今回のテーマは「宇宙にお任せ」です。
私の宇宙はいつも完璧なのです!
※この記事は、引き寄せの法則、スピリチュアルなどでよく話題に上がる「宇宙におまかせ」論について、上手くいくっぽいときと、上手くはいかないっぽいときを分けて、本当に悩みがなくなるのかについてぼくなりの意見をお伝えする内容になります。
「私の宇宙は天才!」「宇宙に任せれば楽勝~」なんて言葉はスピ系と揶揄される類のやつにはけっこう登場しますよね。宇宙ってそんなに便利なのかはさておき、(宇宙っぽい)流れに身を任せてもOKなときと、そうでないときってどんなすみ分けをしているでしょうか?
確かに、流れに身を任せれば上手くいくときってあります。宇宙っぽいなにかが「偶然」っぽく働いて絶好調なんてときかもしれません。逆に、宇宙に任せているはずなのに、よくわからん迷宮入りするときもあるのではないでしょうか。
ぼくらの感情や感覚は複雑にみえる動き方をすることを少しおさえておくといいかもしれませんね。
宇宙におまかせ!宇宙の流れに身を任せるとは?
宇宙にお任せっていうフレーズはわりとスピリチュアルなブログとか書籍には登場してきます。宇宙に任せればだいたいうまくいくで。って感じのやつです。たぶん、その意味に関してはそれぞれ解釈があるので、正しいとか間違いはないと感じていますが、
ぼくが理解しているところを共有しておきます。
①宇宙に任せる≠神頼み
宇宙にお任せ!となると、自分以外のめちゃくちゃすごい何か、例えば宇宙のパワーとかに身を委ねて、カラ元気でいればOKみたいなイメージが多いのではないでしょうか。
ぼくらはお寺や神社にお参りにいきますし、神様信仰が良くも悪くも根付いていますので、自分と比べて別のめっちゃパワフル何かに全面を委ねるのが得意なのかもしれません。
この宇宙にお任せは、ほぼほぼ期待とイコールなので、おそらく任せる対象が、物事から宇宙=それっぽいやつに変わるだけでたぶんなんも変わっていなかったりするかもしれません。
期待がダメなわけではないしぼくも期待することめっちゃあるんですけどこの文脈の場合、例えば任せたはずなのにうまくいかなかったときの絶望とか、疑いに変わる可能性が高すぎるところがトラップだったりします。
②宇宙にお任せは手放すこと?
宇宙にお任せは手放すことやで。って説明している人は多いです。ぼくも概ねはそのイメージで捉えています。
ただ、これは注意が必要で、ぼくらは極致を取りがちなので、ネガティブな意味合いで諦めるとか、失望して投げやりになる意味合いでの「手放し」ではありません。
状態や条件、シチュエーションがまだらなので一概には言えませんが、関連記事にあるようなゼロポイントいっちゃう行為が「手放し」に近いです。簡単にかつ稚拙な言葉で言えば、(良い意味での)「これでいいのだ!(完璧だ)」状態です。
スピリチュアルっぽい言い方をすればその状態が、ハイヤーセルフと繋がる状態だったり、本来の自分だったり、(ポジティブでもネガティブでもない)フラットに今在る状態だったりしますね。
[safe title=”宇宙にお任せする手放しとは?”]- 諦めるではない手放し
- 投げやらない手放し
- これでいいのだ感
私は完璧である=宇宙にお任せかも?
なぜ、手放し、これでいいのだ感やフラットに在ることが、宇宙にお任せすることになるかといえば、これは、意識するかしないかは別にして、「宇宙」=外側にあって、めちゃくちゃすごいパワーもったやつという認識ではなく、
宇宙=自分という認識に切り替わるからだとぼくは感じています。マインドや思考、エゴでガチガチな自分から、モヤモヤを一旦置いておいて、自分の心に従うイメージかもしれません。
そこに混じりっけない愛があったりするんですが、それを文章化するとすごくそれっぽく聞こえるのでやめておきます。つまり、ここでいう宇宙にお任せにおける「宇宙」は、自分の内側に在る心とか哲学とか生き方とか、それこそ魂とかって言葉になるんだと思います。
引き寄せられない?宇宙にお任せしても悩みや不安はなくならない?
