この記事の答え:虹を見るスピリチュアルな意味は、幸運のサイン、約束のしるし、見えない世界との橋渡し、などといわれます。でも、ぼくがいちばん好きなのは、虹は「雨のほうを向いた人」にだけ、背中の太陽が見せてくれるものだということ。雨がやむのを待たなくても、光はもう後ろから届いている。虹はそれを教えてくれる合図なのかもしれません。ぼくはそう見ています。

虹見たら、それはもう、絶対いいことあるサインやん!

サインかもね。……太陽の光が雨粒で曲がっただけかもしれないけど。

夢がない!

ごめんごめん(笑)。じゃあ今日は、あえて見えない世界の方で読んでみよか。
空に虹がかかると、なんだか足が止まりますよね。「何かのサイン?」「最近よく見るけど、意味あるの?」「二重だった!」「亡くなったあの人かな」。
「虹 スピリチュアル」で調べると、だいたいこう書いてあります。「幸運のサイン」「願いが叶う前ぶれ」「つらいことを乗り越えたご褒美」「ツインレイの再会の前兆」。それから、ちょっとドキッとする「夜の虹は運気が下がる」という話も。
ぼくも見えない世界は大好きです。本気で探求しています。
だからこそ、正直なところから始めたいと思います。
虹は、太陽の光と雨粒がつくる、ちゃんと仕組みのわかっている現象です。それはそれで、ほんとうにそうなんだと思います。
でも、あえてスピリチュアル・エネルギー的な側面で切り取ってみる。そんな日があってもいい予感がします。
この記事では、虹を見たときのぼくの読み方、「嵐のあとのご褒美」説へのぼくの正直な答え、虹をよく見るとき、二重の虹・丸い虹(ハロ)・彩雲、亡くなった人と虹、虹の7色とチャクラの話、シーン別の早見表までまとめてみます。
まずは、虹ができる仕組みをちらっと見ておく
スピリチュアルに切り取る前に、ちらっとだけ。
福岡管区気象台の「はれるんマガジン」によると、虹が見えるのは、太陽と反対側で雨が降っていて、その間に立って雨のほうを向いたときです。
- 太陽の光が雨粒の中に入って曲がり、奥で1回はね返って出てきた光が、ふつうの虹
- 雨粒の中で2回はね返った光が、ふつうの虹の外側に見える「副虹(ふくにじ)」。副虹は幅が広く、色の並びが逆
- 見る人から同じ角度にある雨粒の光が同じ色に見えるので、虹は円の一部(弧)になる
ちなみに気象台では、多くの人が注目するほど珍しい虹を観測すると、ちゃんと記録に残しているそうです。虹は、気象台にとってもちょっとうれしい出来事なのかもしれません。
ひとつだけ。空ではなく、電灯や信号など、光のまわりに虹色の輪がにじんで見えることが続くとき、目の痛みや頭痛、かすみがあるときは、サインと考える前に、早めに眼科などの病院で相談してくださいね。目の状態が関わっていることもあります。
ここまでが、現実の側のお話。ここからは、あえて見えない世界の側で読んでいきます。
虹を見るスピリチュアルな意味|虹は「雨のほうを向いた人」にしか見えない
よく言われる、虹の意味
虹のスピリチュアルな意味として、よく言われるのはこんなものです。
- 幸運・吉兆のサイン:めったに出会えないものに出会えた=運がめぐってきている
- 願いが叶う前ぶれ:願いが形になりはじめている
- 橋渡し・つながり:空と地上、見える世界と見えない世界をつなぐ橋
- 守ってくれている存在からのメッセージ:「ちゃんと見てるよ」「そのままで大丈夫」の合図
どれも、すてきな読み方だと思います。ぼくもきらいじゃないです。

ほな、虹見たわたしは、幸運MAXってことやね!

MAXかどうかはわからんけど(笑)。ぼくがおもしろいと思うのは、虹の「見え方」のほうやねん。

見え方?

