今回のテーマは「ハイヤーセルフと魂」です。
※この記事は、「ハイヤーセルフと魂」についてその違いがあるのかないのか答えのない問いに答えてみようというチャレンジングな内容になります。
ハイヤーセルフや魂については、目には見えない存在なので、はっきりと明確に、例えばカブトムシとクワガタみたいにその違いが明確になっているわけではないとぼくは思います。
ただ、1つの定義観点としてこのハイヤーセルフと魂に違いをつけるならわかりやすい説明が存在します。
ハイヤーセルフは高次元の自分なので何人も存在しますが、魂はおそらく1つです。ただこれも一つの考え方には過ぎないので自分の好みで決めればいいんだと思いますけどね。
今回はそんなロマンあふれるハイヤーセルフと魂の話です。
- ハイヤーセルフについて知りたい人
- 魂について知りたい人
- ハイヤーセルフと魂の違いについて知りたい人
ハイヤーセルフってなに?
まずはそもそもハイヤーセルフってなんなのかってところから説明してみます。
波動の高い自分
ハイヤーセルフとはなにか?という問いにシンプルに答えるなら、
現世におけるブロックのない自分の意識です。ブロックがないので、高次元の自分とか、肉体としての自分を超え(肉体のあやふやさを認め)、無や永遠の存在(肉体だけではない色々な知性がある自分に気が付いた自分)としての自分なんて言われ方もします。
これ、宗教に置き換えると、キリスト教だとスピリット、仏教だと仏性、ヒンドゥー教だとアートマンです。それぞれ人格化するのであれば、イエスキリストやブッダとかって捉えてもいいのかなと。
てきとうな感じに言っちゃえば、例外なく全員が、ブッダみたいな自分がいる。それがハイヤーセルフです。みたいな感じでしょうか。
宗教における超越的な存在や、悟り的を開いた存在をスピリチュアルやニューエイジ分野ではハイヤーセルフと呼んでいるだけかなと僕は感じています。
ハイヤーセルフにおけるいろいろな解釈
スピリチュアルは大まかに分けて、20世紀まで(2012年のアセンション論)の考えと21世紀以降の考えに分けれらると感じます。
ハイヤーセルフもこれに準じて考えると解釈がまだらなところにピントが合います。
ハイヤーセルフは外側
古典的なスピリチュアルな解釈は、自分の外側に「真理」があると考えていたので、ハイヤーセルフも似たような存在だという意見が主流でした
なので、自分を超えたすごい自分、完璧で神のような存在。みたいな少し、今の自分よりももっと「外」になにかやばいやつがいるって考えです。
こちらは、チャネリングすると、人格化・擬人化されやすい感じです。
ハイヤーセルフは内側
一方で、今の主流は、内をみるスタイルです。
なのでハイヤーセルフは、外側で守ってくれる神さまとか、すべての答えを知っている超越的な自分というよりも、素の自分みたいな解釈がメインになっています。
言葉にすると、自分の奥の奥にいる自分です。要するに様々なブロックがない自分です。(エゴはあるけどね。)
こちらはチャネリングすると、擬人化はされにくく、エネルギー・そういう感じみたいなあやふやな感じの捉え方が多いです。
どっちが正しい?
ぼく個人としては、ハイヤーセルフは外側だろうと内側だろうと、しっくりくればどちらでもいいんじゃない。って思います。
好みがありますから。
ちなみに、ぼくは自分のハイヤーセルフや誰かのハイヤーセルフに繋がったりするとき、まずはエネルギー的に感じて、伝える必要があるのであれば、イメージ(擬人化・キャラ化)します。
ほとんどがただのエネルギーですよ。
そっちの方がエンタメ的に面白いし自分が楽しめるときが多いのでそうしている気分です。
魂とは?輪廻転生した様々な意識
一方で魂についてはこんなことが言われています。
魂とは?
