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鼻血のスピリチュアルな意味|急に・左右・何度も・寝ている間

鼻血のスピリチュアルな意味

急に、つーっと鼻血。
ぶつけたわけでもないのに、朝起きたら枕に血がついていた。最近、何度も出る。右ばっかり、左ばっかり。「鼻血って、スピリチュアルな意味があるのかな」と、ちょっと気になって調べてくれたのかもしれません。

先に、この記事の答えを書いておきます。
鼻血は、のぼりすぎた気持ちが、行き場をなくして「あふれた」サインなのかもしれません。わくわくも、悔しさも、「わかってほしい」も、気持ちは頭のほうへのぼっていきます。右の鼻は外の世界で「見てもらえない」気持ち、左の鼻は内側の「自分なんて」という気持ちがあふれやすい側、とぼくは読んでいます。
そして、浄化や悪い前兆だと決めつけなくて大丈夫。あふれたら、責めずに、下へおろせばいい。そんな見方をしています。

たっかぶり
たっかぶり

急に鼻血が出たら、なんかのサインなん?浄化とか、運気が上がる前ぶれとか。

まめたろう
まめたろう

サインかもね。……お部屋が乾燥してます、のサイン。

たっかぶり
たっかぶり

夢がない!

まめたろう
まめたろう

鼻血は体が先やからね。まずは座って、小鼻をつまむ。そのうえで、今日はあえて見えない世界の方でも読んでみよか。

鼻血は、空気の乾燥、鼻を強くかむ・さわる、鼻の粘膜の炎症などでよく起こるといわれます。座って小鼻を10分つまんでも止まらない、ふらつく・気が遠くなる、はっきりした理由がないのに何度もくり返す、といったときは、まず耳鼻科などの病院へ。
そのうえで、あえてスピリチュアル・エネルギー的な側面で切り取ってみる。そんな日があってもいい予感がします。


目次

鼻血が出るとき、身体で起きていること

ほとんどは、鼻の入り口近くの細い血管から

鼻血の多くは、鼻の前の方、左右の鼻を分ける壁にある細い血管から出るといわれます。鼻の入り口に近いところは、血管が網の目のように集まっていて、粘膜も薄い場所です。

医学の家庭向け事典「MSDマニュアル家庭版」では、よくある原因として、鼻をかむ・ほじるなどの刺激と、冬に起こりやすい粘膜の乾燥が挙げられています。暖房の効いた部屋、乾いた季節、花粉や風邪で鼻をかむ回数が多い週。思いあたるものがあったら、まずはそこから見てあげてください。

出たときの止め方

MSDマニュアルが紹介している家での止め方は、とてもシンプルです。

  • 背すじを伸ばして座る(あお向けに寝ない)
  • 両方の小鼻(やわらかいところ)を、指で10分つまむ。鼻の上の骨の部分ではなく、やわらかいところ
  • 途中で手を離して確かめない。止まらなければ、もう10分

上を向く、首の後ろをたたく、ティッシュを丸めて奥まで詰める、といった昔からの方法は、効果的ではないとされています。

耳鼻科で相談してほしいサイン

次のようなときは、スピリチュアルな意味を探すより先に、耳鼻科などで相談してください(MSDマニュアルの「警戒すべき徴候」をもとにしています)。

  • 小鼻をつまんでも、なかなか止まらない
  • ふらつく、気が遠くなる、立ちくらみがするなど、出た量が多いしるしがある
  • 血をかたまりにくくする薬を飲んでいる
  • あざができやすい、歯ぐきから血が出やすいなど、出血しやすいしるしがある
  • はっきりした理由がないのに、鼻血をくり返す

体のケアと、見えない世界の読み方は、どちらかを選ぶものではありません。両方あっていいと思います。


5つのエネルギー体から見る鼻血のサイン

5つのエネルギー体モデル(肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体・コーザル体)

ろばのせかいでは、人の体を5つの層で見ています。

  • 肉体:鼻の粘膜、血管、鼻血そのもの
  • エーテル体:気の流れ、経絡
  • アストラル体:感情
  • メンタル体:信念、思いこみ
  • コーザル体:魂、カルマ

鼻は、外の空気がいちばん最初にふれる場所で、顔のまんなかのいちばん前にあります。そして血は、ろばのせかいでは「いのちの勢い」そのもののように見ています。
その血が、鼻からあふれる。内側で高まった何かが、上へ、前へとのぼってきて、いちばん薄いところから出口を見つけた。鼻血を「乾燥」だけで終わらせずに、5層のつながりで眺めてみると、そんな景色が見えてきます。