虹って、太陽のほうを見てたら、ぜったい見えへんやろ。
虹は、太陽を背にして、雨のほうを向いたときに見える
さっきの気象台の説明を、もう一度思い出してください。
虹が見えるのは、太陽を背中にして、雨が降っているほうを向いたときです。
太陽そのものを見ていても、虹は見えません。雨から目をそらしていても、見えません。
雨のほうを向いて、それでも後ろから太陽が照らしてくれているとき。そのときにだけ、目の前の雨粒が七色に光ります。
ぼくはここに、虹のいちばん大事なメッセージがある気がしています。
人生の「雨」も、たぶん同じです。
しんどいこと、悲しいこと、どうにもならないこと。そっちを向くのは、こわいですよね。
でも、ちゃんと雨のほうを向いたとき、背中からは、ずっと光が当たっていたことに気づく。虹は、その光が目の前の雨粒に映った姿なのかもしれません。
光は、前にあるんじゃなくて、後ろからずっと照らしてくれている。
虹を見たら、ぼくはそんなふうに読んでみたいです。
虹は「雨がやんだあと」じゃなくて「雨と光が同時にあるとき」に出る
もうひとつ、おもしろいところがあります。
虹は「雨上がり」に出る、とよく言われます。でも仕組みをよく見ると、虹が出ているのは、まだ向こうで雨が降っていて、同時に太陽も出ているときです。雨が全部やんで、雨粒がなくなってしまったら、虹は見えません。
つまり虹は、「雨が終わったあとのご褒美」というより、雨の中に、もう光が届いているしるし。
しんどいことが全部終わってから、やっと光が来る。そうじゃなくて、雨が降っているその最中に、光はもう一緒にある。ぼくはこれ、けっこう大事なことだと思っています。この話は、すぐ下の「ご褒美」説のところで、もう少しくわしく書きますね。
虹を見たら「順調やで」くらいでいい
2019年に、ぼくは宇宙からのサインについて書いた記事で、空や雲のサイン(龍雲や彩雲)にも触れながら、こう書いていました。
龍雲みたから特別ってわけではないし、エンジェルナンバーみたから幸運Maxってわけではなくて、それ良い状態でふつうやで。ってこともたくさんあるんではないでしょうか。 ——「宇宙からのサインやメッセージの種類と受け取る方法をまとめてみた」(2019)
今も、この感覚は変わっていません。
虹を見たから、急に何かが起こる、というより、「今のあなたで、順調やで」。そのくらいの、やさしい合図として受け取るのがちょうどいい気がします。そう思えたら、虹を見られなかった日も、ちゃんと順調です。
虹を見た日は、ちょっとだけ自分に聞いてみてください。
「最近、ちゃんと向き合えた『雨』はあった?」
「後ろから照らしてくれていた光って、なんだったんだろう?」
「虹を見た瞬間、まっさきに誰の顔が浮かんだ?」
「嵐のあとの虹はご褒美」?ぼくはちょっと違うと思う
虹のスピリチュアルな意味で、いちばんよく見かけるのが、「つらいことを乗り越えたあとのご褒美」「苦難のあとに幸運が来る暗示」という読み方です。
落ちこんでいる人を励ます言葉としては、すてきだと思います。
ただ、ぼくはここに、ちょっとだけ引っかかりがあります。
「嵐を乗り越えたから、虹が見られる」という見方の奥には、
「苦労した分だけ、いいことが来る」「しんどい思いをしないと、光には出会えない」
という前提が隠れていないでしょうか。
そうなると、しんどいことが起きるたびに「これを乗り越えたら虹が出る」とがんばり続けることになります。苦しみを、前進の証拠にしてしまう。それは、けっこう古い観念だと、ぼくは思っています。
さっき書いたとおり、虹は雨がやんでから出るものではなくて、雨と光が同時にあるときに出るものです。
嵐を全部乗り越えなくても、光はもう届いている。苦しまなくても、光には出会える。ぼくは、そっちのほうが、ずっと自然で、ずっと楽だと思うのです。
「暗い雲が、そのまま虹になる」
アメリカのマイケル・A・シンガーは、著書『The Surrender Experiment』の中で、ある日とつぜん役所の検査官がやってきて「この場所では会社を続けられない」と告げられた出来事を書いています。そのうえ、すぐ近くにごみ処分場をつくる計画まで持ち上がる。どう見ても、暗い雲です。
ところが、処分場の計画が止まったことで、その土地が売りに出され、会社の新しい場所として手に入った。あとから見ると、暗い雲に見えた出来事が、そのまま次の流れへの道になっていた、という話です(本の中の人の話です)。
シンガーは、この時期の話をまとめた部分に「When Dark Clouds Become Rainbows(暗い雲が虹になるとき)」という題をつけています。
ぼくがこの題を好きなのは、「暗い雲が去ったあとに虹が出る」ではなく、「暗い雲そのものが虹になる」と書いているところです。
雲を耐えきったご褒美に虹が来るんじゃない。雲のほうを向いたまま、流れに抗わずにいたら、その雲がいつのまにか虹色に光っていた。そんな感じがします。
好転反応のように「しんどいのは良くなる証拠」と考えてしまうクセについては、好転反応とは? にくわしく書いています。うまくいかないことが重なっているときは、うまくいかない時期のスピリチュアルな意味 もあわせてどうぞ。

