
今回のテーマは「ハイヤーセルフと魂」です。

人それぞれやで!
※この記事は、「ハイヤーセルフと魂」についてその違いがあるのかないのか答えのない問いに答えてみようというチャレンジングな内容になります。
先日、ありがたいお誘いがあり、リトリートトリップなるものにオンラインで参加させていただきました。
僕なんかが、偉そうに語れる立場ではないにもかかわらずこういった機会は、今までやったことがないのでとても新鮮でした、ありがとうございます。
トリップのテーマは「自分が肉体だけの存在ではないかも。」だったので、ハイヤーセルフと魂の話が出てきた感じです。
正直、ハイヤーセルフとは?魂とは?について完璧なるアンサーはないんですよね、だってそれがスピリチュアルなので。
ただ、思うところをシェアしていこうと思います。
今回のお話の流れ!
- ハイヤーセルフとは何ですか?
- 魂とは違うの?
- ハイヤーセルフや魂と繋がるとどうなる?
- 繋がる方法など
- まとめ
改めて考えるハイヤーセルフってなに?
こんな質問をされたので、もう一度おさらいしてみましょう。
まあ、答えはないんですけどね。
「無」の自分、奥の自分
ハイヤーセルフとはなにか?という問いにシンプルに答えるなら、
肉体としての自分を超え(肉体のあやふやさを認め)、無や永遠の存在(肉体だけではない色々な知性がある自分に気が付いた自分)としての自分です。
これ、宗教に置き換えると、キリスト教だとスピリット、仏教だと仏性、ヒンドゥー教だとアートマンです。それぞれ人格化するのであれば、イエスキリストやブッダとかって捉えてもいいのかなと。
てきとうな感じに言っちゃえば、例外なく全員が、ブッダみたいな自分がいる。それがハイヤーセルフです。みたいな感じでしょうか。
宗教における超越的な存在や、悟り的な概念をスピリチュアルやニューエイジ分野ではハイヤーセルフと呼んでいるだけかなと僕は感じています。
ハイヤーセルフってどんな存在?高次元の自分における解釈とイメージ
ハイヤーセルフ、高次元の自分における解釈論の変遷
スピリチュアルは大まかに分けて、20世紀まで(2012年のアセンション論)の考えと21世紀以降の考えに分けれらると感じます。
ハイヤーセルフもこれに準じて考えると解釈がまだらなところにピントが合うでしょう。
ハイヤーセルフは外側にいる。
古典的なスピリチュアルな解釈は、自分の外側に「真理」があると考えていたので、ハイヤーセルフも似たような存在だという意見が主流でした。
なので、自分を超えたすごい自分、完璧で神のような存在。みたいな少し、今の自分よりももっと「外」になにかやばいやつがいるって考えです。
こちらは、チャネリングすると、人格化・擬人化されやすい感じです。
ハイヤーセルフは内側にある。
一方で、今の主流は、内をみるスタイルです。
なのでハイヤーセルフは、外側で守ってくれる神さまとか、すべての答えを知っている超越的な自分というよりも、素の自分みたいな解釈がメインになっています。
言葉にすると、潜在意識とか魂とか自分の奥の奥にいる自分です。
こちらはチャネリングすると、擬人化はされにくく、エネルギー・そういう感じみたいなあやふやな感じの捉え方が多いです。
20世紀スピリチュアルと21世紀スピリチュアルにおける特徴の違い
どっちが正しい?
ぼく個人としては、ハイヤーセルフは外側だろうと内側だろうと、しっくりくればどちらでもいいんじゃない。って思います。
好みがありますから。
ちなみに、ぼくは自分のハイヤーセルフや誰かのハイヤーセルフに繋がったりするとき、まずはエネルギー的に感じて、伝える必要があるのであれば、イメージ(擬人化・キャラ化)します。
そっちの方がエンタメ的に面白いし自分が楽しめるときが多いのでそうしている気分です。
魂とハイヤーセルフはどう違うの?
リトリートトリップではこんな質問もされたので改めて考えてみました。
魂とは?
魂とは何か?についても、答えがあるものではないと思います。
敢えて言葉にするのであれば、「霊魂」、肉体から離れても不滅のやつ。って感じになるんでしょうけど、おそらくこれだと魂の一部ってイメージがあります。
理由としては、肉体を前提としなくても万物は「魂」からの派生(ワンネス)というフィクションも考えられるからです。
なので、身近な言葉に置き換えるのであれば、個としての心や(エネルギー的な)「記憶」、全としての心や「記憶」なんて感じじゃないでしょうか。
集合意識。なんて言葉も面白いかもしれません。見えないらしいけど漂っているやつですね。
魂のおすすめ浄化方法!スピリチュアルにおける魂が汚れる原因は?
ハイヤーセルフと魂の違い
だから、こちらも捉え方によってその解釈が異なります。
例えば、ハイヤーセルフや今の自分を個別に分かれているものとしてみる見方をするならば、
大元の魂(集合意識やワンネス)があって、そこから派生して飛び降りたのがハイヤーセルフや自分になります。
逆に、ハイヤーセルフを分かれているものではなく大元としてみる見方をしてもいいと思います。
つまり、ハイヤーセルフ(集合意識やワンネス)が派生して個々の魂を持つようになったとも言えるのかなと。
前者の場合、ハイヤーセルフは変わり、後者の場合、ハイヤーセルフは変わらない。みたいなイメージでしょう。そして、前者の場合、魂は変化しない、後者の場合は、魂は変化する。という説明も面白いです。
どこかにいる自分
魂もハイヤーセルフも完璧完全に説明しうることはとても難しいのですが、ぼく自身は、個人の枠でみるのであれば、すべての領域にいる自分だと捉えます。
全体としての枠でみるのであれば、自分=他のすべてのものなので、ハイヤーセルフも魂もエネルギーの密度や濃さが違うだけでやっぱり自分になります。
○○と繋がる。という文脈において、この○○に、魂、ハイヤーセルフ、本質、深層心理、潜在意識、本来の自分。みたいに自分にとってしっくりくるものを選ぶだけでいいのかなという気もしています。
みなさんはどう感じるでしょうか?