東洋医学から読み解く鼻血のスピリチュアルな意味

「熱は上へのぼる」。鼻血は、のぼりすぎた気のあふれ

東洋医学では、鼻血のことを「鼻衄(びじく)」と呼び、体の熱や気が上にのぼりすぎて、血がそれにつられてあふれた状態として見ることが多いといわれます。ろばのせかいの 鼻のスピリチュアルな意味 でも、鼻血を「肺熱・血熱」「感情的なオーバーフロー」と書きました。

鼻は「肺の窓」です。中国の古い医学書『黄帝内経』には「肺は鼻に開竅(かいきょう)す」という言葉があり、肺の状態は鼻にあらわれやすい、と考えます。
そこに、血と縁の深い臓腑が2つ加わります。

  • 肝(かん):血をたくわえ、気と感情の流れをなめらかにするところ。シンディ・デールは『The Subtle Body』の中で、肝の経絡は感情・気・血の流れを保つと書き、その乱れの例に、めまい、高い血圧、気分の波や怒りを並べています。怒りや悔しさで肝の気が上へ突き上げることを「肝気上逆(かんきじょうぎゃく)」といい、ろばのせかいの 血圧のスピリチュアルな意味 でも、このパターンを書いています
  • 脾(ひ):食べたものを気と血に変え、血を血管の中にとどめておくところ(「脾は血を統べる」といわれます)。デールは、脾の乱れの例に出血の乱れを挙げています。脾は「思い悩み」と縁が深いとされます

のぼる気(肺・肝)と、とどめる力(脾)。東洋医学の目線で見ると、鼻血は「のぼる勢い」が「とどめる力」より少し強くなったときに出やすい、と読めそうです。

鼻血と関係する経絡・臓腑・感情のつながり

東洋医学では、体には経絡(けいらく)という気の通り道が走っていると考えます。鼻のまわりは、いくつもの経絡が終わったり、始まったり、通りぬけたりする場所。鼻血と縁が深いのは、次の5本です(通り道は『The Subtle Body』p.315・316・341・345・352で確かめ、鼻の記事の説明にそろえています)。

  • 手の陽明大腸経(ようめいだいちょうけい):人差し指の先から腕の外側をのぼって肩へ、首とほおを通って小鼻のわき(迎香・げいこう)で終わります。臓腑は大腸(肺とペアで、出す・手放すところ)。五行は「金」、感情は悲しみ。デールは、大腸経の乱れの例に鼻水と鼻血を挙げています
  • 足の陽明胃経(ようめいいけい):目のすぐ下で大腸経から受けつぎ、鼻のまわりをめぐって鼻すじを囲み、口のまわりへ下りて、首・胸・お腹、脚の前を通って足の第2趾へ。臓腑は胃(受け取って、下へ送るところ。ペアは脾)。五行は「土」、感情は思い悩み
  • 足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい):目頭(鼻のつけねのすぐ横)から始まり、額から頭のてっぺんを越えて首の後ろへ、背骨の両わきを下りて足の小指へ。臓腑は膀胱(ペアは腎)。五行は「水」、感情は恐れ。デールは、膀胱経の乱れの例に鼻水・鼻づまり・鼻血を挙げています
  • 督脈(とくみゃく):背骨のまんなかをのぼって頭のてっぺんを越え、顔の正面を下りて、鼻すじから鼻の頭を通り、上の歯ぐきへ。デールは、督脈は気と血のバランスをとる通り道だと書いています。体じゅうの「陽」の気をたばね、意志や生命力と縁が深いとされます
  • 手の太陰肺経(たいいんはいけい):おへその上のあたりから胸の内側を通り、肩の前に出て、腕の内側を親指の先へ。外から鼻にはふれませんが、「肺は鼻に開く」の肺の経絡で、大腸経とペア。五行は「金」、感情は悲しみ

こうして並べると、鼻血そのものを乱れの例に持つ大腸経と膀胱経、鼻すじを囲んで受け取る胃経、鼻の頭をまっすぐ通る督脈、そして鼻の持ち主の肺経。そこに、血をたくわえる肝と、血をとどめる脾が重なります。鼻は、悲しみ・思い悩み・恐れ、そして生命力の勢いが、ぎゅっと集まる場所なのがわかります。経絡が乱れたから鼻血が出る、と言い切れるものではありませんが、自分をふり返るヒントにはなるかもしれません。

