自分を愛するとは自分で頭を撫でたり
よく頑張ってると励ますことだけではない
欲求を遂行するのも自愛の一つだろう
欲求
その言葉は最早清らかに発せられることは無くなった
ならばこう言い換えよう
それは魂の要請なのだと
この要請をぶった斬るのがエゴである
生命の安全装置であるエゴは恐怖や羞恥心を司る
安全装置に従えば長生きできる、とは限らない
安全装置を外せば早死にする、とも限らない
有り体に言えば好きに生きろとなるが
これは安全装置に真っ先に抹殺されてしまう概念だろう
誰に届くわけでもないのなら自戒の意味も込めて続けよう
魂の要請があるのならセーフティを外すしかない
それを契機に魂の鼓動を宇宙の果てまで響かして
肚からの覚悟の先にあるのは
喜び傷付き煩悶し、それでも遣り甲斐は損なわない
そんな明晰さを伴った意識感覚
私はそれを神秘と呼びたい
神秘を体現し続ける当事者となれ
ペドロ