じゃあ、虹見るために、わざわざ嵐を乗り越えんでもええってこと?

うん。雨の中でも、光はもう後ろにおるからね。晴れるまで我慢せんでもええねん。
虹を見たときの、ほかの読み方
「雨のほうを向いた人に見える」のほかにも、こんな読み方ができます。短くどうぞ。
1. あなただけの虹
気象台の説明のとおり、虹は見る人から決まった角度にある雨粒の光でできています。ということは、立っている場所がちがえば、光を届けてくれる雨粒もちがう。隣の人と同じ虹を見ているようで、厳密には、一人ひとりが自分の虹を見ている、ということになります。
ぼくはこれ、すごくスピリチュアルな話だなと思っています。どこに立って、どこを見ているかで、見える世界が変わる。観測者が変われば、見える景色も変わる。虹は、そのことを空いっぱいに見せてくれているのかもしれません。
2. 約束のしるし
旧約聖書の『創世記』には、大洪水のあと、神が「二度と洪水で地を滅ぼさない」とノアに約束し、そのしるしとして雲の中に虹を置いた、という話があります。
宗教の話としてではなく、「虹=約束のしるし」という見方は、ぼくも好きです。誰かとの約束というより、「あなたはちゃんと守られている」という、もともとの約束を思い出す日。そう読んでみるのも、すてきだと思います。
3. 見える世界と見えない世界の橋
空と地上をつなぐように弧を描く虹は、昔から「橋」にたとえられてきました。
漢字の「虹」に虫へんがついているのは、古代中国で虹が竜(大きな蛇)の一種と考えられていたから、ともいわれます。虹は、空と地上を行き来する生き物だった。そう思うと、ちょっとワクワクしませんか。
虹をよく見る・虹が続くとき
「最近、なぜか虹をよく見る」「何日も続けて見た」というときのために。
まずは、雨のほうを向く時期なのかもしれない、と眺めてみてください。
見ないようにしていた気持ちや、あと回しにしていたことに、ちょっと向き合いはじめている。そんな時期と重なっているなら、虹は「その調子、後ろからちゃんと照らしてるで」の合図なのかもしれません。
それから、虹をよく見る人は、たぶん空を見上げる余白がある人です。忙しくて下ばかり向いていたら、虹は見のがします。空を見上げていたからこそ出会えた、という意味では、流れ星のスピリチュアルな意味 で書いた「見た、より見上げていた」と同じ話です。
虹は、追いかけても近づけない
虹のふもとには宝物が埋まっている、という言い伝えを聞いたことがあるかもしれません。でも、虹は見る人から決まった角度に見えるものなので、歩いて近づいても、虹も同じだけ遠ざかってしまいます。

