まめたろう(僕)
たっかぶり(妻)
※この記事は、神社やお寺にお参りする作法ではなく、スタンスや姿勢にフォーカスした内容になります。また、タイトルはご利益を得るとしましたが、厳密に言えば、自分で運をつくっていくみたいな感覚になります。
宗教観や神様への考えみたいなのは人それぞれ、好みがあって、自由なのでどれが良いとか悪いとかはぼくはないと思っています。ただ、スピリチュアルっぽい視点に立つと、宗教もいわゆるぼくらと比べて特別っぽい「神」もないとするのがポピュラーです。
結論から言えば、ご利益を得るっぽいお参りの仕方は、神頼み的に、「神様○○してください、お願いします!」というよりは、報告みたく「いつもありがとうね、こんないいことあったで。」と近所のマダムに話す程度が良いとぼくは思います。
まあ、言わずもがな、好みですけどね。
神社やお寺にお願い、お参りしてもご利益を得られないワケ
基本的な神社やお寺作法守って、それっぽいことするのはぼくら日本人で日本に住んでいればほぼ全員が経験していることだと思います。お百度参りなんてものもありますし。
スピリチュアルっぽい視点からお願いの波動やエネルギーを少し説明してみたいと思います。信仰すること、神様を大切に想う心をもつなとかそういう話ではまったくないです。ぼくもアーメンってたまに言っている気がするので。
お願い(期待)の波動やエネルギーは低め?
ぼくらが神社参拝するとき、お墓参りやお寺にいって願掛けするときって、神様、今年は健康運と恋愛運をあげてください。私は徳の高い人間ですので、なんとかしてくだされ。的な感じですかね。
少し言いすぎですが、まあ神に祈るってだいたいこんな感じです。
このお願いや期待は、エネルギーや波動の視点に立つと若干重めです。理由は簡単でぼくらの感情はそれが叶わないとなると、期待→不安や悲しみに切り替わりやすいリスクをはらんでいるからです。
この辺りは、引き寄せのパイオニア、ヒックス氏の感情スケールをみれば分かりやすいので以下に関連記事を載せておきます。
神は助けない?
スピリチュアルっぽい視点に立つと、神というのは、ぼくらの存在と切り分けと別格に存在しているわけではないです。スピリチュアルなことでも登場する高次の存在なんかも一緒ですね。
だから、他人任せ、いざというときの神頼み信仰が得意なぼくらからは少し概念的にはズレるかもしれませんが、神が助けてくれるっていう認識はトラップだったりします。
どのようなトラップなのかは、さきほどの流れと一緒で、なかなか好転しない現実に打ちひしがれる点です。
信じるか信じないかは別にして、どうやらこの世界は意識が現実を作っているらしいので、自分の賽を投げて、誰かや神に人生委ねるとまあそれっぽい現実になるかなという認識で良いと思います。
ばあちゃん的なスタイルはいいかも
神社やお寺にお参りに行った時、お願いしてもご利益が得られないときはなんとなく上のような動きになると思います。神様を勤勉に信じて、ちゃんとお参りしたのに、なんで不幸なんだ!ってなったらたぶんそういうところなんでしょうね。
ぼく自身、神社もお寺も日本人スピリットばりばりなのでガンガン行くので、神様を信じるなとか、信仰心は嘘ですとかいう話ではないですね。ぼくのばあちゃん、口癖でよく「南無。」って言っているんですけど、このスタイルけっこう良いと思います。
本人が意識しているかどうかは知りませんが、この南無はお願いや神様どうにかしてくれというお願いじゃなくて、センキューと同意義だからです。
だから、神社やお寺にお参り言ってもご利益ないんじゃない?って人はばあちゃん真似て神道だろうと仏教だろうと南無っていってみください、知らんけど神頼みよりは数倍ご利益あると思います(笑)
- お願い・期待は他人任せになる
- 思い通りにならなかったとき辛い
- 神に頼りすぎている
スピリチュアル的にご利益を得られる神社やお寺のお参りの仕方
ご利益を実際に得られるかどうかはまあ、それこそその人次第だと思いますが、一応、こういうお参りもありだよっていうのをお伝えしておきます。基本的に作法は守ってみたらいいと思います。
ぼくは神社マスターではないので作法やマナーについては詳しい方にぜひ聞いてください。
①近況報告
ぼくは神社やお寺に参拝するときは基本報告に行きます。まあ、そんなに敬虔な人でもないしズボラなので滅多にいかないんですけどね。
ただ、好きな神社には行くときがあって、近況報告します。とりあえず、最近いい感じだわー。とかちょっと嫌なことあったけど、まあなんとかなるわ。とか、最近うまくいかんけど一生これってことないっぽいわ。とかですね。超てきとうです(笑)
ネガティブなことはそこまで報告しても意味がないと思うので、なるべくたまたま嫌なこと続くけど・・的なニュアンスに留めておいた方がいいのかなと個人的には感じています。
