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吐き気のスピリチュアルな意味|人混み・特定の人・好転反応

吐き気にまつわるスピリチュアルメッセージ

うっ、と胸の奥がむかむかする。
人混みに出たとき。あの人と会ったあと。朝起きたとき。理由が思いあたらないのに、なんだか気持ち悪い。「吐き気にスピリチュアルな意味ってあるのかな」と、ちょっと気になっているかもしれません。

たっかぶり
たっかぶり

人混みとか、ある人に会うと、なんか気持ち悪くなるねん。これってスピリチュアル的になんかあるん?

まめたろう
まめたろう

あるかもね。……まずは、お昼ごはんが何やったかを聞こか。

たっかぶり
たっかぶり

夢がない!

まめたろう
まめたろう

体が先やからね。そのうえで、今日はあえて見えない世界の方でも読んでみよか。

吐き気は、胃腸の不調、乗り物酔い、寝不足、薬、妊娠など、いろいろな理由で起こります。続く・強い・頭痛やしびれを伴う・妊娠の可能性がある、といったときは、まず病院へ。
そのうえで、あえてスピリチュアル・エネルギー的な側面で切り取ってみる。そんな日があってもいい予感がします。

先に、この記事の答えを書いておきます。
吐き気は、体が「それ、いまは受け取らなくていいよ」と押し返してくれているサインなのかもしれません。感じる力が強い人ほど、人混みや特定の人のそばで、自分のものじゃない気持ちまで受け取りすぎてしまう。
そしてもうひとつ。吐き気を「デトックスだから」「好転反応だから」と我慢しなくて大丈夫。吐き出すまでがんばるより、最初から受け取りすぎなくていい。ぼくはそう思っています。


目次

吐き気が出たとき、身体で起きていること

吐き気は、体を守る反応

吐き気は、体が「これ以上は入れないで」「外に出したい」と知らせる、守りの反応です。胃腸だけでなく、脳、耳(乗り物酔い)、自律神経、ホルモンなど、いろいろなところが関わっているといわれます。
緊張や不安で胃がきゅっとなるように、気持ちと吐き気がつながっているのも、多くの人が体で知っていることかもしれません。

受診してほしいサイン

次のようなときは、スピリチュアルな意味を探すより先に、医療機関で相談してください。

  • 吐き気が何日も続く、くり返す
  • 何度も吐いて、水分がとれない
  • 強い頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らない、ふらつきがある
  • 胸の痛み、冷や汗、息苦しさがある
  • 強い腹痛、発熱、血や黒っぽいものを吐いた
  • 頭を打ったあと、薬を飲み始めてから
  • 妊娠の可能性がある

体のケアと、見えない世界の読み方は、どちらかを選ぶものではありません。両方あっていいと思います。


5つのエネルギー体から見る吐き気

5つのエネルギー体モデル

ろばのせかいでは、人の体を5つの層で見ています。

  • 肉体:胃、食道、吐き気そのもの
  • エーテル体:気の流れ、経絡
  • アストラル体:感情
  • メンタル体:信念、思いこみ
  • コーザル体:魂、カルマ

吐き気は、「入ってきたものを、外に返す」反応です。食べ物だけでなく、出来事、言葉、場の空気、人の気持ち。体は、何を受け取って、何を返すかを、5層ぜんぶで選んでいるのかもしれません。
だから、吐き気を「胃が弱い」だけで終わらせずに、5層のつながりで眺めてみる。それがこの記事の読み方です。


東洋医学から読み解く吐き気のスピリチュアルな意味

胃の気は「下りる」もの

東洋医学では、胃の気は上から下へ、下りていくのが自然な流れと考えます。食べたものを受け取って、下へ送る。シンディ・デールも『The Subtle Body』の中で、胃の経絡は気を下へ下ろす役目をもつ、と書いています。
この流れが反対に上へ向かうことを「胃気上逆(いきじょうぎゃく)」といい、吐き気やげっぷ、しゃっくりとして出やすいといわれます。