子どものころ、虹のふもとまで走ったことある人、ぜったいおるやろ。

おるおる。で、ぜんぜん近づかへんねん(笑)
ぼくはこれ、引き寄せとそっくりだなと思っています。
迎えにいかなくても、虹は向こうからやってくる。追いかけるより、雨のほうを向いて、背中の光を感じていると、ふいに目の前にかかっている。ほしいものを追いかけすぎない、ろばのせかいの引き寄せの考え方と同じです。
2019年の記事では、サインに気づけないときは「もっとわかりやすいサインで教えてくれよー。」と意図してみるといい、とも書いていました。虹を見たい人は、空に向かって軽くお願いしてみるのも、遊びとしてはおもしろいと思います。
偶然が重なることそのものの意味は、シンクロニシティとは? にもまとめています。
二重の虹(ダブルレインボー)のスピリチュアルな意味
二重の虹(ダブルレインボー)は、スピリチュアルの世界では「幸運が倍になる」「大きな変化の前ぶれ」「ツインレイの再会のサイン」などと言われます。ハワイでは、二重の虹が幸運のしるしとして親しまれているそうです。
仕組みでいうと、外側の虹(副虹)は、雨粒の中で2回はね返った光でできていて、色の並びが内側の虹と逆になっています。
ぼくはここを、こう読んでみたいです。
内側の虹は、ふだん人に見せている自分。
外側の、色が逆さまになった虹は、裏側の自分。弱いところ、見せたくないところ、影の部分。
二重の虹は、その両方が、同じ光の中で一緒に輝いている姿なのかもしれません。
影の自分も、悪者じゃない。表と裏がそろって、はじめて二重の虹になる。
二重の虹を見たら、「わたしの裏側も、ちゃんと光ってるんやな」と思ってみてください。それだけで、ずいぶん楽になる気がします。
二重の虹は、何かが起こる前兆?
「二重の虹を見たら、大きな出来事が起こる」と身構える方もいるようです。でもぼくは、二重の虹が何かを決めるとは思っていません。外側の虹は、条件がそろえばふつうの虹と一緒に見えることがあるものです。「今日はちょっといい日」。それで十分だと思います。
丸い虹・太陽のまわりの虹(ハロ)と彩雲
太陽のまわりの丸い虹(ハロ)
太陽のまわりに、ぐるっと丸い光の輪が見えることがあります。これは「ハロ」(日暈・ひがさ)と呼ばれるものです。
ウェザーニュースの解説によると、ハロは、空に薄い雲が広がっているとき、雲をつくる氷の粒が太陽の光を曲げて、太陽のまわりにリング状の明るい部分が見えるもの。雨粒でできるふつうの虹とは、でき方がちがいます。
スピリチュアルな見方では、丸い虹は「完全」「守られている」「つながりの輪」と読まれることが多いようです。
ぼくなら、「まるごと包まれている」と読みます。ふつうの虹は弧ですが、ハロはぐるっと一周。どこからも欠けていない輪の真ん中に、太陽がいる。「あなたはもう、欠けていないよ」と言われているようで、ぼくは好きです。
ひとつだけ。ハロや彩雲は太陽の近くに出るので、見るときは太陽を直接見ないように、手や建物で太陽を隠してくださいね。
彩雲(さいうん)
雲のふちが、虹色に染まって見えることがあります。これが「彩雲」です。雲の水滴のあいだを太陽の光が通り抜けるときに分かれて、雲が虹色に彩られるといわれます。
彩雲は「瑞雲(ずいうん)」とも呼ばれ、昔からめでたいしるしとされてきた、ともいわれます。スピリチュアルの世界でも、「よく頑張っているね」「そのままで大丈夫」という合図と読まれることが多いようです。
2019年の宇宙からのサインの記事でも、ぼくは空や雲のサインとして「龍雲、彩雲の類」を挙げていました。ただ、そこにもあったとおり、見たから特別、というより「それ良い状態でふつうやで」。雲が虹色になった日は、空からの「順調やで」を受け取っておけば、それでいいと思います。
