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ラップ音のスピリチュアルな意味|夜・天井・壁・急に増えた

ラップ音のスピリチュアルな意味

この記事の答え:ラップ音は、家鳴りや配管など、家の音として説明がつくことも多い音です。そのうえで、あえて見えない世界の側で読むなら、霊の判決や波動の採点というより、「コンコン」という呼びかけくらいのものかもしれません。返事をするか、しないか、どう返すかは、その部屋に住んでいるあなたが決めていいと、ぼくは見ています。

たっかぶり
たっかぶり

ラップ音て聞いたらな、霊が韻ふんでるんかと思うやん。

まめたろう
まめたろう

ぼくも前に記事で「リリックとライムを紡ぐ的なやつ」って書いた。

たっかぶり
たっかぶり

書いたんかい! ほな夜中のパキッは、霊のフリースタイルなん?

まめたろう
まめたろう

家の柱が伸びをしてるだけ、かもしれんけどね。

たっかぶり
たっかぶり

ほな霊はおるの? おらんの? どっちなん!

まめたろう
まめたろう

どっちでも困らん話を、今日はしよか。あえて見えない世界の側で。

静かな夜に、天井のあたりでパキッ。寝ようとしたら、壁のほうからコンコン。誰もいない部屋で、ミシッ。

そして「ラップ音」と調べると、こんな言葉が並んでいます。「霊がいる」「守護霊の合図」「波動が下がっている」「波動が上がったサイン」「亡くなった人からのメッセージ」。音の種類ごとに、霊の種類まで書いてあるページもあります。読めば読むほど、次のパキッが怖くなる方もいるかもしれません。

この記事では、家の音という説明を否定せずに横に置いて、あえて見えない世界の側で読んでみます。そして、「この音はこの意味です」の一覧とは、少し違うお話をします。

先に、ひとつだけ。ここは笑わずに読んでください。バキッ・メキメキという割れるような音、家が揺れるようなドンという音、同じ場所で季節を問わずくり返す音、壁や基礎のひび割れ、ドアや窓が開けにくい、床の傾き、シミやカビのにおい、地震のあとに増えた音があるときは、家の傷みの可能性もあるそうです。建てた会社や管理会社、住宅の専門家に見てもらってください(国土交通大臣が指定した相談窓口に住まいるダイヤルがあります)。コンセントや家電のそばでパチパチして、焦げたにおいや煙があるときは、使うのをやめて電気工事店やメーカーへ。音が耳や頭の中で鳴っている、ほかの人には聞こえない声がする、悪口や命令のように聞こえるときは、部屋より先に、耳鼻科や心療内科、精神科などの病院で聞いてみてください。保健所や精神保健福祉センターにも相談できます。どれも「気のせい」とも「霊のせい」とも決めずに、専門の方に聞いてから、続きを楽しめばいいと思います。


目次

ラップ音の現実の理由|家はわりとしゃべる

見えない世界の話に入る前に、ちらっとだけ。ぼくは建築の専門家ではないので、「こういう説明があるんだな」くらいで読んでください。

木の伸び縮み。 木材は、まわりの湿度に合わせて水分が出たり入ったりします。長野県の林業の研究機関は、木材の狂いのほとんどは含水率(木にふくまれる水分の割合)の変化にともなう収縮と膨張が原因だと書いています。いわゆる「家鳴り」のパキッは、この伸び縮みで説明されることが多い音です。

夜に鳴りやすい理由。 住宅会社の解説では、昼に日差しであたたまった木材が、日が暮れて冷えて縮むときに音が出やすいこと、そして夜は静かなので目立つことが挙げられています。ああ、たしかに昼間のパキッは、掃除機や洗濯機にまぎれていそうです。

新しい家。 建てるときの木材にふくまれていた水分が抜けて縮み、部材どうしがこすれるため、新築から数年は音が出やすいといわれます。

マンション。 木造だけの話ではありません。室内の木材に加えて、鉄骨や窓サッシの熱による伸び縮みでも鳴ることがあるそうです。

水の音。 「ドン」という音は、水道を急に止めたときに配管の中の圧力が変わって出る、ウォーターハンマーかもしれません。横浜市水道局の資料には、水道管からカンカンという音がして眠れない、という連絡の例も出てきます。原因をたどったら建物の設備だったというお話でした。夜の怪音の正体が、よそのマンションの部品の目づまりだった、という例です。

