q. 手のひらが熱いのは、スピリチュアル的にどういう意味ですか?
ろばのせかいでは、ハートから腕を通って手のひらへ、何かが流れはじめた合図かもしれない、と読んでいます。うれしさやなつかしさなど、内側の気持ちがあふれてきているときにも起きやすい気がします。悪い前兆とは考えていません。体の側の理由(入浴・眠気・気温など)も、あわせて見てください。
Q. 右手が熱いのと、左手が熱いのでは、意味はちがいますか?
ろばのせかいでは、右=与える・行動、左=受け取る・気持ちと読んでいます。右手なら「出したい・表現したい流れ」、左手なら「受け取っている途中」として、ふり返るヒントにしてみてください。決まりごとではなく、目安くらいで大丈夫です。
Q. 手が熱い人は、ヒーリングの素質がありますか?
感じる力を持っているのはたしかだと思います。ただ、熱くならない人に素質がないわけではありません。ぼくは、感じる力は誰でも子どものころ持っていたと考えています。セッションのアンケートでも、何も感じなかったという方は少なくありません。熱さで素質を決めなくて大丈夫です。
Q. 夜、寝る前に手が熱くなるのはなぜですか?
体の側では、眠りに入る前に手足の血管が広がって、手から熱を逃がすしくみがあるといわれます。眠る準備ができている体のサインです。見えない側で読むなら、一日握っていたものを手から放して、休むモードに入る合図なのかもしれません。
Q. どんなときに病院へ行けばいいですか?
熱さやほてりが何日も続く、赤く腫れる・焼けるように痛む、しびれる、熱が出ている、片方の手だけ急にしびれる・力が入らない、といったときは、意味を探すより先に病院で相談してください。
まとめ|手が熱いのは、ハートからの流れが通ったしるし
- 手が熱いのは、体温の調整・入浴・眠気・気持ちの動きなど、体の側の理由もたくさんある。続く・腫れる・痛む・しびれるときは、まず医療機関へ
- そのうえで、あえてエネルギー的な側面で切り取る日があってもいい
- 手のひらは、ハートのエネルギーが外へ出てくる出口。手が熱いのは、内側にあったものが、そこまで流れてきたしるしかもしれない
- 手のひらには、心経(喜び)・心包経(人とのつながり)・肺経(悲しみ)が通る。デールは心経の乱れの例に「手のひらの熱」を挙げている
- 右手は「出したい」流れ、左手は「受け取っている途中」。熱いのに冷たいのは、「あふれている」と「こわい」の同居かも
- 手が熱いのは「選ばれた人」のしるしではない。感じる力は、誰でも子どものころ持っていた
- 熱くなくても、受け取っている。熱さで自分を採点しなくていいし、苦しまなくていい
- だから、がんばって熱くしなくていい。通り道がひらいていれば、勝手に流れてくる

結局、手が熱なったら、「何か流れてきたな」って思っといたらええんやね。

うん。熱さを競わんと、流れるのにまかせて。

ほな今夜は、寝る前に手のひらを向かい合わせてみるわ。

いいね。お風呂上がりに、こっそりね。

なんでこっそりなん!

2018年のぼくが、そう言うてるから(笑)
この記事を書いた人
網倉彩人(まめたろう)|ろばのせかい
ヒーリングセッション経験1万件以上。シータヒーリング認定インストラクター。運営:株式会社ろばのせかい。見えない世界を、楽しみながら本気で探求しています。
→ プロフィールを見る

「ちゃんと感じられないと、受けても意味がないのでは」「エネルギーを感じるのは、特別な人だけ」。そう思って、ヒーリングを遠くに感じている方もいるかもしれません。
ろばのせかいのヒーリングセッションは、対話をメインにしません。最初に5分ほどお話をうかがったら、あとは目を閉じて、20〜30分横になっていただくだけ。何かを感じようとがんばらなくていい、ただ受け取る時間です。温かく感じる方もいれば、何も感じない方もいます。
こんな方におすすめです
- 手が熱くなる感覚に、ちょっと興味がある
- 人の気持ちを受け取りすぎて、手や体がほてって疲れる
- がまんや苦労ではなく、ゆるんで軽く変わっていきたい
オンライン(Zoom)・対面のどちらでも受けられます。うまく話せなくても大丈夫です。
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参考にした本・資料
- シンディ・デール『The Subtle Body』(経絡の章:肺経・大腸経・心経・小腸経・心包経・三焦経/チャクラの研究の章)
- デブ・シャピロ『Your Body Speaks Your Mind』(手)
- インナ・セガール『The Secret Language of Your Body』(手)
- マイケル・J・リンカーン『Messages from the Body』(Cold Hands, Temporary)
- テルモ体温研究所「睡眠と体温」(監修:内山真)(https://www.terumo-taion.jp/health/sleep/article01.html )

