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白髪のスピリチュアルな意味|急に増えた・1本だけ・若白髪

白髪のスピリチュアルな意味

この記事の答え:白髪のスピリチュアルな意味は、時間があなたの体を通っていった跡くらいに眺めるのが、ぼくにはしっくりきます。老いの証拠でも、魂の勲章でもない。急に増えたときだけは「ちょっと休もか」の合図として読んでみる。抗わなくても、誇らなくてもいい。そんな話です。

たっかぶり
たっかぶり

鏡で白髪見つけた瞬間って、ちょっと時間止まるやん。これ、なんかのサインやんな!

まめたろう
まめたろう

サインかもね。……誕生日を重ねました、っていうサインかもしれんけど。

たっかぶり
たっかぶり

言い方!

まめたろう
まめたろう

ほな今日は、あえて見えない世界の方でも読んでみよか。

白髪は、加齢や遺伝でふつうに増えていくものです。髪の一部だけが急に白くなった、頭皮や肌の色も抜けている、ほかにも体の不調がある、といったときは、まず皮膚科などの病院へ。
そのうえで、あえてスピリチュアル・エネルギー的な側面で切り取ってみる。そんな日があってもいい予感がします。


目次

白髪のとき、身体で起きていること

白髪は、色を渡す細胞の話

皮膚科専門医の野田真史さんの解説によると、白髪のいちばんの理由は加齢で、髪に色をつけるメラニンが作られにくくなったり、髪にうまく渡せなくなったりすること。同じ年齢でも白髪の多さがちがうのは、体質や遺伝の影響が大きいそうです。

ストレスで白髪は増える?

ここは、まだはっきりしていないところのようです。

アメリカの国立補完統合衛生センター(NIHの機関)の紹介によると、2020年に『Nature』に出たマウスの研究では、ストレスで交感神経からノルアドレナリンが出て、毛の色のもとになる幹細胞が減っていくしくみが示されました。ただしこれはマウスの話です。
先ほどの皮膚科の解説でも、ストレスや食生活との因果関係は科学的にはわかっておらず、大きなストレスのあとに増えたと話す人は多いので影響を完全には否定できない、という書き方でした。ぼくらも、この温度で読んでいきます。

医療機関で相談してほしいサイン

次のようなときは、意味を探すより先に、皮膚科などの医療機関で相談してください(一般的な目安です)。

  • 髪の一部だけが、短いあいだに白くなった
  • 頭皮や肌にも、色が抜けた部分がある
  • 髪がまとまって抜ける
  • お子さんの髪が、急に白くなった
  • だるさ、体重の変化、動悸など、ほかの不調もある

先ほどの解説には、お子さんの髪の一部が急に白くなり、頭皮と髪の色素が抜ける「白斑」という病気だった例が出てきます。体のことと見えない世界の読み方は、どちらかを選ぶものではありません。両方あっていいと思います。


5つのエネルギー体から見る白髪のサイン

5つのエネルギー体モデル(肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体・コーザル体)

ろばのせかいでは、人の体を5つの層で見ています。

  • 肉体:毛、メラニン、加齢、遺伝
  • エーテル体:気の流れ、経絡
  • アストラル体:感情
  • メンタル体:信念、思いこみ
  • コーザル体:魂、カルマ

白髪をこの5層で眺めるとき、先に言っておきたいことがあります。

ぼくは昔、シャーマンの病気の話を紹介した記事(人はなぜ病気になるのか?)で、この考え方をすべてに当てはめるのは無理がありそうだと書き、生まれつきのものや「老い」は「一緒くたに並べない方がベターかな」と書きました。

白髪も、ここに入ると思うのです。白髪が生えたのは、あなたの心がけが悪かったから、ではありません。 5層で読むのは、原因をさがすためではなく、「白髪を見てざわっとした、その自分」と話すためです。


東洋医学から読み解く白髪のスピリチュアルな意味

白髪と関係する経絡・臓腑・感情のつながり

東洋医学の古典『黄帝内経(こうていだいけい)』には、腎について「其華在髮」、髪にその華があらわれる、という言葉があります(『素問』六節蔵象論)。髪の毛の記事 や 抜け毛の記事 で話した「腎の華は髪にある」です。あわせて、髪は「血の余り(血余)」とも呼ばれます。

頭には、経絡(けいらく)という気の通り道がいくつも集まっています。白髪と縁が深いのは、次の経絡です(通り道は、シンディ・デールの『The Subtle Body』p.341・345・346・348〜350・352で確かめ、感情は旧記事にそろえています)。