眠りの入口の音。 寝入りばなや目覚めのときに、外には音がないのに大きなドンや爆発音が聞こえることがあり、「頭内爆発音症候群」と呼ばれています。名前はこわいのですが、医学の論文でも良性のものと説明され、痛みはふつうともなわないそうです。とはいえ、くり返して不安なときは耳鼻科や睡眠の外来で聞いてみてください。

そして、おまけの話です。「家鳴り」という言葉、もとをたどると妖怪の話にも行き当たります。江戸時代の鳥山石燕の『画図百鬼夜行』には、「鳴屋(やなり)」として、小さな鬼のようなものが家をゆすっている絵が出てくるそうです(日本語版Wikipedia「家鳴」より)。

たっかぶり
たっかぶり

建材と小鬼、どっちなん!

まめたろう
まめたろう

今の日本は、建材のほうが優勢やね。

たっかぶり
たっかぶり

小鬼かわいいのに、負けてるやん。

まめたろう
まめたろう

木の中で働いてる説で、和解しとこか。

ぼくは、家の音という説明を否定しません。むしろ、ちゃんと確かめたほうが安心して遊べると思っています。ただ、説明がついたからといって、「気にしたあなたがおかしい」わけでもありません。ここからは、あえて見えない世界の側で読んでいきます。


ラップ音のスピリチュアルな意味|コンコンに返事を決めるのは住んでいる人

よく言われる説

スピリチュアルの世界では、ラップ音はよく、こんなふうに説明されます。

  • 霊や守護霊がそばにいる合図
  • エネルギーや波動が変わった合図、転機のお知らせ
  • 浄化が進んでいるしるし
  • 亡くなった人やご先祖からのメッセージ
  • 注意してほしいことがあるという警告
  • 音の高さや種類で、よい知らせか悪い知らせかがわかる

ぼく自身は、どう書いてきたかというと、けっこう揺れています。

霊感の記事では、おばけの「みえる」にもいろいろあって、音に敏感な人が感じるものとして、「わかりやすくいうと、ラップ音。リリックとライムを紡ぐ的なやつです。」と書きました(ふざけています)。サイキックの記事では、霊聴という感じ方の例として「ラップ音とか聴こえる人もいれば、ご先祖様の声が入ってくるなんて人もいそうです」と。サイキックアタックの記事では、空間の違和感のひとつに「コンコンというノック音」を挙げています。

一方で、部屋の波動の記事では、こう書いているのです。

いわゆるラップ音に関しては、バイブレーションが低くなっているのと相関関係そんなになくない?という主張を最近ではよくみかける気がします。おばけにもいろいろな種類がいますからね。死んだ魂が全部だめ。怨霊がいるとすることも怨霊なんていないとすることも意識の自由の範疇なのかなという気がします。

「意識の自由の範疇」。過去のぼく、なかなかいいことを言っています。今回は、ここを広げてみます。

ラップって、もともと「コンコン」のこと

ラップ音の「ラップ」は、音楽のラップではなく、英語の rap、コツコツ、コンコンと叩くことです。

この言葉が広まった有名な話が、1848年のアメリカにあります。ニューヨーク州ハイズビルの家で、10代のフォックス姉妹のまわりに、原因のわからない音が鳴るようになりました。伝えられているところでは、3月の終わりの夜、妹のケイトが音に向かって指を鳴らし、同じように鳴らしてみてと呼びかけると、音がそれをまねした。年を聞くと、その数だけ鳴った。やがて近所の人も集まり、「鳴る数で、はい・いいえやアルファベットを表す」決まりができていきました。ここからスピリチュアリズム(死者と交信できるという考えの運動)が広がっていきます。

そして40年後の1888年。姉のマーガレットが新聞で「足の指の関節で鳴らしていた」と告白し、舞台で実演までします。ところが翌年、その告白を自分で取り消しました。なぜ告白して、なぜ取り消したのか、はっきりしたことはわかっていないそうです。運動のほうは、そのあとも続きました。

本物だったのか、足の指だったのか。ぼくにはわかりません。

ただ、ぼくがこの話で好きなのは、そこではないのです。記録に残るいちばん有名なラップ音は、怖がって布団をかぶった話ではなく、女の子が音に話しかけた話として伝わっているというところです。