②ありがとうと感謝
あとは、そこまで意識はしないんですけど、ありがとうとか言ったり、感謝はしています。
ただ、別に神様いつもありがとうございます!とかあなたのおかげで健康です、運が良いです!とかは言いません。
気軽に今日も天気良いわ。センキュー。お前もがんばれよ。って感じですかね、こんなこと言うとそれこそ罰当たりがありそうですが、ぼくは神っぽいエネルギーは常に在ると思っているのでそんなにかしこまらない気がします。
神社やお寺にももちろん寄るんですが、ぼくの勝手な感覚だと、そういうところに在るエネルギーや、そこにいるっぽい神様や仏様はじゃっかん猫のように天邪鬼なところがあるような気がします(笑)
だから、正直で良いんだと思います。
③ニーバーの祈り
基本的には、上記の①と②ができれば、ぼくは神のご利益的なのは100%、完璧完全にベストな形で得られると思います。すごく簡単でシンプルですね。
ただ、どうしても、神っぽいやつに縋りたいときもあると思うので、そんなときは、アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーさんのニーバーの祈りっぽい形がおすすめです。
どんな文言かというと以下の感じです。
[safe title=”ニーバーの祈り”]変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ
[/safe]こんなにかしこまらなくてもいいとは思うんですけどね。
ぼくなりにこれを解釈すると、「どうにかなることはどうにかなるし、どうにもならないことはどうにもならないから、自分は常にベスト尽くすから見守っててくれよ。」って感じですかね。
まあ、こんな前向きだったらそこまで神に縋る感覚になるのかは微妙ですけどね(笑)
神頼みから運をつくっていく練習を
スピリチュアルな視点でぼくが好きなのは、運任せとか、神頼みの要素をなるべく取りつつ、自分の軸で人生の舵取りをしていくところです。
だから、神様や仏様がいるっぽい神社やお寺もまったく一緒で、ぼくは、報告&感謝だけで十分だと感じています。とりわけ、神っぽいやつは誰にでもいるらしいですし、そのサポートとかご利益の類が途切れたり、なくなることはないらしいので。
そうなるとぼくらは自然と運を掴んでいったり、エネルギーをコントロールできるような感じが今のところぼくはしています。
- 近況報告
- 気軽にありがとうって言っておく
- 自分に軸を持ってくる
まとめ:神社やお寺は自分の波動やエネルギーを確認するためにお参りするといいかも
今回は少し、簡単ですが、神社やお寺へのお参りに関してピックアップしてみました。
基本的には、お願いして縋るよりも、報告したり、ラフな感じで南無って言っておけばいいで。という話ですね。ただ、これは、意識が現実をつくる視点に立っていたり、スピリチュアルっぽい感覚はなんとなくわかるみたいな人が共感できたらすれば良いんだと思います。
別に神様も仏様もそこまで懐狭くないし、暇ではないと思うので、神頼みされたからと言って、バチをあてたり、不幸にしたりすることはないでしょうね。
自分のエネルギーにあった神社やお寺は日本人であれば多い気が勝手にしています。
パワースポットだからいいとはぼくは思っていない派なんですが、より自分のルーツや、今の自分の波長にあった神社やお寺で近況報告すると、ちょっとラッキーなことが起きたり、シンクロがあったりはすると思います。
それは神様のおかげでもあるし、そこに気が付けた自分のおかげでもあったりするとぼくは感じています。
日本の神様仏様文化ってけっこう面白いしエネルギーも高めなので、ぜひぜひ自分の感覚を大事にしてたまにはそれっぽいことするのをおすすめしておきます。ぼくは神社に行くと日本に生まれて良かったなあって勝手に感じるときがあります。
神道や日本の神様については以下の関連記事でも書いていますので興味のある方は読んでみてください。
みなさんは、どんな参拝をしているでしょうか?また神様仏様と友達になっているでしょうか?
いつも読んでくださってありがとうございます!
ニーバーの祈り!!
また出会ってしまった…
初めて読んだときバァーンと心に響いて、どうしようもなかったです。
毎朝唱えたいほど、好き。
ここぞの時に近所の神社へお参りします。
お正月はもちろん、変わり目と思う時などです。
お参りの最後におみくじを引くのが好きです。
大吉しか引かないと決めて、それでいて今の自分にあったメッセージが欲しいと無理なことをグワワッと…
結果、大吉なのになぜか厳しめのおコトバだったり、ちゃんとしっくりくる内容なので、うまいこと行くものだなーと思います。
ちえさん、コメントありがとうございます!
ニーバーさんの生まれ変わりですね(笑)
大吉しか引かないっておもろいです。ぼくも今度やってみます~