今日のテーマはエンパス×疲れを取るです。
りらーっくす
※この記事はエンパスが日常生活の中で、なるべく避けた方がいいことを挙げながら疲れを取りサバイブしていく上では役立つ方法をピックアップする内容になります。
五感やそれ以上の感覚に敏感な人を、心理学用語やスピリチュアルっぽい言葉の言い回しを使うと、それぞれHSP、繊細さん、エンパスと呼びます。
エンパスは、「ふつうの人」だったら、うるさくない音が騒音に聞こえたり、ふつうの明るさを眩しいものとして認識したり、はたまた人の感情を共有する(共感覚)ので一般的には、周りより生きづらい。なんてことが言われています。
ぼく個人的には、自分がエンパスだろうと、なんだろうと、やっぱり自分の性質なのでそれに抗うことなく、どうやって活かすか(問題ではなく解決に焦点を充てるか)が必須だと思いますが、
「それどころじゃない!」という方々の気持ちもとてもわかります。
なので、今回は、エンパスさん、繊細さんが自分で自分の身を守るための心の救急キットみたいなものをご紹介していきます。
刺激を遮断する!一人の時間を作る!などを一般的ですが、少し角度を変えて感情的な部分のアイディアも紹介してみます。
参考になるところだけピックアップしてもらえると嬉しいです。
- HSPが疲れをとるおすすめ方法
- 「繊細な人」とHSP・エンパスであることの違い
- まとめ
疲れやすいエンパスの疲れ対策10選
今回ご紹介するおすすめ方法以下の10個です。
- 過度の刺激を避ける
- グループ運動→ソロ運動
- 社交の場→気の合う人との場
- 共同オフィス→個人オフィス
- 暴力・ホラーなどのTVショー&映画をみない
- 身につけるモノに気遣う
- 感情を吐き出す
- 批判をやめる
- よくよく考える
- 無礼なふるまい
もちろん、まだまだあるとは思いますが、これは典型的かつ最も代表に近いようなおすすめ方法です。
①過度の刺激を避ける
これは鉄板中の鉄板ですね。幕の内弁当でいうところの梅干しです。
有名なところだと、光、音、においです。過度のカフェイン摂取なんかも感覚が敏感な人はなるべく避けておくのがいいでしょう。
もちろん、エンパスさんの中でも特性が異なるので自分がどれに反応をよく示すかセルフチェックしながら、避けるべきポイントを押さえておくのがよきです。
個人的には寝る前のスマホとか睡眠中にスマホをONにしておくのはやめたほうがいいかなとおもいます。
あと、スピリチュアルでは繊細な人をエンパスと言いますが、エネルギーに敏感な人は、物理的な視覚や聴覚以外の刺激も避ける時間を設けるのがよきです。
また、個人的には四六時中過度の刺激を避けるのに気を遣うより、一日の間にこの時間は!みたいなのを設けておくと自分に戻ることができると感じます。
②グループでの運動とソロ運動のバランス
エンパスさんは身体を動かすとリラックスできるよ。というアドバイスはわりと多い気がしますが、その際にも、注意が必要で、例えばグループエクササイズでのヨガや瞑想よりも、個人で出来ることの方が効果が高い場合もあります。
サイクリングとか、ハイキングとかウォーキングとか、1人で自分の世界に浸れるエクササイズをいくつか用意しておくと、疲れがとれます。
あるあるだと思うのは、グループヨガで他の人の意味わからんものをキャッチしてヨガしたのに余計疲れるみたいなパターンです。笑
また、最近だと、巣ごもりなんちゃらで動画配信やツールを使って、集団でおこなうようなものもありますが、なるべく気の合いそうな人をピックアップするのが良いでしょう。
集団が絶対ダメだ!と言っているわけではなく、こちらも自分の心や身体との相談が必須です。
③社交の集まりと仲良しの集まりのバランス
いわゆる「お付き合い」を見直すというやつです。
エンパスにとって、まったくわからない人だったり、気乗りしない相手との時間は100倍以上に疲れる可能性があります。
もちろん、会社の付き合いでとか、友達との付き合いでみたいに不可能ときはありますが、自分と相談しながら、気乗りせず断れるときは断った方が吉です。
それよりも仲良しの気の合う人との時間を大切にしましょう。まあ、これはエンパスに限らずみんなに言えそうですけどね。
④共同のオフィスをやめる
これは無理な人は無理ってやつですが。
エンパスさんは、意図せずとも人の気配を察知してしまう、空気を読みすぎてしまうところがあると思います。なので、自分の受ける刺激やエネルギーを自分でコントロールできる環境下をいかにつくるかがポイントになります。
個別で人の目を気にせず環境づくりや職場を基準に選ぶの大いにアリです。何より大事なのは自分ですから。
⑤バイオレンスな作品はみない
自覚している人も多いと思います。感覚に敏感な人は、時と場合にももちろん寄りますが、基本的にバイオレンスな作品を鑑賞しない方がいいでしょう。厳密に言えばできないといった方が近いかもしれません。
それがフィクションで架空の出来事であっても、リアルに感じてしまうのがわりとやっかいな側面です。
また、音楽や本についてもグロイと感じるものはやめておいたほうがよさそうです。あくまで自分基準が正解です。
嫌なものは嫌で、多少話題についていかなくても、楽しめることはたくさんあります。
⑥自分に相性の合わないモノは身につけない
自分の身体に入れるもの、身につけるものは人が良いと言っても自分には合わない場合があります。
アクセサリー類、化粧品や、洋服、最低限身体につけるものは自分に合うものをピックアップするといいです。