亡くなった人と虹|「会いに来てくれた」と感じたら
大切な人を見送ったあと、ふと見上げた空に虹がかかっていた。
そんなとき、「会いに来てくれたのかな」と感じる方は、少なくないと思います。
ペットを見送った人たちのあいだでは、亡くなった動物たちは「虹の橋」のたもとで、飼い主が来るのを元気に待っている、という詩が広く知られています(作者については諸説あります)。
ぼくは、虹が亡くなった人からのメッセージだと、言い切ることはできません。
でも、以前書いた記事でも、大切な人を見送ったあとの過ごし方のひとつとして、「サインを受け取る(蝶、虹、香り)」と書いたことがあります。
虹を見て、その人の顔が浮かんだ。それなら、その気持ちこそが、その人とまだつながっている証拠なんじゃないかな、とぼくは思います。
虹を見て涙が出たら、我慢しなくて大丈夫です。
「来てくれたん?」と心の中で話しかけてもいいし、「ありがとう」だけでもいい。虹がメッセージだったかどうかより、あなたがその人を思い出した時間のほうが、ずっと大切な気がします。
逆に、「虹が出たのに何も感じなかった」「サインが来ない」と不安になる必要もありません。サインがあってもなくても、つながりは消えません。
魂がどこへ行くのか、の話が気になる人は 魂の重さは21グラム? もどうぞ。こちらも、こわがらずに面白がる話です。
虹の7色とチャクラ|「7色」は決まりじゃないかも
「虹の7色は、7つのチャクラの色と同じ」という話を聞いたことがあるかもしれません。赤・橙・黄・緑・青・藍・紫が、下から順にチャクラに対応している、という説明です。
これは、今のチャクラの説明でよく使われる、わかりやすい見取り図だと思います。
ただ、ちょっとおもしろいことがあります。
チャクラを色のついた渦として西洋に紹介した、C・W・リードビーターの『The Chakras』(1927年)を読んでみると、今の「虹の7色」の並びは出てきません。リードビーターが描いたチャクラは、たとえばハートが金色、眉間がばら色と紫がかった青、などで、虹の順番にはなっていないのです。生命力が色に分かれる話でも、リードビーター自身が「わたしたちのスペクトルの分け方とまったく同じではない」と書いています。
今の「虹の7色のチャクラ」が、いつ、誰の本で決まったのかは、ぼくもまだ確かめられていません。少なくとも、最初から虹の7色だったわけではなさそう、ということです。(チャクラそのものは 7つのチャクラの意味と活性するシンプルな方法 にまとめています)
それに、虹を何色と数えるかも、国や言葉によってちがうといわれます。日本では7色がおなじみですが、それより少なく数える国もあるそうです。
虹の色は、もともと境目のないグラデーション。どこで区切るかは、人が決めているんですね。
ぼくはこれ、すごくいいことだと思っています。
色に上下はないし、区切り方も決まっていない。以前、自分を愛することについて書いた記事で、ぼくはこう書いていました。
羊は黒でも白でも、グレーでも虹色でもかわいい羊なんですけどね。 ——「自分を愛するとは?スピリチュアルな意味と自分を愛する方法」
何色でも、何色と何色のあいだでも、あなたはあなた。色のことは 魂の色は何色? でも遊んでいます。
ちなみに、めいそうのせかいの誘導瞑想では、意識が上へ上へ昇っていく途中で、「虹の色全てがあるゼリー状の層」を通り抜けるイメージをよく使います。虹は、ぼくらにとって、見えない世界へ向かう途中の、なじみのある景色でもあります。
虹を見たシーン別の早見表(遊び半分でどうぞ)
虹を見たときの状況によって、受け取れるメッセージが少しずつちがう、とよく言われます。占いのように信じこむというより、その日の自分に問いかけるネタとして、遊び半分でどうぞ。