もうひとつ、東洋医学には「肝気犯胃(かんきはんい)」という見方もあります。怒りやイライラ、ストレスで肝の気がつまると、そのいきおいが胃にぶつかる。胃痛のスピリチュアルな意味 で書いた「肝が脾胃を犯す」と同じ話です。
下りたい流れと、上がってくる流れ。吐き気は、そのぶつかり合いが起きているところ、と見ることもできそうです。

吐き気と関係する経絡・臓腑・感情のつながり

東洋医学では、体には経絡(けいらく)という気の通り道が走っていると考えます。吐き気と縁が深いのは、次の5本の経絡です(通り道は『The Subtle Body』と、旧記事の胃痛・胃腸の説明にそろえています)。

  • 足の陽明胃経(ようめいいけい):目の下から顔・口のまわりを通り、首の前を下りて胸・お腹へ、脚の前を通って足の第2趾まで。臓腑は胃(受け取って、下へ送るところ)。五行は「土」で、感情は思い悩み。デールは、この経絡の乱れの例に吐き気や、同じことをぐるぐる考えることを挙げています
  • 足の太陰脾経(たいいんひけい):足の親指から内くるぶし、脚の内側をのぼってお腹・胸のわきへ。臓腑は脾(胃とペアで、消化と「考え」に関わる)。感情は思い悩み。『黄帝内経』の「思傷脾(思い悩みは脾を傷める)」の脾です
  • 足の厥陰肝経(けついんかんけい):足の親指から脚の内側、下腹をのぼって、わき腹・肋骨の下(肝・胆)へ。そこからさらに体の内側を上へ向かい、口のまわりや目へ。臓腑は肝。感情は怒り。デールは、肝経は感情と気の流れをスムーズにする経絡で、吐き気や気分の波・怒りとも関わる、と書いています
  • 手の厥陰心包経(けついんしんぽうけい):胸から脇の下へ出て、腕の内側のまんなかを通り、手首の内関(ないかん)、手のひらの中央から中指の先へ。臓腑は心包(心を包んで守る袋)。五行は「火」で、感情は喜びと、気持ちを守る鎧。人との関係にも関わる経絡といわれます
  • 任脈(にんみゃく):体の前のまんなかを、下腹からおへそ、みぞおち(中脘)、胸のまんなか(膻中)、喉元(天突)、あごへと通る道。特定の臓腑や五行には入らず、体の前側の「陰」の経絡をまとめる海、といわれます。お腹・胸・喉の「受け止める」まんなかの線です

こうして並べると、受け取って下へ送る胃経と脾経、怒りの流れの肝経、人の気持ちから心を守る心包経、そして前のまんなかで受け止める任脈。吐き気は、「何をどこまで受け取るか」に関わる経絡が集まるところで起きているのがわかります。経絡が乱れたから吐き気になる、と言い切れるものではありませんが、ふり返るヒントにはなるかもしれません。

場所対応する経絡・臓腑スピリチュアルなテーマ
みぞおち任脈(中脘)・足の陽明胃経(胃)受け入れられないものを、そっと押し返している
胸のむかつき手の厥陰心包経・任脈(膻中)(心包)人の気持ちを、胸で受け取りすぎていない?
喉元任脈(天突)・足の陽明胃経(胃)飲みこんだ言葉が、上がってきている
お腹の上・わき腹足の厥陰肝経・足の太陰脾経(肝・脾)飲みこんだ怒りと、ぐるぐる考え

左右は、ろばのせかいの身体記事と同じ読み方です。わき腹や胸のむかつきが片側に寄っているときは、左=受け取る・内側・気持ち、右=与える・外・行動。左なら「受け取った気持ち」、右なら「やらなきゃいけないこと」のほうを、そっと見てみてください。

吐き気と関係する3つの経絡(胃経・心包経・任脈)

手首の「内関」と、吐き気の研究

心包経の内関(ないかん)は、手首の内側のしわから指3本分ほどひじ側、2本のすじのあいだにあるツボです。昔から吐き気のツボとして知られていて、乗り物酔いのリストバンドにも使われています。