魂とは何か?についても、答えがあるものではないと思います。
ただ、あえて定義づけをするのなら、多次元的存在で、いろいろな時代を生きた(輪廻転生をした)意識だと思います。
理由としては、肉体を前提としなくても万物は「魂」からの派生(ワンネス)というフィクションも考えられるからです。
なので、身近な言葉に置き換えるのであれば、個としての心や(エネルギー的な)「記憶」の集合体です。潜在意識との違いは、肉体のない人生の記憶も魂はもっているという点です。
イメージでわかりやすくいうとこんな感じです。肉体がある人生も、肉体がない人生も僕らは様々な記憶としてもっていますが、その大元が魂になっています。
ハイヤーセルフと魂の違いは、これだとめちゃくちゃわかりやすくて、ハイヤーセルフは現世(その時の人生における)のブロックのない自分ですので、赤い人にも黄色い人にもハイヤーセルフはいます。
魂のおすすめ浄化方法!スピリチュアルにおける魂が汚れる原因は?
ハイヤーセルフと魂の違い
ハイヤーセルフと魂
この図が個人的にはわかりやすいと思います。
ハイヤーセルフは繰り返しになりますが、現世でのブロックのない自分の意識です。一方で、魂はそのブロックのない自分も、あるいは過去世で生きた肉体も過去世のハイヤーセルフも統合している意識です。
「犬」で例えるなら、原種のオオカミが魂で、プードルが現世の自分で、チワワが過去世の自分で、シュナウザーが未来世の自分。そして、その現世、過去世、未来世にはそれぞれブロックのない、プードル、チワワ、シュナウザー(=ハイヤーセルフ)がいるみたいなイメージです。
ぼくはこんな感覚でとらえています。
色々な解釈をしてもいい
とはいえ、これが正解で、あとは不正解と言われるかとそうではないのがスピリチュアルの面白いところです。
例えば、ハイヤーセルフや今の自分を個別に分かれているものとしてみる見方をするならば、大元の魂があって、そこから派生して飛び降りたのがハイヤーセルフや自分になります。
逆に、ハイヤーセルフを分かれているものではなく大元としてみる見方をしてもいいと思います。つまり、ハイヤーセルフが派生して個々の魂を持つようになったとも言えるのかなと。
前者の場合、ハイヤーセルフは変わり、後者の場合、ハイヤーセルフは変わらない。みたいなイメージでしょう。そして、前者の場合、魂は変化しない、後者の場合は、魂は変化する。という説明も面白いです。
どこかにいる自分
魂もハイヤーセルフも完璧完全に説明しうることはとても難しいのですが、ぼく自身は、個人の枠でみるのであれば、すべての領域にいる自分だと捉えます。
全体としての枠でみるのであれば、自分=他のすべてのものなので、ハイヤーセルフも魂もエネルギーの密度や濃さが違うだけでやっぱり自分になります。
○○と繋がる。という文脈において、この○○に、魂、ハイヤーセルフ、本質、深層心理、潜在意識、本来の自分。みたいに自分にとってしっくりくるものを選ぶだけでいいのかなという気もしています。
みなさんはどう感じるでしょうか?
ハイヤーセルフや魂と繋がる目的って何?
ハイヤーセルフと魂の違いについては正直どちらでもいいと僕は思っているのですが、そもそもなんでそういう意識とつながるかについてははっきりと明確にメリットがあると思います。
それは今の自分の人生で何をするのがいいのか=自分の使命や目的がわかる点です。だからつながっている先が魂であれ、ハイヤーセルフであれ、なんでもいいんですが、
今回の人生で自分が神(純粋なエネルギーとしての創造主)にどんな課題を提出したかは知りたいですよね。
それを知っているのが魂であり、ハイヤーセルフだと思います。
ハイヤーセルフと繋がる目的
僕自身、ハイヤーセルフと繋がり何を話すかというと以下のようなことです。
- 何をしたいのか?
- 何のためにしたいのか?
- 何を幸福と感じるのか?
- どんな感覚感情を感じたいのか?
- 3次元(3層)のことを知っているか?
ハイヤーセルフは現世においてブロックのない自分なので、パワフルなのは間違いないです。ただ、自分がやりたい方向性と望む人生の方向性とあっているかを確認するために僕はよく話をします。
また、ブロックのない自分の意識なので、お金というものを知らなかったり、移動するには飛行機に乗って移動するみたいなことも知らずテレポーテーションで行けると思っているやつも本気でいます。
例えば、自分の望む未来が、「お金持ち」だったとしましょう。
ハイヤーセルフと話す例
お金持ちになりたいんだが!
は?そんなことより、いろんな人をサポートする方が幸せですけど何か?