場所対応する経絡・臓腑スピリチュアルなテーマ
右の鼻手の陽明大腸経・手の太陰肺経(肺)+右=外・行動外の世界で「見てもらえない」気持ち
左の鼻手の陽明大腸経・手の太陰肺経(肺)+左=内・受け取る内側の「自分なんて」、受け取りきれない気持ち
両方の鼻督脈(鼻すじ)・肝(気と血の流れ)全体が上へのぼりすぎている
小鼻のわき手の陽明大腸経(迎香)出したいのに、出せずにためた悲しみ
鼻すじ・鼻のつけね足の陽明胃経・足の太陽膀胱経抱えすぎた思い悩みと、気のはりすぎ
鼻の頭督脈いのちの勢い、「わたしはこうしたい」

左右は、ろばのせかいの身体記事と同じ読み方です。右=与える・外・行動、左=受け取る・内側・気持ち。

鼻血と関係する3つの経絡(大腸経・膀胱経・督脈)

経絡に沿ったやさしいセルフケア

鼻血が出ているあいだは、ツボより先に、座って小鼻をつまむのがいちばんです。ここで紹介するのは、止まって落ちついたあと、ふだんの日のケアです。鼻の中には指を入れず、強く押さない、を守ってください。

  • 合谷(ごうこく):手の甲の、親指と人差し指の骨が合わさるあたりのくぼみ。大腸経のツボです。反対の手の親指で、気持ちいいくらいにゆっくり3呼吸
  • 小鼻のわき(迎香):小鼻のふくらみのすぐ横に、指の腹をそっと置くだけ。大腸経の終わるところです。こすらず、置いて呼吸するくらいで
  • 眉頭から額へ:眉頭のくぼみに指を置いて、額のほうへやさしくなで上げる。膀胱経の通り道です
  • 足首から下を温める:足湯、靴下、湯たんぽ。肝経・脾経・胃経は、どれも足の指とつながっています。上にのぼった気を、足のほうへ呼び戻すイメージで

「気持ちいいな」くらいで十分です。経絡を整えようとがんばるより、上へのぼりつづけてきたものを、足元へおろす時間だと思ってもらえたらうれしいです。


右の鼻血・左の鼻血・両方から出る鼻血の意味

よく言われる説:右は男性性・行動、左は女性性・直感

右の鼻血・左の鼻血には、「右は男性性・行動・仕事のプレッシャー」「左は女性性・直感・感情のデトックス」という読み方をよく見かけます。ろばのせかいの読み方も、右=外・行動、左=内側・受け取る、で大きくはちがいません。

ここに、もうひとつの目線を重ねてみます。
マイケル・J・リンカーンは、日本語版はまだ出ていない本『Messages from the Body』の中で、鼻血を「認めてほしい、大切な存在として見てほしい」という気持ちが、見過ごされているときに出やすいものとして読み、右と左を分けて書いています。

右の鼻血

右は、外の世界・行動・与える側。リンカーンは、右の鼻血を「Ignored(無視された)」という言葉で表し、まわりから認めてもらえない、否定される感じとつなげています。

がんばったのに、気づいてもらえなかった。言ったことを、なかったことにされた。外の世界で「見てもらえない」気持ちが、右の側からあふれ出ているのかもしれません。右の鼻血の日は、「わたし、誰に見てほしかった?」と聞いてみてください。人の評価との距離のとり方は 承認欲求とエゴを手放す方法 にも書いています。

左の鼻血

左は、内側・受け取る・気持ちの側。リンカーンは、左の鼻血を「Self-denigration(自分をおとしめる)」という言葉で表し、自分への不信や、自分を低く見る気持ちがよみがえっているときに出やすい、と書いています。
ろばのせかいの鼻の記事でも、左の鼻血を「受け取ることへのプレッシャーや、感情的なオーバーフロー」と書きました。

ほめ言葉を、うまく受け取れない。「わたしなんて」と、先に自分で自分を下げておく。外からではなく、内側から来る声に、気持ちがいっぱいになっている。左の鼻血の日は、「わたし、自分にだけ厳しくない?」と聞いてみてください。

両方の鼻から出る

両方から出るときは、まず体のほうを見てください。乾燥や鼻の炎症、量が多いときは、さっきの「相談してほしいサイン」に当てはまらないかも確かめて。
そのうえで見えない側で読むなら、外も内も、ぜんぶがいっぺんに上へのぼっているのかもしれません。鼻すじをまっすぐ通る督脈は、いのちの勢いの通り道。それだけ大きく気持ちが動いたということは、悪いことではない気がします。今日は、足元に戻る日にしてもいいのかも。