医療の世界でも調べられていて、コクラン(医療の研究をまとめて評価する国際的な団体)のレビュー(Lee ほか、2015年)では、手術後の吐き気について、内関を刺激すると偽の刺激より吐き気が少なかったという研究がある、とまとめられています。ただし研究の質は「低い」と評価されていて、どの人にも同じようにいく、という話ではありません。
これは手術後の吐き気の研究で、スピリチュアルな吐き気の話ではありません。でも、人の気持ちから心を守る心包経に、吐き気のツボがあるというのは、ぼくはちょっとおもしろいご縁だと思っています。

経絡に沿ったやさしいセルフケア

吐き気が強いときは、無理に何かをしないで、まず楽な姿勢で休んでください。少し落ちついてから、こんなことを。

  • 内関をそっと押さえる:反対の親指を内関に置いて、口から長く息を吐く。ぐりぐり押さず、「ここにいるよ」くらいの重さで
  • みぞおちから下へ、手を下ろす:手のひらをみぞおち(任脈・胃経のあたり)に当てて、おへそのほうへゆっくり下ろす。「下りていっていいよ」と、胃の気の流れにそって3回くらい
  • わき腹をさする:肋骨の下(肝経のあたり)を、手のひらでやさしくなでる。イライラを抱えているときに

「気持ちいいな」くらいで十分です。経絡を整えようとがんばるより、受け取りすぎた自分を、ちょっと休ませる時間だと思ってもらえたらうれしいです。


吐き気の場所別メッセージ|みぞおち・胸・喉元・お腹の上

むかむかする場所によって、受け取れるメッセージが少しずつ違います。占いのように信じこむというより、自分に問いかけるネタとして、遊び半分でどうぞ。

吐き気の場所別・場面別早見表(みぞおち・胸・喉元・お腹の上・人混み・特定の人)
場所・場面象徴しているもの自分への問いかけ
みぞおち受け入れること本当は受け入れたくないもの、ある?
胸人の気持ち誰かの気持ちまで、受け取っていない?
喉元飲みこんだ言葉言えなかったこと、ある?
お腹の上怒りと考えごと飲みこんだイライラ、ない?
人混みたくさんの気配感じる力、休ませてあげてる?
特定の人その人との距離その人の荷物まで、持っていない?

みぞおちの吐き気

みぞおちは、任脈と胃経が通るところ。そして、第3チャクラのある場所でもあります。
ここがむかむかするときは、「本当は受け入れたくないこと」を、がんばって受け入れようとしているのかもしれません。納得していない頼まれごと、飲みこんだ「イヤ」。体のほうが先に「それは入れなくていいよ」と押し返している。そんな見方もできそうです。

胸のむかつき

胸のまんなかには任脈、胸から腕へは心包経が通ります。
胸がむかむかするときは、誰かの気持ちを、自分の胸で受け止めすぎているのかもしれません。相手の不機嫌、場のピリピリ。胸のざわざわについては 胸のスピリチュアルな意味 にも書いています。

喉元の吐き気

喉元は、任脈の天突があるところ。胃経も首の前を下りていきます。
喉元までこみ上げてくる感じは、言えずに飲みこんだ言葉が、上がってきているようにも見えます。喉のメッセージは 喉のスピリチュアルな意味 へ。

お腹の上・わき腹の吐き気

お腹の上からわき腹にかけては、肝経と脾経のなわばり。
ここが重く気持ち悪いときは、飲みこんだ怒りと、ぐるぐる考えがセットになっているのかもしれません。胃腸全体の話は 胃腸のスピリチュアルな意味 にまとめています。


場面別の吐き気|人混み・特定の人・朝・急に・ヒーリング後

人混みで吐き気がする

駅、ショッピングモール、満員電車、ライブ会場。人混みで気持ち悪くなるのは、感じる力が、たくさんの人の気配を一度に拾っている状態として読めます。

ぼく自身、感覚がとても敏感になった時期がありました。YouTubeで話したことがあるのですが、最初は匂いがすごく敏感になって、人混みでは香水の匂いというより、その奥にある「その人の匂い」のようなものを感じていた。地下鉄に乗れなくなった時期もあったけれど、ずっとではなくて、だんだん慣れて落ちついていきました。
そのとき思ったのは、感じる力そのものは、悪いものじゃないということ。そして、敏感になりすぎているときは、人の影響を受けすぎて「自分がどうしたいのか」がわからなくなりやすい、ということ。だから、人混みを少し避けて、ひとりの時間をつくってあげる。ぼくはそれで十分だと思っています。