  • 足の少陰腎経(しょういんじんけい):足の裏の近くから脚の内側をのぼり、背骨の付け根の近くから腎へ、さらに胸から舌の付け根へ。頭までは上がりませんが、「髪は腎の華」でいちばん深くつながります。五行は「水」、感情は恐れ
  • 足の厥陰肝経(けついんかんけい):足の親指から脚をのぼって肝へ。目へと分かれた枝が額で出会い、頭のてっぺんをこえていきます。肝は血と感情の流れに関わるといわれ、感情は怒り
  • 足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい):目頭から頭のてっぺんをこえて首のうしろへ。腎から気を受け取る相棒です。感情は腎と同じ恐れ
  • 足の少陽胆経(しょうようたんけい):目尻から顔と耳のまわりをめぐって、体の横を下ります。デールは、胆経は決めることをつかさどると書いています
  • 手の少陽三焦経(しょうようさんしょうけい):薬指の先から肩へ、枝は首の横から顔をめぐり、眉の外側のはしへ。腎がつくる元の気を、全身に配る役目です
  • 足の陽明胃経(ようめいいけい):目の下から鼻と口をまわり、頬をのぼって額へ。そこから下りて足の人さし指へ。脾とともに消化をになう経絡で、脾の感情は思い悩み
  • 督脈(とくみゃく):尾骨から背骨をのぼって後頭部へ、頭をこえて顔の正面へ下りる道
場所対応する経絡・臓腑スピリチュアルなテーマ
前髪・額の生え際足の陽明胃経・督脈先回りの心配、思い悩み
こめかみ・もみあげ足の少陽胆経・手の少陽三焦経決めること、配りすぎること
頭頂部・つむじ足の厥陰肝経・足の太陽膀胱経・督脈飲みこんだ怒り、大きな流れ
後頭部・耳のうしろ足の太陽膀胱経・足の少陽胆経・督脈恐れ、ずっと身がまえていること
全体に増える足の少陰腎経(腎)蓄え、生きる土台、季節のめぐり

経絡が乱れたから白髪になる、と言い切れるものではありません。自分をふり返るヒント、くらいで。

白髪と関係する3つの経絡(肝経・膀胱経・胆経)を頭の図に描いたイラスト

2000年前の本に書いてある、白髪の順番

ここが、今回いちばんおもしろかったところです。

『黄帝内経』の最初のほう(『素問』上古天真論)には、女性は7年ごと、男性は8年ごとの体の節目が書かれています。そして、女性は「六七」つまり42歳ごろに「髮始白」、髪が白くなりはじめる。男性は「六八」つまり48歳ごろに、鬢(びん)の髪がまだらに白くなる、とあります。

年齢は昔の人の目安で、今の人に当てはまるとは限りません。おもしろいのは、そこではありません。

白髪が、失敗でも罰でもなく、歯が生えかわるのと同じ「順番」として書かれているんです。

経絡に沿ったやさしいセルフケア

白髪を減らすためではなく、頭をゆるめるために。強く押さず、指の腹でそっと。

  • 百会(ひゃくえ):頭のてっぺん。督脈のツボです。手のひらをのせて、ぽかんとする
  • 風池(ふうち):首のうしろ、髪の生え際のくぼみ。胆経のツボです。両手の親指をそえて、頭の重さをあずける
  • 太渓(たいけい):内くるぶしとアキレス腱のあいだのくぼみ。腎経のツボです。手のひらで包む
  • 頭皮全体:髪の毛の記事 で書いたように、爪を立てず、指の腹で小さな円を。血の巡りを意識するより、緊張をほどく感じで

白髪は老いの証拠?魂の勲章?ぼくはどちらにも決めない

よく言われる2つの説

白髪のスピリチュアルな話を調べると、だいたい2つに分かれます。

ひとつは、「足りない」説。白髪は何かが欠けているサイン、エネルギーの消耗、老いの始まり。
もうひとつは、「勲章」説。白は高い波動の色で、魂のステージが上がった証拠、霊格が上がった、神聖なサイン。

どちらも、言いたくなる気持ちはわかります。ただ、ぼくはどちらにも、ちょっと引っかかるんです。

「足りない」と言われれば、鏡を見るたびに不足を数えることになります。「勲章」と言われれば、白髪の少ない人の魂は低いのか、という話になります。魂に上下はない、というのがぼくの見方です(魂の色 にも書きました)。