なんのためにいろんな人をサポートしたいの?
今回の人生でいろんな人をサポートすることで、慈愛を学べるからよ。
いろんな人をサポートをするには3次元では「お金」があると便利って知ってた?
は?お金って何?
「お金」はこれだよ!(いろんなお金をみせる僕。)
これがあって何になるの?
これを使うと色んな場所を借りられたり、いろんな人が集まってくる装備が整うみたいなイメージよ。
じゃあ、結果いろんな人と交流が生まれて、サポートするって目的がやりやすくなるってこと?
頭いいやん!そう、だからお金持ってきてね。そんでサポートもたくさんしていこうで。ついでに健康があると便利よ。
OK~
てなイメージです。ハイヤーセルフがやりたいことは結構3次元のルールを越えて言ってくるのでうまいこと話して一緒の意識を向けると望む未来が創造しやすくなります。
魂と話す目的
一方で、僕は魂と話すときも上のような4つの方向性で聞くことが多いです。
魂はいろんな時代や時、いろんな人生を知っているのでハイヤーセルフとは違った観点でヒントや今の人生がより自分らしい自分の本当に望む方向へと進めるアイディアが得られます。
どちらとどんなふうに話してもいいんですが、僕はやっぱり、今の人生をめちゃくちゃ面白くするために、そしてリアルに変えるために話すのがいいと思います。スピリチュアルって現実を変える素晴らしいツールなので。
ハイヤーセルフや魂と繋がる方法は?
ハイヤーセルフと繋がる方法は無限にありますが、今回は潜在意識をベースにピックアップしてみました。
瞑想
脳から生じる一定のリズムや周波数のことを脳波といいます。
人間の脳波は、ガンマ、ベータ、アルファ、シータ、デルタの5つの状態に分けれられると考えられています。
いわゆる、変性意識、脳がとてもリラックスして、こちらとあちらの境界が曖昧にあるときは、シータ波のときといわれます。
つまり、ハイヤーセルフと繋がる(≒潜在意識にアクセスする)には、心身をとてもリラックスさせ、顕在意識の活動領域を減らし、眠るか眠らないかの状態に意識的にもっていけるかがポイント。という考えです。
顕在意識レベルを下げ潜在意識にアクセスする方法
この脳のリラックス的な方法で言うと、いくつかあるので紹介してみます。
- 瞑想
- 瞑想しながらの自動書記やダウンジング
- 半覚醒状態(眠る直前)
- etc…
おそらくもっとたくさんあるんですが、ポピュラーなものはこんな感じです。
どれも特別なものではなく、眠りそうな自分にリラックスして身をゆだねる。みたいななんとも曖昧な感じでわかりにくいのがこれらの方法です。
脳の「起きている」という状態を下げるわけなので当然っちゃあ当然ですよね。
よっしゃああ!つながった!!!と実感できたらそれ、脳の「誤認」とも言えちゃうわけなので。
ちなみに、僕がやっているシータヒーリング講座はこういうことをたくさんしますので興味がある方はぜひ。自分の目的や自分の使命はリーディングしてもらうのもいいんですが、自分のことは自分がよくわかります。
ハイヤーセルフや魂と繋がったりでトリップしてますか?
スピリチュアルな概念とか方法論って、決まっていないものがほとんどで、基本系みたいなものも変わるので面白いところではあります。
それがとっつきにくさ、あるいはとっつきやすさと捉えるのかは本人次第ですが、個人的にはとても面白い分野だと感じます。
ハイヤーセルフと繋がったり、統合するのは、いわゆるエゴの自分とエゴじゃない自分とを分ける作業というよりは、その二元した世界観にそっとさよならを告げ、グラデーションとして染み渡らせることだと思っています。
興味の尽きない、答えのない世界ですね。
みなさんは日々どんな感じにトリップしているでしょうか?
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。質問や意見がありましたらぜひコメントにて。
こんにちは
面白い記事ありがとうございます!
「心身をとてもリラックスさせ、顕在意識の活動領域を減らし
眠るか眠らないかの状態を
「意識的に」
もっていけるかどうか」
「意識的に」が味わい深いですね
コメントありがとうございます^^
意識的に、練習してって感じですよね!
それかただ眠るかです笑