今回のテーマは、魂の探求です。
探すぞおおお!
※この記事は、魂の探求(ソウルサーチング)について、それがどういう意味か、そしてどうやって魂の使命を知っていくかのヒントをお伝えする内容になります。
魂の探求、ソウルサーチとは、簡単に言ってしまえば、自分探しの旅です。
自分の人生にはどんな意味があるのだろうか、自分の情熱や好奇心はどのコンパスを指標にしたらいいのか、そして自分の本当の道=使命はどこにあるのだろうか。そんな探求心が湧いたことはないでしょうか。
ぼくはめちゃくちゃあります。とはいえ自分の使命や本当の道はこれだ!と思ったらまた変わったりもするのが人生のおもしろいところではあるんですよね。
今回はそんな自分探しの旅をしながら、魂の探求をするきっかけとなるようなことをお伝えしていきます。
人生の岐路に立っていたり、何か情熱感がないぞ。という人たちのヒントや参考になれば嬉しいです。
- 絶賛、自分探しの旅をしている人
- 魂に沿った自分の道に迷いが生じている人
- 使命に気付くヒントが欲しい人
使命を知る、魂の探求(ソウルサーチ)とは?
魂の探求とは、先ほども言ったように、
自分の人生における疑問を理解するプロセスのこと
を言います。
ソウルサーチでいう魂とは、創造主ではなく、自分の魂、すなわち直感的な意味合いが大きいと個人的には思います。
なので、自分の直感的な部分から、自分の人生の目的、モチベーション、そして本当の自分の道を理解するプロセスが魂の探求となります。
言い換えれば、魂の探求とは、自分にとっての真実や幸福を目的として自分の思考や習慣、潜在意識レベルでの価値観などに疑問を投げかけるプロセスです。
そして、深い部分でいうと、自分の中心に戻る道のりをスピリチュアルな言葉でソウルサーチといいます。スピリチュアルアウェイクニングの序の章という感じですね。
魂の喪失(ソウルロス)が魂の探求の根本的なきっかけとなる
なぜ魂の探求が始まるのかは本当に人それぞれ色々な理由があると思いますが、
自分の人生には一体全体どんな意味や目的があるんだろう?と投げかける理由としてあるのは魂の喪失、ソウルロスだといわれています。
内側の魂が何らかの原因で傷つき、自分の本質との分離が起きている状態のこと
をソウルロスといいます。
言葉ではうまく言い表すことが難しいんだけど、自分の人生とか自分の存在において、
ネガティブな意味で「なにか違うぞ。」とか「しっくりこない感」が続くようなことってありませんか?人生への漠然とした違和感や不満感、これがまさにソウルロスであり、自分探しを始める魂の探求の入り口になります。
もともとソウルロスとは、シャーマニズムの世界観で、魂(自分の直感や本質)から切り離されていると感じるとき、不安、憂鬱、孤独、孤立、人生に対する慢性的な不満が起こりそれが万病のもとだと考えられていました。
本当の自分の使命が始まるきっかけ
自分の人生にはどんな使命があるんだろう?みたいな自分探しの旅が始まるきっかけは本当に人それぞれです。
が、そのほとんどの人がソウルロスを体験しているからだという説があります。まあ、こりゃあ別に言葉を変えなくても、エゴが育ったからって感じでぼくは片づけますが一応みていきましょう。
魂の喪失の原因
- 子供時代のトラウマや価値観形成
- 大人になってからの体験やトラウマ
- 先祖から引き継ぐ価値観(ファミリーカルマ)
- 社会的ルール、世俗的な倫理観
- テクノロジー/エンターテイメントへの過度な依存(無感覚と現実逃避)
ぼくらの身体、感情、マインド、精神に一方的かつ抑圧的に押し付けるようなイデオロギーや習慣が魂の喪失を引き起こすといえるでしょう。
例えば、自分の価値や人生の意義は、お金を得ることによって決まるというものではなく、如何にみえない満足感を得ることだ。みたいな価値観をもつ魂があったとしても、
いや、みえない満足感でどうやってご飯食べていくのよ?人よりも優れていることをもつことこそが人生において満足感を得られる唯一無二の手段なのよ。という社会的な価値観があるとしましょう。
知らず知らずのうちに社会的価値観が自分の価値だと勘違いするあなたは、
いずれ崩壊して、どこかしらで、何かがおかしいというしつこい、迫りくるような感覚が起こります。そりゃあ魂の声はそうじゃないって言ってるわけですから当然です。
これがまさに魂の探求のはじまりです。
魂の探求のプロセス
簡単にステップでみていきましょう。
人間としての自分の人生スタート!
比較競争をしたり、社会的なルール、倫理観、人生観なんかを周りと一緒に構築していきます。
人生歩む中でほんとうに自分が大切にしたいことを忘れちゃいます。絶賛ソウルロス!