本の人たちも、気持ちのほうを見ている

ルイーズ・ヘイとモナ・リザ・シュルツの『All Is Well』の一覧では、白髪は「Stress. A belief in pressure and strain.」(ストレス。圧力と緊張を信じていること)とされています。インナ・セガールの『The Secret Language of Your Body』には、ストレスや心配に加えて、老いへのこだわり、「ここから先は下り坂だ」という考えが挙げられています。

全員がそうだ、とはぼくは思いません。遺伝で早くから白い方もいます。ただ、「ここから先は下り坂だ」は、白髪そのものより、白髪を見たときに頭に流れるセリフとして、とてもよくわかる気がします。

ぼくの読み:どうせそうなっていく。だから、抗わなくていい

ぼくが大事にしているのは、「どうせそうならざるを得ないのだから、自然に抗わず、魂の喜びに従えばいい」という見方です。

白髪は、まさにこれだと思うのです。春になって芽が出ることに、意味を問いつめる人はあまりいません。冬に葉が落ちたからといって、木が人生に失敗したわけでもない。

以前、時間の思い込みの記事 で、時間は親を奪い、物を腐敗させ、老いを撒く略奪者のように見られているけれど、それは「誤解であり冤罪」だ、という話をしました。白髪も、時間に奪われた跡というより、時間があなたの体を通っていった跡くらいでいい気がします。

ジェフ・フォスターは『The Deepest Acceptance』の中で、台所でコーンフレークを食べている、白髪まじりのお父さんを、「父親」という物語をはずして初めて見た朝のことを書いています。手のしわ、ふるえるスプーン、うしろで少し立った白い髪。そして「He was a work of art.」(彼は芸術作品だった)と。

自分の白髪を、いきなりそう思わなくていいと思います。ただ、「老いの証拠」も「魂の勲章」も、どちらも物語です。物語をはずすと、そこにはただ、白い髪が1本ある。ぼくは、それで十分おもしろいと思っています。

苦労の証拠にしなくていい

もうひとつ、やさしく問い直したいことがあります。

「苦労して白髪が増えた」「あの白髪は、がんばってきた証拠」。すてきな言葉だと思います。ただ、ぼくはちょっと引っかかる。それを勲章にすると、苦労しないと前に進めない、という話にどこかでつながってしまう気がするんです。

苦しまなくていい。 白髪があっても、なくても。がんばったことは、白髪の本数で証明しなくても、ちゃんとあったことです(苦労が多い人生 にも書きました)。


白髪が急に増えたときのスピリチュアルな意味

まず体のほうを

先ほどのサインに当てはまるときは、皮膚科などで相談を。そのうえでの話です。

「あのときから」があるなら

髪の毛の記事 でぼくは、「あの出来事から変わった」という感覚がある人は、そこを起点に見ていく価値がある、と書きました。セッションで繰り返し見てきたのは、腎と肝の乱れが同時に起きているケースで、「怖いから、怒りも飲み込んできた」という人でした。

忙しい時期、誰かを支えていた時期。感じるひまもなく走りきって、ふと鏡を見たら増えていた。見えない側で読むなら、そこで体が言っているのは「もっとがんばれ」ではなく、「ちょっと休もか」なのかもしれません。

ここで「人生の転機のサイン」「魂のステージが変わる」と書く記事もあります。そうかもしれません。ただ、転機かどうかはあとからわかればいい話で、今夜やることは同じです。早めに寝る。うまくいかない時期が重なっているなら、うまくいかない時期の記事 もどうぞ。

「急に」は、気づいたのが急なだけかもしれない

少し夢のない話もしておきます。髪は少しずつ伸びて、少しずつ白くなっていきます。光の加減や髪型が変わって、ある日いっせいに目に入る、ということも多い気がします。

だとすると、変わったのは髪より、見る目のほうです。「最近、自分の顔をちゃんと見てなかったな」。それはそれで、けっこう大事なメッセージかもしれません。


白髪が1本だけのとき|「宝毛」の話

「宝毛」説

1本だけ長い白髪や、ほくろから出た白い毛を「宝毛(たからげ)」「福毛」と呼んで、縁起がいいから抜かないように、という話があります。神仏の加護、金運のサイン、と書く記事もあります。

いいですよね、宝毛。ぼくはこういうの、好きです。見つけた日がちょっとうれしくなるなら、それだけで十分いい話だと思います。

ただ、「宝毛を抜いたら運が落ちる」となると、とたんに怖い話になります。見えない世界は、楽しむものです。1本の毛に運命を預けなくていいと思います。

たっかぶり
たっかぶり

宝毛って聞いたら、もう抜かれへんやん。

まめたろう
まめたろう

抜きたかったら、切ったらええよ。

たっかぶり
たっかぶり

ほな、運は逃げへん?