場面別の鼻血のメッセージ|急に・何度も・寝ている間・生理のころ

鼻血が出た場面によって、受け取れるメッセージが少しずつちがいます。占いのように信じこむというより、自分に問いかけるネタとして、遊び半分でどうぞ。

鼻血の場面別早見表(右の鼻・左の鼻・急に・何度も・寝ている間・子どものころ)
場面あふれたもの自分への問いかけ
右の鼻見てもらえない気持ち誰に見てほしかった?
左の鼻「自分なんて」自分にだけ厳しくない?
急に・突然大きくゆさぶられた心最近、何に心が動いた?
何度も・くり返すずっとのぼりっぱなしの気持ち足元に戻る時間、ある?
寝ている間・朝昼間に飲みこんだもの言えなかったこと、ない?
子どものころ感じすぎていた気持ちそのころの自分に、何て言いたい?

急に・突然鼻血が出る

ぶつけたわけでもないのに、急に鼻血が出る。リンカーンは、鼻血の見出しのいちばん最初に「Blown away(吹き飛ばされた)」という言葉を置き、考えたこと、見たこと、聞いたこと、夢、出来事などで、心の深いところが大きくゆさぶられ、新しい情報に見方がひっくり返ったときに出やすい、と書いています。

ショックなことだけではありません。びっくりするほどうれしい知らせ、胸が高鳴る出会い、世界の見え方が変わるような本や話。わくわくも、ちゃんと「ゆさぶり」です。急な鼻血の日は、「最近、何に心が動いた?」と聞いてみてください。

何度も・くり返し鼻血が出る

何度もくり返すときは、まず体のほうを見直してください。部屋の乾燥、鼻をかむ・さわるクセ、鼻の炎症、飲んでいる薬。はっきりした理由がないのにくり返すときは、耳鼻科で相談を。

そのうえで、くり返す鼻血を見えない側で読むなら、気持ちが上にのぼりっぱなしで、おりてくる時間がないのかもしれません。考えごとが頭から離れない、ずっと気を張っている、「もっとちゃんとしなきゃ」が続いている。ぼくは2022年のブログで、第一チャクラ(根っこのチャクラ)の乱れに関係があるといわれる症状の中に、鼻血を挙げていました。くり返す鼻血は、「根っこに戻っておいで」のお知らせなのかもしれません。くわしくは、このあとの魂の層で話します。

寝ている間・朝起きたら鼻血が出ていた

寝ている間の鼻血は、暖房や乾いた空気で鼻の粘膜が乾くこと、寝ぼけて鼻をさわること、鼻の炎症などで起こりやすいといわれます。加湿や、鼻のまわりの保湿から見てあげてください。

そのうえで見えない側で読むなら、昼間に飲みこんだものが、眠って力が抜けたときにあふれ出たのかもしれません。昼間は「大丈夫です」と笑ってやりすごした。言いたいことを、言わずに帰ってきた。起きているあいだにとどめていたものが、夜のあいだにそっと出口を見つけた。朝の鼻血は、「言えなかったこと、ない?」と聞いてみる日にしてもいいのかも。

生理の前や生理中に鼻血が出る

生理の前後に鼻血が出やすい、という方もいます。くり返すときや量が多いときは、婦人科や耳鼻科で相談してください。
東洋医学では、生理のころは体の血が大きく動く時期と考えます。その流れが下へ向かいきらずに、上へ向かうことがある、という見方もあるそうです。見えない側で読むなら、下へ流したいものが、上にのぼってきているサイン。生理と気持ちのことは 生理痛のスピリチュアルな意味 にも書いています。


子どもの鼻血、子どものころよく出ていた鼻血

子どもの鼻血は、まず「よくあること」として

子どもは、鼻の粘膜がやわらかく、鼻をさわることも多いので、鼻血を出しやすいといわれます。子どもの鼻血に、わざわざ重いスピリチュアルな意味を探さなくて大丈夫です。止め方は大人と同じで、座らせて小鼻をつまむ。くり返す・止まりにくい・あざが多いときは、小児科や耳鼻科で相談を。

上位の記事には「子どもの鼻血は繊細なエンパス体質のしるし」と書くものもあります。でも、ぼくは子どもの鼻血を見て「この子は特別」「この子はしんどい体質」と決めつけるより、「いろんなことを感じて、毎日いそがしいんやね」くらいに見ていたい気がします。

子どものころ、よく鼻血を出していた大人へ

「子どものころ、しょっちゅう鼻血を出していた」という方もいるかもしれません。
感じる力は、子どものころ誰でも持っていた、とぼくは思っています。大人の顔色、教室の空気、言葉にならない気持ち。小さな体で、たくさんのことを受け取っていたのかもしれません。そして、それをうまく言葉にできないまま、気持ちが上へのぼって、あふれていた。

親や家庭のせいにするための話ではありません。ただ、そのころの自分を思い出して、「あのとき、いろいろ感じてたんやね」と声をかけてあげる。それだけで、今の自分の胸のあたりが、少しゆるむこともある気がします。


ヒーリング後・神社参拝後の鼻血は浄化?好転反応?

