引き寄せの法則×いい人です。
ポジティブなことが起きますように
※この記事は、スピリチュアルな観点から、いい人になぜ悪いことが起きるのか、そしてなぜ損をしてしまうのかを改めて考えてみる内容になります。
似たもの同士は惹かれ合うという考えをスピリチュアルから捉えると似たエネルギーは共鳴し合う引き寄せの法則になります。要するに類は友を呼ぶというやつです。
このエネルギーを顕在意識や潜在意識とした場合、思考もエネルギーですので、思考が現実化するという考えにもなります。
このルールに従うなら、他人優しく思いやりをもつようなエネルギー感の人は他人から優しくされて、尊敬されるような現実ばかり体験するのがぼくらがよくいう「引き寄せ論」でいえば、当然です。
ただ、優しくて思いやりをもつようないい人であっても、宝くじに当たるような良いことを体験したりするケースは多くはないと思います。そして、わるい人と同様に人に傷つけれらる体験なんかもしているのではないでしょうか?
逆に傲慢で身勝手なふるまいをしている人でもラッキー体験をしている人もたくさんいます。
今回はそんな疑問に人生は不公平だから。というアンサーではなく、どういう仕組みなのかを理解してみようとする内容になっています。引き寄せって別にいい人だからいい現実になるってわけでもないみたいです。
- 引き寄せの法則を実践しているはずなのにうまくいかない人
- いい人になりすぎている人
- 自己肯定感が低い人
どうしてあんな良い人が早くに亡くなってしまったんだろう。どうしてあんなに悪いことをした人が人生を再スタートし、うまくいっているんだろう。
こんなフレーズは映画やドラマの世界だけでなく、日常的に飛び交います。
これに対する一般的なアンサーは、人生は不公平、不平等だからだ。とか、神様なんていないからだ。あたりでしょうか?
しかし、スピリチュアルな視点、いわゆる宇宙の法則からいえば、ぼくらはもれなく全員、創造主(ソース)の一部ですので、平等につくられ、同じ法則のもと公平に人生を歩むと考えます。
今回のテーマである引き寄せの法則においても、自分が作り出すものとまったくイコールのものを受け取るという宇宙の法則があります。(地球だって「宇宙」の一部ですからそれが適応されます。)
ここに良い悪い、善悪の判断はありません。
いやいや、生まれる家庭が粗悪な環境だったり、障害を持つ人だっているのに公平なわけがないという人もたくさんいると思いますが、宇宙はそんなことお構いなしだそうです。(後述しますね。)
まずは、なぜ良い人ばかりが損をしてしまうのか、前提理由をみていきます。
①良いと悪いの定義がないから
宇宙には、善悪という価値判断は存在しません。ただそういうエネルギーなだけ。という感じですかね。この感覚がわからない人も多いと思いますがどうやらそういうものらしいです。
良い人、良い行いとは、何かと問われると、一般的には、他人優しくしたり、思いやりをもって人と接したり謙虚でいることと教わるのではないでしょうか。
逆に悪い人、悪い行いとは、人を粗末に扱ったり、倫理道徳に反する行動を指すことが一般的です。
でも、これは誰が決めたんでしょうか?
②褒美と罰の価値判断が宇宙にはないから
あなたは我が国に貢献したから褒美を与えよう。反対に、わが国に損失をもたらしたから罰を与えん。
この考えは古くから存在し、社会に根付いています。両親や学校、社会や政府が良いとする方法を、私たちにインプットするために、報酬と罰の考え方が使われます。
言い換えれば、人間は善と悪は定義すべきものだと考えます。
この考えこそが引き寄せの法則、つまり宇宙からみると、違いがあります。宇宙は善悪の定義はせず、褒美や罰を与えるというジャッジメントはありません。損得勘定というのがないですよ。
シンプルに、意図したもの(エネルギー)が現実(物質化)するだけです。
つまり、神様は褒美も与えないし、罰も与えないんですよ。
③現実は思考に反応しているから
したがって、宇宙は引き寄せの法則(似た者同士は引き合う)をつうじて、現実があなたの思考に反応を示すという事実をみせているにすぎません。
善悪に関係なく、あなたが意図したものを体験しています。
ゆえに、(究極的に言ってしまえば良い性格も悪い性格もないんですが)どれだけ自分勝手で身勝手だろうと、ポジティブな意図(願望)をもっていれば、ポジティブな結果を手にします。
④徳を積みすぎて自分を低く見積もるから
反対に、社会や古い歴史から決められた「良いこと」を遵守して、人に良いことをしたり、世のために自分を犠牲にして徳を積んだとしても、
自分の価値を認めることなく、自分にネガティブな期待しかしていないのであれば、そういう現実を体験します。