まめたろう
まめたろう

毛1本で逃げる運なら、そのへんにまだ何本もおるから(笑)

1本だけなら、自分に問いかけるネタに

1本だけ見つけたときは、「最近、ちゃんと休めてる?」と聞くくらいがちょうどいい気がします。答えが「休めてるわ」なら、はい解散。そのくらいで。


若白髪はオールドソウルのしるし?

「若白髪=古い魂」説

若いうちの白髪は、前世経験の豊かなオールドソウルのしるし、霊的な感受性が高い、という説があります。オールドソウルの記事 も書いているので、魅力はよくわかります。

10代や20代で白髪を気にしている方にとって、「魂が古いから」と言われたら、少し救われることもあるかもしれません。そう思えて楽になるなら、その読み方を取り上げるつもりはありません。

ぼくの答え:魂の年齢は、毛の色で測れない

ただ、先ほどの皮膚科の解説のとおり、白髪の多さには体質や遺伝の影響が大きいそうです。お父さんやお母さんも若白髪だった、という方は多いのではないでしょうか。

髪の色で魂を測らなくていいと思います。感じやすい人は、黒髪にも白髪にもいます。感じる力は誰でも子どものころ持っていた、とぼくは考えています。

若白髪で気になっているのは、たぶん魂の話より、「人にどう見られるか」のほうかもしれません。そこがしんどいなら、染めても、そのままでも、あなたの好きなほうで。


場所別に見る白髪のメッセージ|前髪・こめかみ・頭頂部・後頭部

場所によって、受け取れるメッセージが少しずつちがいます。ただし皮膚科の解説によると、場所によって白髪の原因がちがうわけではないそうです。占いのように信じこむというより、自分に問いかけるネタとして、遊び半分でどうぞ。

白髪の場所と自分への問いかけの早見表(前髪・こめかみ・頭頂部・後頭部・全体・1本だけ)
場所・生え方通る経絡自分への問いかけ
前髪・額胃経・督脈先の心配を、しすぎてない?
こめかみ・もみあげ胆経・三焦経決めるのも配るのも、全部ひとりで?
頭頂部・つむじ肝経・膀胱経・督脈飲みこんだ怒り、ない?
後頭部・耳のうしろ膀胱経・胆経ずっと身がまえてない?
全体に増える腎経(腎)季節がめぐっただけ、でもいい?
1本だけ―最近、ちゃんと休めてる?

前髪・額の白髪

額には胃経がのぼってきて、督脈が通ります。前髪は「執着」「手放せないもの」のサインと書く記事が多いところです。
ぼくは、胃経のつながりから、先回りの心配のほうで読みたくなります。脾の感情は思い悩み。まだ起きていないことを、ずっとかみ続けているのかもしれません。「それ、今日考えること?」

いちばん目立つ場所でもあるので、見つけたときのショックも大きいですよね。そのショックも込みで、やさしくどうぞ。

こめかみ・もみあげの白髪

こめかみのあたりは、胆経と三焦経の場所です。こめかみは「考えすぎ」、もみあげは「人間関係の気づかれ」と読まれることが多いようです。
胆経は決めること、三焦経は配ること。見えない側で読むなら、全部ひとりで決めて、全部ひとりで配っているのかもしれません。眠れないほど考えてしまう方は、考えすぎて眠れない もどうぞ。

左右の読み方は、ほかの身体の記事と同じです。右は与える・外・行動、左は受け取る・内側・気持ち。右が多いなら「出すほう、がんばりすぎ?」、左が多いなら「ちゃんと受け取れてる?」くらいで。根拠のある話ではないので、遊び半分でお願いします。

頭頂部・つむじの白髪

てっぺんには肝経がのぼってきて、膀胱経と督脈も通ります。第七チャクラの場所でもあります。
「魂の成長」「ひらめきが増える」と書く記事もありますが、ぼくはまず、肝のほうが気になります。肝の感情は怒り。肝臓の記事 で書いたような、飲みこんだ怒りはないでしょうか。怒りは悪者じゃありません。境界線を守る力です。「ほんとは、何に怒ってる?」

後頭部・耳のうしろの白髪

後頭部には膀胱経と督脈、耳のまわりには胆経が通ります。自分では見えない場所ですよね。
見えない側で読むなら、背後を気にしてずっと身がまえているのかもしれません。膀胱経と腎の感情は恐れ。「過去のカルマの解消」「ご先祖の守護」と書く記事もありますが、ぼくはもっと手前の、「ここで、肩の力を抜いていい?」から始めたいなと思います。

全体に増えるとき

いちばん多いのは、たぶんこれです。そして、いちばん意味を探さなくていいと思います。黄帝内経の「順番」です。季節がめぐっただけ。冬に腎が蓄えるように、外に広げる時期から、内に蓄える時期へ。そのくらいでどうでしょうか(腎臓の記事 にも書いています)。


眉毛・まつげ・ひげの白髪は?