よく言われる説:浄化・デトックス・厄落とし・金運の前ぶれ

鼻血のスピリチュアルな話を調べると、「たまったエネルギーが出ていく浄化」「好転反応」「神社で強い神気にあたった」「厄落とし」「運気が上がる前ぶれ」という話がたくさん出てきます。
悪い前兆だとこわがるより、ずっとやさしい見方です。すてきだと思います。

でも、ぼくはちょっと引っかかるんです。

苦しまなくていい。血を差し出さなくても、流れは変わる

鼻血を「浄化が進んでいる証拠」「厄が落ちた証拠」にして、がまんしなくて大丈夫。
しんどいほど前に進んでいる、何かを差し出したぶんだけ守られる、ということはない気がします。「好転反応だから」と思うと、止めたほうがいい鼻血まで、いつのまにか我慢の材料になってしまう。苦しみや犠牲を前進の証拠にする考え方は、もしかしたら先祖代々の古い慣習なのかもしれません。

ヒーリングのあとや神社にお参りしたあとは、たしかに気持ちが大きく動くことがあります。じっくり自分と向き合った、長い参道を歩いた、ずっと手を合わせていた。心が大きく動けば、気も上へのぼる。そこに乾燥や疲れが重なって鼻血が出る、ということはありそうです。
だから、出たら座って小鼻をつまむ。お水を飲んで、足元を温めて、ゆっくり休む。ぼくは2021年のYouTubeで、体の変化を全部が全部スピリチュアルな側面で捉えなくていい、ずっと続いたらお医者さんに行くし医学の見解も信じる、余裕があればふつうにゆっくり休むのがいちばん、と話していました。体には、自然にもとのバランスへ戻る力がある気がします。

苦しまなくていい。血を差し出さなくても、あなたは守られている。好転反応については 好転反応とは?、お参りの姿勢については 神社やお寺のお参りの仕方や姿勢 にも書いています。


感情から読み解く鼻血|あふれた気持ちと、飲みこんだ悔しさ

よく言われる説:「ストレスの限界」「抑えた感情のあふれ」

鼻血の感情の話でよく言われるのは、「ストレスが限界まで来ているサイン」「抑えてきた感情があふれ出た」という説です。ろばのせかいの鼻の記事の「感情的なオーバーフロー」も同じ方向です。

本の中にも、近い見方がいくつかあります。
モナ・リザ・シュルツとルイーズ・ヘイは、日本語版はまだ出ていない本『All Is Well』の中で、鼻を「自分を認めること」の場所とし、鼻血を「認められていない、気づいてもらえない」感じ、「愛を求めて泣いている」状態とつなげています。
インナ・セガールは著書『The Secret Language of Your Body』の中で、鼻血を、傷つき、締め出された感じ、そして思いどおりにならないことへの深い怒りといら立ちと結びつけ、最後に「注目と、いたわりが必要」と添えています。

わかってほしい。認めてほしい。思いどおりにならなくて、悔しい。
どれも、胸の内側で高まって、上へのぼっていく気持ちです。

怒りは悪者じゃない。悔しさは、大事にしたいもののしるし

東洋医学では、怒りや悔しさで肝の気が上に突き上げる、と考えます。言いたいことを飲みこむ。にこにこしてやりすごす。そのたびに、行き場のない気が上へ、上へとたまっていく。いちばん薄い鼻の粘膜から、それがあふれ出る。そんな見方もできそうです。

怒りは悪者じゃない。境界線を教えてくれる、大事な感覚です。悔しいのは、それだけ大事にしたいものがあったから。怒りとのつきあい方は 怒りのスピリチュアル的意味 にも書いています。

たっかぶり
たっかぶり

「頭に血がのぼる」って言うやん。鼻血って、あれのこと?

まめたろう
まめたろう

言葉としては、けっこう近いと思う。カッとなったときも、うれしすぎるときも、気持ちは上にのぼるから。

たっかぶり
たっかぶり

うれしすぎても?