感じる力は、もともと誰でも子どものころ持っていたものです。人混みで吐き気がするのは、あなたが弱いからではなく、その力がちゃんと残っているしるしなのかもしれません。エンパス体質については エンパスとは? にくわしく書いています。

特定の人と会うと吐き気がする

「あの人と会うと、なぜか気持ち悪くなる」。
これはけっこうドキッとしますよね。「エネルギーを吸われてる?」「念を飛ばされてる?」と考えたくなるかもしれません。

ぼくは、YouTubeで「サイキックアタック」の話をしたとき、こんなふうに話していました。ムカつく気持ちのようなものを受け取ると、気持ち悪くなることはある。でも、相手はわざと送っているというより、無意識でやっちゃっていると思ったほうが楽。そして、それに同調しなければいい。いちばん強いのは、むしろ自分に向けた「わたしが悪いのかな」という気持ちのほう、と。
相手を悪者にすると、その目線でしか世界が見えなくなってしまうから。

特定の人と会うと吐き気がするときは、その人の荷物まで、自分で持とうとしていない?と聞いてみてください。それから、「この人とは、ちょっと距離をとりたい」という本音を、体が先に教えてくれているのかもしれません。距離を見直すのは、冷たいことではありません。くわしくは 一緒にいて疲れる人のスピリチュアルな意味 へ。

朝の吐き気

朝起きてすぐ気持ち悪い。寝不足、空腹、自律神経のゆらぎなど、体の理由もいろいろあります。
そのうえで見えない側で読むなら、「今日」を受け取る前に、体がちょっと身構えているのかもしれません。行きたくない場所、会いたくない人、気が重い予定。朝の吐き気が続くときは、「今日のどこが重い?」と自分に聞いてみる日があってもいいと思います。

つわり以外で、急に吐き気がする

妊娠の可能性があるときは、まず確かめてください。そのうえで、つわりではないのに急に気持ち悪くなったときは、その場の空気や、いま聞いた話を、体がとっさに「いらない」と判断したのかもしれません。
急な強い吐き気、頭痛やしびれを伴う吐き気は、意味を探すより先に受診してください。

ヒーリング後・瞑想後の吐き気

ヒーリングや瞑想のあとに気持ち悪くなると、「好転反応?」「浄化が進んでる?」と思うかもしれません。
これについては、このあとの節「吐き気は好転反応?デトックス?」で、ぼくの考えをくわしく書きます。先に一言だけ言うと、しんどさを、前に進んでいる証拠にしなくて大丈夫です。


感情から読み解く吐き気|「受け入れられない」を体が押し返す

よく言われる説:「消化できない」「受け入れられない」

吐き気のスピリチュアルな話で、いちばんよく言われるのは「消化できないもの、受け入れられないものがある」という説です。

デブ・シャピロは著書『Your Body Speaks Your Mind』の中で、吐き気を、何かが気持ちをかき乱して「吐き出して離れたい」と感じているしるし、つまり拒絶や反発の体の表れとして読んでいます。吸収したくない、受け止めたくない何かがある、と。
そしてシャピロは、こう問いかけます。「あなたが拒絶しているのは、自分自身の一部なのだろうか?」

ぼくは、ここに一つ足したいことがあります。
拒絶は、悪いことじゃない。「これはイヤ」「これは受け入れたくない」は、自分を守る大事な感覚です。怒りと同じで、境界線を教えてくれている。吐き気は、言葉にする前の「イヤ」を、体が先に言ってくれているのかもしれません。

飲みこんだ怒りが、上がってくる

もうひとつ気になるのが、飲みこんだ怒りです。
言いたいことを言わずに飲みこむ。笑ってやりすごす。東洋医学でいうと、肝の気がつまって、胃にぶつかる。飲みこんだはずのものが、むかむかと上がってくる。
怒りは悪者じゃない。ちゃんと感じていい。怒りとのつきあい方は 怒りのスピリチュアル的意味 にも書いています。

たっかぶり
たっかぶり

ほな、むかむかしたら、怒ってええってこと?

