今回のテーマは「次元上昇プロセス」です。
ゼロになるのですよ。
※この記事は「アセンション」「次元上昇」について、その意味をおさらいしつつ、主にはセルフアセンション(自分の内なる覚醒)をテーマにした内容になります。
スピリチュアル界隈でよく登場するアセンション、意識の次元上昇、目覚め、統合なんかの概念ですが、20世紀までは外部から起こるもの。という認識が強かったです。
21世紀になり(2012年にアセンションが起きなかったため)、次元上昇とは、外部の何かが起こすものではなく、内側から自ら起きるものだという意見がメジャーになりました。
どうすれば、アセンションするかについては本当に様々な意見がある(個人の好みや解釈に委ねられる)として、今回は「内側の目覚め」に焦点を充ててみます。
さらに、内側の目覚めの中でも、今回は思い込みやマイナス(プラス)感情の手放しに焦点を充てつつ、統合(覚醒)プロセスの仕組みを説明してみます。
みなさんは、目覚めていく(統合していく)道のりで負の思考パターンについてはどう感じていますか?
今回のお話の流れ!
- アセンション、覚醒、統合とは?
- アセンション・目覚めのプロセス
- 思い込みの手放し:ゼロとプラスとマイナス
- まとめ
アセンション(次元上昇)・覚醒・統合とは?違いはある?
まずは、概念的なところをしつこいようですがおさらいしてみます。
アセンション(次元上昇)とは?
アセンションは、めちゃくちゃ簡単に言ってしまえば、意識が上昇することですが、
古典スピリチュアルと現代スピリチュアルに分けて考えた方がイメージしやすいです。
- 資本主義社会の崩壊
- 戦争がなくなり平和に
- 幸せな世界で願望がなんでも叶う
- 霊的な能力が芽生える
- 上と下に、光と闇に二分化される
- 肉体が消え、永遠を手にする
- 人類に代わり偉大な存在(宇宙人とか神)が主導
- 予言ベース(○○年人類滅亡や地球崩壊など)
- etc…
- エゴを癒し、ハートに従う生き方
- 今ここを生きる
- 個人の意識が現実(すべて)を作っていることに気が付く
- 光と闇に分かれるのではなく、選択次第
- 地球のエネルギー自体は変わるが、天変地異を伴うわけではない
- アセンションは特定の日に起きるというよりプロセスに過ぎない
- 個人意識の拡大
- etc..
簡単に要約すると、20世紀くらいまでの意味するアセンションとは、
偉大なる存在(神や宇宙人)が光の世界(幸福な世界)へと導き、サイキックな能力が覚醒し、新たな地球を創る(別地球に移行する)。
みたいな考えがメインです。要するに他力型アセンションです。
一方で、新アセンションは、外側の何かが起こすのではなく、個人の意識が今ここ(時間概念の消滅)にあることに気が付く自力型というイメージです。
詳しく知りたい方はぜひ以下の過去記事をご覧ください。
5次元世界に意識シフトしたことがわかるサイン。アセンション概念と新しい地球
目覚め(覚醒)とアセンションは違う?
目覚めとアセンションについては、僕はほぼ同意義で捉えています。
ただ、人によっては、目覚めは個人の意識拡大を指すのに対して、アセンションはその延長にある(集合意識の拡大)。という人もいます。
イメージでいうなら、「私」が意識、次元上昇するのが目覚めで、私が住んでいる村、町、国、地球全体が意識上昇するのがアセンションです。
ミクロでみるかマクロでみるかの違いしかないな。と大雑把な僕は思わないんですが、細かいところが気になる方はぜひ分けて使ってみると、
何かしらラッキーなことが起きるかもしれません。(てきとう)
アセンションの意味とは?魂の次元上昇による症状や二極化まとめ
アセンションと統合は違う?