ここで魂の探求が始まっていきます。人生の意味とかについて疑問を感じたり、自分が本当にやりたいことについて悩んだり、使命に気付こうとしたりです。
疑問が出るってことはそこに解決があるからです。魂の探求をしながら自分の道を歩み自分らしさを戻していきます。
アメリカのスピリチュアルティーチャーのゲイリー・ズーカフがいっているように、
というやつです。
魂の使命に気が付く前兆サイン
実際のところ、魂の喪失を経験していない人なんていないと思います。だって、地球に生きていますからね。
本当の自分を偽ったり、社会的な習慣、構造、信念なんてものは生まれたその瞬間どっぷり浴びますから。ただ、やっぱりそれが自分の本質や魂に合わないと自分の使命はなんなのか?とか、
エゴい自分にさよならを告げたくなるのも事実だと思います。ぼくはそうでした。
魂の探求が始まっても未だに
このままの人生でいいんだろうか?という魂からの声が上がったからと言って、すぐによし自分の本質の声を聴こうと勇敢に過去や今までの習慣を捨て去れるわけではないと思います。
やっぱり、自分が間違っているんじゃないかな?この世は物理がすべてだから、ネガティブな意味であきらめるみたいなゾーンを誰しもが体験します。
魂の使命に気付く前兆サイン
この魂とエゴで揺さぶられるはざまにぼくらはこんな症状を体感するようです。
- 自分が世界から遮断されていると感じる
- うつっぽい感じが長期間続く
- 自分には欠陥があり、故障していると思う(不完全)
- 感情がなくなり麻痺している(五感も麻痺する)
- 絶え間ない恐怖心や不安感におそわれる
- なかなか眠れない、眠りが浅い期間がつづく
- 人生の意味や意義がわからず迷子状態
- (ショッキングなこと、トラウマ的な出来事により)「別の誰か」になってしまった気がする
- 時間が完全に止まり、人生における問題や悩みをどうにもできないとあきらめる
- 自分の人生についつい失望してしまう
- 自分の中に複数の自分がいるように感じる(表と裏を使い分けすぎる)
- テレビ、SNS、アルコール、などモノに依存しすぎる
- 自分には愛される価値がないと思う
- 絶賛、魂の闇夜を体験中
- 自分の人生の目的はなんなんだろうとネガティブな意味で思い悩む
- 日常生活が無意味なものでこなさなければいけないタスク感がある
- 自分の弱さを隠し、人を遠ざける
- どこかに帰りたい感やホールネスを渇望する
- 自分で自分をコントロールしていないと感じる
- (医学的理由ではなく)常に精神と肉体がつかれている
- 自分を信頼してくれるかどうか、受け入れてくれるかどうかを常に求めている
これは本当によくわかりますね。なんか人生の意義みたいなものがわからなくなって、文字通り、いったい何のために生まれてきたんだろうね。って思うゾーンです。
使命を知る7つの方法:魂の探求と自分探しの旅
もし、このあなたが今現在、この人生はこのままでいいのだろうか?的な状態になっているのであれば、ぜひこれから紹介する7つのことを試してみてください。
①孤独を大切にする
自分の本質や魂の声に耳を傾けるのに、孤独は本当に味方になってくれます。
誤解しないでほしいのは、友達を作るなとか、周りとの環境を遮断しなさいとか、孤独感を良いものあるいは悪いものと判断しろということではありません。
ここでいう孤独とは、シンプルに一人になる時間と自分のために使うエネルギー&時間です。
シンプルに瞑想するのもよし、自然のある場所に出かけてマインドフルを保つのものよしです。もし、自分の魂の使命がなんなのかとわからなくても、
ごちゃごちゃした世界や日常の中ではもっとそれがわからなくなってしまいます。なので、自分と過ごす時間とエネルギーを大切にしてみましょう。
ぼくはこの期間は、深夜の公園で木と会話したり、運動やストレッチをよくしたりして、思考やエゴの声がなるべく静かになる方法をいろいろと試しました。
②エゴの性質を理解する
エゴとは、他者との区別、比較生存競争の中で生まれる人格の1つのことを言います。
よく魂の自分が本物でエゴの自分は偽物です。という言い回しをみますが、ぼくにとってはエゴの自分も自分なんだけど、魂の自分の方が活かしやすいし楽だという印象を持っています。
理由は、前置き的な前提条件がないからです。
自分が属する、コミュニティ、社会、家族、などでは基本的にエゴを使った方がスムーズにいくことが多いとぼくらは教わります。
例えば、自分を低く見積もって相手をたてたほうが嫌わないよ。とか、本音を言いすぎると謙虚さがないといわれてのけ者にされるよとか、
自分が優越感を感じている状態こそが幸せよ。とかね。
エゴは偽りの姿のあなたということではなく、何かめちゃくちゃ役に立っている可能性があるんですよ。なので、それを理解する必要があります。
このプロセスは魂の探求において非常に有益な自分探しできるポイントなのでめちゃくちゃ大事にしておきましょう。まあ、エゴがなくなるってたぶん人間じゃなくなるので、
今まで大事にしてきた価値観は何に役立って本来の自分とどうズレが生じているんだろう?とラフに質問していくのがおすすめです。
これはジャーナリングや瞑想なんかで行えます。まあ、誰かに聞くってのも良いと思います。
③子どもの頃の自分を振り返る