まめたろう
まめたろう

うん。まずは「むかついてたんやな」って、自分で認めるだけでもいいと思う。

たっかぶり
たっかぶり

「むかむか」と「むかつく」、ほんまに同じ字やん!

まめたろう
まめたろう

日本語、正直やね。

吐き気が出やすい人の感情パターン|セルフチェック

  • 頼まれると、納得していなくても引き受けてしまう
  • 人の不機嫌に、すぐ気づいてしまう
  • 「イヤ」と思っても、顔には出さないようにしている
  • 人が多い場所のあと、どっと疲れる
  • ひとつのことを、ぐるぐる考えつづけてしまう

信念から読み解く吐き気|「ちゃんと受け止めなきゃ」

たっかぶり
たっかぶり

でも、イヤなことでも受け止めなあかん時ってあるやん。大人やし。

まめたろう
まめたろう

それはそう。ただ、「受け止める」と「全部自分の中に入れる」は、ちょっとちがうかもね。

たっかぶり
たっかぶり

どうちがうん?

まめたろう
まめたろう

受け止めるのは、「そうなんやね」って見ること。入れるのは、相手の気持ちまで自分のお腹に入れること。お腹は、ひとり分しか入らんからね。

吐き気をくり返す人が持ちやすい信念

吐き気をくり返すときには、こんな信念が隠れていることがある気がします。

「イヤなことも、受け入れるのが大人」

「人の気持ちは、わかってあげなきゃいけない」

「波風を立てるくらいなら、わたしが飲みこめばいい」

「敏感なのは、弱いということ」

信念の4層|吐き気の根っこはどこにあるか

信念には、4つの深さがあるといわれます。

  • 核の層:この人生で身につけた思いこみ(例:場の空気を読まないと、しかられる)
  • 遺伝の層:家族から受け継いだ思いこみ(例:うちは我慢して受け入れるのがふつう)
  • 歴史の層:過去世や集合意識の記憶(例:「イヤ」と言うと、居場所を失った時代)
  • 魂の層:魂が選んできたテーマ(例:感じる力を、自分のために使う)

どの層にあるかによって、ゆるめ方も変わります。誰かのせいにするためではなく、「だからクセになっていたんだな」と知るために眺めてみてください。


魂から読み解く吐き気|第3チャクラと感じる力

第3チャクラ(みぞおち)は「わたし」と「ほかの人」の境目

みぞおちのあたりの第3チャクラは、自分の力・意志・境界線とつながるといわれます。第三チャクラの記事 でも書いたように、「人に合わせすぎて、自分の意志を忘れてきた」とき、ここが反応しやすいと見ています。
人の気持ちをキャッチするアンテナも、ちょうどこのあたりにある、と感じる人は多いかもしれません。

くり返す吐き気が伝えている3つのメッセージ

  1. 「それは、あなたの荷物じゃないよ」:人混みや特定の人の気持ちまで、持たなくていい
  2. 「イヤ、と感じていいよ」:受け入れたくない気持ちは、悪者じゃない
  3. 「感じる力を、自分のためにも使っていいよ」:人の気配を読む力で、自分の「心地いい」も読んであげる

吐き気は好転反応?デトックス?

吐き気のスピリチュアルな話を調べると、「吐き気は浄化」「デトックスが起きている」「好転反応だから出しきれば楽になる」という話がたくさん出てきます。

すてきな見方だと思います。変化の時期に、体がバタバタすることはあるかもしれません。
でも、ぼくはちょっと引っかかるんです。

吐き気を「出しきるまで我慢するもの」にしなくて大丈夫。
しんどいほど浄化が進む、ということはない気がします。「好転反応だから」と思うと、つらさがいつのまにか我慢の材料になってしまう。苦しみを前進の証拠にする考え方は、もしかしたら先祖代々の古い慣習なのかもしれません。

それに、さっきの話を思い出してみてください。吐き気が「受け取りすぎたものを押し返すサイン」だとしたら、いちばん楽なのは、出しきることより、最初から受け取りすぎないことです。人混みを少し避ける。距離をとる。「イヤ」を感じる。それでいい。
苦しまなくていい。何かを吐き出さなくても、流れは変わる。ぼくはそう見ています。好転反応については 好転反応とは? にくわしくまとめています。