まめたろう
まめたろう

漫画で鼻血出してる人、だいたい怒ってないやろ(笑)。ぼくも昔のブログで、テクノロジーに興奮して鼻血も出しちゃうかも、って書いてたし。

たっかぶり
たっかぶり

それはただの興奮やん!

まめたろう
まめたろう

そう、興奮も「のぼる」の仲間。だから鼻血は、悪いことのしるしとは限らんのよ。

鼻血が出やすい人の感情パターン|セルフチェック

  • がんばっても気づいてもらえないと、悔しくなる
  • ほめられると、つい「いえいえ、わたしなんて」と下げてしまう
  • 言いたいことを飲みこんで、にこにこしていることが多い
  • うれしいことも悲しいことも、一気に気持ちが高まりやすい
  • 考えごとが頭から離れず、足元がふわふわしている感じがある

信念から読み解く鼻血|「ちゃんとしないと、認めてもらえない」

たっかぶり
たっかぶり

でも、ちゃんとせな認めてもらわれへんやん。世の中って。

まめたろう
まめたろう

それはそう、って言いたくなる場面もあるよね。

たっかぶり
たっかぶり

あるある。

まめたろう
まめたろう

ただ、「ちゃんとしたら認めてもらえる」が、いつのまにか「ちゃんとしてない自分には価値がない」にすり替わってると、気持ちはずっと上でぐるぐるしてしまうんよ。

鼻血をくり返す人が持ちやすい信念

鼻血をくり返すときには、こんな信念が隠れていることがある気がします。

「結果を出さないと、わたしには価値がない」

「気持ちを出すと、迷惑をかける」

「誰にもわかってもらえない」

「気を抜いたら、置いていかれる」

信念の4層|鼻血の根っこはどこにあるか

信念には、4つの深さがあるといわれます。

  • 核の層:この人生で身につけた思いこみ(例:いい子でいたときだけ、ほめてもらえた)
  • 遺伝の層:家族から受け継いだ思いこみ(例:うちは、気持ちを口に出さずにがまんする家だった)
  • 歴史の層:過去世や集合意識の記憶(例:役に立たないと、居場所を失った時代)
  • 魂の層:魂が選んできたテーマ(例:認めてもらう前から、自分で自分を認めていく)

どの層にあるかによって、ゆるめ方も変わります。誰かのせいにするためではなく、「だから、気持ちが上にのぼりやすかったんだな」と知るために眺めてみてください。


魂から読み解く鼻血|第三の目より、第一チャクラ

よく言われる説:第三の目(サードアイ)が開くサイン

鼻血のスピリチュアルな話では、「眉間の第三の目(第6チャクラ)が活性化しているサイン」「直感力が高まっている」という説もよく見かけます。鼻は眉間のすぐ下にあるので、そう読みたくなる気持ちもわかります。第6チャクラのことは 第六チャクラとは? にくわしく書いています。

ろばのせかいでは、「根っこ」の側で読んでみる

ぼくは、少しちがう側から鼻血を見ています。
2022年のブログ「第1チャクラが開きすぎている9つの兆候」で、第一チャクラ(ルートチャクラ・尾てい骨のあたり)の乱れに関係があるといわれる体の症状を並べたとき、その中に鼻血を入れていました。

第一チャクラは、地に足をつけて、この体で生きていく安心の場所。そのブログで、ぼくは自分のことを「ルートチャクラが乱れることがけっこうあります」と書き、第一チャクラが働きすぎているときは「〇〇をしなければ〇〇にならない」と、自分で自分に足かせをつける、サバイバル根性が心の部屋を占拠している状態だ、と話していました。

がんばらなきゃ、ちゃんとしなきゃ、と根っこが必死になるほど、そのエネルギーは足元にとどまらずに、上へ、上へと押し上げられていく。そして、いちばん上の、いちばん薄いところからあふれる。
だから、ぼくの読み方はこうです。鼻血は、上が開いたしるしというより、根っこがちょっと浮いて、「足元に戻っておいで」と言っているサインなのかもしれません。第一チャクラのことは 第一チャクラ完全ガイド と 第1チャクラが開きすぎている9つの兆候 にまとめています。

くり返す鼻血が伝えている3つのメッセージ

  1. 「そんなに必死にならなくて大丈夫だよ」:「〇〇しなければ」の足かせを、ひとつ外してみていい
  2. 「わかってほしかった気持ち、ちゃんとここにあるよ」:見てもらえなかった気持ちを、まず自分が見てあげていい
  3. 「足元に戻っておいで」:のぼりすぎた気持ちは、地面におろせばいい。あらがわずに、白旗をあげてゆっくりする日があっていい