ノックは、命令じゃない

コンコンと鳴らされたとき、ふつうはどうするかを考えてみてください。

玄関のチャイムが鳴っても、出るか出ないかは、住んでいる人が決めます。インターホンの向こうが誰であれ、チャイムに「今すぐ人生を変えろ」と命令される筋合いはありません。セールスなら「今日はけっこうです」でいいし、友だちなら「はーい」でいい。忙しければ、出なくてもいい。

ところがラップ音の話になると、急に立場が逆になるのです。「この音は危険の知らせ」「作業をやめて耳を傾けなさい」「低い音は悪いことの前ぶれ」。音の種類で、こちらの今日の行動まで決められてしまう。

ぼくは、ここにちょっと引っかかります。

部屋の波動の記事に、ぼくはこう書きました。「基本的には、そこに住む人が心地よく暮らしていればバイブレーションはクリアになります」。幽霊の記事では、「いると思えばいるし、いないと思えばいないです」とも。ぼくの立場は「幽霊はいるっぽいなあ」という曖昧なものですが、もし向こうに誰かがいたとしても、住んでいるのはあなたです。家賃を払っているのも、ローンを返しているのも、毎日そこで眠るのも、あなた。

音は、呼びかけくらいかもしれない。でも、命令でも判決でもない。ぼくは、そう見ています。

返事は、3つくらいあれば足りる

ラップ音が鳴ったときの3つの返事(はーい・今日は留守です・部屋を整えますね)

霊だと決めなくても、霊じゃないと決めなくても、使える返事があります。

その1:「はーい」
面白がる返事です。「はいはい、今日もおつかれさま」でも、「家の柱さん、伸びしてるね」でもいい。見えない世界を楽しむというのは、ぼくにとっては、このくらいの温度です。相手が小鬼でも建材でも、失礼はありません。

その2:「今日は留守です」
相手にしない返事です。低級霊の対処の記事で、ぼくは「基本は気にしないことが一番です」「基本はシカトしている」と書きました。怖いのに無理に面白がらなくていいし、意味を調べ続けなくてもいい。返事をしないのも、立派な返事です。

その3:「部屋を整えますね」
暮らしで返す返事です。窓を開ける、掃除をする、好きな音楽をかける。部屋の波動の記事には「音を鳴らす」という方法も書きました。ベルでも、太鼓でも、マラカスでも、タンバリンでもいいと。

たっかぶり
たっかぶり

夜中にパキッて鳴って、マラカスで返事すんの?

まめたろう
まめたろう

夜中はやめとこ。下の階の人のラップ音になるから。

たっかぶり
たっかぶり

自分が霊障になってどうすんねん!

まめたろう
まめたろう

昼にやろ。昼なら、ただの陽気な人や。

どれを選んでも、まちがいではないと思います。きのうは「はーい」、今日は「留守です」でもいい。大事なのは、音のほうが決めるのではなく、こちらが選べるということです。その感じが戻ってくると、同じパキッでも、ずいぶん違って聞こえるかもしれません。

返事を選ぶ前に、聞いてみたいこと

答えは出なくても大丈夫です。

「いま、この部屋はぼくにとって居心地がいい?」

「怖いのは音? それとも、今日のしんどさが音に乗ってる?」

「今夜は返事をしたい? それとも、もう寝たい?」

ほかにも、こんな読み方ができる

  • 休みなさいのお知らせ:低級霊の記事に、おばけは「ここ弱っているから」「休みな」と親切に教えてくれる、可愛いペットのようなもの、と書きました。音も同じで、「最近、ちゃんと寝てる?」くらいに聞いてもいいのかもしれません
  • 今ここに戻る合図:考えごとの真ん中で、パキッ。その一瞬、頭の中のおしゃべりが止まって、部屋の静けさが聞こえることがあります
  • 静けさのお知らせ:エックハルト・トールは『The Power of Now』の中で、「すべての音は静けさから生まれ、静けさへ戻っていく」と書いています(訳はぼくです)。遠くの犬の声や車の音の話で、ラップ音の話ではありません。ただ、パキッのあとの静けさに耳を置いてみるのは、夜の小さな遊びになる気がします

ラップ音にビクッとするのは、ちゃんと働いているから

「こんな音にビクッとする自分は、びびりすぎなのかな」。そう思う方がいたら、それは逆かもしれません。

精神科医のベッセル・ヴァン・デア・コークは、著書『The Body Keeps the Score』の中で、脳の扁桃体を「煙探知機」に、前頭葉の一部を「見張り塔」にたとえています。煙のにおいがしたとき、それが家の火事なのか、強火にかけたステーキなのか。探知機はそれを判断せず、まず体を逃げる準備に入らせる。高いところから見て判断するのは、見張り塔のほう。そんなたとえです。