また、気遣いできる人はインテリアなんかも自分に相性のいいものを置くと良いです。
ただ、あまり気を付けすぎるとおそらく相性の合うものなんてない!状態になりやすいと思うのでここも適宜バランスを見極めながらがいいでしょう。
⑦感情を吐き出す
正直、今回ピックアップした10個のうち、これが一番大切だと個人的には思います。
エンパスさんは知らず知らずのうちに自分では自覚しないほど感情を溜めているパターンが多いような気がします。
自分のキャパシティがコップ一杯分だとして、そこに自分だけならまだしも相手の水も流れ込んできているイメージです。それはいつか零れ落ちます。
なるべく自分の素の感情をありのままに表現できる場を設けてあげるのがいいです。人に対してできなかったら、せめて自分だけの時間をつくるのもいいですね。ぼくは人に話せることはすごくラッキーだと思いますが。
⑧愛のない批判をやめる
批判することは一般的には、次に進むためのステップのようなものとポジティブに考える人もいますが、繊細な人にとっては鋭い刃物のようなものだとぼくは思います。
自分が批判の対象になるのも、誰かが批判の対象になるのもおそらくめちゃくちゃ辛いです。
また、少し厳しい見方をすると、自分(エンパスや繊細さん)が知らず知らずのうちに誰かや自分を批判していないかをチェックすることも大事です。
みんなそれぞれ、個性があって、それを欠点とみるか長所とみるかは個人の裁量でしかわかりません。放っておいてくれないか。ですね。
⑨考える時間をつくる
エンパスの中には、細かく対象を分析したり、思考がとめどなく流れてくる人もいます。結果として、即断即決がなかなかできません。
本人的には、普通のことかもしれませんが、周りにとってはそうでなくて、サボタージュにみられるようなこともあるかもしれません。
それでも、今や時代はスポ根の昭和からは数十年と経過しており、個を大事にする令和ですので、できないことは無理してできるようになる必要はありません。ゆーーーっくり時間をつかって考えてもいいのです。
⑩無礼に振舞わない
厳しい見方を敢えてすると、エンパスの中には、自分が繊細であることを特別視する傾向がある人がいます。
例えば、繊細な自分がいけないとか、良いものと悪いものをはっきりとカテゴライズする思考パターンだったり、ネガティブさやポジティブさに必要以上にこだわりすぎる側面です。
真に繊細な人とは、他人の批判や自分の価値判断基準に左右されることなく、世の中に光を見出すことが多いと勝手に思っています。
疲れやすいエンパスが楽に生きるコツ
エンパスさんが疲れを感じやすいポイントは本当にそれぞれ違うと思います。
最後に究極的な話になってしまいますが楽に生きるコツをちらっとみてみましょう。
グラデーションの個性はそれぞれ
言わずもが、人の好みや感覚は生まれつき、後天的な影響で人それぞれ異なります。
ぼく個人は、多少の差異はあれど、おそらくみんなそれぞれ、「敏感なポイント」というのを持っていると思っています。
それがわかりやすく、五感や感情として現れるのが繊細さんやエンパスで、わかりににくく現れるのがエンパスと呼ばれるのかもしれません。
また、五感や感情だけでなく、もしかしたら、それ敏感とは呼べないじゃん!みたいなところを持っている人もいるでしょう。
水の味の違いだけめちゃくちゃわかるとかね。笑
エゴやジャッジメントを癒す
エンパスや繊細さん、エンパスというのは、究極的に言ってしまえば単なる肩書です。
それを持っていて、最初はめちゃくちゃ楽になると思います。例えば、幼少期からまわりとは少し違う感覚を持っていたことで、生きづらさへの証明ができたり、自分だけじゃなかった!という孤独感から解放されたりですね。
とにかく気持ちいいし救われるんですよ。
それが心地よければもちろんその方がいいんですが、究極的には自分のことを幸せにできる権利を持つのは周りの声や力ではなく、それを良しとする自分です。
つまり、周りの意見とか考えよりも自分の声です。なので、自分が何を望んでいて、何を欲していて、何を必要としないのか。
自分にまつわる取扱説明書を自分で書き上げていく過程で、おそらくこういう肩書は必要なくなっていく人が多いイメージがあります。
なぜなら肩書というのは、エンパスだから仕方ないとか、こうせねば。とかそこに可能性を限定的におさえる効果も併せ持つからです。要するに終わりがないんですよ。
エンパスでも繊細さんでもなんでもいいんですが、楽に生きたいなら、おそらくエゴやジャッジメントと向き合ってみるのがぼくは近道のような気がします。
まあ、そんなに深く考えなくても楽しければそれでOKでしょう。言いたいのは、あなたはエンパスではなく、ただのあなただと思いますよ。
疲れやすいエンパスはたくさんの対策を用意してみましょう
他人と接するうえで、やっぱり意識的にも無意識的にも気を付けておいても疲れやすいのはエンパスの特性の一つだと思います。
ひとりの時間って楽ですからね。
自分がどういう感じで何に疲れを覚えるのかを理解しつつ、環境づくりを行っていくのは繊細さんのサバイバルチップです。七つの道具はいくつあってもいいです。
少しずつ疲れをとりやすい環境やパターンがつかめてきたら、次はその繊細さという肩書を持っていて本当に役立つか役立たないかを自分に問いてみることかもしれません。
みなさんは疲れた時どんな癒しを必要として、どんなアプローチをとっているでしょうか?
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。