そのブログで、ぼくは「白旗あげてゆっくり自分の世界を生きる日があってもいい」と書いていました。鼻血の日は、まさにその日なのかもしれません。地に足をつける方法は グラウンディングやアーシングの意味や効果 にも書いています。


鼻血が出たときの5層のケア

【今日】肉体|座って小鼻を10分つまむ、部屋をうるおす

出たら、座って小鼻を10分。止まったら、その日は鼻を強くかまない、さわらない。加湿器や濡れタオルで部屋をうるおし、早めに休む。まずは、それで十分です。

【30秒ワーク】エーテル体|足の裏に、気をおろす

鼻血が止まって落ちついたら、椅子に座って、両足の裏を床にぺたっとつけます。鼻から3秒吸って、口から6秒かけて吐きながら、頭のほうにのぼっていたものが、首、胸、お腹、脚を通って、足の裏から地面へおりていくのをイメージする。最後に手の甲の合谷に親指をそっと置いて、もう1呼吸。3回くり返します。

【感情解放】アストラル体|「何があふれた?」を書く

ノートに、鼻血が出た日のことを書いてみてください。その日、何があったか。誰のことを考えていたか。そして「わたし、何があふれた?」「誰にわかってほしかった?」。
きれいな言葉じゃなくて大丈夫。「あの一言がくやしかった」「本当はほめてほしかった」「うれしすぎて眠れなかった」。あふれたものに名前をつけるだけで、気持ちが少しおりてくることもあります。

【信念の見直し】メンタル体|「ちゃんとしてなかったけど、大丈夫だった日」を思い出す

完璧じゃなかったけど、まわりはちゃんと笑ってくれた。気を抜いた日があったけど、置いていかれなかった。そんな経験を、ひとつでいいので思い出してみてください。「ちゃんとしないと認めてもらえない」は、思っているほど本当ではないかもしれません。

【受け取る】コーザル体・創造主|横になって受け取る

上へのぼりつづけてきた気持ちは、言葉にしないまま、ゆるめる方法もあります。目を閉じて横になって受け取るだけのヒーリングセッション という方法もあります。ヒーリングがどんなものかは ヒーリングとは? にも書いています。

5層ケアのロードマップ

層今日今週今月
肉体座って小鼻を10分つまむ部屋の乾燥と鼻をかむクセを見直すくり返すなら耳鼻科で相談する
エーテル体足の裏に気をおろす合谷・迎香にそっとふれる足元を温める習慣
アストラル体「何があふれた?」を書く小さな「くやしい」を自分に認めるわかってほしかったことを、ひとつ言葉にする
メンタル体「大丈夫だった日」を思い出す「〇〇しなければ」をひとつ見つける認めてもらう前に、自分で自分を認める
コーザル体「足元に戻っていい」と言う地面にふれる時間をつくる目を閉じて、横になって受け取る

どのくらいで変わる?

体のペースは人それぞれです。まずは乾燥と休息から。
そのうえで、「鼻血が出ても、悪い前兆だとこわがらずにすんだ」「くやしいと思った自分を、責めずにいられた」「足元に戻る時間を、自分でとれた」といった小さな変化を目安にしながら、あせらず、5層のどこかひとつから始めてみてください。


よくある質問

Q. 鼻血が出るのは、スピリチュアル的に悪い前兆ですか?

悪い前兆とは考えていません。ろばのせかいでは、のぼりすぎた気持ちが、行き場をなくしてあふれたサインかもしれない、と読んでいます。わくわくのような、うれしい気持ちでものぼることがあります。

Q. 右の鼻血と左の鼻血は、何がちがいますか?

右は外の世界・行動の側で、「見てもらえない」「認めてもらえない」気持ち。左は内側・受け取る側で、「自分なんて」という気持ちや、受け取りきれない気持ちがあふれやすい、と読んでいます。

Q. 鼻血が何度も出るのは、なぜですか?

まずは部屋の乾燥、鼻をかむ・さわるクセ、鼻の炎症、飲んでいる薬を見直してください。そのうえで、気持ちが上にのぼりっぱなしで、足元に戻る時間がないのかもしれません。根っこ(第一チャクラ)に戻るケアをしてみてください。