スピリチュアル界隈は言葉のオンパレードですので、アセンションに似たワードだと、統合、ワンネスなんて言葉もあります。
こちらも僕はミクロでみるかマクロでみるかの違いしかないな。と思うのですが(正直どうでもいいのですが)。
分けて考えることも可能です。
アセンションが、集合意識の拡大(みんなで意識の拡大しよ。)みたいな意味だとしたら、統合はそのもうちょっと奥のイメージで、
スピリチュアルな言葉を使えばワンネスと一緒だと思います。
怪しい言葉を使えば、神に帰る。すべてをエネルギーと感じること。創造主との一体化。
ひとつに戻ること(またはそのプロセス)。全てひとつと思い出すこと(またはそのプロセス)。なんてイメージでしょうか。
まあ、これも本当に様々な解釈が可能なので、ぼくは本当になんでも良いと思います。(言ってることはぜんぶいっしょ。)
ワンネスとは?スピリチュアル的な意味とわかりやすい宇宙の法則
アセンション・次元上昇はエゴ(思い込み)を手放すプロセス
ここからは21世紀的なスピリチュアルな世界観でのアセンション(次元上昇、目覚め)と「エゴ」(感情、マインド、思考、気持ちなど)の関係をみてみます。
次元上昇≒意識の拡大とエゴの手放し
次元上昇、アセンションが、外側からもたらされる「何か」ではなく、自分の内側の意識が拡大していく道のりだとしましょう。
どうすれば、内なる意識が拡大していくのかというと、スピリチュアル界隈で言われているのがエゴ(思い込み)を手放していくことです。
なぜそうなるかというと、「拡大」というのは俯瞰性や視野の広がりを意味し、
エゴが強いと、自分の心のわだかまりに引っ張られたり、固定観念が鋭くきつくなるからです。
(別の表現をすれば、自分と相手をはっきり明確にわけて比べている状態に近いです。)
つまり、アセンションを言葉で表すなら、今ここにあるとかありのままを受け入れるとかのマインドフルネスとも言えます。
(こちらも表現を変えれば、自と他の境界線が限りなくゼロに近い状態です。)
言わずもがな、エゴがあったらありのままを受け入れるというのはほぼ不可能になります。
ありのまま受け入れるマインドフルネスとジャッジする生き方を比較してみた
アセンション=エゴを手放す=ネガティブな思い込みを外す?
では、アセンションしていく過程のエゴを手放す、ブロックや思い込みを外すとはどういうものかを考えてみましょう。
めちゃくちゃ色合いとかが微妙な図で表すならこれです。
①ネガティブな思い込みを外す
まずはこれですよね。
自分は不十分である。豊かではない。不安や恐怖心みたいなものが代表例に挙がるでしょう。
②ポジティブな思い込みを外す
次に、ポジティブな思い込みも該当すると思います。
ここでいうポジティブな思い込みとは、ネガティブ感情が根底にあるポジティブな思い込みです。
例えるなら、自分に自信がないから『無理やり』安心感を抱こうとする。とかです。
自分のネガティブな側面をみないように、とか隠そうとして、無理にポジティブでいようという心の微妙な動きもエゴになりえます。
ポジティブはネガティブの反射
一般的にはアセンションするには「ネガティブな思い込み(エゴ)」を手放していく道のりと言われますが、それでは不十分な気がします。
(当然と言えば当然ですよね。)
なぜなら、ポジティブな思い込みというのはしばしばネガティブな思い込みの裏返し(反射)であるからです。
ここでいうエゴとは、いわゆる執着、罪悪感、劣等感、自己否定などのネガティブな感情だけを示すわけではなく、
反対に、優越感、(他人と比べての)自信・安心・自己肯定などのポジティブ感情もここに含まれているでしょう。
つまり、誰かや何かと比べて優であれば安心できて、逆に劣であれば、不安に襲われる、自分を責めるみたいな役割を果たす心の動きです。
アセンションとはこの他者との区別、あるいは競争における自己防衛のエゴを癒しプラスもマイナスも究極には存在しない(そういう価値観ではない)、
ゼロポイントに戻る(本来の自分とか創造主とかいわれるやつ)道のりと考えられます。悟りとかもここですね。
ちなみに、人間であるならエゴも必要だ。という意見もありますが、このエゴが純粋な欲求を意味するのであれば大いに賛成です。
理由としては、上に挙げたように他人や何かと比べてではなく、純粋な欲は自分の魂の声だからです。
ネガティブな思い込み・ポジティブな思い込み、ありのままの違い
ここからは実例的な思い込み、エゴをまとめてみます。上の説明の補足ですね。
①ネガティブな思い込み(マイナスな自分)
マイナス思考、ネガティブゾーンにいるとき、めちゃくちゃ色々なエゴがあると思いますが、代表例をピックアップしてみます。
- 豊かではない
- 不足している
- 怒り、悲しみなどのネガティブ感情
- 嫉妬、執着
- 恐怖、不安
- 否定、拒否、拒絶
- etc…
だいたいですが、こんな感じです。
②ポジティブな思い込み(プラスな自分)
次にネガティブの写し鏡になっていそうなポジティブエゴをみてみましょう。
- 不足が根底にある充足(足りないから得る)
- 自己否定が根底にある自己肯定
- ネガティブな自分を無理に打ち消しポジティブでいる
- 不安だからワクワクする
- etc..
誤解してほしくないのは、無理やりポジティブ・プラスな自分をつくるのがダメだ。と否定しているわけではありません。
ただ、スピリチュアル界隈で、引き寄せ、アセンション、スターシード難民みたいなもの
(例えばお金持ちになりたくて引き寄せ使っても全然ダメ。とか、宇宙から来た魂のはずなのに使命がわからなくてもうダメ。とか)
が生まれる理由の1つとして、
このポジティブな思い込みが知らず知らずのうちにできていないかセルフチェックするのを勝手におすすめします。
(無理に頑張るのって必要なときもあるとは思いますが、無理やりを続けたら疲れる人もいると思います。)
まあ、ネガティブ捨てようマンになりたいのであればそれはそれでいいと僕は思いますよ。ただの好みです。
スピリチュアルエゴとは?スピリチュアルが苦手な人はエゴを理解しよう
③本来の自分(ゼロな自分)
このネガティブとポジティブをバランスよくいろんな視点からみていき、殻を脱ぎ捨てていくと以下のような状態になると言われます。
- ありのままを愛せる・認める
- 自分がベストであるとわかる
- 過去や未来、他人に不安はなく、充足感
- あらゆるものの共通点を発見
- めちゃくちゃワクワクしているわけではないが、じんわりワクワクする
- エゴの声を聞く必要がなくなる
- etc..