眉毛やまつげ、ひげ、体毛の白髪についても、いろいろな説があります。眉毛は吉兆の宝毛、まつげは真実を見抜く力、鼻毛は金運、など。読んでいて楽しいものも多いです。

皮膚科の解説では、脇毛や眉毛の白髪も頭髪と原因は同じだそうです。なので、ぼくは軽く受け取っています。

  • 眉毛:眉の外側は、三焦経が胆経へつながるあたり。「顔の表情をがんばりすぎてない?」くらいで
  • まつげ:目のまわりは、胃経と膀胱経が始まるあたり。目の疲れ のことが頭に浮かぶなら、まず画面から目を離す
  • ひげ・体毛:面白がれるなら面白がる。それ以上は、ぼくも特に言うことがありません(笑)

ただし、眉毛やまつげが急に白くなる、肌の色も抜けるといったときは、皮膚科で相談してください。


白髪を抜く・染めるのはスピリチュアル的にダメ?

抜くと増える?バチが当たる?

皮膚科の解説によると、抜いたからといって白髪が増えることはないそうです。ただ、同じところからまた白髪が生えてきますし、くり返すと毛根が傷むので、抜くのは控えたほうがいいとのこと。

見えない世界の話としても、バチは当たらないと思います。「感謝して切りましょう」と書く記事もあって、ていねいでいいなと思いますが、感謝しないと切ってはいけないわけでもありません。気になるなら、根元からそっと切る。それで十分です。

染めるのは、抗うこと?

ここは、この記事でいちばん誤解してほしくないところです。

ぼくの言う「抗わない」は、「白髪を放っておけ」という話ではありません。

染めるのが楽しいなら、染めたらいいと思います。美容院でさっぱりして気分が上がるなら、それは魂の喜びの側です。銀色にしてみるのも、グレイヘアにするのも、紫にするのも。楽しんでいる人ほど、たぶん変わっていきます。

抗っているときというのは、色の話ではなく、鏡の前で自分に舌打ちしているときのことです。染めていても、染めていなくても、そこで舌打ちしているなら同じ。逆に、舌打ちがやめば、どちらでもいい。

ルイーズ・ヘイは『You Can Heal Your Life』の中で、若さをたたえる信念のせいで、多くの女性が年をとることを恐れている、と書いています。問題は白髪より、その信念のほうなのかもしれません。

かぶれやすい方は、白髪染めのかぶれにだけは気をつけてください。皮膚科を受診する理由としては、白髪そのものより、そちらのほうが多いそうです。


白髪がかゆいのは好転反応?運気や霊格の話

「かゆい=チャクラの活性化」説

白髪の生える場所がかゆいのは、チャクラが活性化する好転反応、と書く記事があります。
皮膚科の解説では、白髪が生えることでかゆくなるのは通常考えにくく、触ったり抜いたりして頭皮が荒れているのかもしれない、とのこと。かゆみが続くなら、まず皮膚科へ。

しんどいほど前に進んでいる、ということはない気がします。 それは、もしかしたら古い慣習なのかもしれません。好転反応については 好転反応とは? にもくわしく書いています。

運気が上がる?霊格が上がる?

「白髪が生えると運気が上がる」「霊格が上がった」という話。ぼくは、わかりません、としか言えません。測ったことがないので。

白髪が増えるたびに霊格が上がるなら、おじいちゃんおばあちゃんの家は、とんでもない聖地です。それはそれで、ぼくは本当にそうかもしれないと思っていますが(笑)

運気や波動を上げるノルマに、白髪まで巻きこまなくていいと思います(波動とは?)。


感情から読み解く白髪の意味|「まだ、がんばれる」

恐れと、飲みこんだ怒り。どちらも悪者じゃない

東洋医学で見ると、腎経・膀胱経の恐れ、肝経の怒り、胃経とつながる脾の思い悩みが、頭に集まっていました。

恐れは、大事なものを守ろうとする感覚。怒りは、自分の境界線を守る力。思い悩みは、ちゃんと考えようとする誠実さ。どれも、悪者じゃありません。

気になるのは、感情そのものより、「まだ、がんばれる」と、感じる前に走り続けてしまうことのほうかもしれません。

白髪にざわっとするときの感情パターン|セルフチェック

  • 見つけるたびに、「もう若くない」というセリフが流れる
  • 人の白髪は気にならないのに、自分のだけ許せない
  • 疲れていても、「まだ、がんばれる」と思ってしまう
  • 人のために走り回って、自分のことは後回し
  • 怒るくらいなら、飲みこむほうが楽だと思っている