これはトラウマについての本で、ぼくがここで借りるのはたとえだけです。ただ、夜中のパキッにもそのまま当てはまりそうです。先に体がビクッとして、そのあとで頭が「柱やろ」と言う。順番がそうなっているのです。探知機がよく働くのは、あなたを守ろうとしてのことで、性格の問題ではないと思います。

たっかぶり
たっかぶり

うち、ステーキ焼いてへんのに探知機鳴ってるやん。

まめたろう
まめたろう

夜中の2時にステーキ焼いてたら、それはそれで事件やから。

たっかぶり
たっかぶり

ほな見張り塔さんは、なんて言うてくれるん?

まめたろう
まめたろう

「柱やで。たぶん。知らんけど」

たっかぶり
たっかぶり

見張り塔、頼りないな!

怖いときは、怖いままでいいと思います。ビクッとしてから、ひと息ついて、それから返事を選ぶ。そのくらいの順番で十分です。怖さがずっと続いて眠れないときは、音の意味を調べ続けるより、ひとりで抱えないで話せる人や専門の窓口に話してみてください。


ラップ音は霊や亡くなった人のサイン?

調べると、「霊がいる」「無縁仏が訴えている」「亡くなった家族が来ている」「ご先祖の賛成か反対のしるし」といった説がたくさん出てきます。

霊だったらどうしよう、と怖いとき

ぼくの立場は、さっきの「いるっぽいなあ」です。だから「霊なんていないから大丈夫」とは言いませんし、「その音は霊です」とも言えません。音だけでは、ぼくにはわからないのです。

ただ、もしいたとしても、低級霊の対処の記事に書いたとおり、ぼくはけっこう気楽に見ています。「デコピンでKOできるような雑魚キャラです」と書きました。幽霊の記事には、「幽霊=恐怖を植え付け憑りつくモノと認識&深層心理に根付いていれば、そういう幽霊とこんにちはします」とも書いています。怖いものだと思っていると、怖いものとして感じやすくなるのかもしれません。

不安をあおって高いお祓いや鑑定をすすめてくる話からは、そっと離れて大丈夫です。音が鳴ったから、お金を払わなければならない、ということはないと思います。

気配や金縛りが重なって怖いときは、金縛りの記事も読んでみてください。

亡くなった人かもしれない、と感じたとき

大切な人を亡くしたあとに鳴った音を、「あの人かな」と感じること。ぼくは、それを否定したくありません。「来てくれたの?」と声をかけて少しあたたかくなるなら、それはとても自然な「はーい」だと思います。

ただ、「亡くなった人が恨んでいる」「供養が足りないから鳴っている」と言われて苦しくなるのなら、少し違う気がします。亡くなった人が夢に出てくる記事で、ぼくは夢の話として、恨みや後悔をわざわざ伝えに来るなんて「費用対効果わるすぎですから」と書きました。音の話でも、ぼくは同じように思っています。

ご先祖の賛成?反対?

家族で悩みを話しているときにパキッと鳴って、「これはご先祖の賛成ですか、反対ですか」と聞いている質問もあります。わかる気がします。大事な話の最中だと、なおさら意味がありそうに聞こえますよね。

でも、ぼくなら、賛成か反対かを音に聞くのはやめておきます。決めるのは、生きて、その暮らしを続けていくあなたたちだと思うからです。「大事な話をしてるんやな」と気づくくらいで十分な気がします。


ラップ音は波動が上がったサイン?好転反応?

「波動が下がった部屋で鳴る」という説もあれば、「波動が上がったサイン」という説もあります。同じパキッで、下がったことにも上がったことにもなるわけです。

音で自分や部屋を採点しなくていいと、ぼくは思います。部屋の波動の記事にも書いたように、基本は、そこに住む人が心地よく暮らしているかどうか。音の回数より、「最近この部屋で、ちゃんとくつろげてる?」のほうが、ずっと役に立つ気がします。

もうひとつ。「怖いのは浄化が進んでいるから」「眠れないのは好転反応だから」という言い方を見かけることがあります。すてきな励ましのつもりなのだとは思います。ただ、怖くて眠れない夜を前進の証拠にしなくていいと、ぼくは思っています。そういう考え方は、もしかしたら古い慣習なのかもしれません(好転反応とは?)。何かを差し出さなくても、楽に、軽く変わっていけばいいのだと思います。