⑤そのとき最も高い期待が引き寄せられるから
一方で、引き寄せの法則を言い換えると、与えれば自分に返ってくる(出したものを受け取る)と考えられます。
だからやっぱり親切にした方がいい現実を体験するんじゃないかと思われがちですがそうでもないみたいです。
引き寄せの法則では、そのときに最も高いエネルギーを持った願望(期待)が早く現実になります。
なので、別に人に親切にしたくはないのにそういう風に教わってなんかいいっぽいからしているとか、
親切にしたい気持ちはもちろんあるけれど、不安や心配などが最も強いエネルギーになっていたら、宇宙はもれなくそれをくみ取って現実に反映します。
では、他人に優しくしたり、思いやりをもって接することをやめようという話ではもちろんありません。
誰かのためになることで自分もいい気分になったり、互いに素晴らしい関係になるのであれば、ぜひともやってみましょう。
誰かのためになることが生きがいに繋がっている魂もたくさんありますからね。そしてその優しい愛のバイブレーションは自分を好きになることができるバイブレーションと一緒です。
自分に期待してもいい
僕らは謙虚であること、親や社会に従いその期待に応えることが最も素晴らしいことだと教わって育つ人がほとんどです。
引き寄せの法則が難しくなるのはこの幻想と神話がいつまでも付きまとうからです。
だから巷の引き寄せの成功論では、成功者の気分を味わうために、実際にその人になりきるとか自分が億万長者かのような生活をするとかちょっとネジが飛んだ人じゃないと実行しにくい理論も多く存在します。言いすぎですけどね。
もう一つ加えると、自分に期待してもいいんだとわかってもなかなかできないのは、ぼくらは、〇〇がないと自分を認めてはいけないとか、〇〇できないと一人前とはいえないとかそういうレッテルがたくさんあるからです。
もう一度前半にお伝えしたことをそのままいうと、宇宙は褒美も与えないし、罰も与えません。誰かの承認や許可はいらず自分がしてあげればいいです。
つまり、あらゆる前提条件はなしに、自分に期待することはしてもいいんですよ。いくら自分がみすぼらしくても、自分が人にやさしくなくて良い人でなくても期待はできますからね。
何の根拠もないけど、大丈夫。人生は面白くなるよ。とある意味自分のたがを外すことができるかどうかが、引き寄せの法則におけるコツだと個人的には思いますよ。
いい人の定義はとても難しいんですが、あえて言葉にするなら、
他人の評価、期待、社会の常識や倫理観は、とても主観的で絶対的な基準じゃないから、
そっちばかりにバランスを設けるよりも、本来自分が追い求めておきたいところに素直になる人だと思います。
シンプルに言うなら自分の欲求や願望に素直になるってことです。その願望が誰かに親切であることならそれはそれでもちろんOKです。
スピリチュアル界隈で引き寄せの法則は、よく人生が変わったと言いながらもその基準は見た目、お金、結婚や出産、仕事や人間関係、パートナーシップでのマウントがほとんどだと思います。
そっちの方がわかりやすいんですけどね。モラハラなるスピハラですよ。
そういうのが尺度になっても全然構わないんですけど、
個人的には、引き寄せの法則においては、自分の思考に気が付くことが一歩目、ネクストステップは、自分の素直な願望を知ることだと思います。
つまり改めて自分はどんな人生を望んでいて、どんな風に生きたいのかを問うきっかけになります。そこに素直になれば宇宙が勝手に応援してくれますからね。
過不足なく人生は自分の絶妙なバランスによって成り立っていることがわかるところが引き寄せの法則の個人的には好きなところです。宇宙はやっぱり面白いんですよ。
良い人になぜ悪いことが起こるのかをスピリチュアルな観点から切り取る記事はけっこう多いんですが、だいたいがおんなじことを言います。
つまり、相手のニーズにこたえるのであれば、自分のニーズにも同等にこたえようというごくごく当たり前のことです。
引き寄せの法則も一緒で、無理にポジティブな自分を作り出すとか、頑張って良いことをするようにしたりいい気分になるということではなく、
①無条件に自分に期待してもいいことを知ること、②宇宙は公平なエネルギーに満ちていること、③とにかく自分は素晴らしいと褒め称えてあげること
この3つあたりを大事にすると良いと思います。
あとは宇宙が神聖なタイミングであなたに今この瞬間素晴らしいギフトをくれますよ。もちろんそれがお金やパートナーだったりすることもあるかもね。
みなさんが今日も素晴らしい1日となりますように。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。