いくつか当てはまっても、それは性格の問題ではありません。それだけ、ちゃんと生きてきた、ということだと思います。

たっかぶり
たっかぶり

人の白髪は「渋いやん」って思うのに、自分のやと「うわっ」てなるの、なんでやろ。

まめたろう
まめたろう

人の白髪には、物語をのせてないからちゃう?

たっかぶり
たっかぶり

自分のには、のせすぎってこと?

まめたろう
まめたろう

大河ドラマくらいのせてる(笑)


信念から読み解く白髪の意味|「若くないと価値がない」

白髪にざわっとする人が持ちやすい信念

「若くないと、価値がない」

「ちゃんとしていないと、見捨てられる」

「ここから先は、下り坂だ」

「苦労した分だけ、えらい」

いちばん上と3つめは、けっこう社会全体でしみこんでいる思いこみな気がします。あなたが作ったものでは、たぶんありません。

「それでも美しい」と思わなくていい

ぼくは ミラーワークの記事 で、鏡の前で老いが気になる日のことを書きました。「無理にそれでも美しいと思えとぼくは思いません」。そんなときは、「シワが増えて老いた私でも大丈夫です」のように、否定した自分を受け止める。「受け止めるだけでもいいんですよ」と。

白髪も同じだと思います。好きにならなくていい。 「白髪がいやな私でも、大丈夫」。そこまでで十分です。

信念の4層|白髪のざわつきの根っこはどこにあるか

信念には、4つの深さがあるといわれます。

  • 核の層:この人生で身につけた思いこみ(例:きちんとしていないと、ほめてもらえなかった)
  • 遺伝の層:家族から受け継いだ思いこみ(例:弱ったところは見せないのが、うちのやり方だった)
  • 歴史の層:過去世や集合意識の記憶(例:若さと働ける力で、人の値打ちが決まった時代)
  • 魂の層:魂が選んできたテーマ(例:変わっていく体を、見届けて楽しむ)

誰かのせいにするためではなく、「だから、ざわっとしてたんだな」と知るために眺めてみてください。


魂から読み解く白髪の意味|第七チャクラと大きな流れ

頭のてっぺんは、大きな流れとつながる場所

頭のてっぺんは、第七チャクラ の場所といわれます。大きな流れとのつながりの場所です。

ぼくは、頭頂部に白髪が増えたからチャクラが開いた、とは言いません。ただ、「全部、自分でコントロールしなくていい」を思い出すには、ちょうどいいきっかけなのかもしれません。髪の色ひとつ、ぼくらは思いどおりにできない。それって、ちょっとほっとする話でもあります。

白髪がくり返し伝えていそうな3つのメッセージ

  1. 「順番がきただけだよ」:失敗でも罰でもない。歯が生えかわったのと同じ
  2. 「ちょっと休もか」:急に増えたと感じたら、もっとがんばれではなく、休む合図かもしれない
  3. 「物語、のせすぎやで」:老いの証拠も魂の勲章も、はずすと、ただの白い髪

白髪のときの5層のケア

【今日】肉体|よく寝て、髪をやさしく

たくさん寝る。ごはんを食べる。頭皮を爪でかかない。白髪は抜かずに切る。紫外線や白髪染めのかぶれが気になるなら、それも気をつける。今日はそれで十分です。

【30秒ワーク】エーテル体|「おお、おるな」

鏡で白髪を見つけたら、手のひらを頭のてっぺんに、そっとのせます。
鼻から3秒吸って、口から6秒かけて細く長く吐きながら、心の中で「おお、おるな」と言ってみる。これを3回。祓わなくていいし、感謝しなくてもいいです。あいさつだけ。

【感情解放】アストラル体|見つけたときのセリフを書く

白髪を見つけた瞬間に、頭に流れたセリフをノートに書いてみてください。「もう若くない」「疲れてるのかな」「あの人より多い」。
それから「ほんとうは、何が怖い?」と続けて書く。書くだけです。