ハイヤーセルフや魂と繋がるとどうなる?日常における影響は?
今回の質問で一番難しかったのがこれです。笑
どうなるかはあなた次第です。みたいなところが大きいんですが、僕にとって繋がるとどうなる?はたぶん一生を通じて体感していくものの1つだからです。
繋がったら完璧説
ハイヤーセルフを外側の何かとして捉える古典的なスピリチュアルな風潮をくみ取るのであれば、
ハイヤーセルフと繋がった場合、以下のようなことが起きそうと言われます。
- 愛と光であふれる人生
- スーパーポジティブ
- 人生に完璧な答えがみつかる
- 神のお告げや宇宙人のメッセージ受信
- ネガティブなことなんか起きない
- etc..
ちょっとおおげさですが、なんかすごそう!って感じですよね。
繋がっても曖昧?!
一方で、ハイヤーセルフを内側にみる考えはもう少しやんわりしています。
なので繋がるとどうなる?っていうのもすごく曖昧になります。
- なんとなく完璧かも
- ちょい俯瞰した自分に気が付く
- シンクロにぼんやり思える
- ぼーっとする
- アハ体験的なやつ
- 気づきや学びを受ける
- etc..
繋がるとどうなるかは本当に個人差があるんですが、ジャッジメント要素がそがれ、純真な自分とコンタクトするんで、わりと曖昧なゾーンが多い気もします。
物理次元のように白黒、光と闇みたいにはっきりしないところがあるという思い込みがあるだけかもしれませんけどね笑
日常における影響は副産物くらいがちょうどいい?!
ぼくはハイヤーセルフと繋がると完璧!みたいな説、全然納得いっていないわけではなく、確かにそういうスーパーポジティブ!!みたいなことも起きると思います。
ただ、感覚としては、スーパーポジティブ!!ってスーパーネガティブ!!もあり得るし、完璧じゃないことも鑑みる世界観だから、やっぱりちょっと極端でおおげさだよな。
と感じます。すべてパーフェクトワールドがハイヤーセルフの自分が言う決め台詞のような気もしています。
なので、けっこうあいまいですが、日常における影響は副産物的な感じで、いろんなグラデーションの世界を能動的に選択できる。
そんな選択肢があることに気が付くことがわりと大きいのかもなって感じです。ハイヤーセルフにもエゴはあるでしょうし。
みなさん繋がってるときどんなイメージでしょうか?
ハイヤーセルフの声やメッセージが嘘か本物か見分ける方法ってある?
ハイヤーセルフと繋がる方法ってどんなものがありますか?
ハイヤーセルフと繋がる方法は無限にありますが、今回は潜在意識をベースにピックアップしてみました。
変性意識、トランス状態
脳から生じる一定のリズムや周波数のことを脳波といいます。
人間の脳波は、ガンマ、ベータ、アルファ、シータ、デルタの5つの状態に分けれられると考えられています。
いわゆる、変性意識、脳がとてもリラックスして、こちらとあちらの境界が曖昧にあるときは、アルファ、シータ波のときといわれます。
つまり、ハイヤーセルフと繋がる(≒潜在意識にアクセスする)には、心身をとてもリラックスさせ、顕在意識の活動領域を減らし、
眠るか眠らないかの状態に意識的にもっていけるかがポイント。という考えです。
顕在意識レベルを下げ潜在意識にアクセスする方法
この脳のリラックス的な方法で言うと、いくつかあるので紹介してみます。
- 瞑想
- 瞑想しながらの自動書記やダウンジング
- 半覚醒状態(眠る直前)
- etc…
おそらくもっとたくさんあるんですが、ポピュラーなものはこんな感じです。
どれも特別なものではなく、眠りそうな自分にリラックスして身をゆだねる。みたいななんとも曖昧な感じでわかりにくいのがこれらの方法です。
脳の「起きている」という状態を下げるわけなので当然っちゃあ当然ですよね。
よっしゃああ!つながった!!!と実感できたらそれ、脳の「誤認」とも言えちゃうわけなので。
睡眠や夢で潜在意識やハイヤーセルフ、パラレルワールドに繋がる方法
まとめ:ハイヤーセルフと繋がったりでトリップしてますか?
スピリチュアルな概念とか方法論って、決まっていないものがほとんどで、基本系みたいなものも変わるので面白いところではあります。
それがとっつきにくさ、あるいはとっつきやすさと捉えるのかは本人次第ですが、個人的にはとても面白い分野だと感じます。
ハイヤーセルフと繋がったり、統合するのは、いわゆるエゴの自分とエゴじゃない自分とを分ける作業というよりは、
その二元した世界観にそっとさよならを告げ、グラデーションとして染み渡らせることだと思っています。
興味の尽きない、答えのない世界ですね。
みなさんは日々どんな感じにトリップしているでしょうか?
改めて面白い機会だったなあと感じ、感謝です。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。質問や意見がありましたらぜひコメントにて。
こんにちは
面白い記事ありがとうございます!
「心身をとてもリラックスさせ、顕在意識の活動領域を減らし
眠るか眠らないかの状態を
「意識的に」
もっていけるかどうか」
「意識的に」が味わい深いですね
コメントありがとうございます^^
意識的に、練習してって感じですよね!
それかただ眠るかです笑