宇宙に任せることの意味が少しだけ共有できたところで、宇宙にお任せを適用したら逆効果になるんじゃないかな?宇宙にお任せしない方がいいんじゃない?ってところをみていきましょう。それ任せることじゃないから。ってやつ案外多いかもしれません。笑
①自分で解決できるとき
まずは、大前提で、これです。自分で解決できる、あるいは解決方法が浮かびそうな悩みや不安なら宇宙とかそれっぽいなんかに任せず自分で取り組んでください。
食べたいなら食べる。寝たいなら寝る。自分でできることとできないことの棲み分けをまずはしてみることをおすすめします。
②エゴが強くでているとき
引き寄せられないとか、想った通りに行かないとき、宇宙に任せちゃうといいで。というのはぼくはエゴをストップさせる効果があるように感じます。
だから、あまりにもエゴが強く出ているとき、エゴまみれにいる状態で、宇宙に任せるを思いっきり神頼み的にこじらせると、もし思い通りにいかなかったときとか、思惑通りにならなかったとき、なんだ私の宇宙はダメじゃないかとなりがちです。
③あまりにも傷付いているとき
スピリチュアルっぽい考え全般に言えることですが、自分自身があまりにも不幸だ。とかあまりにも傷付きまくっているとかっていう状態のとき、宇宙にお任せとかそれっぽい概念にイチコロになる人は多い気がしますが、じゃっかんトラップですよね。
もうちょっと復活してからの方が(どこか別の世界にいる自分とか今ここにいる自分が)うまくやってくれます。
例えば、偶発的な不運から一文無しになって、どうにかしようとしているとき宇宙に任せればうまくいくで。とかいうアドバイスよりも、知り合いのツテとか、市や県や国のあれこれに詳しい専門家に聞いたほうが早いのは火を見るよりも明らかです。
宇宙にお任せしなくてもいいときはしない
ネガティブに働きそうな宇宙にお任せ論は以下のイメージです。ゼロポイントにいけないときですよね。
自分の感覚や経験、知識、努力、その他いろいろ、100%出し切って、それでも解決しないときってあります。
また、悲しみや不安、絶望の渦中のど真ん中あたりにいるとき、どうにもこうにもならないときはたぶんあります。そんなとき、宇宙にお任せをこじらせるとちょっとリスキーなこともあるでしょうね。
主には、宇宙に任せているのに上手くいってねーじゃねーか。とか、宇宙に任せているのに、自分は癒えていないって時だと思うんですけど、そんなときはお任せしなくてもいいときかもしれません。
引き寄せの法則×宇宙にお任せするが効果を発揮するいい状態
人それぞれなので、この宇宙にお任せを適用してもいいときっていうのは一概には言えないところもあるんですが、ぼくが思いつく限り、それは宇宙に任せなよって思ってもいいんじゃないかなってときをあげていきます。
①考えても解決しないとき
当たり前ですが、考えてもわからないことは、考えてもわからないんです。悩んでも答えが出ないときは出ないんです。そんなとき、考えるのやめて、宇宙っぽい何かに任せちゃうのは選択肢の1つとしてアリです。
問題の先延ばしだろうと、課題や悩みから逃げることも立派な選択肢に入ります。注意は前述していますが、投げやりではなく、完璧だからいっかって感覚です。
②思考を止めたいとき
ぼくらは考えられるようにデザインされているといっても過言ではないとぼくは思います。今の悩み、将来の不安、漠然とした期待や焦燥、ほぼ全部が思考やマインド、エゴから来るモノかもしれません。
そんなときとりあえず置いておいて、ストップボタン押してみてください。ぼくは瞑想の効果は、「何もしない時間をつくること」と以前言いましたが、まさにこれは宇宙に任せる時間をつくる行為といってもいいでしょう。ちょっとかっこよすぎるのがアレですが笑
③フラットに在るとき
宇宙にお任せ×引き寄せの法則が適用されるっぽいときってのはこのときが多いとぼくは感じています。
そして、このゼロポイント、フラット状態から宇宙にお任せする、流れに身を任せることに関しては、ゼロからスタートなので、単純にプラスに自分の状態がなることに近いです。
ここで、いわゆるアファメーションとか、意図するとか、○○は叶いますとかを使うとより効果があるような気がします。ぼくの勝手なイメージですし、状況によって違うんですが、時間や結果を意識せずただ在るとかそんな感覚に近くなるからです。
まあ、無我夢中になにかに取り組んでいるときって、エゴってる暇もないし、支配とか期待とかする時間もないかもしれませんので、だいたいこんな感じがします、てきとうですが。笑
自分の宇宙に任せてもいいときもあります。
つまるところ、その人の意識だったり、性格や性質だったりするところもあるんですが、宇宙にお任せしてもよさそうなときを図にすると以下の大枠で、ざっくり分けると2パターンですね。
上記の①、②の場合
③のフラット状態にある時
すげー、図のセンスがないこともぼくは宇宙にお任せしちゃいたいと思います。
100%やり切ったしもうどうしようもないからあとはいい意味で宇宙にお任せしよう!ってときはマイナスからゼロに。(手放し)
自分信じているし、あとの結果はもうなるようになるかってときはゼロからプラスにいく。そんな感覚で捉えてみてください。
これは、ぼくだけの感覚かもしれませんが、マイナスからゼロ状態になればあとは自然にプラス方向に向いちゃうのがぼくらの良いところでもあるんですよね。
まとめ:宇宙にお任せする場合は、自分と状況を見つめるといいかも
今回はすごい下手くそなイラストを使いつつ、宇宙にお任せ論を取り上げてみました。
じゃっかん、説明が足りなかったところもあるかもしれませんが、宇宙に任せているのでみなさんに上手く伝わっていると勝手に思います笑
自分が車を運転していて、どこかに進んでいたとして、エゴとか重い感情のようなエンジンならそれ捨てちゃってとりあえず歩いてみたら発見あるかもね。
とか、結果を気にしたり、期待や不安、焦燥が入り混じるならカーナビ外して、自分の感覚でいきたいところ行けばってイメージがぼくは宇宙にお任せに近いです。あくまで自分の得手不得手を理解した上で使いたいときに使うことをおすすめします。
考えてもダメなとき、いい意味で宇宙に任せた途端、物事がシンクロしたり、自分の殻が捨てられて軽くなるときは確かにあります。ぼくは考えるのが苦手で思い悩む時間が続く性格ではないので、きっとアホなエンジンでも搭載しているんでしょうね笑
みなさんは、何をどんな時に「宇宙」に任せているでしょうか?
まめたろう(僕)
ハッとするお話です。ズキッともします。
「宇宙にお任せする」
(宇宙から突然必要なものがやってくる的な書籍にて出会ったショッキングピンクなお言葉)、
なんとなんと目からウロコのナイスアイディア!!と期待し過ぎ、
なにも起こらず、
結果ものすごく自分自身に対してスネたことがあります。
いま思えば、そりゃ何も起こらないでしょう。
あの荒れていた日々。良い思い出です。
今は大丈夫。
「大丈夫」になってからこの記事が読めて良かった!
ちえさん、コメントありがとうございます!
ナイスアイディアですよね^^
大丈夫と思えたタイミングで届いて嬉しいです!