【信念の見直し】メンタル体|好きな白髪の人を思い出す

白髪がすてきだな、と思った人をひとり思い出してみてください。その人の何が、すてきだったのでしょう。髪の色だったでしょうか。たぶん、ちがう気がします。

【受け取る】コーザル体・創造主|横になって受け取る

「どうにかしなきゃ」から降りる方法のひとつに、目を閉じて横になって受け取るだけのヒーリングセッション があります。髪の色を変えるものではありません。感じ方は人それぞれで、何も感じない方もいます。ヒーリングがどんなものかは ヒーリングとは? にも書いています。

5層ケアのロードマップ

層今日今週今月
肉体よく寝る・抜かずに切る頭皮を指の腹でほぐす急な変化や肌の色抜けは皮膚科へ
エーテル体「おお、おるな」のあいさつ百会・風池・太渓に手を当てる首と肩をゆるめる習慣
アストラル体見つけたときのセリフを書く飲みこんだ怒りに気づく「ほんとうは」をひとりに話す
メンタル体好きな白髪の人を思い出す「白髪がいやな私でも大丈夫」「下り坂」の物語をはずしてみる
コーザル体「順番がきただけ」と言う何もしない時間をつくる目を閉じて、横になって受け取る

白髪の色は戻る?どのくらいで変わる?

白髪が色を取り戻した髪の報告

2021年に学術誌『eLife』に、おもしろい研究が出ました(ローゼンバーグ、ピカードら)。健康な14人の毛397本を調べたところ、白くなった毛が色を取り戻す例が見つかり、くらしのストレスの波と時期が重なって見える人もいた、というものです。

ぼくはこれを読んで、わくわくしました。体は、ぼくらが思うほど一方通行じゃないのかもしれない。

ただし、ここは正直に。著者たちは、色が戻るのはまれで、ストレスとの対応を調べたのは2人だけ、対象も若い人から中年までで、高齢の方の白髪を代表する話ではない、という限界があります。「ストレスが減れば白髪は戻る」という研究ではありません。 先ほどの皮膚科の解説でも、白髪を予防したり黒くしたりする方法は確立されていないとのことでした。

なので、ろばのせかいは「白髪が戻ります」とは言いません。量子論と同じで、おもしろいたとえとして眺めるくらいがいいと思います。

白髪の色で、変化を測らない

変わっていくものがあるとしたら、たぶん髪の色より、鏡の前の一瞬です。
「見つけても、舌打ちしなかった」「『おお、おるな』で終わった」「白髪の話で笑えた」。そういう小さな変化を目安に、あせらず、5層のどこかひとつからどうぞ。


よくある質問

Q. 白髪は、スピリチュアル的にどういう意味ですか?

ろばのせかいでは、老いの証拠とも、魂の勲章とも決めません。時間が体を通っていった跡くらいに眺めて、急に増えたと感じたときは「ちょっと休もか」の合図として読んでみます。加齢や遺伝でふつうに増えるものなので、悪いサインとは考えていません。

Q. 白髪が急に増えたのは、何かのサインですか?どんなときに病院へ行けばいいですか?

忙しさや大きな出来事のあとなら、休む合図として受け取ってみてください。ただ、髪の一部だけ短いあいだに白くなった、頭皮や肌の色も抜けている、髪がまとまって抜ける、お子さんの髪が急に白くなった、ほかの不調もある、といったときは、意味を探すより先に病院で相談してください。

Q. 白髪が1本だけ生えるのは、いいことですか?宝毛ですか?

「宝毛」と呼んで喜ぶ話は、楽しくていいと思います。ただ、1本の毛に運命を預けなくて大丈夫です。「最近、ちゃんと休めてる?」と問いかけるくらいでどうぞ。

Q. 若白髪はオールドソウルのしるしですか?

そう読んで楽になるなら、その読み方もいいと思います。ただ、白髪の多さには体質や遺伝の影響が大きいそうなので、ぼくは髪の色で魂を測らなくていいと考えています。魂に上下もないと見ています。

Q. 白髪を抜くと増えますか?バチが当たりますか?

皮膚科専門医の解説では、抜いて増えることはないものの、毛根が傷むので控えたほうがいいそうです。バチも当たらないと思います。気になるなら、根元から切る。それで十分です。

Q. 白髪を染めるのは、抗うことになりますか?メッセージを無視することになりますか?

なりません。染めるのが楽しいなら、染めたらいいと思います。「抗わない」は色の話ではなく、鏡の前で自分に舌打ちしない、という話です。

Q. 白髪は運気が上がるサインですか?下がるサインですか?

わかりません、というのが正直なところです。運気のものさしに白髪を使わなくていいと思います。

Q. 白髪が黒く戻ることはありますか?

毛が色を取り戻した例の報告はありますが、まれなことで、高齢の方の白髪まで当てはまるとはいえないようです。ろばのせかいのセッションも、髪の色を変えるものではありません。

