今回のテーマは「オールドソウル」です!
転生を多くしている魂のことだよ!
※この記事は、オールドソウルについて、意味や定義、古い魂を持つ人の特徴を述べつつなんか周りとの人生の感じ方が違う理由をスピリチュアルな側面から切り取ってみる内容になります。
オールドソウルとは、一般的には、何度も転生を重ね、経験を積んだ魂を持つ人たちを指す言葉です。輪廻転生を繰り返し、人間としての体験を多くしている魂で、日本語だと魂レベルが高いとか、魂の年齢が高いという表現が好まれます。
人生観が周囲とズレていたり、孤高の道を歩みやすいといわれているオールドソウルたちですが、いったいどんな特徴をもってなんで地球に来たのかを今回は探求してみましょう。
- なんか昔から人生観で周囲との感じ方にギャップがある人
- 転生的な概念が好きな人
- 周りに溶け込むより孤高の道が好きな人
- 精神年齢高めの性質を理解しておきたい人
まずはオールドソウルについて整理してみましょう。
転生の多い魂
何度も転生を重ね、経験を多く積んだ魂をスピリチュアル界隈ではオールドソウルと呼びます。
ただし、メタフィジックスの世界では、主に4次元以上の話になるので、時間は直線的に過去から未来に流れるものだと考えられるものではなく、どの魂も平等に古いと言われます。
なので、オールドソウルというと、人間として地球での転生を多く経験している魂を指すことがほとんどです。ただ、ここは人に寄りけりで意識体としての生まれ変わりもカウントしていいんじゃない。という人ももちろんいます。
個人的にはあえてオールドソウルがあると考えるのであれば地球での転生を軸にした方が話がしっくりくることが多いと感じています。スターシードとの区別もしやすいですし。ま、このあたりは自由ですね。
魂の成熟
オールドソウルの性質や特徴については、後ほど詳しく羅列しますが、オールドソウルは、地球に多く転生した魂のはずなのに、なんだかこの場所が落ち着かないように感じることがしばしばあるといわれています。
これは、シンプルな理由として、例えば、家族への帰属意識、友達への帰属意識などが希薄で1つの場所だけに強い帰属感を感じるのが苦手だからです。
長い月日や多くの転生を通じてアウェイクニングをしていく魂ですので、人間や地球で常識的なところは概念的には理解は可能なんだけど、結局魂ってつながっているからそこだけにフォーカスしなくていいんだよ。的な
エネルギー感になっていくのがオールドソウルタイプです。
地球への転生を多くしている魂は一体全体どんな特徴をもつんでしょうね?
①一匹オオカミになる
オールドソウルの最も大きな特徴は、孤独とプライバシーを重んじるところです。一緒に過ごすことだけが目的のようなグループを遠ざけて、同年代の人が追及する流行や利益なんかにどうしても関心がもてないので一匹オオカミになりやすいです。
社会的なスタンダードとそこにフィットしない孤独感は特徴かつ大きな課題の1つにもなりやすくあります。
②知識、知恵、真実を愛する
オールドソウルは、知識は力であり、知恵は幸福であり、真実は自由であることを本能的に理解しています。
これらの追及は魂の欲望に近いところがあり、流行に乗るよりも誰かとスタンダードに合わせることよりも彼らの喜びに繋がります。
③スピリチュアルの探求が好き
オールドソウルの多くはエンパス的(敏感)な性質とメタフィジックスな世界観への関心が高いといわれています。
スピリチュアルアウェイクニングや、自分のエゴと向き合ったり、内側にも大きな意味での外側にも愛と平和を育むことはオールドソウルの人生の大きなテーマの1つになっています。
④人生はかりそめである
オールドソウルは、肉体の限界やそれが有限であることを無意識に理解しているといわれています。
肉体としての人生には終わりがある(≒死の現実)に対して敏感であるため、限りある今を大切にするのもまたオールドソウルの大きな特徴の1つです。
生き急ぐってことではなくて、肉体における自分の選択や決定がとても重要だということです。
⑤思慮深く内向的傾向に
オールドソウルは多くのことについて考えを深める傾向が強いです。内向性ももっています。
取るに足らない出来事でも、熟考し、内省し、自己認識を広げる学びや気付きへと昇華させます。そのための十分な心も物理的なスペースも、時間も彼らにとっては必要になってきます。
内側の平和や調和を見出すために、自分や他人の言動から気付きを得て、問題ではなく解決を望むのが得意です。
⑥全体像をみる
自分にとっては役に立たないような学歴やキャリア、地位や名声などに興味がないオールドソウルたちは、鳥の目で人生をみることを好みます。
自分にとってベストなことに時間を注ぎ、意義のある人生をみつけるのにエネルギーを使います。社会的なスタンダード(パートナーがいるとか、お金をたくさんもつとか)が彼らの関心になることは本当に少ないんですが、
魂が豊かになるのであればそういうものをツールとして追うこともあるとか。
⑦物質主義が理解できない
富、地位、名声、その他唯物論的なところからかけ離れているのがオールドソウルたちです。
お金が大事じゃない。とか、周りからの評価は意味がないとかそういうことではなく、そこが目的にはなり得ないことを本質的に理解しています。なぜなら、肉体から離れたときにあちらの世界に連れていけるのは、