ヒーリングや瞑想のあとに吐き気が出たときも同じです。まず休んで、水分をとって、続くときは受診を。そして、「浄化のためにがんばらなきゃ」とは思わなくて大丈夫です。

なお、吐く夢の話(夢占い)は、今回はしません。


吐き気とのつきあい方|今日からできる5層のケア

【今日】肉体|休む、少しずつ水分、ゆるめる

楽な姿勢で休む。少しずつ水分をとる。ベルトや服をゆるめる。強い匂いや人の多い場所から、いったん離れる。まずは、それで十分です。

【30秒ワーク】エーテル体|みぞおちから下へ、息を下ろす

みぞおちに手のひらを当てて、鼻から3秒吸って、口から6秒かけて細く長く吐く。吐く息といっしょに、手をおへそのほうへゆっくり下ろします。胃の気が下りていくのをイメージして、3回。

【感情解放】アストラル体|「本当は、何がイヤだった?」を書く

ノートに、気持ち悪くなる前のことを書いてみてください。どこにいたか、誰といたか、何を聞いたか。そして「本当は、何がイヤだった?」。
きれいな言葉じゃなくて大丈夫。「あの言い方、イヤやった」「あの場、しんどかった」。イヤを見つけるだけで、むかむかが少しゆるむこともあります。

【信念の見直し】メンタル体|「受け取らなかったけど、大丈夫だったこと」を思い出す

頼まれごとを断ったけど、関係は変わらなかった。人の不機嫌に付き合わなかったけど、誰も困らなかった。そんな経験を、ひとつでいいので思い出してみてください。「全部受け止めなきゃ」は、思っているほど本当ではないかもしれません。

【受け取る】コーザル体・創造主|横になって受け取る

受け取りすぎた気持ちは、言葉にしないまま、ゆるめる方法もあります。横になって受け取るだけのヒーリングセッション という方法もあります。ヒーリングがどんなものかは ヒーリングとは? にも書いています。

5層ケアのロードマップ

層今日今週今月
肉体休む・少しずつ水分人混みのあとは休む時間をとる続く・強いなら受診する
エーテル体みぞおちから息を下ろす内関をそっと押さえるわき腹をさする習慣
アストラル体「何がイヤだった?」を書く小さな「イヤ」を自分に認める「イヤ」をひとつ口にしてみる
メンタル体「受け取らなくて大丈夫だった」を思い出す「全部受け止めなきゃ」を見つける受け取る・受け取らないを自分で選ぶ
コーザル体「わたしの荷物じゃない」と言うひとりの時間で感覚を休める横になって受け取る

波動や場のエネルギーについて知りたい方は 波動とは? もどうぞ。


どのくらいで変わる?

体の回復のペースは人それぞれです。まずはしっかり休んでください。
そのうえで、「人混みのあと、早めに休めた」「イヤを、なかったことにしなかった」「あの人と会う回数を、自分で選べた」といった小さな変化を目安にしながら、あせらず、5層のどこかひとつから始めてみてください。


よくある質問

Q. 吐き気には、スピリチュアル的にどんな意味がありますか?

体が「それ、いまは受け取らなくていいよ」と押し返してくれている、という見方があります。受け入れたくない出来事、飲みこんだ怒り、人の気持ちの受け取りすぎ。そんな問いかけとして受け取ってみてください。もちろん、体の理由を確かめるのが先です。

Q. 人混みで吐き気がするのは、なぜですか?

感じる力が、たくさんの人の気配を一度に拾っているのかもしれません。弱いからではなく、感じる力が残っているしるしとも読めます。人混みを少し避けて、ひとりの時間をとってあげてください。

Q. 特定の人と会うと吐き気がするのは?

その人の気持ちや荷物まで、自分で持とうとしているのかもしれません。相手を悪者にしなくて大丈夫。「ちょっと距離をとりたい」という本音を、体が先に教えてくれているのかも、くらいに受け取ってください。