Q. 白髪の夢を見たときは、どう読みますか?

夢占いでは、成熟のしるしともプレッシャーのサインとも言われます。夢で落ちついていたなら前者、あわてていたなら後者、くらいに遊んでみるのはありだと思います。夢よりも、起きたときの気分のほうを見てあげてください。


まとめ|白髪は「順番がきただけ」のサイン

  • 白髪のいちばんの理由は加齢で、体質や遺伝も大きい。一部だけ急に白くなる、肌の色も抜ける、ほかの不調があるときは、まず医療機関へ
  • そのうえで、あえてエネルギー的な側面で切り取る日があってもいい
  • 「足りない」説も「勲章」説も、どちらも物語。老いの証拠とも魂の勲章とも決めなくていい
  • 東洋医学では、髪は腎の華、血の余り。頭には肝経・膀胱経・胆経・三焦経・胃経・督脈が通る。『黄帝内経』は白髪を、人生の「順番」として書いている
  • 急に増えたと感じたら、もっとがんばれではなく、ちょっと休もか
  • 前髪は「先の心配」、こめかみは「全部ひとりで?」、頭頂部は「飲みこんだ怒り」、後頭部は「身がまえ」。遊び半分で
  • 苦労の勲章にしなくていい。苦しまなくていい
  • 抗わないは、放っておくことではない。染めても、染めなくても、舌打ちをやめること
たっかぶり
たっかぶり

で、結局、白髪見つけたらどうしたらええの?

まめたろう
まめたろう

「おお、おるな」でええと思うよ。

たっかぶり
たっかぶり

あいさつか!

まめたろう
まめたろう

染めてもええし、そのままでもええし。

たっかぶり
たっかぶり

近所の人やん!

まめたろう
まめたろう

毎朝、会うからね(笑)


この記事を書いた人

網倉彩人(まめたろう)|ろばのせかい
ヒーリングセッション経験1万件以上。シータヒーリング認定インストラクター。運営:株式会社ろばのせかい。見えない世界を、楽しみながら本気で探求しています。
→ プロフィールを見る


抗わなくていい。がんばり続けてきた人が、横になって受け取るだけのセッション
光を両手で受け取るイメージ

「まだ、がんばれる」と走ってきた方ほど、「休んでください」と言われても、休み方がわからないかもしれません。何を話せばいいのか、言葉にならないこともあると思います。

ろばのせかいのヒーリングセッションは、対話をメインにしません。最初に5分ほどお話をうかがったら、あとは目を閉じて、20〜30分横になっていただくだけ。何かをがんばらなくても、受け取るだけでいい時間です。髪の色を変えるものではありませんし、感じ方は人それぞれです。

こんな方におすすめです

  • 疲れていても、「まだ、がんばれる」と思ってしまう
  • 人のことを優先して、自分は後回しになりがち
  • がまんや苦労ではなく、軽く変わっていきたい

オンライン(Zoom)・対面のどちらでも受けられます。うまく話せなくても大丈夫です。

ヒーリングセッションの詳しい内容を見る

あわせて読みたい

参考にした本・資料

  • シンディ・デール『The Subtle Body』(経絡の章:胃経・膀胱経・腎経・三焦経・胆経・肝経・督脈)
  • 『黄帝内経素問』上古天真論・六節蔵象論(ウィキソース https://zh.wikisource.org/wiki/黃帝內經/素問第一卷 ・ https://zh.wikisource.org/wiki/黃帝內經/素問第三卷 )
  • ルイーズ・ヘイ、モナ・リザ・シュルツ『All Is Well』(Gray Hair の項目)
  • ルイーズ・ヘイ『You Can Heal Your Life』
  • インナ・セガール『The Secret Language of Your Body』(白髪の項目)
  • ジェフ・フォスター『The Deepest Acceptance』
  • 野田真史(皮膚科専門医)All About「白髪の原因」「白髪の俗説」(https://allabout.co.jp/gm/gc/479260/ ・ https://allabout.co.jp/gm/gc/479261/ )
  • Rosenberg AM, Picard M ほか「Quantitative mapping of human hair greying and reversal in relation to life stress」eLife 2021(https://elifesciences.org/articles/67437 )
  • アメリカ国立補完統合衛生センター(NCCIH)による Zhang ほか 2020(Nature)の紹介(https://nccih.nih.gov/research/results/spotlight/sympathetic-nervous-system-study )

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