何よりも経験だからです。
⑧社会のスタンダードに合わない(特に幼少期から)
こちらはすべてのオールドソウルに当てはまるとは限りませんが、実際の年齢とエネルギーとしての年齢に差があるため、小さい頃周りにフィットしない感覚を得るオールドソウルも少なくありません。
彼らの多くは、早熟、内向的、反抗的などのラベル付けをされている可能性があります。教師、親、周りの友達の言動が無意味に思えて、受動的あるいは能動的に反抗の態度がでることも。
⑨自分の存在を疑うような時期があった(実存危機)
実存的危機とは、自分の存在とは一体何なんだろう?なんで生まれてきたのだろう?人生に意味はあるのだろうか?とネガティブな意味で自分自身を疑うような状態を指す言葉です。
人生において深く問うのがオールドソウルの習性なので、遅かれ早かれ社会の欺瞞やイリュージョンに疑問を持ち始め、そこに突き当たることが多いそうです。
これは、よくわかるなあと個人的には思っています。
⑩人生を楽しむのに時間がかかる
オールドソウルたちは、人生をゆったりと時間をかけて楽しむ傾向が強いといわれています。
例えば、美しい世界遺産やパワースポットなどで大衆がワーキャー言っているのには関心が持てず、例えば日常の何気ない風景に溶け込むときに吹く風とか、雨音にオリジナルの「間」を感じたりです。
人生では、詩的で熟考的な側面がオールドソウルが出やすいといわれます。
⑪考えすぎる傾向にある
必要以上に考えすぎてしまうこの性質は、役立つこともあればチャレンジングになることもあります。
瞑想や自分を振り返るときには詳細をみれるものの、たとえばカフェでメニューを決めるみたいなシチュエーションで深く考えすぎる性質が出ると、
このメニューよりもあっちのほうがいいんじゃないか?自分の選択は見合った価値を得るのか?もっといい選択があるのではないか?とグルグルしてしまいます。
何事もバランスです。
⑫利益主義とのミスマッチに悩む
⑦や⑧と被るところがありますが、ほとんどの人が追及しがちな、地位や名声、あるいは、ギブアンドテイク的な人間関係、周りと合わせないとダメという風潮などに価値を見出しにくいのがオールドソウルです。
基本的には自分を信頼し、誠実な側面をもつオールドソウルもあまりにも周りを意識しすぎると利益&唯物主義的な世界観とミスマッチを起こす自分の価値観は果たして正常なのだろうかと思いや悩むこともあるそうです。
⑬聞き役、相談相手、アドバイザー的なポジションに
オールドソウルの持つ、知恵や人生に対する観察眼の鋭さから、知らず知らずのうちにアドバイザー的なポジションになることが多いといわれます。
他人の問題にあふれかえるというのはオールドソウルではまれです。というのも誰かの役に立ったり喜ばせたり、困っている人のサポート役になるのは彼らの喜びに繋がることが多いからです。
⑭年代が上の人と仲良くなりやすい
個人的にこれは本当かなあ。という感じもします。年齢で測れないところが人間にはあるからです。
ただ、一般的には、年下や近い年齢の人たちよりも、年代が上の人と仲良くなりやすかったり、そういう関係性に落ち着きを感じるのがオールドソウルといわれます。
⑮シンプルなことが好き
考えすぎる癖が強いのは事実ではありますが、根本的にいってしまえばシンプルなものを好むのがオールドソウルです。
物理的にミニマリズム的な生活を好むような人もいるかもしれませんが、人間関係や自分の責任、あるいは他人のニーズに対してのミニマリスト的なところを出す人も多いです。
彼らにとっての真実とは今この瞬間だからです。
⑯アンティーク、ビンテージ好き
これはすべてのオールドソウルに当てはまる性質ではないでしょう。
ただ、音楽、建築、芸術、本や服など古い時代に生まれたものに惹かれたり、歴史や文化などに興味を持つ人もいます。
オールドだから古いもの好きっていうのは安易すぎるだろと個人的には思います。
⑰内側でなんかオールドソウルっぽさを感じる
最後はなんとなくってやつです。
小さい頃からなんかギャップを感じたり、人生に深い哲学的な問いをしてみたりですね。
ぼくはオールドソウルかどうかよくわかりませんが、過去生をめちゃくちゃみるみたいな時期があって、自分は人生の酸いも甘いもほろ苦さもしょっぱさも芳醇さも何度も経てここにいるんだなあと思ったことがあります。
ぼくはめちゃくちゃ親和性を感じるし、愛らしいと思うオールドソウルですが、彼らの覚醒には似たような経路をたどることが多いようです。
シンプルに言ってしまえば2段階で、
魂の闇夜を経験し、その後、輝いた魂的な段階に至るといわれています。
魂の闇夜とは実存的危機に陥るような人生のどん底を表す言葉です。もうこりゃあダメだ。というやつです。それは物理的に悲惨な体験をすることもあれば、そういうものはなく、見えない部分で一気にどん底感を味わうことなども含みます。
ほとんどのオールドソウルがこの魂の闇夜を経験するといわれます。
輝いた魂とは、イルミネーションソウルで、かっこよすぎるのですが、要するにエゴフリー、二元論からの解放が行われている魂のことです。
仏陀、クリシュナムルティ、エックハルトトール氏なんかがイメージしやすいかもしれません。
オールドソウルの人生はつらい?