| 虹を見たシーン | よく言われる意味 | ぼくの読み方・自分への問いかけ |
|---|---|---|
| 雨がまだ少し残るときの虹 | 苦難のあとの幸運 | 雨の中に、もう光は届いている。晴れるのを待たなくていい |
| 朝の虹(西の空) | 新しい始まり | 今日、どっちを向いて歩きたい? |
| 夕方の虹(東の空) | 一日のねぎらい | 今日の「雨」に、ちゃんと向き合えた自分をほめてみる |
| 二重の虹 | 幸運が倍になる・大きな変化 | 表の自分も裏の自分も、一緒に光っていい |
| 太陽のまわりの丸い虹(ハロ) | 完全・守られている | もう欠けていない。まるごと包まれている |
| 彩雲 | 瑞雲・よく頑張っている | 空からの「順調やで」 |
| 虹をよく見る・続く | 流れが動いている | 最近、空を見上げる余白があった? |
| 大切な人を思っていたときの虹 | 会いに来てくれた | その人を思い出した時間そのものが、つながり |
朝の虹・夕方の虹
虹は太陽と反対側に出るので、朝は西の空、夕方は東の空に見えることになります。
朝の虹は「これから」、夕方の虹は「おつかれさま」。そんなふうに読んでみると、同じ虹でも、ちょっと味わいが変わります。
夜の虹は運気が下がる?
「夜の虹は運気が下がるサイン」という説も見かけます。でも、ぼくは虹を見たことで運気が下がるとは思っていません。夜に虹のような光を見た日は、暗い中でも、ちゃんと光は届くと読むほうが、ずっと自分らしい気がします。わざわざ自分をこわがらせる意味を選ばなくて大丈夫です。
虹を見たときに、ぼくがおすすめすること
- 見た瞬間に浮かんだ人や言葉を、メモしておく:頭で考える前に出てきたものは、魂の本音に近い気がします
- 「最近向き合った雨」を思い出してみる:がんばって乗り越えた話じゃなくても大丈夫。向き合おうとしただけで十分です
- 背中の光に「ありがとう」:太陽でも、見守ってくれている存在でも、大切な人でも。照らしてくれていたものに一言
- 意味は、うれしいほうを選ぶ:こわい意味を選ばなくていい。意味はあなたがつけていい
- 写真を撮るのもいいけど、まず10秒は自分の目で:あなたの立ち位置からしか見えない、あなただけの虹です
- ハロや彩雲のときは、太陽を直接見ない:手や建物で太陽を隠してから、ゆっくり眺めてください
よくある質問
Q. 虹を見るのは、幸運のサインですか?
スピリチュアルな世界では、幸運のサイン、願いが叶う前ぶれ、守ってくれている存在からのメッセージなどといわれます。何かが起こると約束はできませんが、ぼくは「今のあなたで順調やで」という、やさしい合図くらいに受け取るのがちょうどいいと思っています。
Q. 二重の虹(ダブルレインボー)は、何かが起こる前兆ですか?
「幸運が倍になる」「大きな変化の前ぶれ」といわれることがあります。仕組みでいうと、外側の虹は雨粒の中で2回はね返った光で、色の並びが逆になっています。ぼくは、表の自分と裏の自分が一緒に光っている姿、と読んでいます。こわがる必要はありません。
Q. 虹は、亡くなった人からのメッセージですか?
そうだと言い切ることはできません。でも、虹を見てその人の顔が浮かんだなら、その気持ちこそが、まだつながっている証拠なんじゃないかなと思います。「ありがとう」と心の中で伝えてみてください。サインがあってもなくても、つながりは消えません。
Q. 虹は、ツインレイのサインですか?
虹や二重の虹を、ツインレイの統合や再会の前兆とする説もあります。ぼくは、虹がふたりの関係を決めるとは思っていません。虹を見て浮かんだ人がいたら、その人と「どうなりたいか」の奥にある、自分の本当の望みを聞いてみるきっかけにしてみてください。
Q. 夜の虹や、虹の夢は不吉ですか?
「夜の虹は運気が下がる」「黒い虹の夢は悪いことの前ぶれ」という説もありますが、ぼくは不吉なものだとは思っていません。夢の中でどんな気持ちだったかを大事にして、こわい意味をわざわざ選ばなくて大丈夫です。
Q. 電灯や光のまわりに、虹色の輪が見えます。これもサインですか?
空の虹やハロではなく、電灯や信号など身近な光のまわりに虹色の輪がにじんで見えることが続くときは、目の状態が関わっていることもあります。サインと決めつけずに、眼科などの病院で相談してください。それは見えない世界を否定することではなく、自分を大事にすることです。
まとめ|虹は、雨のほうを向いた人へのおくりもの
- 虹は、太陽の光が雨粒で曲がってできる現象。それを横に置いたうえで、あえて見えない側で読んでみる
- 虹のスピリチュアルな意味は、幸運・約束のしるし・橋渡し・見守る存在からのメッセージなどといわれる
- でも、ぼくがいちばん大事だと思うのは、虹は太陽を背にして、雨のほうを向いた人にだけ見えるということ。光は後ろからずっと照らしている
- 虹は「雨がやんだあとのご褒美」ではなく、雨と光が同時にあるときに出る。苦しまなくても、光には出会える
- 虹は一人ひとりちがう。追いかけても近づけない。迎えにいかなくても、向こうからかかる
- 二重の虹は、表と裏の自分が一緒に光っている姿。ハロは「まるごと包まれている」、彩雲は空からの「順調やで」
- 亡くなった人を思い出したなら、その時間がつながり。7色の区切りも決まりじゃない。色に上下はない