ラップ音の音・場所の早見表(遊び半分でどうぞ)

ラップ音の音と現実の説明、あえて返すならの早見表

答え合わせではなく、遊び半分で。右の列は、ぼくならこう返すかな、くらいのものです。冒頭に書いた音は、この表の前に確認をどうぞ。

音・場所現実の側の説明あえて返すなら
パキッ・ピシッ木材の伸び縮み。乾く冬や湿る夏に「伸びしてるね」
ミシッ・ギシッ部材のこすれ。歩いて鳴るなら床鳴り「今日も支えてくれてありがとう」
コンコン配管、外の音、上下の部屋「はーい」と言ってみる
ドンウォーターハンマー、大きな揺れ家の確認が先。返事はそのあと
バキッ・メキメキ部材の傷みの可能性も専門の方へ。遊ぶのはそのあと
天井・壁梁や柱、壁の中の配管「見えないところ、おつかれさま」
床床鳴り、床下の材の傷み足の裏で、今日の自分を確かめる
窓・サッシ金属の熱による伸び縮み窓を開けて、空気を入れかえる
家電・コンセントのそば動作音。焦げたにおいは別の話確認が先。返事はそのあと

天井や壁のラップ音

天井や壁は「見えない部分」、床は「土台」、窓は「外との境界」と読むページもあります。遊びとしては、ぼくも嫌いではありません。天井で鳴ったら「最近、上のほう(頭)ばかり使ってたかな」。床で鳴ったら「足元、大丈夫かな」。そんなふうに、自分の暮らしをふり返るきっかけに使うくらいなら楽しいと思います。

ただ、「天井で鳴ったから、この霊です」とまでは、ぼくには言えません。

音の高さで吉と凶がわかる説

「高く乾いた音はよい知らせ、低く重い音は悪い知らせ」という説もあります。音の感じ方として、面白いなとは思います。でも、低い音が鳴るたびに身がまえて暮らすのは、ちょっともったいない気がします。低音に罪はありません。

家電のそばで鳴るとき

家電が気になるときは、物が壊れるスピリチュアルな意味 や 静電気の記事 でも遊んでいます。ただ、パチパチと焦げたにおいは、見えない世界の話の前に、現実のほうで止めてください。NITE(製品評価技術基盤機構)の資料では、プラグのまわりについたほこりや水分から火花が出て、発火につながる「トラッキング現象」が注意されています。


ラップ音が夜に鳴る、急に増えた、何度も鳴るとき

夜中や寝る前に鳴る

現実の側では、さっきの「夜は冷えて縮む」「夜は静かで目立つ」があります。

あえて読むなら、夜は、一日じゅう外に向けていた耳が、内側と部屋に戻ってくる時間です。昼間は聞こえなかったものが聞こえるようになるのは、ゆるんできたからかもしれません。「夜中に鳴るのは霊が活発だから」と怖がるより、「静かになったんやな」でいいのではと思います。寝る前なら、「今日は留守です」と言って、そのまま寝てしまってかまいません。

急に増えた

季節の変わり目、暖房や冷房を使いはじめたころ、加湿器を置いたとき、大きな家具を動かしたとき。まず、暮らしの側で変わったことを見てみます。地震のあとに増えて収まらないときは、冒頭のとおり専門の方に。

あえて読むなら、音が増えたのは、音に気づくあなたが増えたのかもしれません。気にしはじめると、よく聞こえるようになるものです。それに、転機や引っ越しの前後など、自分の中がざわざわしている時期は、物音にも敏感になりそうです。「変化のサインだ!」と急いで何かを決めなくても、「最近ざわざわしてるな」と気づくくらいで十分だと思います。

何度も鳴る、同じ場所で鳴る

何日の何時に、どこで鳴ったかをメモしておくと、現実の原因も見つけやすくなります。朝晩の冷えこみと重なる、お湯を使ったあとに鳴る、という具合です。あとで読み返すと、それはそれで面白い記録になります。

「3回鳴ったら何のサインですか?」と数の意味を探したくなるかもしれませんが、ぼくには、回数の意味はわかりません。何度も呼ばれている気がするなら、一度だけゆっくり返事をして、あとは放っておけばいいと思います。チャイムを何度も鳴らされたからといって、出なければいけないわけではないですから。