ネガティブエゴを脱ぎ、ポジティブエゴにさよならを告げていくと、激しい感情のアップダウンとかがなくなると一般的には言われています。
ただ、人によってそれぞれでしょう。個性や好みまで消すのがアセンションではないと僕は思いますので。
アセンション・次元上昇していく道のり
ここからはなんとなくこんな道が多いかも。みたいなのを書いてみます。
言わずもがな、これだけではないと思います。
①ネガティブエゴ外すのが多めな魂
スピリチュアルに興味を持つ人の多くの入り口がこれが多い気が勝手にしています。
ネガティブエゴが多めな人はこれを出発点にスタートします。生きづらい、つらい、苦しいみたいな。そこから引き寄せだったり、スターシード、覚醒みたいなところに入ります。
ネガティブをうまく脱いだ!自分は覚醒した!引き寄せすごいぞ!シンクロだ!みたいなゾーンです。僕はスピリチュアルエゴる人が多いのではと予測します。
ここでもやんやあるとは思いますが、最終的にはたぶんちょっと疲れます。笑
そしてスピリチュアルは嘘だ。みたいなゾーンに行く人もいるのかもしれません。あるいは自分は特別!と思うのにも疲れるかもしれません。
ネガティブに戻ったりしながらも、「あ、これでいいのかも。」みたいなプラスともマイナスともわからないようなゾーンに入っていくイメージです。
ネガティブゾーンに思いっきり入っている人は、プラスゾーンに突入するのも深い気がします。(勝手なイメージです。)
②ポジティブエゴを外すのが多めな魂
次にポジティブエゴってる人はどんなイメージかをみていきましょう。
ここでいうポジティブとは、上のネガティブの反射です。周りと比べてすごいだろ。的な自分を着て戦闘態勢かもしれません。
戦闘態勢な自分に肩の力が入りすぎていたと認識できたとき、エゴの癒しが始まります。
ここでもやんやあっていろんな魂のバリエーションがあると思いますが、最終的にはちゃんと本来の自分がわかるので大丈夫でしょう。
ポジティブエゴを脱ぐ決意をした人がネガティブエゴに切り替わるかと言ったら、もともとネガティブエゴだったとわかるだけのパターンもあるように思えます。
まあ、正直いろんな魂があるんでなんとも言えないですけどね。
目覚めていくプロセス
スピリチュアルアウェイクニングにスタートのほとんどはネガティブからが出発になると思います。
なので、シンクロばかりを気にしていたり、奇跡!現実が変わる!みたいな言葉って魅力的に映ります。
宇宙人が!とか、スターシードがどうちゃらみたいなワードも同様です。
もちろんそれが出発点なので、悪いわけではないんですが、無理にステイポジティブし続けたらたぶんですが疲れます。面白いですけどね。
そして、色々なものを脱ぎ捨てることになれるとおそらくですが、自分のゼロに戻ってくる塩梅もサイクルも自分で把握できるようになっていきます。
決して投げやりではなく、いい意味でどうでもよくなり、なんとなくだけどいい気分が続くことが多そうです。
だから意識が拡大していくとハイになるというよりは、わりとニュートラルな自分がこんにちは。というイメージが僕は大きいです。
アセンションや次元上昇ってそんなものか。と言われたら、内側の目覚めはたぶん拍子抜けするくらいでちょうどいいのでしょう。
波動やエネルギーを感じた体験談と境界線ゼロポイントの波動の高さについて
まとめ:アセンション・次元上昇の方法もプロセスも人それぞれ
今回は、思い込みとかエゴってネガティブなやつだけ扱うの?って常日頃から疑問に思っていたのでそのあたりをまとめてみました。
とはいえ、目覚めとかアセンションのプロセスでやっぱり面白いのは、
奇跡とかシンクロ、エネルギーがわかったり、富を引き寄せたり、宇宙人がやんやする領域ですけどね。トリップするのおもろいですから。笑
もし、自分の純粋な欲求に物理的な豊かさやスターシード的な魂の特別感を据えたいなら、アセンションや次元上昇の枠をもう少し見直すと発見があるかもしれません。
まあ、本当にどうでもいいと僕は思ってて、みんなそれぞれマイウェイで昇華して言ってると思います。たぶん。
アセンションや次元上昇と思い込みってみなさんはどう扱っていますか?
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。