オールドソウルは上記の特徴により、しばしば地球で生活するうえでいろいろな困難に直面するといわれています。
地球の尺度は絶対的かつ圧倒的に目に見えるものに重きをおきますからね。
- 孤独になりがち
- 黒い羊
- 誤解をされる
- 自分の言葉を持つ
- 実存的危機を経験する
- 感情的に疲れやすい
- 精神的な消耗が激しい
- 自分に似た魂を探す
- 現実の解釈がずれる
- 居場所を探す
もし、こんな苦労があるよって人は以下の記事をぜひ読んでみて下さい。
繰り返しの内容も出てきますがオールドソウルについてのQ&Aを勝手につくってみます。
①オールドソウルは珍しいですか?
オールドソウルは、一説によると、全世界の10パーセントくらいを占めるといわれます。
10人に1人だからそんなに珍しくもないかなと個人的には思いますが、この数字は別に証明されているわけでもないですから、なんとも言えないところです。
ただ、やっぱり一定数は地球大好きな魂はいるんじゃないかなと。
②オールドソウルはエンパスですか?
オールドソウルの特徴は、共感能力の高さや知性、直感や人間に対する洞察力の高さにあります。
なのですべてのエンパスがオールドソウルというわけではないんですが、オールドソウルがエンパスの性質をある程度もつというのはあるあるだと思います。
③オールドソウルかどうかを知る方法はある?
上の特徴や性質もそうですが、簡単なチェックリストを並べるなら以下のようなものです。
これらのチェックリストに多くチェックが付く人ほどオールドソウルです。っていうものでもないんですが、ある程度の尺度にはなりそうです。
オールドソウルに近い成熟した魂、マチュアソウルもあるよ
オールドソウルという考えに近い、マチュアソウルという考えもありこちらはオールドソウルまではいかないけどまあまあ転生を重ねている魂のことを指します。
もう少しアダルトな雰囲気で、人間的な価値観とスピリチュアルな価値観の葛藤が起こりやすいといわれるスピリットたちです。
オールドソウルも人間がつくったっぽいひとつの概念なのですがこうみると面白いですよね。妙にこういう人いるとか自分もそういう性質あるなとか、納得できるところもありますから。
ちなみに、スターシードとオールドソウルの違いは、考えが色々あるのですが、ぼくはスターシードは宇宙や別次元への転生が多い魂でオールドソウルは地球への転生が多い魂と考えるのが楽です。
人によって、オールドソウル:スターシードが8:2とか4:6とかいろいろなタイプがいそうです。そしてこの数値は多次元的宇宙を生きているぼくらなのでもちろん変化するとおもっています。
個人的な感覚だとオールドソウルのエネルギーは包み込むような優しさがあり、おばあちゃんかおじいちゃん家に帰ってきたかのようなエネルギー感があります。スターシードは、ちょっともうちょっとミステリアスな感じだったり、滑らかでありつつ凛としたエネルギー感を持つ人が多い印象です。
あと、オールドソウルのミッションも様々なものがあるんでしょうけど、自分のアウェイクニング体験と周りのサポートっていうのがわりとしっくりきます。
周りのサポートっていうのは不慣れな地球体験をしている魂たちのって感じですかね。それわりとふつうだから大丈夫よって包み込みます。
スターシードの特徴をみたときはスターシードっぽいと思ったり、オールドソウルの特徴をみたときはこれだ!と感じたり、インディゴやクリスタルのそれをみればこれかも!と思ったり、
ぼくらは一体どこからやってきて、どこにいくんでしょうね?みなさんはオールドソウル感もっていますか?
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。