自分探しの旅や使命を知るプロセスで必ずといって登場するのがこの子供の頃の自分を振り返るってやつだと思います。
なぜこれが大事かというと、子どもの頃はシンプルにエゴが少ないからだと思います。言い換えれば、自分らしさみたいなエッセンスがふんだんにつまっているんですよ。
何に興味があったとか、どんなしぐさやどんな遊びが好きだったとか。そういうところから紐解くのも自分の純粋性や本質に気付く大きな行動になります。
ちなみに、ぼくは、これめちゃくちゃ苦手です。というのも子供の頃の記憶が本当にないんですよ。しかも、年々薄れていくという笑
もしかしたら蓋をしたい記憶があってそれがオープンになるのが怖いとか、それがオープンになるタイミングをまっているとかそういうオチもありえますが、本当に覚えているのって年長さんのときくらいからです。
それでも断片的に。だからもっと純粋性を見出したいならおそらく0-2歳とかの自分を振り返る必要があるって思っています。人が好きだったなあという記憶はあるんですけどね。
この振り返りについてぼくの中でもうちょっと研究&実験が進んだら何かしらいい方法をシェアしてみます。
④自分の好きなこと、もの、人などを視覚化する
魂の探求というのは基本的に自分の内側の闇と光に焦点を当てることです。
エゴの性質を知ったり、孤独を大切にしたりするのは基本的に闇側と向き合うのに役立ちます。でも、それだけではバランスが偏るので、心地よくなるような方法で自分の使命にインスピレーションを与えてみましょう。
ぼくは、意識をなにもないところに向けて、温かさを感じたり、トクットクットクッという心臓音が聞こえるような空間にトリップするのが好きです。
でも人によって自分の好きなスポットというのは異なるので、例えば、自然をイメージしたり、自分の好きな家族や大切なパートナーを浮かべたり、自分が誇りに思う出来事やモノなんかに身をゆだねるみたいな人もいていいと思います。
⑤自然と触れ合うようにする
これもスピリチュアル界隈ではあるあるですよね。
これは前提条件があって、自分のマインドやら心のざわざわでしっくりこない感が強くなっている人はおすすめの方法です。
なぜなら、ごちゃごちゃしたマインドに自分の使命ってなによ?って聞いてもたぶんわかりませんから、じゃあ、マインドをクリアにして自分の使命ってなによ?って聞いて答えが返ってくるかも謎ですけどね。
ただ、自分がなんとなくじんわり心が温まることだったり、こうしてみようかな的なインスピレーションが自然とつながることで出てくる魂もたくさんあると思います。
ぼくも自然は常に欲するタイプなので、おすすめです。
⑥自問自答しよう
自分で自分に質問してそれを答えてみるということは魂の探求において必須だとぼくは思います。
どんな質問はいいかわからない場合は、ぼくはこんなことをするかなというのを勝手に紹介しておきます。
- 喜びを感じることってなによ?
- 人生でしたいことって何?
- 本物ってなにかわかる?
- 本物じゃないってなによ?
- 自分が活かしやすい性質って?
- どんなときに自分は良い感じだったっけ?
- 将来に残したいことってある?
- どんな状態がもっとも幸せだと思う?
- 今やっていることのメリット&デメリットは?
- やらされていることと能動的にやっていることをリストかしてみない?
こんな感じでしょうかね。これはジャーナリングのテクニックを使って一度にすべてやるんじゃなくて、何周もするといろんな発見が出てきて、自分の使命ってこれとあれとこれが今の使命かもってなる人も多いんじゃないかと思います。
⑦魂のスポットに意識を置く
めちゃくちゃ怪しいんですけど、④の応用バージョンです。
意識をなにもないところに向けて、温かさを感じたり、トクットクットクッという心臓音が聞こえるような空間にトリップするのが好きです。
と先ほどお伝えしましたが、まさにこれが魂の場所だとぼくは思っています。
内なる神様とか、創造主とかって表現をする人もいるでしょう。
心理学者はこの場所をプシュケと呼び、神学者はそれを魂と呼び、ユングはそれを無意識の座と呼び、ヒンズー教のマスターはそれをアートマンと呼び、仏教徒はそれをダルマと呼び、イエスはそれを愛と呼びます。
みんなそれぞれに、魂の空間がありますよ。
魂の探求で魂の使命に知ろう
スピリチュアルで使命となると、何かすごいことを世の中に残すために生まれてきた的な説明もたくさんある一方で、もっとシンプルに自分の本来の声に耳を傾ければそれでいいんだよというゆるい使命の説明もあります。
このどちらも間違っていて、このどちらもが正解だと個人的には思います。
なぜなら、使命が一つだけって魂もないですからね。陰と陽、内と外のバランスでぼくらは成り立っていますから。何かすごいことが使命じゃなくて、ただ楽しく落ち込みつつも人間楽しもうよ的な魂もあるはず。
ぼくもこの地球に何度転生したかは本当に謎ですがその度に私の使命ってなんなんだろう?自分の魂の探求をしていると思うと笑えてきます。懲りないですからね。
みなさんももしソウルロス→ソウルサーチのプロセスを辿っていたらぜひアドバイスや経験をシェアして下さい
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。