Q. ヒーリング後の吐き気は、好転反応ですか?

そう言われることもありますが、ぼくは「我慢するもの」とは考えていません。まずは休んで、水分をとってください。しんどさを前進の証拠にしなくても、流れは変わります。

Q. 朝の吐き気にも、意味はありますか?

寝不足や空腹など体の理由も多いので、まずはそこから。そのうえで、今日の予定のどこかに、体が身構えているのかもしれません。「今日のどこが重い?」と聞いてみてください。

Q. つわりではないのに、急に吐き気がします。

妊娠の可能性があるときは、まず確かめてください。吐き気が続く・強い・頭痛やしびれを伴う・水分がとれない、といったときは、意味を探すより先に病院へ。そのうえで、その場で受け取ったものを体がとっさに押し返した、という見方もできます。


お客様の声から

ろばのせかいのセッションを受けた方からは、こんな声もいただいています(感じ方は人それぞれです)。
「他人の評価に振り回されず、自分の感覚と存在を信頼していられる。」(40代の方)
人の気持ちを受け取りすぎていた方が、自分の感覚のほうに戻ってくる。そんな方向に、少しずつ変わっていく方もいます。


まとめ|吐き気は「それ、受け取らなくていいよ」のサイン

  • 続く・強い・頭痛やしびれを伴う・妊娠の可能性があるときは、まず受診を
  • そのうえで、あえてエネルギー的な側面で切り取る日があってもいい
  • 吐き気は、体が「それ、いまは受け取らなくていいよ」と押し返してくれているのかも
  • 東洋医学では、胃経・脾経・肝経・心包経・任脈と縁が深い。手首の内関は、吐き気のツボとしても知られる
  • 人混みや特定の人で吐き気がするのは、感じる力が受け取りすぎているしるしとも読める
  • 吐き気をデトックスや好転反応として我慢しなくていい。出しきるより、最初から受け取りすぎないこと
たっかぶり
たっかぶり

結局、気持ち悪くなったら、まず休んで、そのあと「それ、わたしの荷物?」って聞いたらええんやね。

まめたろう
まめたろう

うん。休むのが先、意味はあとから。

たっかぶり
たっかぶり

ほな、人混みの日は、帰りにまめたろうがおいしいもの買うてきてな。

まめたろう
まめたろう

……吐き気の記事のオチが、食べ物でええの?


この記事を書いた人

網倉彩人(まめたろう)|ろばのせかい
ヒーリングセッション経験1万件以上。シータヒーリング認定インストラクター。運営:株式会社ろばのせかい。見えない世界を、楽しみながら本気で探求しています。
→ プロフィールを見る


飲み込んだ気持ちが「ひっく」と上がってくる話は、しゃっくりのスピリチュアルな意味にまとめています。吐き気と同じ胃経・任脈のお話です。

吐き出さなくても、流れは変わる。横になって受け取るだけのセッション
光を両手で受け取るイメージ

「人の気持ちを受け取りすぎて、自分が何を感じているのかわからない」「何から話せばいいかわからない」。感じる力が強い方ほど、そう感じるかもしれません。

ろばのせかいのヒーリングセッションは、対話をメインにしません。最初に5分ほどお話をうかがったら、あとは目を閉じて、20〜30分横になっていただくだけ。何かを吐き出そうとがんばらなくても、受け取るだけでいい時間です。

こんな方におすすめです

  • 人混みや、特定の人のそばで、どっと疲れてしまう
  • 「イヤ」を飲みこんで、受け入れてしまうクセがある
  • しんどさを我慢せず、軽く変わっていきたい

オンライン(Zoom)・対面のどちらでも受けられます。うまく話せなくても大丈夫です。

ヒーリングセッションの詳しい内容を見る

あわせて読みたい

参考にした本・資料

  • シンディ・デール『The Subtle Body』(経絡の章:胃経・脾経・心包経・肝経・任脈)
  • デブ・シャピロ『Your Body Speaks Your Mind』
  • Lee A, Chan SKC, Fan LTY.「Stimulation of the wrist acupuncture point PC6 for preventing postoperative nausea and vomiting」Cochrane Database of Systematic Reviews, 2015(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26522652/ )

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