結局、虹見たら、雨のほう向いて、背中の太陽にありがとう、ってことやね。

うん。で、虹のふもとまでは走らんでええからね。

……ちょっとだけ走りたい。

走るんかい(笑)
この記事を書いた人
網倉彩人(まめたろう)|ろばのせかい
ヒーリングセッション経験1万件以上。シータヒーリング認定インストラクター。運営:株式会社ろばのせかい。見えない世界を、楽しみながら本気で探求しています。
→ プロフィールを見る

「しんどいことを全部乗り越えてからじゃないと、楽になってはいけない気がする」。がんばり屋さんほど、そう感じるかもしれません。
ろばのせかいのヒーリングセッションは、対話をメインにしません。最初に5分ほどお話をうかがったら、あとは目を閉じて、20〜30分横になっていただくだけ。何かを乗り越えなくても、ただ受け取るだけの時間です。セッションを受けた方からは、「色々な光が見えた事です。」という声もいただいています(40代の方。感じ方は人それぞれです)。
こんな方におすすめです
- しんどいことが終わるまで、自分を休ませてあげられない
- 「苦労した分だけ良くなれる」と、どこかで思いこんでいる
- 何かを差し出したり、がんばったりせずに、軽く変わっていきたい
オンライン(Zoom)・対面のどちらでも受けられます。うまく話せなくても大丈夫です。ヒーリングがどんなものかは ヒーリングとは? にも書いています。
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参考にした本・資料
- 福岡管区気象台「はれるんマガジン」第32号(2022年7月29日)「虹(にじ)が弧を描いて見えるのはどうして?」(https://www.data.jma.go.jp/fukuoka/chosa/files/harerun0095.pdf)
- ウェザーニュース「近畿や東海で梅雨の晴れ間 色鮮やかなハロや彩雲が出現」(2026年7月3日、https://weathernews.jp/news/202607/030131/)
- マイケル・A・シンガー『The Surrender Experiment』(第7部「When Dark Clouds Become Rainbows」、第40章、原本 p.158, 165–169)
- C・W・リードビーター『The Chakras』(1927年、原本 p.25–29, 77)
- 旧約聖書『創世記』9章12〜16節