話している最中や、考えごとの最中に鳴る

ドキッとしますよね。「今の話に反応した!」と感じるのは、とても人間らしいことだと思います。何か大事なことを考えていたんだな、と気づくきっかけにする。ぼくの使い方は、そのくらいです。音をゴーサインや中止の合図にして、大事なことを決めなくていいと思います。

ほかの人には聞こえない

家族に聞いても「鳴ってないよ」と言われる。耳の中や頭の中で鳴っている感じがする。それは、冒頭に書いたとおり、耳や心の専門の方に聞いてみてほしいところです。

耳鳴りの読み方は 耳鳴りのスピリチュアルな意味 に、幻聴や幻覚の話は 幻聴や幻覚のスピリチュアル的意味 に書いています。ただ、順番としては、見えない世界の話はそのあとで、がいいと思っています。


ラップ音が気になるときに、ぼくがおすすめすること

  1. 家と電気のことを先に片づける:冒頭の音やにおいがあれば、専門の方へ。安心してから遊ぶ
  2. いつ・どこで・どんな音か、メモする:天気や暖房も書いておくと、原因にも近づける
  3. ひと息ついてから、返事を選ぶ:「はーい」「今日は留守です」「部屋を整えますね」
  4. 窓を開けて、掃除して、好きな音楽をかける:部屋の波動の記事に、くわしい方法を書いています
  5. 塩を使うなら、ひとつまみ:ぼくは 低級霊の対処の記事 に、盛り塩は「ここにおばけよく出るで〜」とお知らせしているみたいで「あんまり好きじゃありません」と書きました。ぼくの場合は、ひとつまみなめて、水を一杯飲んで終わりです。もちろん、盛り塩をして落ち着く方は、それでいいと思います
  6. 意味を調べるのは、いったんやめる:調べるほど説が増えて、次のパキッが怖くなることもあります。今夜はスマホを置いて寝る、も立派な返事です
  7. 自分が元気になることをする:部屋より先に自分が落ち着かない夜には、横になって受け取るだけの ヒーリングセッション という手もあります。音を止めるためのものではなく、ゆるむ時間として。ヒーリングそのものについては ヒーリングとは? に書きました

ラップ音のよくある質問

Q. ラップ音と家鳴りの違いは何ですか?見分けられますか?

はっきり線を引く方法を、ぼくは知りません。「空気を震わせる音はラップ音」「高い音は霊」と書くページもありますが、確かめられた話ではないと思います。まず、時間や天気、暖房、水を使ったタイミングと重なるかを見てみる。それで説明がつけば家鳴りでいいし、つかなくても、怖がらなければならないわけではありません。

Q. 急に音が増えました。まず何をすればいいですか?

バキッ・メキメキという音、家が揺れる音、ひび割れやドアの開けにくさ、シミやカビのにおい、地震のあとに増えた音は、建てた会社や管理会社、住宅の専門家に相談してください。焦げたにおいがするなら、その家電やコンセントを使うのをやめて。耳の中や頭の中で鳴る音、とくに片耳だけ、最近はじまった、めまいや歩きにくさがあるときは耳鼻科へ。ほかの人には聞こえない声や、悪口・命令のような声が聞こえるときは、心療内科や精神科、保健所などへ早めに。お薬を飲んでいる方は、主治医に聞いてみてください。霊かどうかは、そのあとでも考えられます。

Q. ラップ音は霊がいるサインですか?

そういう説はありますが、音だけで決められるものではないと、ぼくは思います。いるっぽいなあ、とは思っていますが、いたとしても、住んでいるのはあなたです。「今日は留守です」で大丈夫だと思います。

Q. 夜にラップ音が増えるのはなぜですか?

昼にあたたまった建材が冷えて縮むこと、夜は静かで音が目立つことが、現実の側の説明としてあります。あえて読むなら、耳が内側に戻ってくる時間、という見方もできるかなと思います。

Q. ラップ音は亡くなった人からのメッセージですか?

ぼくには、そうだとも違うとも言えません。「あの人かな」と感じて少しあたたかくなるなら、その感じを大事にしていいと思います。「恨まれている」「供養が足りない」のように怖くなる話は、気にしなくて大丈夫だと思います。