Q. 神社にお参りしたあとやヒーリングのあとの鼻血は、浄化や好転反応ですか?

そう言われることもありますが、ぼくは「がまんするもの」「ありがたがるもの」とは考えていません。気持ちが大きく動いたあとに、乾燥や疲れが重なったのかもしれません。座って小鼻をつまみ、お水を飲んで、ゆっくり休んでください。

Q. 鼻血のあとは金運が上がるって本当ですか?

鼻血の夢を金運と結びつける夢占いはあるようですが、実際の鼻血で運が決まるとは考えていません。お金のことより、あふれた気持ちを見てあげるほうが、流れはやわらかく変わっていく気がします。

Q. 子どもの鼻血にもスピリチュアルな意味はありますか?

子どもはもともと鼻血を出しやすいといわれます。特別な意味を探すより、まずは座らせて小鼻をつまんであげてください。そのうえで、毎日いろんなことを感じていそがしいんやね、くらいに見守ってもらえたらと思います。

Q. どんなときに病院へ行けばいいですか?

小鼻を10分つまむのを2回くり返しても止まらない、ふらつく・気が遠くなる、血をかたまりにくくする薬を飲んでいる、あざができやすいなど出血しやすいしるしがある、はっきりした理由がないのにくり返す、といったときは、意味を探すより先に耳鼻科などの病院で相談してください。


まとめ|鼻血は「足元に戻っておいで」のサイン

  • 鼻血は、乾燥・鼻をかむ・さわる・鼻の炎症でもよく起こる。座って小鼻を10分つまむ。止まらない・ふらつく・理由なくくり返すときは、まず耳鼻科へ
  • そのうえで、あえてエネルギー的な側面で切り取る日があってもいい
  • 鼻血は、のぼりすぎた気持ちが、行き場をなくして「あふれた」のかも。わくわくも、悔しさも、「わかってほしい」も上へのぼる
  • 右の鼻は「見てもらえない」、左の鼻は「自分なんて」があふれやすい側として読める
  • 東洋医学では、鼻は肺の窓。大腸経・胃経・膀胱経・督脈が鼻のまわりを通り、血は肝がたくわえ、脾がとどめる
  • 浄化・好転反応・厄落としとして我慢しなくていい。苦しまなくていい。血を差し出さなくても、流れは変わる
  • 鼻血は、上が開いたしるしというより、根っこが浮いて「足元に戻っておいで」と言っているのかもしれない
たっかぶり
たっかぶり

結局、鼻血が出たら、まず座って小鼻をつまんで、そのあと「何があふれた?」って聞いたらええんやね。

まめたろう
まめたろう

うん。止めるのが先、意味はあとから。

たっかぶり
たっかぶり

ほな、うれしすぎて鼻血が出そうなときは、どうしたらええの?

まめたろう
まめたろう

それは……そのまま喜んどこか。小鼻はつまみながらね。


この記事を書いた人

網倉彩人(まめたろう)|ろばのせかい
シータヒーリング認定インストラクター。運営:株式会社ろばのせかい。見えない世界を、楽しみながら本気で探求しています。
→ プロフィールを見る


のぼりすぎた気持ちを、足元へ。横になって受け取るだけのセッション
光を両手で受け取るイメージ

「わかってほしい気持ちを、ずっと飲みこんできた」「何から話せばいいかわからない」。気持ちを上へ上へとためてきた方ほど、そう感じるかもしれません。

ろばのせかいのヒーリングセッションは、対話をメインにしません。最初に5分ほどお話をうかがったら、あとは目を閉じて、20〜30分横になっていただくだけ。うまく言葉にできなくても、受け取るだけでいい時間です。

こんな方におすすめです

  • がんばっても認めてもらえない気がして、気持ちが休まらない
  • 考えごとが頭から離れず、足元がふわふわしている
  • がまんや苦労ではなく、軽く変わっていきたい

オンライン(Zoom)・対面のどちらでも受けられます。うまく話せなくても大丈夫です。

ヒーリングセッションの詳しい内容を見る

あわせて読みたい

参考にした本・資料

  • マイケル・J・リンカーン『Messages from the Body』(Nosebleeds/Right・Left Nostril Nosebleed)
  • インナ・セガール『The Secret Language of Your Body』(Nose (bleeds))
  • モナ・リザ・シュルツ&ルイーズ・ヘイ『All Is Well』(Nose—Bleeds)
  • シンディ・デール『The Subtle Body』(経絡の章:肺経・大腸経・胃経・脾経・膀胱経・肝経・督脈)
  • MSDマニュアル家庭版「鼻出血」(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/19-耳-鼻-のどの病気/鼻とのどの病気の症状/鼻出血 )

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