Q. 賃貸やマンションでも鳴りますか?

鳴るそうです。木材だけでなく、鉄骨や窓サッシの伸び縮み、配管の音、上下の部屋の音もあります。気になるときは、管理会社に聞いてみるのがいちばん早いと思います。

Q. ラップ音がするなら、盛り塩や浄化は必要ですか?

必要、とはぼくは思いません。窓を開ける、掃除をする、音楽をかける。気持ちよくなることを、やりたい分だけで十分です。盛り塩をして落ち着くなら、もちろんそれも。

Q. 引っ越したほうがいいですか?

音だけを理由に急いで決めなくていいと思います。そのうえで、家の傷みがわかったとき、どうしても居心地がよくないとき、夜に眠れない日が続くときは、「この部屋が合わなくなった」でふつうに引っ越していいと思います。霊のせいにしなくても、住む場所は、住む人が選んでいいのです。


まとめ|ラップ音には、返事を選べる

  • 大きな音、ひび割れ、焦げたにおいは、先に現実の確認を。耳や頭の中で鳴る音、人に聞こえない声は、専門の方へ
  • ラップ音は、家鳴りや配管などで説明がつくことも多い。それでも、ぼくはあえて見えない側でも読む
  • rap はコンコン。いちばん有名なラップ音の話は、女の子が音に話しかけた話として伝わっている
  • 音は、呼びかけくらいかもしれない。でも命令でも判決でもない。住んでいるのはあなた
  • 返事は「はーい」「今日は留守です」「部屋を整えますね」の3つくらいで足りる
  • ビクッとするのは探知機が働いているから。怖い夜を前進の証拠にしなくていい
たっかぶり
たっかぶり

ほな次にパキッて鳴ったら、どうすんの?

まめたろう
まめたろう

ビクッとする。ほんで「はーい」。

たっかぶり
たっかぶり

向こうが「はーい」って返してきたら?

まめたろう
まめたろう

それはもう、住まいるダイヤルでは無理やな。

たっかぶり
たっかぶり

急に真顔で窓口の話せんといて!

まめたろう
まめたろう

ほな、韻でふんどくわ。パキッと鳴っても、ビクッとするだけ。

たっかぶり
たっかぶり

……ラップ音て、そういうことちゃうやろ!


この記事を書いた人

網倉彩人(まめたろう)|ろばのせかい
ヒーリングセッション経験1万件以上。シータヒーリング認定インストラクター。運営:株式会社ろばのせかい。見えない世界を、楽しみながら本気で探求しています。
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あわせて読みたい

参考にした本・資料

  • ベッセル・ヴァン・デア・コーク『The Body Keeps the Score』(煙探知機と見張り塔のたとえ)
  • エックハルト・トール『The Power of Now』(音と静けさ)
  • 長野県林業総合センター 技術情報「住環境下における部材の含水率」(https://www.pref.nagano.lg.jp/ringyosogo/seika/gijyutsu/documents/052-4.pdf)
  • 東急リバブル「家鳴りの原因」(https://www.livable.co.jp/l-note/life/g40044/)
  • CREX「新築の家鳴りの原因」(https://crexgroup.com/ja/home-building/planning/new-house-creaking-causes/)
  • 水道技術研究センター「水道技術ジャーナル Q&A:ウォーターハンマーへの対応事例」(横浜市水道局。https://www.jwrc-net.or.jp/docs/publication-outreach/qa/09-113.pdf)
  • NITE(製品評価技術基盤機構)「テレワークで大混雑 プラグ・コードの取り扱いに注意」2020年(https://www.nite.go.jp/data/000117533.pdf)
  • 住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター。https://www.chord.or.jp/)
  • MSD Manual Consumer Version「Ear Ringing or Buzzing」(https://www.msdmanuals.com/en-gb/home/ear,-nose,-and-throat-disorders/symptoms-of-ear-disorders/ear-ringing-or-buzzing)
  • 田中伸明ほか「耳鳴を伴った頭内爆発音症候群の1例」『耳鼻咽喉科・頭頸部外科』86巻13号、2014年(「はじめに」の部分)
  • こころの情報サイト(国立精神・神経医療研究センター)「統合失調症」(https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=tQtLd1xVUp1wHJMQ)
  • History.com「The Fox Sisters」(https://www.history.com/articles/ghost-hoax-spiritualism-fox-sisters)
  • Wikipedia(英語版)「Fox sisters」「Exploding head syndrome」、Wikipedia(日本語版)「家鳴」

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